スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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なおティー
e☆イヤホン
Astell&Kern
VIRTUOSO 【IRV-AK-VIRTUOSO】【~7/31まで! 買い替えキャンペーン!】
¥128,700 税込
上品さと迫力を兼ね備えた一台。
静かな気品をまとったヘッドホン、「VIRTUOS」がAstell&KernとULTRASONEのコラボレーションにより登場しました。
見た目は、全体的に限りなく黒に近いグレートーンで統一されていて、控えめな光沢と重厚感が特徴的。ハウジングには“×”模様のような筋がうっすらと入っており、あえて主張しすぎないデザインが、逆に個性として際立っていました。
装着感については、イヤーパッド・ヘッドバンド共に柔らかくかつ分厚いため、心地よくフィットします。ヘッドバンドの長さ変更は無段階調整で細かな調整がしやすい丁度いい塩梅の硬さをしています。
ハウジング部分は回転・折りたたみ可能で、持ち運びや収納にも配慮されています。
付属のケーブルはしっかりとした太さで作られており、触ってみた印象ではクセがつきにくく、絡まりにくそうな取り回しの良さを感じました。長く使っても扱いやすさがキープできそうです。
音質については、まず感じたのは深く沈み込むような重低域。質感は滑らかで、下支えする力強さを持ちながらも、全体の音を濁らせない絶妙なコントロールが効いています。高域はギラつきすぎず、それでいてぼやけない透明感があり、丁寧かつ心地よい音で思わずうっとり......。
全体の音場も奥行きがしっかりと感じられ、頭を中心に前後左右へバランスよく均等に広がるような自然な音場という印象でした。
まとめると、「VIRTUOS」はAstell&KernとULTRASONEが手を取り合って生み出した、見た目も音も静かに主張する上質な一台です!
一音一音と丁寧に向き合いたくなるようなその音を、ぜひあなたの耳で体験してみてください! -
どぅーら
e☆イヤホン 名古屋大須店
HiByMusic
R6 III(2025)
¥89,800 税込
視界を描くDAP
時を経て進化したオールラウンダー、HiByMusic「R6Ⅲ 2025」のご紹介です!
外観は「R6Ⅲ」のサイズをそのままに、背面にはダイヤモンドカットデザインが施されています。聴くだけでなく、眺める楽しさも感じられる仕上がりです。
スペック面では、搭載DACチップがES9038Q2M×2基からCS43198×4基へと刷新され、「R6Ⅲ」の特徴であった手のひらサイズのフラッグシップサウンドはそのままに、さらに深みのある音を味わえるようになりました。
また、「R6Ⅲ」にはクラスA/ABアンプ切り替え機能が搭載されており、スマートフォンのような操作感で瞬時に切り替えが可能です。両アンプにはそれぞれ微細な違いがあるので、今回はその体感を映像の画面比率と没入感に例えて、それぞれレビューしました。
【クラスAアンプ】
映像に例えると、画面比率16:9で上下左右に均等に広がる描写が印象的です。全音域に風のように緩やかに通り抜ける感覚があり、低音域は下方向深くから円錐形に締まっていきます。
中音域は高い解像度とパワフルさを併せ持ち、高音域は歯切れのよさが際立っています。試聴では、各音域のレスポンスが速いイヤホンや、伸びのある金属筐体のイヤホンとの組み合わせが非常に相性が良く感じられました。
【クラスABアンプ】
映像で言えば、画面比率2.35:1の横方向に広がる描写が特徴的です。クラスAと比べて、上下よりも左右に広がる音の抜け感が自然で、わずかにディレイエフェクトがかかったような独特な余韻があります。 軽快なスピードと重みがあるツーバス、フロアタムなどの低音域は上下方向のアプローチが狭まった分、よりハッキリと際立ちます。
さらに、中音域と高音域は一つの球体のように集まり、音が抜けていく際も厚みを損なわずに自然にフェードアウトします。そのため、ギターやコーラスの壮大さをバランスよく表現してくれます。
試聴した中では、ウォーム傾向で特有の定位や抜け感がある“真鍮筐体”のイヤホンとの組み合わせが抜群で、絶妙なバランスの弱ドンシャリサウンドがとても心地がよかったです。
前作とは異なる音色と軽快な操作感。さらにAndroid搭載により、現在主流のサブスクにも対応しています。これからサブスク対応DAPをお探しの方、または使い分け用にもう1台導入を検討している方にも、幅広くおすすめできる1台です! ぜひ店頭にてご試聴・ご検討くださいませ!
試聴音源
トゲナシトゲアリ/「視界の隅 朽ちる音(新川崎(仮))」
ヒステリックパニック/「Stray Cat」
イクノディクタス(CV:田澤茉純)/「Excellent Condition」 -
えんじ
e☆イヤホン 秋葉原店
64 AUDIO
U18t V2【64A-7488】
¥489,800 税込
「正確さ」の傑物
64Audioの最新作、「U18t V2」。
もはや天井かと思われた完成度を誇る、64Audioの名フラッグシップモデル「U18 Tzar」が、グレードアップして生まれ変わりました。
おすすめの方は、正直そうでない方を探すほうが難しいのですが、あえて言うなら、歯切れの良さを重視する方、迫力と繊細さのどちらも捨てきれない方、イヤホンで音楽鑑賞以外も楽しみたい方、といったあたりでしょうか。
基本的には純粋に本作のレビューをしていきつつ、随所で前作との比較も織り交ぜていければと思います。
音の仕上がりは、言及するまでもないほどに完成されています。
これは音楽鑑賞にとどまらず、音を使ったあらゆる音声・映像コンテンツに対して当てはまります。
オーディオに対して博識で、長年親しんできた愛好家の中には、理想とのズレを感じられる方もいらっしゃるかもしれません。自身の趣向を正確に把握していればいるほど、オーディオの旅は長きに渡るというのは、一つの宿命です。
ただ、とにかく音楽が、映画が、エンタメが好きだという方にとっては、生涯の相棒となり得る可能性すら秘めています。
いい意味で傾向が少なく、全方位に自在な表現を見せるこのイヤホンに、死角はないように思えます。
細分化していきます。
全体の温度感としては硬質でクール寄りな印象ですが、そもそもの出音が華やかなので、分析的な側面を持ちつつも単調に聴こえないのが圧巻です。
スマートな高域に、アタック感の強い低域。若干近めで頭蓋に広がる中域すべての解像度が申し分なく、豊かな空間表現による定位も確かなものがあります。
特に高域表現の緻密さには目を見張るものがあり、細やかでありながらシャープ。抜け感も抜群です。
低域のキレ味も見事で、出所、質感、余韻感、そのすべての描写が正確です。
中域は、個々の鳴らし分けと、混ざり合ったときのグルーヴ感どちらの表現にも巧みさがあり、一体どういうからくりが?と尋ねたくなるような鳴り方でした。
分解能という言葉では片付けられない、まさに「表現力」と呼ぶにふさわしい佇まいです。
全帯域・全パートが完璧に近い形で分離していると同時に、一体感をもって空気感の創造もできています。不思議です。
正確であることと、単調や平等であることは全くの別物であると諭されるような、見事な描き分け、演出力です。
初代との違いとして、印象の強かった華やかさは初代の方が顕著であり、V2ではケーブルのリニューアルによって、無慈悲なほどに正確無比な瞬間も生まれています。
これは、音の質が若干硬質になったことや、余韻や響きの割合を幾分か輪郭描写に振ったことに起因するように思います。低域の幹が太くなって重心が低くなったことも、要因かもしれません。
とはいえ、これは優劣ではなく、完全に好みの問題であると言い切れます。
強いて言うなら、音数の多さやスピード感に特徴のある現代のヒットチャートとの相性は、今作に軍配が上がるのかもしれません。
どんな楽曲・構成でも難なく鳴らしてみせるこの余裕が、「圧倒的」という本機の印象をさらに強めます。
音色に関しても、音の質感の硬軟、余韻とキレ味、歪みなどを含めて鮮やかに描き分けるので、ジャンルや構成、録音環境なども含めて、すべて適切な表現に仕上がっています。
加えて、冒頭で「刺さらない方もいるかも」と述べましたが、そこもカバーし得る可能性があります。
その根拠は、64Audioの独自技術であるApexモジュールの存在です。
空気圧の調整で低域の量感や遮音性を調節できるこちらのアイテムは、イヤホンの特性によって付属しているモジュールが異なっており、中にはほとんど流通しなかったものもあったと記憶していますが、本作には現在までにリリースされた全てのモジュールが付属しています。
デザインも本作に合わせたオリジナルカラーとなっており、本作へ懸ける思いが伝わってくるようです。
この完成度に、さらなる表情の変化まで見せてくれるなんていい意味で、やりすぎです。
以上が「U18t V2」の紹介となります。
年代を問わずジャンルレスに様々な音楽を嗜む愛好家の方にこそ、一度お試しいただきたい逸品です。
小編成から大編成、国内外のヒットチャート、電子音、生楽器、ASMR、それらの特性を複数内包するような楽曲やライブ音源まで、難なくカバーしており、伴って映像作品も重厚感たっぷりで楽しめます。
現代のコンテンツには欠かせない空間オーディオに対しても、音場・定位の両面からアプローチされており、相性は抜群です。
試聴機は、e☆イヤホン秋葉原店と大阪日本橋本店にてご用意しております。
お近くの方はぜひ、様々なコンテンツで、モジュールも換えながら、極上のサウンドをご堪能ください。
店頭でお待ちしております。 -
しろかぜ
e☆イヤホン大阪日本橋本店
Flipears
ARTHA
¥297,000 税込
万能をあなたの手に!!
シンプルながら、スイッチの切り替えによって4通りの個性的なサウンドを鳴らせるモデルです。
【音質について】
○ SWITCH 1 - OFF | SWITCH 2 - OFF(バランス)
全体的にフラットでバランスの取れた印象を受けました。
ボーカルがやや前に出ており、他の帯域が控えめなため、ずっしりとした重みがありつつもバランスの取れたリスニングライクなサウンドに仕上がっています。
ボーカルをじっくり楽しみたい時におすすめです。
○ SWITCH 1 - ON | SWITCH 2 - OFF(バスブースト)
(バランス)と比べて、前に出ていたボーカルがやや引き、その代わりに低音が前面に出るようになりました。
全体的に厚みが増し、迫力満点の低音を鳴らすことができます。
EDMやロックなど、力強い低音を楽しみたい時におすすめです。
○ SWITCH 1 - OFF | SWITCH 2 - ON(高域拡張)
高域の表現力が一気に向上しています。
繊細な音のニュアンスが際立ち、まるで生演奏のような上品なサウンドが味わえます。
クラシックやオーケストラなど、音の広がりや奥行きを楽しみたい時におすすめです。
○ SWITCH 1 - ON | SWITCH 2 - ON
一言で表すなら「超パワフルなサウンド」。
まるで別機種のように、すべての帯域が一段階以上押し出された印象を受けました。
不得意なジャンルがないのでは?と思えるほど繊細かつパワフル。
全力で音楽を楽しみたい時におすすめです。
【ユニバーサルとの違い】
ユニバーサルモデルと比べると、低域の抜けが良く、よりモニターライクなサウンドになった印象です。
さらに、カスタムIEMならではの装着感により、全体的な解像度や臨場感が向上したように感じました。
ジャンルを問わず楽しめる、4通りの個性を鳴らせる万能機が欲しい方におすすめ!
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はまちゃん@PR部のリーダー
e☆イヤホン
SONY
WH-1000XM6
¥59,400 税込
凄すぎ。M5から未だ進化するのか?!
ワイヤレスのオーディオ製品の音質向上には、どうしてもSoCの存在感が強いです。ソニーの強いところの1つは、SoC部分も自社内で開発できるところです。今回のM6も「QN3」が搭載されていて、これがノイキャンの精度のみならず、音質向上の面でも貢献しています。
流石のクオリティでした。基本的なサウンドの方向性は変わっていないと感じていますが、明確にM5からブラッシュアップされた、と感じました。
高音部分の伸びは華やかですし、中音域の情報量もかなり充実していると感じます。第一印象としては、すっきりしたイメージを持たれる方がいいかもしれません。そんなクリアーな印象があるにも関わらず、低音の深さ、厚みが増しているのはとてもすごい事です。
迫力は感じつつも、「うるさく」感じにくいと思います。これは、中低域の解像度の向上があって、低域に感じる迫力が量感によるものではなく、質によるものだからではないかと考えています。
そもそもクオリティの高いM5を、さらに良くした、渾身の1品です。
是非、動画でのレビューも参考にしてみて、ご試聴、ご来店くださいませ。 -
NT
e☆イヤホン
AZLA
ERINYS II
¥49,500 税込
ゲームや音楽に“没入”できるゲーミングイヤホン
イヤーピースの「SednaEarfit」シリーズなどで知られるAZLAと、プロフェッショナル向けカスタムIEMブランドとして有名で、過去には大人気の有線イヤホン「SUPERIOR」を世に送り出したqdc。この2社がコラボレーションし、ハイエンドゲーミングIEM「ERINYSⅡ」が誕生しました!
【外観・装着感】
ハウジングには、自然石を加工して作られた黒と灰色が融合したフェイスプレートが採用されており、「ERINYSⅡ」の文字が光る、洗練されたデザインです。また、半透明のシェル部分からは内部の基板が見える仕様で、ゲーミング感がありつつもシックでクールな印象に仕上がっています。
実際に装着してみると、さすがqdcといったフィット感の良さで、耳の形に沿ってデザインされたハウジングがズレにくく、密閉感も高いため、ゲームや音楽に集中しやすいイヤホンだと感じました。
今回のイヤホンには、専用のシリコンイヤーピース「SednaEarfit SE1500」が6サイズ、体温で変形してフィットする「SednaEarfit XELASTEC II」も6サイズ付属しており、自分に最適なタイプとサイズを選ぶことで、さらに装着感と密閉感を向上させられます。
【機能面 / 付属品】
「ERINYSⅡ」は付属品も非常に充実しています。イヤーピースは2種類・各6サイズに加え、ケーブルはマイク付き・マイクなしの2種類が付属。さらに、3.5mmアンバランス、2.5mmバランス、4.4mmバランスの変換プラグも揃っており、さまざまな環境に対応可能です。PCユーザーはもちろん、スマートフォンでゲームを楽しむ方もDACケーブルを使うことで快適に使用できます。
【音質】
実際に「ERINYSⅡ」でゲームをプレイしてみると、まず感じたのは自然な空間表現でした。まるでゲームの世界に入り込んだかのような没入感があり、定位感の高さも相まって、キャラクターの声や環境音の位置が非常に明確に分かります。風の音や葉擦れ、足音、銃声、リロード音などの環境音やSEもリアルに再現され、キャラクターの声は非常に聴き取りやすく、映像コンテンツでも息遣いや囁き声まで生々しく感じられました。
リスニング用途でも充分楽しめる音作りになっており、特に弦楽器との相性が抜群です。コントラバスなどの低域はしっかりと支え、ヴィオラやヴァイオリンの中低音域〜中高音域は豊かに響きます。超高音域の金属的なシャリつきは抑えられ、全体的に温かくまろやかなサウンドです。
また、空間表現に優れているため定位感も抜群で、オーケストラでは各楽器の位置が明瞭に感じられます。ロックやポップスではボーカルが前に出る印象で、クリアな声と定位の良さが相まって、自然で生々しい歌声を楽しむことができます。主にFPS向けのチューニングですが、ゲーム全般や動画、映画の視聴にも非常に適したイヤホンだと感じました。
【まとめ】
AZLA「ERINYSⅡ」は、ゲーミングはもちろん、音楽やASMR、動画・映画など多彩な用途に対応できるゲーミングイヤホンです。とりわけ、声の表現力と空間表現の巧さ、弦楽器との相性の良さが際立っています。
・没入感の高い音でゲームや映像コンテンツを楽しみたい方
・弦楽器を用いた楽曲が好きな方
・ボーカル曲やASMRなど、声を聴くのが好きな方
そんな方にぴったりのゲーミングイヤホンです。各店舗で試聴が可能で、「ゲーミング AKIBA」では実際にゲームをプレイしながら試せますので、お立ち寄りの際はぜひご体感ください!
【試聴環境】
・iPhone 15plus→iBasso Audio DC04PRO→AZLA ERINYSⅡ
・ゲーミングPC→変換ケーブル→AZLA ERINYSⅡ
【試聴楽曲など】
・L.v.Beethoven『交響曲第7番』
・D.Shostakovich『String Quartet No.8』
・平沢進『金星』
・試遊したゲーム→『Valorant』
・『BLUE PROTCOL』のプレイ映像 -
れんれん
e☆イヤホン
FIIO
DM13 BT
¥26,950 税込
存在感あふれる濃密サウンド!豊富な機能を手軽に持ち出そう
【優しく手に馴染むデザインと、どこか懐かしい顔つき】
本体を手に取ると、サラリとしたアルミの質感が心地よく、角が丸く整えられたフォルムはクールさの中にもやわらかさを感じます。底面にはゴム足が付いていて、机の上でもしっかりとした安定感があります。
正面のディスプレイは、昔のCDコンポを思い出させるようなセグメント表示で、どこか懐かしさを感じさせるデザインです。ノスタルジックな要素を含みつつも、全体的に現代のポータブル機としてしっかりまとまった印象を受けました。
【屋内外で大活躍!シーンを選ばない使い心地】
内蔵バッテリーは最大10時間の連続再生が可能で、持ち運びでも安心。さらに、USB電源だけで動作する「D.MODE(デスクトップモード)」を搭載しており、家でじっくり使うときはバッテリーへの負担を抑えられるのもポイントです!
また、スペック表には記載されていませんが、電源を入れ直しても直前に聴いていた曲の途中から再生ができる、「レジューム機能」が搭載されていました! 他にも気に入った曲を登録できる「お気に入り機能」など、豊富な機能も魅力的です。
【厚みと勢いのある濃密なサウンド】
音質は、デュアルDACとデュアルアンプ構成の効果もあり、全体的に厚みがあってパワフル。それでいてギラつきすぎず、まとまりのある濃いめのチューニングが印象的です。
ボーカルは空気をふくんだように自然に浮かび上がり、ささやくような歌声も伴奏の中でしっかりと聴き取れます。特にストリングスやカッティングギターがバランス良く前に出て、楽曲全体にプラスされた厚みと勢いをしっかりと感じられました!
【まとめ】
FIIO「DM13 BT」は、懐かしさと現代の機能性、そして濃密なサウンドを丁寧にまとめたCDプレーヤーです。ポータブル用途はもちろん、据え置き機としても高い満足感を得られる一台だと思います。ぜひお試しください!
【試聴楽曲】
Daft Punk / Give Life Back to Music
MAISONdes / トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ
星街すいせい / stellar stellar
坂本龍一 / 戦場のメリークリスマス -
ワット
e☆イヤホン大阪日本橋本店
HiByMusic
Project Ace Special Edition
¥44,900 税込
音像が明瞭で、低音域の厚みが欲しい方にオススメなリスニング向けイヤホン!
一聴して感じたのは、まず低音域の厚さです。
かなり低い帯域からにじみ出てくるような重低音と、その少し上にある弾むような低音。この2つの層がしっかりと感じられ、低音好きにはたまらない仕上がりだと感じました。
その後、少し細かく聴いてみると、低音域がしっかりと網羅されていると感じられるのは、音像の明瞭さがあるからこそだと思いました。
音の粒が明確で、それぞれの帯域が干渉せず、音楽を素直に楽しませてくれるような音色だと感じます。
装着感に関しては、前作と同じく少し大きめのハウジングのため、耳のサイズが合わない方はイヤーピースの素材などを厳選して、ハウジングの重みをしっかり保持できるものを選んでいただくのが良いと思います。
また、音が明瞭であるがゆえに、左右の装着ポジションがずれていると音の違和感を感じやすいため、サイズや装着位置の調整は丁寧に行ってあげてください。
見た目は前作と同じくメタリックな印象ですが、色がド派手なパープルに変わりました。好みは分かれるかもしれませんが、個人的にはすごくカッコいいと思います!
仕様面においては、マルチプラグではなく4.4mmバランスプラグに変更されたため、その点は購入前にご注意ください。
アンバランス接続で使用される場合は、別途変換プラグなどをご用意くださいませ。
総合的に、前作の音を踏襲しつつも、音像の明瞭さをグッと向上させたアップグレードモデルだと感じました。
クオリティの高い低音域を楽しみつつ、やや低音寄りのモニター用途としても活用できると思います!
e☆イヤホンにお越しの際は、ぜひご試聴くださいませ! -
セイラ
e☆イヤホン
HUAWEI
FreeArc
¥18,800 税込
透明感のあるクリアな中高域と、軽やかに跳ねるサウンド
ボーカルの聞き取りやすさと、中高域の繊細な表現が際立つワイヤレスイヤホンです。耳の形に沿ってしっかりとフィットするこちらのイヤホンは、「ながら聴き」におすすめのデザイン。耳の中までピッタリとは装着しないため、聴き疲れしづらく、装着している感覚もほとんどありません。スポーツ用イヤホンとしての使用にもおすすめです!
耳の形に沿ったデザインに、黒のカラーリングとロゴがあしらわれたシンプルな外観で、どんな服装やシーンにも自然になじむ印象です。軽量ながらズレ落ちる心配も少なく、移動中でも安心して使用できると思います。また、防水機能や音漏れ軽減機能も搭載されており、充電ケースと本体を合わせて最大28時間のリスニングに対応している高機能イヤホンです。
音質については、音の輪郭がはっきりとしており、特にボーカルの表現力が豊かで、しっかりと前に出てくるため、声の細かなニュアンスまで感じ取れます。各楽器の音もきれいに分離されていて、音が混ざりすぎることなく、楽曲の構成が明瞭に伝わってきます。
中域から中高域にかけては透明感があり、とても魅力的。音の一つ一つがきれいに響き、繊細ながらも芯のあるサウンドに仕上がっています。低音も軽すぎず重すぎることもなく、深く刺さるような重低音の圧はあまり感じられませんが、ナチュラルで聴き疲れしない低域が印象的でした。
ヒット音やビートの跳ね感も良好で、リズムに合わせて音が小気味よく弾む感覚があります。テンポの良い楽曲との相性も良く、音が前に出てくるような「近さ」があり、ライブ感のあるサウンドを楽しめます。まるで耳元で演奏されているような臨場感があり、音楽に自然と引き込まれる心地よさがあります。外音取り込み機能も程よく、遮音性を保ちつつも周囲の環境音がうっすらと聞こえるため、屋外での使用にも安心感があります。
全体を通して、音の輪郭がはっきりしており、特にボーカルは豊かで繊細なニュアンスまで感じ取れます。中高域には透明感があり、低音は自然で聴き疲れしにくい仕上がり。全体としてバランスの良いサウンドが楽しめます。音が近くに感じられるライブ感や臨場感があり、外音も程よく取り込めるため、屋外での使用にも最適です。
・ボーカルをクリアに楽しみたい方
・跳ね感のある楽曲をよく聴く方
・外で使うイヤホンにも音質にこだわりたい方
・軽くて疲れにくいリスニングを求めている方
そんな方におすすめのイヤホンですので、ぜひ一度試聴してみてください!
【試聴環境】
試聴イヤホン:「HUAWEI FreeArc」
試聴プレイヤー:iPhone -
みーさん
e☆イヤホン
Nostalgia Audio
Durandal(Universal Fit)
¥429,000 税込
Nostalgia Audioが放つ聖剣
設立2020年、新進気鋭のIEMブランド「Nostalgia Audio」より、聖剣の名を冠した「Durandal」のご紹介です。
まず一聴して感じたのは、音の立ち上がりの早さです。今回の試聴では、シンセ主体で音数の多い楽曲を使用しましたが、各帯域が埋もれることなく、しっかりと棲み分けが感じられ、タイトでキレのあるキャラクターであると感じました。とはいえ、悪い意味での元気さではなく、まとめるべきところはきちんとまとめられており、長時間のリスニングでも聴き疲れしにくいサウンドとなっています。
今回は4.4mmプラグのバランス接続で試聴を行いましたが、音場の広さや定位感についても、程よい塩梅に仕上がっています。オールジャンルにそつなく対応できるイヤホンではありますが、前述のように打ち込み系のサウンドを気持ちよく鳴らしてくれるため、ユーロビートやフューチャーベースなどのEDM、シンセポップ、チップチューンといった音楽との相性は非常に良好です。一際目を引くフェイスプレートのデザインも、所有欲を十分に満たしてくれるのではないでしょうか。
ぜひ店頭にてご試聴・ご検討ください!