WH-1000XM6徹底検証|前作から進化した使用感をお届け!

WH-1000XM6徹底検証|前作から進化した使用感をお届け!

究極の没入体験、ついにここまできた。

― 前作から約3年、ソニー渾身の進化形 ― WH-1000XM6、満を持して登場!


「音のいいワイヤレスヘッドホンがほしい」そう思ったとき、必ず候補に上がるであろう、SONYのWH-1000Xシリーズ。その最新作、WH-1000XM6が遂に登場しました!

前作「WH-1000XM5」から約3年。しっかり熟成された本機はノイキャン、音質、装着感、どれを取っても「まさに次元が違う」完成度です。今回も、実機をじっくりチェックしながら、前作「WH-1000XM5」と徹底比較してご紹介します!

書いた人:りょうにい

デジタル・マーケティング部の長
自己紹介文
ビールと音楽をこよなく愛する男。ドンシャリでもなく、はたまたかまぼこでもない、フラットなリファレンスモニターが大好物です。

WH-1000XM6とは?

ソニーの人気シリーズ「WH-1000X」も、ついに第6世代に突入。
その最新モデル「WH-1000XM6」は見た目、性能、音質全てにおいてハイ・クオリティ!

価格は6万円前後の予定と、高級感がある価格帯ではありますが、それ以上の価値をしっかり感じられる、そんな1台です。

今回のポイントは、なんといっても音作りのこだわり。グラミー賞の受賞歴を持つ腕利きエンジニアさん達が関わっていて、 “聴きたい音がちゃんと聴こえる”そんな気持ちいいチューニングになっています。

映画のような立体音響も楽しめるモードもついていて、使い方の幅もぐっと広がりました。

さらにノイキャン用のプロセッサーが7年ぶりに刷新され、処理速度は約7倍に。ノイズの抑え方、外音の取り込み方、どちらもワンランク上に進化しています。

実機チェック!(見た目・付属品)

開けてまず「おっ」と思ったのが、キャリングケース。留め具がマグネット式で開け閉めしやすく、前作よりちょっとスリムで持ち運びやすそうな形になってます。

そして今回、WH-1000XM5では折りたためなかった本体が、内側に折りたためるようになりました!

本体は落ち着いたマットな質感で、手に取った感じも軽やか。触り心地も良く、 触ってすぐ「あ、使いやすそう」と感じられる仕上がりでした。

付属品は以下のようなラインナップです。

  • ケット付きキャリングケース
  • USB充電ケーブル
  • 有線ステレオミニケーブル

前作との違いは?

WH-1000XM5と並べて見てみると、一見デザインの雰囲気はそこまで大きく変わっていませんが、よく見るとちゃんと変わってます。

例えば…


・XM6では ヘッドバンドが少し太くなっていて 、装着感が安定


・折りたためるようになって、ケースもコンパクトに


ボタンの形状がわかりやすく変更(電源は丸、NC/AMBは長方形)


など、パッと見でもこれだけアップデートされています。

スペック

連続再生時間は最大30時間(ノイキャンON時)、急速充電にも対応しています。
音楽を聴きながら充電できる ようになったのも嬉しいポイントですね。

Bluetoothは5.3、マルチポイント対応、スマホとPCなど2台同時接続OK、接続も非常にスムーズでした。

アプリも進化していて、EQはなんと10バンドに!細かく自分好みに音を調整したい人にはぴったりです。

通話のクリアさも向上

通話マイクを左右合わせて6個に増加したことで、通話時の音声もとてもクリアで 聞き取りやすくなりました。

また、AIノイズリダクションの精度も向上していて、通話を試してみたところ、声が通るのでしっかり聞こえ、ほぼストレスなく会話が出来ました。

つけ心地

WH-1000XM5に比べて、ヘッドバンドがわずかに太くなり、安定感が増した印象です。
長時間使っても疲れにくく、軽さと装着性の良さを兼ね揃えています。

WH-1000XM5に比べて、ヘッドバンドがわずかに太くなり、安定感が増した印象です。
長時間使っても疲れにくく、軽さと装着性の良さを兼ね揃えています。

ノイズキャンセリング&外音取り込み性能

ノイズキャンセリングは、さすがソニー!というクオリティ。性能は確実に向上しています。
マイクの数が8→12個に増加。加えて新プロセッサの高精度な処理で、ノイキャン特有の耳の圧迫感がぐっと減少 しています。

外音取り込みも非常に自然で、室内外問わず違和感なく会話や周囲の音が聴けます。

音質の仕上がりは?

ドライバー自体はXM5と共通ながら、細部の構造に改良が加えられています。
そのおかげか、 中高域の伸びと明瞭さがより自然になった 印象を受けました。

低音は、量を増やすというよりも深さ、質を上げてきたなという印象で全体のバランスがよくまとまっています。
音楽ジャンル問わず、気持ちよく聴けるチューニングです。

派手な音作りではないですが、純粋に質の高い音を目指したことを感じ取れる仕上がりだと感じました。

今回のM6には、注目すべき新機能として「シネマモード」が搭載されています。このモードを有効にすると、まるで自宅にいながら立体音響のシアター空間に入り込んだかのような感覚が味わえます。

たとえば映画『ゴジラ-1.0』を視聴した際には、足音の迫力が段違いに感じました。もちろん通常モードでもすばらしい迫力・クオリティなのですが、シネマモードにするとその場に飛ばされたかのような立体感・音の重さを感じ大迫力の体験ができ笑ってしまいました!

最後にまとめ

WH-1000XM6は、「これ1台で何でもできる」そんな安心感があるヘッドホンでした。
音楽も動画も通話も電車や飛行機でのノイキャンも、あらゆる場面でワンランク上の体験をさせてくれる存在です。

すでにWH-1000Xシリーズを使っている方にも、「あっ、これは買い替えたいかも」と思わせてくれるはず。

ぜひ、お近くのe☆イヤホンで試聴してみてください!

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