スタッフ詳細
あさやんアサヤン
@e☆イヤホン 秋葉原店
e☆イヤホン秋葉原店勤務のあさやんです。
HIPHOPを中心に色々聴きます。
十数年来のChicago Bullsファン。
カスタムIEM:
カナルワークス L33BB
Ultimate Ears UERR, UE11PRO
Vision Ears VE3.2
Nostalgia Audio NA3
イヤホン(有線):
Shure SE846
など
イヤホン(無線):
nothing ear(2)
DAC/AMP:
RME ADI-2 DAC FS
スピーカー:
FIIO FP3
スタッフレビュー
-
FIIO
K9 【FIO-K9-B】
¥79750 税込
コスパ良し。机上から明朗快活なサウンドをお届け
オーディオ回路や基板レイアウト等に、同社のハイエンドラインである「K9 Pro ESS」と共通の設計を採用したハイパフォーマンスモデルが登場しました。 一見すると、外見は「K9 Pro ESS」とほとんど差がないように見えます。違いとしてまず挙げられるのがボリュームノブです。煌びやかなゴールドが印象的だった「K9 Pro ESS」に対し、「K9」ではブラック調に仕上げられ、全体にシックな統一感が出ています。 また、入力面にも変化があり、「K9 Pro ESS」では右側面にあったUSB Type-Cポートが「K9」では撤廃されています。フロント部分、アウトプットはPO/PRE/LOという表記に変更されています。 ここからはサウンドについて記述します。 輪郭が少し引きしまっている充分な量感で粒立ちの良い低域表現の上に、見通しの良い中高域の主張が感じられ、とてもクリーンなサウンドという印象です。個人的には耳への刺さりを全く感じませんでした。 中低域の空気感の表現に卓越したものがあり、周囲に音楽が展開されているような臨場感があります。まろやかに描き分けられた楽器隊のひとつひとつの音を追える解像度の高さがあり、音数が多い中でもボーカル帯は埋もれずに、しっかりと細やかに響いていると思います。 明るいサウンド傾向で、かつ立ち上がりも速い印象があります。BPMが速めのロックやEDMはもちろん、クラシックやジャズなどの楽曲を分析的に聴きたい方にもオススメです。 是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 iPhone 13 Pro Max K9 FOCAL CLEAR MG PRO 【試聴楽曲】 9mm Parabellum Bullet 「The Revenge of Surf Queen」 結束バンド 「ギターと孤独と蒼い惑星」 Reol 「煽げや尊し」
-
FIIO
FH15 Black 【FIO-IEM-FH15-B】
¥33246 税込
ハイレベルでオールマイティに使える
ネイビーの筐体にローズ系のゴールドが挿し色としてハウジングを彩る、リッチな見た目のイヤホンです。 付属ケーブルはL側が青、R側が赤でマーキングされており、左右の視認性も良好だと思います。 筐体サイズは大きくなく、個人的には耳へのおさまりも良好でした。イヤーピースが種類もサイズも豊富に付属、サウンドフィルターも3種類付属しているため、細かいサウンドの調節にも便利。痒い所に手が届くようになっています。また、3.5mm・4.4mmと二種類のプラグが付属するため、同じイヤホン・ケーブルのままアンバランス・バランスと再生方式の違いも楽しめます。 音質について記述します。 カーボンベースのダイヤフラムによる恩恵か、ダイナミックドライバーが楽曲全体へ低域を軸にした厚みをもたらしていると感じました。 迫力がありながらも音像がぼやけるような印象はなく、スッと入ってきて弾力のあるリズム隊が心地よく感じられました。同時に、Knowles製バランスドアーマチュアドライバーが中〜高域のクリアなサウンドを形成できているのではないでしょうか。特に高域の表現が秀逸で、高解像度でキレの良い自然なサウンドを感じつつも、個人的には耳への刺さりを感じませんでした。 ダンスミュージックやEDMなどをノリ良く聴きたい方から、ボーカル表現を軸に楽曲を楽しみたい方。はたまた生演奏を主として聴かれる方まで、幅広い方にオススメできるイヤホンではないでしょうか。 フィルター・イヤーピースによって微調整することでその趣を若干変化させることができるため、音色として同じ方向を向かせながら、お好みのサウンドでリスニングできる一本だと思います。 ぜひ一度お試しください。
-
Noble Audio
VIKING RAGNAR Damascus 【NOB-VIKING-RAGNAR-DM】
¥615762 税込
フラグシップを任せるに相応しい出で立ちと表現力
Noble Audioが新たな代表作とすべく開発したユニバーサルIEM、VIKING RAGNAR Damascusのご紹介です。 フラグシップモデルとして発表された当機は、音はもちろんですがデザインへのこだわりもしっかりと感じられる洒脱な見た目をしています。ジュエリーデザイナーによってデザインされたダマスカス鋼製のフェイスプレートには、金属ながら木目調のラインが描かれており、いやらしくない高級感が醸し出されています。大ぶりに見える筐体ですが手に持つと案外軽量で、フィット感は個人的にはとても良好なものでした。 音質としてまず特筆すべきは、量感がありながらもエッジが効いている繊細かつ迫力十分な高域表現でしょう。筐体上部には少し大きめのベントホールがあり、それによるものか高域の音抜けが良好な印象があります。耳への刺さりも少なく、楽曲を細部まで享受できそうです。十分な輪郭があり自然に描き出される中域の表現は見事で、ボーカルと楽器の描き分けが非常に自然になされています。適度に沈み込み、楽曲に厚みをもたらす低域は主張しすぎる事がなく、聴き疲れもしなさそうだと感じました。 全体として立ち上がりは自然な印象です。中低域~超高域までの解像度が高く、定位もしっかり取りやすいと感じました。どんなジャンルの音楽のリスニングにも用いることができそうな度量の広さがあり、お気に入りの曲の今まで知らなかった一面を知ることができそうです。 是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA 【試聴楽曲】 結束バンド 「青春コンプレックス」 リゼ・ヘルエスタ 「ハッピーエンドをはじめから」 ナユタン星人 「猫猫的宇宙論」 week dudus 「Skip To Ma Luuu (Remix)[feat. LEAP]」 他
-
final
A5000 【FI-A5DPLD】
¥32800 税込
手を伸ばせばどの音にも届く。トランスペアレントな音をあなたに
final社より人気を博しているA3000、A4000に続くナンバリングのイヤホンが登場しました! ABS樹脂製の筐体はブラックにまとめられています。イヤホン本体とケーブルをあわせても非常に軽量です。 新設計のソフトシルバーコートケーブルはその名の通り非常に柔らかく、自重で耳周りにピッタリと落ち着いてくれるため個人的には装着感も良好でした。試聴している限りタッチノイズが気になることはありませんでした。 音質については、メロディーラインが綺麗に押し出されており、ポップスを始め様々な楽曲においてその表現を素直に受け取れると感じました。楽器隊に重きを置きつつ、声も解像度高く聴き取れます。 バスドラムやタムの音は膜の震えをも感じ取れるようなリアルな質感で、十分な量感を持って響くため楽曲全体に飲み込まれるような没入感を感じられました。中低域を軸に奥行きを感じられ、遠くにある音まですっと届く見通しの良さがあると思います。 いつもの曲をアップグレードしてくれるので普段使いのお供にオススメです。 iPhone 13 Pro Max SUM41 「Still Waiting」 ASIAN KUNG-FU GENERATION 「アフターダーク」 WurtS 「Talking Box (Dirty Pop Remix)」
-
ORB
Clear force Light MMCX 3.5φ L-Plug (1.2m)
¥9350 税込
高域の刺さりが気になる方や、もっと低域が欲しい方に
ブラックの被膜の随所にシルバーやカーボン調のデザインがアクセントになっており、幅広いイヤホンに合わせられそうなケーブルです。 クセがあまりつかなさそうに見受けられ、比較的お求めやすい価格帯ながら作りがしっかりしているケーブルだと思います。 サウンドの変化としては、低域を強調すると同時に、中域や高域の表現をはっきりクリアにさせてくれるような印象があります。 高域が若干柔らかく伸びるように感じました。高域と低域の変化のバランスが心地よく、高域のシャリつき、刺さりが気にならなくなるかもしれません。 お使いのイヤホンにもう少しだけ低域の主張が欲しい方や、ギター、ピアノの音をより鮮明に聴き取りたい方にオススメです。 是非一度お試しください。
-
WAGNUS.
Aqualice Sheep(イヤホン用)
MMCX 4.4mm 5極 ストレート
¥134000 税込
生を再現することに長けた最高級リケーブル
アリスブルー仕様の被膜の中はclass 1 OFCに純銀メッキと二重シルク巻が施されたフラッグシップリケーブルです。 手に持つとその硬さを感じさせるケーブルで、激しく動く環境ではタッチノイズが気になるかもしれません。ご自宅などで腰を落ち着けてゆったりと聴くのがオススメです。 そしてそのサウンドはもちろん一級品です。周囲に展開される立体的な楽曲の世界を一言で表現するなら、まさに自然。生で演奏を聴いているかのようなハイレベルな再現性の高さと、大量の情報の中で好きな箇所に容易にフォーカスを向けられる分離の良さが非常に高いレベルで両立されています。 どの帯域をとっても表現に過剰・不足がなく、イヤホンが出しうる全力の、その一歩先のサウンドを届けてくれていると感じました。 森閑とした山奥の川を流れる水のように楽曲が体内を巡るような感覚を得られるのではないでしょうか。前から後ろへと駆け抜けていく情報の奔流に身を委ねる至上のひと時を是非一度お試しください。
-
NOBUNAGA Labs
瑞鳳 (Zuihou) 4.4mm5極バランス/MMCX 【NLA-ZHU】
¥13653 税込
音に乗りたいし声も聴きたい方にオススメ
無酸素銅に錫メッキを施したケーブルです。被膜やジャック、コネクタはブラックに仕上げられており、イヤホンを選ばず合わせられそうです。 銅に錫ということで重心がグッと下がるのかと思いつつ聴いてみると、このケーブルの一番の特徴は低域の主張ではなく、 音の重なりをさりげなく描き分けられるような変化だと気づきました。 中域~低域にかけて音が太くなったような印象がありますが、それによりボワつくことがなく、分離感を感じられると思います。ボーカルが少し近場で鳴ってくれるため、声を聴きたい方にもオススメです。高域は雑味が減ったような感覚で、楽曲を素直に受け止められるケーブルだと思います。 是非一度お試しください。
-
Bispa
<楽-Raku MMCX→4.4φ-5極>BSP-HPCL-MSOEPM5
¥10440 税込
ついリズムに乗ってしまう嬉しい変化
マットブラック調の被膜に覆われたシックなケーブルです。ケーブル自体の主張が控えめなため、幅広いイヤホンに合わせられるのではないでしょうか。軽く曲げてみると柔らかな感触で、取り回しは良さそうです。 音質の変化としては、まず分離感の向上が感じられました。全帯域にわたって楽器ごとの棲み分けがはっきりしたような印象があり、高域・低域を中心に解像度も上がっていると思います。シンバルなど金物には迫力を感じると同時に繊細さも享受できるのではないでしょうか。 お持ちのイヤホンに沿ってその特徴を伸ばしてくれるため、楽曲にメリハリを与えてくれ、聴きごたえのあるリスニング体験を提供してくれると感じました。 是非一度お試しください。
-
Beat Audio
Hadal MkII 8wire MMCX - 4.4mm 【BEA-8695】
¥118700 税込
ハイエンドリケーブルを探しているなら必聴
光の当たる角度によってその輝きを変える神秘的な青色の被膜で、コネクタ、ジャックや分岐部には落ち着いた色合いのゴールドが差し色として用いられたbeat audioのハイエンドリケーブルです。 8芯かつしっかりとした編み込みながら手に持つと非常に柔らかで、取り回しは良好そうです。試聴している限りタッチノイズが気になることもありませんでした。 特徴としては全帯域の解像度の高さでしょうか。イヤホン本体の強みを活かしたまま、本来の実力以上に聴きごたえのある鳴りをするよう変化した印象です。ボーカル帯はその息遣いの機微までも再現するように細やかで丁寧な表現をしてくれ、楽器隊も配置がより分かりやすく整理されていると思います。 リズム隊など低域の表現はより荘厳なものへと変化し、楽曲の魅力を引き立てられているように感じました。 高域の表現もその解像度を増しているように感じましたが、個人的にはそれによる耳への刺さりを感じることは全くありませんでした。イヤホンを選ばず、表現をより聴き心地よく昇華してくれるケーブルだと思います。 是非一度お試しください。
-
日本ディックス
Luna plena MMCX -0 4.4mm5極 Pure Silver+6N OFC hybrid cable【PRS05-44-mmA】
¥47300 税込
表現を一つ上のレベルへ
輝くシルバーと明瞭なブロンズが交錯しており、澄み渡るようなカラーが存在感を発揮していると感じました。8芯ながら取り回しは良好で、普段使いにも充分お使いいただけると思います。 一聴してまず、高い分離感に驚嘆しました。全音域で情報の密度が濃くなったような印象があるため、繊細な表現が得意な筐体に合わせると相性が良さそうに感じました。 雑味が少なく生の楽曲をそのまま浴びているようなリアルな空気感へ変貌した感覚で、分厚くも繊細なライブ感のある音を楽しめるのではないかと思います。 量感としては低域が嫌味なくその圧を増しており、追随する形で高域が伸びていっているように感じられました。 楽曲、イヤホンの種類を選ばず幅広くお使いいただけるケーブルだと思います。是非一度お試しください。