音が非常にクリアです。

そんな陳腐な感想は他のイヤホンでも当然ありますが、このKAGUYA2が他と違う点は空気感や広がりを感じられ、かつ響きや艶のあるボーカルを最大限まで引き出しつつ、さらに楽器や打ち込みの音が非常に綺麗なことです。ノイズもありません。

別に信者でも何でもないですが、正直言って同価格帯では結構圧倒的かと思います。まずは聴いてみてください。他のハイエンドやこの倍のクラスのイヤホンもかなり聴いてますが、正直ちょっとびっくりすると思います。ジャンルにもよりますが、おかげで他のハイエンドの出番が減りました。

試聴した曲はジャズ、フュージョン、K-POP等。

高音

フワッと響く感覚があり上品です。もし変と感じる方がいるなら、それはそもそも聴く曲やジャンルが合わないか、単に残る余韻がご自身に合わないだけかと。

中音

ボーカル含め、埋もれずに綺麗に出ます。得意なところだと思います。

低音

空間を生み出すところにも使用され、 締まっていて十分な量で質も良いです。仮に足りないと感じる方は、上流がやや弱いのではと推測されます。

ボーカル

女性ボーカルは得意ですね。近くて艶があり余韻まで感じられます。

音場

コーラスなど左右に広く、楽器が上下へ響きます。ただイヤホン自体のクセは強くないので、上流次第でも変わります。

解像度

バキバキではなく、ナチュラル寄りで非常にクリアです。また一音一音を丁寧に鳴らしますが、かっちりしすぎず空気感は得意です。

まずシェルの美しさ、seeaudioのイヤホンはどれも綺麗な外観のものが多いですが、これは飛び抜けてると感じます。

音質についてはかなり表現が難しい。

まず、ボーカルは近めで男女共に艶やかに聴こえます。直近のボーカル特化イヤホン、StrawberryπやYUME4などのフィードバックがあるのかな？と妄想しました。

全体的には

繊細だけど迫力もあり、

ウォームだけどクールでもあり、

色々な要素が両立し調和がとれてます。

同じくBCドライバーを使った、Thieaudio originを所持してますが、このイヤホンは強烈な低音の中で他の帯域をどう聴かせるかという使い方をしてるように感じました（否定してません。気に入ってます。）が、KAGUYA2はまた違いますね。新しいイヤホンの表現と感じます。

seeaudioさんBC商品化初めてだったと思いますが一発目がこれは凄いですね。

上品で風格あるデザイン、骨伝導ドライバーを活かした唯一無二の音の表現力と質感、圧倒的な音の綺麗さに一目惚れして購入しました

筐体は小型で軽く、装着感はとても良いです

付属のケーブルも取り回しが良いです

イヤピはCoreirやSoftear UCなどの太めのタイプが使用可能です

一聴して思ったのはひとつひとつの音が圧倒的にクリアで綺麗です

解像度だけが高いのではなくて音が綺麗です

手持ちのハイエンド機と比較しても頭2つくらい抜き出ていると感じます

ボーカルは近めでハッキリ聞こえ、楽器も後ろに埋もれずハッキリ聞こえます

骨伝導ドライバーのおかげか低音は芯があり、サブベースまで黒めにしっかり出ています

高域も伸びやか

はじめは美音系イヤホンかと思いましたが、重低音も出せる万能イヤホンです

各帯域をバランス良く鳴らす基礎性能が高く、チューニングがハーマンターゲットカーブに寄せることに終始していないためか

イコライザーで低音を盛りまくっても音が割れたり膨らまず、全体のバランスも崩さずにゴリッゴリの重低音を出してくれます

例えるならどんなに激辛にしても美味しい料理

アシッドテクノなどを聴いても最高です！

また、音場表現は本機の最大の特長です

包み込むように近いけど狭くない

目を瞑って、ゆったりと聴いてみてください

まるで自分の頭が無くなったかのような感覚になります

頭という遮蔽物を無くして音の海に飛び込んだような聞こえ方をします

骨伝導ドライバーにありがちな頭の中で音が鳴るような窮屈な感じは一切なく、自然に音が広がっていきます

感動してプレイリストを一気に全て聴いてしまいました

メーカー曰く

「骨伝導ドライバーを使用することで、頭部陰影効果を排除」

「未体験の音響表現を実現」

とありますが納得です

ヘッドフォンやスピーカーとは違う、イヤホンならではのハイエンドな体験を出来ると思います

個人的おすすめイヤピは COREIR Brass

ボーカルに艶と余韻が増して、中音が響いてステージ感が出ます

Moondrop METEORのボーカルや64 audio nioの中低音に少し寄せた感じになります

聴く曲ジャンル

クラブサウンド（トランス、アシッドテクノ、EDM、サイケデリックトランス）、打込み系、JPOP、女性ボーカル曲、ロック

※アシッドテクノのみイコライザーで低音増し

あまり聴かないジャンル

クラシック、雅楽、JAZZなど生楽器系