スタッフ詳細
えっさんエッサン
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
【試聴環境】
NW-WM1A(SONY)
ZEN Signature Set 6XX(iFi-Audio)
HD660S(Sennheiser)
CDは500枚ぐらい持っています。
スタッフレビュー
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LETSHUOER
S12 Silver
¥21990 税込
味わいませんか?平面磁界駆動型の音を。
【2つのポイント】 ・平面磁界駆動型イヤホン ・金属筐体でも重くなくフィットしやすい 今回レビューするのはDD1搭載の平面磁界駆動型イヤホン「S12 Silver」です。 【デザイン】 名前の通りSilverを基調としたデザインです。付属するケーブル(4芯銀メッキ単結晶銅ケーブル)もSilverなので、本体やケーブル共に統一感のある色合いです。まさにいぶし銀……? 金属筐体(アルミニウム製)ということもあって耐久性があり、それでいて軽く丸みを帯びた形状のため装着もしやすいです。また、両サイドには通気孔となる小さな穴が開いており、これは外耳道内の負圧の蓄積を緩和し、聴覚を保護する効果があるそうです。 【音質】 全体的にスッキリとしたドライで、かつ引き締まった音のような印象を持ちました。一音一音の分離感や距離感が鮮やかです。この点は音の振動を純粋に伝えられるという平面磁界駆動らしい鳴らし方といえるかもしれません。 また、低音はドンと地に足をつけたようにパンチのある音を鳴らしてくれます。ベースラインは非常にハッキリ、クッキリと聴こえます。さらに、中音・高音は明るく際立つような印象です。ドラムのシンバル音や打ち込みの細かい部分まで、しっかりと埋もれる事なく聴かせてくれるのではないでしょうか? 【総合すると・・・】 こちらの製品は名前の通りSilverを基調とした金属筐体・平面磁界駆動型イヤホンです。金属ですがアルミニウム製で軽く装着感があり、耐久性の高さも兼ね備えています。また、耳の負担を軽減する通気孔が備わっているのも特徴です。音の質感はドライで引き締まっており、一音一音が細かく聴こえるのでじっくりと一人の空間で聴くと新たな音が見つかるかもしれません。 ちなみに、アップグレードモデルとして「S12 PRO」がございます。聴き比べをしたところ、「S12 PRO」の方が解像度を重視したモニター寄り、「S12 Silver」は音にパンチを持たせて聴かせるリスニング寄りのイヤホンのように感じました。「S12 Silver」「S12 PRO」共に長所がありますので、聴き比べをするのも一興かもしれません。 平面磁界駆動型のイヤホンを試してみたい、体感したい。そんなニーズにピッタリな製品だと思います。 【試聴環境】 NW-WM1AM2→S12 Silver 【試聴楽曲】 ・SOFT BALLET 『INCUBATE』 M08 「ENGAGING UNIVERSE」 ・WANDS『BURN THE SECRET』 M06「真っ赤なLip」 ・槇原敬之『君は僕の宝物』M011「君は僕の宝物」
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intime
iGa-Phone (HEY-SMITH 猪狩秀平モデル)
¥7680 税込
体感しませんか?お手軽にミュージシャン監修の音を。
【ポイント】 ・「碧 Light」を基にHEY-SMITH 猪狩秀平さんがチューニング ・「音質」と「空間」を徹底的に追求 今回レビューするのはDD1基、VST1基搭載のハイブリッド型イヤホン「iGa-Phone (HEY-SMITH 猪狩秀平モデル)」です。 【デザイン】 赤色と青色(薄く透明感のある水色に近い青色)を基調としたデザインです。右(R)側が赤。左(L)側が青色とセパレートされており、また、本体にL・Rの文字が記載されているため左右の判別が一目で分かります。 さらに、イヤホン本体の側面には「HEY-SMITH」のバンドロゴが金色で印字されています。ファングッズとしても、邦ロックファンにとっても映えるポイントではないでしょうか。イヤホン本体のサイズは比較的小さく、装着感・遮音性・持ち運び共に抜群です。 【音質】 「正しい音を聴く」ことをコンセプトにチューニングされたという「iGa-Phone」。「碧 Light」をベースにしていますが、猪狩さんによるチューニングにより「碧 Light」とは異なる鳴り方をしており、よりモニターイヤホンとして音を調整したような印象です。 まず、全体的に音の芯がクッキリ、ハッキリと聴こえます。どの音も一粒一粒がしっかりと輝いて描写されているようです。ドラムは力強くも抜けの良い音を聴かせてくれます。ベースは芯があり深みのある低音を、ギターに関してはエネルギッシュにグイグイ。そしてボーカルは中央にドンと構えており、ロックサウンドの空気感、臨場感をありのままに奏でてくれるイヤホンではないかと感じました。 ミュージシャンがチューニングを監修しているのもあってか、「ロックのみならずオールラウンダーなイヤホンなのではないか」とも。テクノポップを本機で試聴してみましたが、テクノの細かい電子音も色鮮やかなに明るく聴こえます。 他のジャンルも試したくなる鳴り心地です。「この曲ってどう聴こえるんだろう?」と1曲1曲の再生が楽しみになるかもしれません。 【総合すると】 HEY-SMITHのギタリスト猪狩秀平さんが「正しい音を聴く」ことをコンセプトにチューニングされたイヤホンです。バンドロゴが記載された本体は邦ロックファン必見。左右で異なるカラーリングの為、判別も簡単にできます。 また、音は全体的に苦手がなく芯がしっかりとした、メリハリのあるエネルギッシュなサウンド。ロックはもちろんのこと、どのジャンルでも音をキレイに鳴らしてくれるオールラウンダーな機種だと感じました。濁りのない澄んだサウンドと空気感は、正にミュージシャンが聴いていた「音」なのかもしれません。 HEY-SMITHのファンはもちろん、邦ロックファン、全ての音楽ファンに一度は試聴してみてほしいイヤホンだと思います。モニター用としても、リスニング用としても幅広く使用できるのではないでしょうか。 【試聴環境】 NW-WM1AM2→iGa-Phone 【試聴楽曲】 ・HEY-SMITH 『Now Album』M03「True Yourself」 ・SNAKE HIP SHAKES『NO DOUBT ZIGGY SONGS』M05「I'M GETTIN'BLUE」 ・Yellow Magic Orchestra 『SOLID STATE SURVIVOR』M05「BEHIND THE MASK」 ・Plastics 『WELCOME PLASTICS [Deluxe Edition]』M03「COPY」
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TANGZU
CHANGLE
¥2790 税込
滑らかなサウンドで聴いてみたい。そんな貴方に。
【2つの注目ポイント】 ・気品溢れるデザイン ・滑らかなサウンド 今回レビューするのはDD1搭載のダイナミック型イヤホン「CHANGLE」です。 【デザイン】 金と銀を基調としたカラーリングで、本体には渦の模様が施されています。高級感があって気品溢れる印象です。左側が青、右側が赤と色が割り振られており、左右の判別が一目で分かるのも嬉しいポイントです。また、本体のサイズは小さめなので、耳の小さな方でも装着しやすいと思います。 【音質】 音の鳴り方としては“分離性や低音を強調する”というよりも「丁寧にバランス良く鳴らす」印象です。音のメリハリをつけるというよりかは、全体を滑らかに協調性をもって鳴らすというべきでしょうか。 低音と高音どちらもドンと目立つ鳴り方ではありませんが、鮮やかに聴こえます。どちらかと言えば高音を得意とする印象なので、ストリングスを中心としたサウンドや、高音を活かしたAORなどは滑らかな鳴り方と相まって得意とするジャンルだと思います。 ハードロック・メタル系に関してもギターを綺麗に鳴らしてくれるので、重低音よりも煌びやかに聴きたい人にはオススメです。 【まとめ】 試聴して、「CHANGLE」はサウンド全体を滑らか、かつ丁寧に鳴らすことを得意としたイヤホンだと感じました。デザインは金と銀を基調として高級感があり、眺めるだけでもウットリできます。また、サイズが小さいので耳の小さな方も装着しやすい機種です。 音楽全体を丁寧に聴きたい人や、初めてのイヤホンにオススメです。 【試聴環境】 NW-WM1AM2→CHANGL 【試聴楽曲】 ・Yngwie Malmsteen『Anthology 1994-1999』 M02「Never Die」 ・小野正利『The Best Single Selection』M06「もっと美しくなれ(アルバムバージョン) ・FIELD OF VIEW『FIELD OF VIEWⅠ」M02「突然」
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qdc
SUPERIOR
Vermilion Red
¥12870 税込
エントリーモデルの超新星⁉︎
【2つの注目ポイント】 ・カスタム2pinコネクタ採用でリケーブルの幅が広い ・中低音を得意としたダイナミック型 今回レビューするのは1DD搭載のダイナミック型イヤホン「SUPERIOR」です。 【デザイン】 カラーバリエーションは2色。透き通った黒色で装飾された「Piano Black」、ルビーのように澄んだ赤色で装飾されている「Vermilion Red」となっています。 どちらもエントリーモデルながら高級感があります。細かい点を比較すると、フェイスプレートにあるテキストがPiano Blackは金色、Vermilion Redは銀色という違いがあります。 【リケーブルについて】 qdcは独自のコネクタを使用する場合が多いですが、本機はカスタム2pinのコネクタを採用しており、リケーブルの選択肢も大幅に増えたのは大きな特徴の一つといってもいいでしょう。 【音質】 気になる音質について、本機はダイナミック型ということもあって音に厚みや勢いがあり、モニター向けというよりもしっかりと音楽を楽しめるリスニング向けだと思います。 音の傾向としては中低音を得意とした印象です。確かな解像度と分離能力を持ち合わせていますが、やはり中低音を軸とした音作りに聴こえました。 過度に膨らみすぎない中低音はバスドラやスネアの芯をしっかりと捉え、奥行きや空気の響きもしっかりと再現されているのではないでしょうか。 また、中低音が得意なので、ボーカルへのフォーカスがしやすいように思います。ボーカルはクッキリと前に出て聴こえる為、ボーカルを重視して聴きたい人にもオススメです。 また、高音域は鳴らし切れていないという程ではありませんが、中低音に引っ張っている印象です。高音域を得意とする機種と比べるとやや煌びやかさが足りないかもしれません。ですが、持ち前の解像度と分離能力が、細やかにドラムのシンバルやギターの音色を奏でてくれます。 以上の音の鳴り方から、得意とする音楽は「ロック・ボーカルメインのPOPS・エレクトロ・EDMなど」という印象です。 繰り返しにはなりますが、中低音を得意とするため程よくズンズンと聴こえます。重低音程ではないけども、低音を求めつつ芯をしっかりと聴きたいなら相性が良いでしょう。 【まとめ】 中低音を得意とし、デザイン・解像度・分離性など総合的にエントリーモデルの新しいスタンダードとして君臨できるポテンシャルを秘めた機種だと感じました。 初心者の方にはもちろんのこと、今までのイヤホンからステップアップしてみたい中級者の方、サブ機として上級者の方にも。全ての方に一度は試聴していただきたいイヤホンです。 【試聴環境】 NW-WM1AM2→qdc SUPERIOR 【試聴楽曲】 ・LOUDNESS『THUNDER IN THE EAST[30th ANNIVERSARY Limited Edition]』M01「CRAZY NIGHTS」 ・BRAIN DRIVE『BRAIN WASHING』M01「Operation Mind Crime」 ・TEARS『ACROSS THE DREAM』M01「STAY DREAM」 ・MALICE MIZER『月下の夜想曲(シングル盤)』M01「月下の夜想曲」