Rhapsodio
Infinity PLUS
¥440000 税込
繊細なモンスター
BA22基という圧倒的な物量でありながら、繊細なチューニングを施されている「Infinity Plus」です。
まず目に留まるのがその大きさです。やはり片側22BAというのはここまでハウジングが大きくなるのだと驚いてしまいました。しかし見た目とは裏腹に装着感は良好です。前作の「Infinity 」と比べてハウジング内側の丸みが緩和され、ステムが長くなったことによってホールド感が向上し、着けやすくなっています。
音に関しては、情報量と濃さが他のイヤホンと段違いだと感じました。少しボーカルが近い気もしますが、解像度が高めなのでしっかりと表現できています。また、4基のBAをLowに配置していることによって、ギターやベースなどの弦楽器の残響感なども綺麗に聴こえます。全帯域に渡ってバランス良くスムーズに音が出てくるので、まとまりも感じられます。
前作に当たる「Infinity」とは少し音の傾向が変わり、少しウェットでダークな感じの音になっています。ボーカルや楽器の雰囲気を感じたいのであれば「Infinity Plus」、もう少しモニター寄りで情報量多めに聴きたいのであれば「Infinity」というような使い分けもできそうですね。
Rhapsodioの代表が徹底的にブラッシュアップした「Infinity Plus」を是非ご試聴ください。
再生環境:AK300
試聴楽曲:結束バンド「星座になれたら」
花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」
ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」