

「イヤホンはソニーがいいって聞いたけど、結局どれがいいの?」
「種類が多すぎて選べない……」
――そんなあなたのために、ソニーの完全ワイヤレスイヤホン全6モデルを比較して、それぞれの特徴・違い・選び方をまとめました。
価格やスペックはもちろん、音質の傾向・ノイズキャンセリング性能・装着感・通話品質 まで、実際に使って徹底レビュー!
「どの機種がどんな人に合うのか」も、わかりやすくご紹介します。
ソニーのワイヤレスイヤホン、まずはこの表で違いを確認!

まずはソニー完全ワイヤレスイヤホン全6機種のスペックを比較してみましょう。どれも“ソニーらしい音の良さ”は健在ですが、モデルごとに明確な違いがあります。
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項目 | WF-C510 | WF-C710N | LinkBuds S | LinkBuds Open |
LinkBuds Fit |
WF-1000XM5 |
---|---|---|---|---|---|---|
連続再生 時間(本体) |
最大約11時間 | NCオン:約8.5時間 NCオフ:約12時間 |
NCオン:約6時間 NCオフ:約9時間 |
最大約8時間 | NCオン:約5.5時間 NCオフ:約8時間 |
NCオン:約8時間 NCオフ:約12時間 |
ケース込み 再生時間 |
約22時間(11+11) | 約40時間(12+28) | 約30時間(9+21) | 約22時間(8+14) | 約30時間(8+22) | 約36時間(12+24) |
急速充電 | 5分充電 / 約60分再生 | 5分充電 / 約60分再生 | 5分充電 / 約60分再生 | 3分充電 / 約60分再生 | 5分充電 / 約60分再生 | 3分充電 / 約60分再生 |
ワイヤレス 充電 |
× | × | ◯ | × | ◯ | ◯ |
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音質を決める“中身の違い”|ドライバーとDSEEをチェック
ソニーのイヤホンは、どのモデルも「ソニーらしい音の良さ」を持っていますが、使われているドライバーや音質補正技術(DSEE)によって、音の出方にけっこう違いがあります。
ドライバーごとの違い

WF-C510 / C710N / Fit :シンプルなダイナミックドライバー。自然でクセのない鳴り方が特徴。
LinkBuds S :小型でもしっかり鳴るダイナミックドライバー。密度感のある音。
LinkBuds Open :独自の“リング型ドライバー”。耳をふさがない開放構造で、自然な聴こえ方を実現。
WF-1000XM5 :最新のダイナミックドライバーXを搭載。広い音域・繊細な表現・力強さすべてを両立。
圧縮音源をキレイに聴くDSEE / DSEE Extreme
ソニーのワイヤレスイヤホンには、MP3などの圧縮音源をより高音質で再生するための独自技術「DSEE」 が搭載されています。さらに、上位モデルにはその進化版となる 「DSEE Extreme」が採用されています。

DSEEとは?
DSEEは、MP3などの圧縮音源をCD音源に近づける技術。楽曲の高域や余韻を自然に再現することで、より豊かなサウンドに変えてくれます。

DSEE Extremeとは?
DSEE Extremeはさらに進化したAI(人工知能)を活用した補正で、より自然な音にアップスケールします。ソニーのフラグシップモデル「WF-1000XM5」やLinkBuds S / Fitに搭載されており、ストリーミング再生との相性も抜群です。

DSEE対応 :WF-C510 / C710N / Open
DSEE Extreme対応 :LinkBuds S / Fit / WF-1000XM5
とくに XM5やLinkBuds Sは、ストリーミング中心のリスナーに嬉しい音質補正 がしっかり効いています。
全機種比較! | 音の傾向まとめ

どんなにスペックが優れていても、 “いい音”の感じ方は人それぞれ 。
だからこそ、イヤホン選びで大切なのは「自分の好みに合う音かどうか」。
ここでは各モデルの音質傾向を、 得意な音楽ジャンルや聴こえ方の特徴 とともにまとめました。
WF-C510

J-POPやロックを元気よく楽しめるサウンドが特徴。クセがなく聴き疲れしにくいので、普段使いにぴったり。

WF-C710N

低音がしっかり効き、音の輪郭がはっきりしているのが魅力。ヒップホップやEDMなどリズム重視の楽曲と相性抜群。

LinkBuds S

包み込むような迫力ある低音で、EDMやポップスなどの迫力を楽しみたいジャンルに最適。音楽に没入したい人におすすめ。

LinkBuds Open

耳を塞がず、自然で開放的な音質が特徴。ポッドキャストやBGM、リラックスしたリスニングに最適。

LinkBuds Fit

クセがなくバランスのとれた音質で、J-POPやロックを幅広く楽しめる。軽快で疲れない装着感も魅力。

WF-1000XM5

音の広がりや繊細な表現力が圧倒的。ジャンルを問わず高音質で楽しめる、まさにフラッグシップの名にふさわしいモデル。

結局どれが誰におすすめ?タイプ別まとめ
ここまで、音質・機能・装着感・操作性など、あらゆる角度からソニーの完全ワイヤレスイヤホンを比較してきました。
――では、 実際に使うシーンや目的別で見たとき、どのモデルが合うのか?
それぞれの使い方に応じたおすすめモデルを整理してみましょう。
「WF-C510」
1万円以下で買えるシンプル設計
初めてのワイヤレスイヤホンにぴったり
【こんな人におすすめ】
👍とにかく安いものがいい
👍ソニーのイヤホンを試してみたい
「WF-C710N」
価格を抑えながら十分なノイキャン性能
リズム感ある音質が魅力
【こんな人におすすめ】
👍コスパ重視で選びたい
👍ノイズキャンセリングもほしい
「LinkBuds S」
バランスの良い音質とノイズキャンセリング
快適な装着感で毎日使える万能タイプ
【こんな人におすすめ】
👍音質も機能も妥協したくない
👍初めての購入や乗り換えを考えている
「LinkBuds Open」
開放的で自然な音質
リラックス用途に最適なモデル
【こんな人におすすめ】
👍よく配信やラジオなどを流し聴きしてる
👍耳が塞がれるのが苦手
「LinkBuds Fit」
軽快な装着感で疲れにくい
日常の通勤・通学にぴったり
【こんな人におすすめ】
👍軽くてコンパクトなイヤホンが欲しい
👍長時間でも快適に使いたい
「WF-1000XM5」
音質とノイキャン性能が圧倒的
あらゆるジャンルを高音質で楽しめるフラッグシップモデル
【こんな人におすすめ】
👍音質に徹底的にこだわりたい
👍高性能なノイズキャンセリングがほしい
どれがいいか迷ったらコレ!
「良さそうだけど自分に合うか不安」
「結局どれがいいかまだ分からない……」
――そんな方にはこれがおすすめ!
LinkBuds S:音・機能・装着感のバランスが抜群
音質、ノイズキャンセリング、装着性──そのすべてが“ちょうどよく”まとまった1台。
価格も3万円を切る水準で、性能とのバランスはかなり優秀。
初めてにも、乗り換えにもおすすめできる、まさに 万能タイプの決定版。
LinkBuds Fit:最もバランスが取れた“ちょうどいい”1台
よりコンパクトで軽やかな装着感が特徴。
ノイキャンや外音取り込みも搭載しつつ、ストレスのない着け心地が日常使いに最適。
長時間使用が多い方や、小さめのイヤホンが好みの方には特におすすめ。
自分に合うイヤホンが見つかると、音の楽しみ方が変わる

イヤホン選びで大切なのは、スペックや価格だけではありません。
「どんなときに、どんなふうに音楽を楽しみたいか」──そのスタイルに合ったモデルを選ぶことで、日常の音楽体験がより豊かになります。
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンは、どのモデルも高品質。だからこそ、自分の耳や使い方に合う“ちょうどいい1台”を見つけることが、長く愛用するためのポイントです。
気になるモデルがあれば、ぜひ店頭で実際に試してみてください。あなたの「これだ!」と思えるイヤホンに出会えるきっかけになれば嬉しいです。
【関連動画】
イヤホン・ヘッドホンを1000機種以上レビューしているスタッフ「はまちゃん」がソニーのワイヤレスイヤホンを徹底比較!ぜひこちらの動画もご覧ください‼

ポタオデとは:
ポータブルオーディオの略で、 持ち運び可能な音楽再生機器 全般を指します。具体的には、ヘッドホンやイヤホン、iPodなどのデジタルオーディオプレーヤーなどが含まれます。