高音の質:35
中音の質:40
低音の質:45
細やかさ:35
迫力:45
音場:35
遮音性:45
音漏耐性:50
<音>
SOLID BASS由来のアタック感のある音に心地よさがプラスされた、いい意味で上品になり切れてない妙音
<良い点>
・デカいなりに相当煮詰められた形状で、デカくてごつい見た目から想像できないほどスッと耳孔の奥に入り、綺麗に耳介に収まる 意外にもフィット感はTWSの中でトップクラスで、普通に頭を振るぐらいでは全く落ちない(流石に脳がぐわんぐわんするぐらい手加減無しで頭を振ると落ちる)
・aptX,aptX Adaptive対応機ながら低遅延機能を搭載 性能もちゃんとしていて、スピーディなアクションゲームでも全く違和感無し 高音質モデルとしての需要、動画・ゲーミングモデルとしての需要を同時に満たせる 初期はボタンに割り当てられてないので、常用する際は専用アプリConnectのキーアサインで設定しよう(アプリで操作できないゲーム機で使用する際は設定しておいた方が良い)
・サイドトーン(イヤホン装着時でも自身の声が自然に聞こえるようにする機能 地味だが一定の効果はある 初期で既にONの状態)、マルチポイント機能、クイックヒヤスルー機能(音楽の音量を絞りつつ外音取り込みを行う)も搭載 さらに20時間連続使用可能(ケース込みで50時間)という超ロングバッテリーライフにして急速充電(約10分充電で90分使用可)対応 通話時の音声品質も良好で、ビジネスモデルとしての需要も十分に満たせる
・当然ながらANCやヒヤスルー(音楽の音量を絞らずに外音取り込みを行う)機能も搭載 どちらも質は上の下ぐらいのクオリティを持っている まさにオールインワンな機種
・20時間再連続生可能ということで、実用におけるバッテリー劣化に強い機種と言える バッテリーが劣化して容量が半分になったとしても10時間連続で使える計算 劣化を気にせず使い潰すのもアリ
・SOLID BASSシリーズの重圧、アタック感、キレを持ちながらも心地よいマットな音質で、上品になりきれてないところが妙 特に低~中域の一体感が非常に素晴らしい この低域があってこその中域で、同時にこの中域があってこその低域 質もきちんと価格相応
・本機専用イヤピER-TW32(単体では未発売)が付属 同社のER-TW1に比べ音圧微UP+耳孔への密着度微UPのマイナーチェンジ版で、TWS用としては普通に上質なイヤピ しかし本機の重音を受け止めるには密閉度不足感が否めず、接触面積の広い通常のイヤピを使った方が音の純度が増すように思う(自分はSONYのトリコンを使用 ケースに入れても問題なく蓋閉まります)
<悪い点>
・(本体ファームウェアVer.1010の時点で)Connectによるキーアサインの幅がかなり狭い 一部(というか大半)のキーは機能が固定されているので、思い通りに機能を割り当てにくい 多機能なのにこれはもったいない ファームウェアでの改善に期待
・本体がハイエンドTWSばりにデカいかつ重い(実測で片側7.3g程度 これはFokus…