このイヤホンの一番の特徴といえば、完全ワイヤレスとしてはかなり大口径な10mmドライバーの存在ですね。XXシリーズが有名なJVCだけあって特に低域が質・量ともに気持ちいいです。ノイキャンの存在も相まって通勤通学にピッタリなテンション上がる音作りしてます。
その一方で高音も悪くはなく、ちょっとBAっぽいサラサラ感がある音です。もちろん解像は有線には敵いませんがほとんどの人は不満はないと思います。
ノイキャンですが、WF-1000XM3やAirpods proには敵わない(特に高域のノイズ)ですが、電車のゴーといった音はしっかり低減してくれるので、十分良いです。アンビエントサウンドは音楽+外の音というよりは、外の音にうっすらBGMで音楽が流れるといった感じで、またマイク自体の性能も良いのか外の音が自然に聞こえてきてまさに自分がドラマの一シーンに入り込んだような錯覚を覚えます笑。
またHA-A10Tの時、ケースが大きくてポケットに入れにくかった欠点もスタイリッシュに改善されていたり、電池もノイキャンで6時間、ノイキャンオフで8時間、ケース込みでノイキャンで24時間、ノイキャンオフで32時間とWF-1000XM3と同等レベルの長時間再生を実現していて良いです。
専用アプリのようなものがあるわけではないので、移動中はモードを変えるといったほどに高度なことはできない辺りは一万円なので割り切られたのかもしれないです。
またタッチセンサーですが、まだ買ってすぐなのであまり慣れないです。とはいえボタン式の耳に強く押し込まなきゃいけないよりはだいぶ快適ですね。個人的にはHA-LC50BTの本体一面全部押し込める仕様がとてもよかったのですが。
イヤーピースはHA-LC50BTのようなSSはついてきません。人によってはSでも大きいと感じるかもしれません。私はspiral dotのSを使っています。
すこし大き目なのとノイキャンやアンビエントサウンドモードの切り替え時のアナウンスがうるさめってくらいしか欠点はありませんね。
乱文になってしまいましたが、結論としては買ってよかったです。