高音の質:45
中音の質:40
低音の質:50
細やかさ:45
迫力:45
音場:40
遮音性:45
外観はFoKus Proより高級っぽく、個人的には好みです。実際の装着は、FoKus Proと変わらないように思えます。
密閉度が高く、ANC機能が無くても、充分通勤電車内の使用に耐えれます。しかしちょっと前のNoble Audioのユニバーサルのようなキラキラした所有感はありません。このあたりTWS全体にまだ安っぽさは拭えません。
機能的な違いの外音取り込みですが、オマケ的な機能の域を脱していません。その代わり、FoKus Proより圧倒的に通信切れが改善しています。FoKus Proでは新宿駅構内程度で電波干渉に悩まされましたが、FoKus Mystiqueは充分使用可能なアンテナ感度の実力を持っています。
ケースからの取り出しは、FoKus Pro同等に要改善が必要と思います。そして一番悪い点は「価格設定」。ドライバ構成からケースまで変わっていないにも関わらず、何故、数万円単位で価格アップさせる必要があったのか?
さて肝心の音ですが、FoKus Proから内蔵ドライバを配置を見直しコーアキシャルにしたことにより、音の芯がしっかりしたイメージです。FoKus Pro譲りの低音の素晴らしさもそのままで、個人的にはTWS最強と思います。屋外で使用する前提ですので、出音は近く、且つメリハリが効いた音ですので、JBL Tour Pro2同様に聞いていて楽しくなるイメージです。Van HalenやBon Joviなどハードロックに最高にマッチしており、反面、雰囲気を必要とするジャズやクワイエットストームは苦手ではないでしょうか。
上記では散々、悪い点も書いてしまいましたが、音を楽しむという面に於いては、末永く手元に置いておこうと思っているTWSです。