スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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えっさん
e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
R9 【FIO-R9-S】
¥269,940 税込
できたらいいな、はこれ一台で。
【ポイント】
・1台で様々な役割を果たす据え置きプレイヤー。
・前機種『R7』にはなかった『AV IN/OUT/ARCモード』が新たに搭載。
【デザイン】
シンプルな四角形デザインで、メタリックなカラーと鏡面仕上げが高級感を演出します。側面のハニカム構造が効果的な放熱を提供し、クールな印象を与えます。前機種『R7』よりも大きさは若干増していますが、デスクトップに圧迫感はありません。
【機能】
多様なモードが搭載されたデスクトップオーディオストリーマー。AndroidモードではSpotifyなどのアプリがスムーズに動作し、6.0インチFHDディスプレイも操作性が高いです。さらに『AV IN/OUT/ARCモード』の追加により、オーディオビジュアルの楽しみ方も広がりました。
【音質に関する感想】
FIIO『FT5』およびSENNHEISER『HD 800S』での試聴結果をまとめました。
まず、FIIOが開発した『PureMusicモード』では、中域がはっきりとし、高い解像度で音が鳴る印象を受けました。音場は適度に広がり、ボーカルが前面に出るような音の鳴り方をします。低音と高音が少し強調されていますが、ドンシャリサウンドとは異なり、多様な音楽ジャンルを自然に楽しむことができるでしょう。
次に、『Bluetooth受信モード』でのLDAC設定による試聴では、『PureMusicモード』の有線接続と比較して音質の差は感じられるものの、ハイレゾに相当する高音質で力強い音が楽しめました。このモードは様々なデバイスからの音楽再生に対応しており、多くのコーデックがサポートされています。
また、ゲインレベルは5段階から選べるため、高インピーダンスのヘッドホン(例:HD800S)も問題なく使用できると感じました。
このレビューが音質に関しての参考になれば幸いです。
【総合評価】
『R9』はこれ一台でデスクトップオーディオの可能性を広げるオールインワンデバイスです。デスクトップをスマートに整理し、空間をクレバーに活用します。
【総合すると…】
デスクトップオーディオストリーマー「Rシリーズ」の最上位モデルである「R9」は、多様なモードを搭載しており、これ一台でデスクトップオーディオの多くをカバーできます。
さらに、前機種「R7」にはなかった「AV IN/OUT/ARCモード」を新たに搭載したことで、オーディオビジュアルも楽しめるようになりました。
まさしく、オールインワンデバイス。これ一台でデスクトップをスマートに整理し、空間をクレバーに活用。豊富な入出力端子により、可能性は無限大です。
デスクトップオーディオを追求したい、デスクトップをコンパクトにまとめたい、デスクトップを始めてみたい方に、オススメのネットワーク対応据え置きプレイヤーです。
【試聴環境】
・『PureMusicモード』: TM NETWORK『Get Wild』、Ado『うっせぇわ』
・『Bluetooth受信モード』: チューリップ「サボテンの花」、X JAPAN「Rusty Nail」 -
おってぃ
e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
夢回 – Golden Ages
¥14,400 税込
音良し!見た目良し!コスパ良し!音の分離感◎‼
同ブランドが昨年リリースしたSPACE TRAVELに次いで、個人的に楽しみにしていた今回の機種は、音質もコストパフォーマンスも期待以上のクオリティでした! そこでSPACE TRAVELとの比較も織り交ぜながらレビューしていきます。
【外観・使用感】
何といってもまずはポップな配色とデザインが印象的です。ケースのテープレコーダーのようなデザインは非常に目を引く印象で、ドライバー構成が文字で表記されているなど、メカニカルなデザインがとても魅力的です。イヤホン本体の形状・大きさは、SPACE TRAVELと比べて目視で同じでしたが、耳に入る部分のサイズ感は標準的で、スティック部分がやや細くゆとりがあり、女性を含む幅広いユーザーにフィットしやすいと思います。
【機能】
<ノイズキャンセリング>:同じ価格帯のイヤホンの中ではキャンセリング性能が高いと感じました。店内スピーカーから数メートル離れると、BGMはほとんど聞こえなくなりました。エントリークラスからの乗り換えを考えている方々にとって、非常に魅力的な選択肢です。
<外音取込み>:取り込む音の音量はやや大きめでした。遠くの環境音のほうが近くの音よりも自然に聞こえました。外の音をしっかりと拾いたい方にはおすすめです。
<マイク性能>:声の収録品質は標準的なワイヤレスイヤホンと同等です。声を拾う音量が大きめなので、しっかりと収録できて安心感があります。収録時の周囲音のキャンセリングも強く、外に出ても環境音が気にならない程度でした。意識的に低い声で話してみると、時々声が環境音の周波数帯と被って低減されることがありました。対面での会話のような話し方をすると、このイヤホンのマイク性能を最大限に活かせるでしょう。
【音質】
基本的な帯域バランスが良く、特に中高域に比べて低域の存在感がありました。SPACE TRAVELと比べて全体的に音の太さが増しているようです。最も印象的だったのは音の分離感です。エントリークラスの価格帯とは思えないほど、各楽器の聴き分けが容易でした。「ガヴリールドロップキック」の間奏での女性ボーカルが非常に聴き取りやすかったです。音場はやや広く、各パートの位置が明確に分かり、楽器間の距離感が理解しやすいです。特にギターとボーカルの存在感が際立っており、FUZZのような歪みからクリーンサウンドまで、音の細部までクリアに聴けました。
【まとめ】
このイヤホンは見た目が特徴的で、ファッションアイテムとしても素晴らしいですし、音質も価格以上の価値があると感じました。特に、各パートの位置分けが明確で、音の分析力も高いため、ボーカルパートが多い楽曲や均等に配分された楽器のPOPSに最適です。楽器も声も均等に聴きたい方には、ぜひおすすめしたいです。
【試聴環境】
iPhone 14(iOS 17.4.1):AAC接続
再生アプリ:Amazon Music
【試聴楽曲】
・「命の容量」/ユアネス
・「夜永唄」/神はサイコロを振らない
・「夜永唄 - THE FIRST TAKE」/神はサイコロを振らない
・「月光浴」/ヨルシカ
・「ガヴリールドロップキック」/ガヴリール・ヴィーネ・サターニャ・ラフィエル
・「ここで生きてる」/Mary&jon-YAKITORY
・「革命デュアリズム」/水樹奈々
・「Heaven and Hell」/DUSTCELL -
かやちゃん
e☆イヤホン 秋葉原店
Razer
BlackShark V2 X USB 【RZ04-04570100-R3M1】
¥6,980 税込
USB接続に対応した超軽量ヘッドセット。さらに快適になりました!
大人気のエントリーヘッドセットがUSB接続になって登場! USB端子一つで音の出力とマイクの入力がこなせるので、接続するコードも少なくなり、利便性が向上しています。一般的なイヤホンジャックに挿す場合と音の傾向や利便性が変わってくるので、通常版の「V2 X」とも比較していきます。
・外観と装着感
カラーはブラックの一色のみ。Razerを代表するグリーンのロゴとケーブルが目を引きます。航空機用のヘッドホンのような見た目で、着用したときに気合が入りそうです。
見た目に反して本体重量は約240gと軽量なうえ側圧も優しいので、頭が痛くなりにくいです。イヤーパッドは肉厚で、装着感の向上はもちろん、側圧の優しさが故の遮音性の低下を防いでくれます。
・音
量感がやや多めで広がりのある低音が特徴的で、臨場感があります。中高音はハッキリとしていて聴きやすく、全体的に見るとバランスの良い音作りだと感じました。
音の距離はやや近く、一つひとつの音を認識しやすいです。通常モデルよりもノイズが少なく、クリーンで輪郭のはっきりしたサウンドです。
・マイク音質
単一指向性マイク(カーディオイドマイク)やマイクミュートボタン、ボリューム調整ノブなど、ゲーマーが必要としている機能をバッチリ搭載しています。
同メーカーのエントリーヘッドセット「Kraken」との比較ですが、足音の聴きやすさや迫力を求めている方は「Kraken」、装着感やバランスの良さを求めている方は「BlackShark V2X」が良いと感じました。
店頭で実際にご試聴いただけます。機会がありましたら、ぜひお越しください! -
かやちゃん
e☆イヤホン 秋葉原店
Razer
Kraken V3 HyperSense
¥15,980 税込
ヘッドホンが振動⁉臨場感あふれるゲーム体験をしたい方におすすめです!
Razerのヘッドセットの定番「Kraken」の音や機能、外見をアップグレードしたモデル。唸るような低音と臨場感をより感じられる「振動システム」が魅力的です!
・外観と装着感
Krakenシリーズらしい丸みを帯びた特徴的なフォルムに、ハウジングの光るRazerロゴが最高にクールです。配信でヘッドセットを見せる機会のある方や、光らせてテンションを上げたい方におすすめです。側圧は少し強めですが、肉厚のイヤーパッドのおかげで窮屈な印象は受けませんでした。
・音
低音が強かった「Kraken」と同様に、こちらもかなり強く低音が出ています。量感が多く、低音好きはたまらないでしょう。また、高音も元気に鳴っており、低音に埋もれるようなことはありません。
・機能面
なんといっても「振動する」ことがこのヘッドセットの一番の特徴だと思います。低音に反応して、その量感に合わせて振動の強弱が変わります!
FPSやRPG、映画でも「その場にいる」と錯覚させるような臨場感を体感できます。また、音を聴き取ることに集中したい時は、振動をOFFにできるのでご安心ください。楽しみたい時はONに、じっくり聴きこみたいときはOFFに切り替えができるのは◎
店頭でご試聴いただけます! ぜひお越しくださいませ! -
やまぐ
e☆イヤホン 秋葉原店
SUPERTFZ
MY LOVE GT
¥6,435 税込
メリハリのあるドンシャリ
きっぱりV字を描くドンシャリなサウンドが特徴的な一本です。
低域の押し出しは強めですが全体の明瞭度が上がっている分、中高域の量感が増えたように感じます。とても気持ちよく聴けるので、気軽に音楽にのめりこみたい方におすすめです。
また、同社の「MY LOVE2022」をブラッシュアップした一本で、疾走感のあるサウンドはそのままに帯域のバランスを整えた印象です。
全体的にメリハリがあり中高域のバリつきもなく、ちょうど良い塩梅で各帯域が鳴っています。音は近めで声や楽器が聴きやすいので、楽曲を芯まで聴きこみたい方におすすめです。 -
e☆イヤホンスタッフ
e☆イヤホン
Pai audio
PLIISEN777【PAI-PL777】
¥64,800 税込
ウォームとクールのコントラストが絶妙な有線イヤホン
【ポイント】
・バランスの良いドンシャリ傾向の音を奏でる有線イヤホン
・オプションとして4.4mmプラグ採用のケーブルが別途販売
【音の印象】
低音域に関しては、厚みや量感をしっかりと味わえる音作りで、ウォームな印象です。アタック感はしっかりとありつつも、角がなく丸さを感じられます。音抜けは速めで、間延びした印象は受けませんでした。
ボーカルや高音域に関しては、ウォームな印象の低音域とは対照的に、クールな印象です。ボーカルはやや遠い印象を受けますが、ボーカルの近さに特化したイヤホンと比較すると「自然さ」という点において優れており、楽器の音との一体感がありました。高音域に関しては抜けが良く、立ち上がりも速く感じました。
【まとめ】
「PLIISEN777」はウォームな低音域とクールな中高音域のバランスが良い、ドンシャリ傾向のイヤホンです。どの帯域の音も他の帯域を邪魔するような混濁感がなく、スッと耳から脳に音が入ってくるような感覚を覚えました。是非お試しください!
【試聴環境】
iPhone 14 Pro→RADSONE ES100→Pai audio PLIISEN777
【試聴楽曲】
IVE Feat. Saweetie - All Night
NewJeans - OMG -
かやちゃん
e☆イヤホン 秋葉原店
audio-technica
ATH-S120C (USB Type-C用ヘッドホン)
¥3,960 税込
利便性と迫力のあるサウンドを手に入れよう!お手軽ヘッドホン!
「ATH-S120C」はどこでも音楽や動画視聴、ゲームが楽しめるような快適さを重視したヘッドホンです。特にType-C接続や折り畳み式といった利便性に優れた機能が搭載されているのがとてもいいですね!
今回はゲームで使用することを想定したゲーマー目線でもレビューします!
・外観と装着感
定番のブラックとパステルカラーのブルー、バイオレットの三色展開です。主張しすぎないカラーリングなので、洋服や気分に合わせてオシャレに着用できます。
本体が約110gと非常に軽量かつ、耳の上に置くオンイヤー型のヘッドホンなので圧迫感はほとんどなく、快適に装着できます。
・音
小柄な見た目からは想像できないパワフルな低音が印象的です。特に低音好きの方にはたまらないでしょう。中高音は低音に負けず、明るく元気に鳴ってくれます。
もちろんFPS等のシューティングゲーム用にもおすすめできますが、個人的には音ゲーやRPGといった音楽が重視されるゲームにおすすめしたいです! ぜひ、迫力のあるサウンドで楽曲やBGMを楽しみましょう‼
・機能面
Type-C接続が可能なので、Android端末やiPhone15・iPadなどのタブレット端末やSwitch・PS5といったゲーム機器にも簡単に接続できます。さらに、本体は折り畳めるので、外出時も気軽に持ち出せます。シーンを問わず、どこでもゲームが楽しめますね。
店頭では実際にお試しいただけます! 機会がありましたら是非お越しくださいませ!
試聴楽曲: 雄之助「Awake Now」
Ayase「シネマ」 -
かやちゃん
e☆イヤホン 秋葉原店
JBL
QUANTUM TWS
¥17,820 税込
家でも外でも快適なゲームライフを!超低遅延ワイヤレス×ノイズキャンセリング
JBLから登場したゲーム向けの、ノイズキャンセリング&外音取り込みを搭載した完全ワイヤレスイヤホン。私のお気に入りポイントは3つです!
・優秀な2.4Ghz接続
・程よい低音と伸びやかな高音
・充実したアプリケーション
この「QUANTUM TWS」には2.4Ghz接続のできるドングルが付属していて、遅延をごくわずかにまで抑えてくれます! そこで、実際にスマートフォンやPCに接続し、FPSゲームと音ゲーを試してみました!
FPSではほとんど違和感がなく、音ゲーではほんの少しだけ違和感があったものの、ちょっとした判定タイミングの調整で修正できる範囲でした。また、スマホのアプリケーション専用ではありますが、映像とのズレを抑える「リップシンク」機能を使うと2.4GHzの機能をさらに高めてくれます。
音は低音が程よく前に出てきてくれます。足音などが聴きやすいのはもちろんですが、個人的には中高音を邪魔しない量感に調整されているのが好印象です。どうしても迫力や足音を重視すると、その他の音が置き去りになってしまうことがあるので、その点このイヤホンはうまく作られているなと感じました。中高音もはっきりとしていて明瞭度が高く、キャラクターボイスや銃声その他の環境音も聴きやすかったです。
さらに、アプリケーションでのカスタマイズの幅が広くて驚かされました。
イコライザーの「BATTLE GAMING MODE」は足音が聴きやすくなり、ゲームを有利に進められます。音の分離感も少し上がり、銃声の聴き分けも◎。上記のリップシンク機能を併せて使用すれば完璧です。他のイコライザープリセットも使いやすいものが多く、音楽を聴く際にも使えて便利ですね。
他にもノイズキャンセリング機能や音声のみをピックアップする6つのビームフォーミングマイク、ライティングなど、機能がてんこ盛り! ゲームだけではなく、普段の音楽鑑賞用にもガンガン使っていける優秀なイヤホンです。様々なシチュエーションでの使用を考えている方にぜひ手に取っていただきたい製品です。 -
サニー
e☆イヤホン 秋葉原店
Panther Audio
幻神(Genshin)
¥39,600 税込
豊かな低域と確かな高域
今回ご紹介するのはPanther Audioからリリースされた2Pin 4.4mmバランスケーブル「幻神(Genshin)」です。こちらのケーブルは高純度金メッキ純銀、純銀、リッツ単結晶銅の三つの線材で構成された複合コア編組で設計されております。
外観はカッパーカラーとシルバーのコントラストが美しく、マット仕上げされたプラグカバー部分はブラックとゴールドで高級感があり、所有欲を満たしてくれるデザインとなっております。
肝心の音質について、一言で言うならば"程よくウォームな弱ドンシャリ"といったところでしょうか。ベースやドラムなどの低域の押し出しは強く感じますが、一音一音の輪郭が丸みを帯びているため、ゆったりした曲調の音楽でも心地よく聴けます。
また、このケーブルの本質は”高域”にあると言っても過言ではないかもしれません。伸びやかかつ豊かな広がりがある高域には、ピアノの一音一音をしっかり聴き分けられるほどの粒の細やかさがあります。そして、この再現性の高い高域には、押し出しの強い低域と対比しても負けず劣らずの量感があります。
以上のことから音傾向としては"ドンシャリ"にあてはまると感じましたが、このケーブルが面白いのはヴォーカル帯などの中域の量感も損なわれないということです。低域と高域の量感は増やしたいけど、ヴォーカルが遠くなるのは嫌という方にもおすすめできます。
広がりのあるサウンドをお求めの方にもご試聴頂きたい製品です。ぜひ店頭にてお試しください。
再生環境: iPhone15→FIIO KA5→幻神→qdc SUPERIOR
試聴楽曲:
this is what autumn feels like / JVKE
まどろみ / chilldspot
I Don’t Think That I Like Her / Charlie Puth -
にぺ
e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Code 24C Limited (ConX Basic to TermX Basic)
¥77,000 税込
カジュアルに銅の真髄を
銅の単線を用いたCodeシリーズが、ビビッドな装いを纏い新たな構成で登場しました。Codeシリーズ1作目のCode 23では銅の単線を採用し、その見た目のインパクトと音で多くの銅線好きを魅了してきました。
今回のCode 24C Limitedでも例に漏れず銅の単線を採用していますが、構成と太さが変わりました。Code 23ではケーブルの中心に太い1本の単線を採用しているのが特徴でしたが、今回のCode 24C Limitedでは細めの単線を3本採用してるのが特徴になります。
また、ケーブルの太さがCode 23では16.5(AWG)、Code 24C Limitedでは18.5(AWG)となっており、2(AWG)細くなっています。細くなった事と被膜も柔らかくなった(私感になります)のも相まって、かなり取り回しが良くなった印象です。
今回のレビューには普段から使っているA&ultima SP3000 CopperとVISION EARS VE2(カスタムIEM)を使用しました。
肝心の音ですが、銅線らしい重厚な低域が印象に残ります。割と支配的なベースサウンドなのも相まって、合わせるイヤホンによっては低域過多に感じるかもしれません。ですが、弦楽器におけるベースには目を見張るものがあります。
一方でボーカルは若干距離を感じるのでここは好みが分かれそうです。他の帯域が被さって距離を感じるというのではなく、純粋にそういうチューニングなので決してボヤけて聴き取りづらいというのは無いかと思います。
高域は高域側にレンジがあまり広く無いのが影響してか少しでも高域の限界値を超えると刺さり気味に感じてしまうのが玉に瑕です。もちろん歯切れがよくモタつくことのないソリッドさはCode 23のエッセンスを継いで健在です。
試聴環境
DAP:Astell&Kern A&Ultima SP3000Copper
イヤホン:VISION EARS VE2(カスタムIEM)
試聴曲
King Gnu 「):阿修羅:( 」
まらしぃFeat.鏡音リン 「アマツキツネ」
久石譲 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 「SILENT LOVE」