スタッフ詳細
あさやんアサヤン
@e☆イヤホン 秋葉原店
e☆イヤホン秋葉原店勤務のあさやんです。
HIPHOPを中心に色々聴きます。
十数年来のChicago Bullsファン。
カスタムIEM:
カナルワークス L33BB
Ultimate Ears UERR, UE11PRO
Vision Ears VE3.2
Nostalgia Audio NA3
イヤホン(有線):
Shure SE846
など
イヤホン(無線):
nothing ear(2)
DAC/AMP:
RME ADI-2 DAC FS
スピーカー:
FIIO FP3
スタッフレビュー
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カナルワークス
CW-U15POP
ギャラクシーブルー
¥76230 税込
カラーもサウンドもポップに楽しめる一本
よく弾む低域サウンドの主張の上で、ボーカルが綺麗に聴けるイヤホンです。打ち込み系の音楽、その中でもキックに重点を置いた音源との相性が抜群だと感じました。 個人的にヒップホップの中でもDRILLを好んで聴くのですが、重いビートをこれでもかというほど激しく表現するため、いつの間にか頭を振っている。そんな "楽曲を楽しく聴ける" イヤホンの新星という印象を持ちました。 左右の広さは十分にありつつ、特に自分に肉薄して聴こえる距離感の音に対する立体的な表現の多彩さが心地よいです。 カラバリも豊富で、お気に入りのカラーがきっと見つかるはず。 是非一度お試しください。 【試聴環境】 iPhone13 Pro Max AK HC2 【試聴楽曲】 AbzSav X Sixty X MadMax 「Sticks & Stones」 他
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iFi-Audio
hip-dac3
¥34100 税込
外でもコンパクトに高音質を楽しみたいなら
iFi-Audioより、大人気シリーズhip-dacからhip-dac3が登場しました。 外見からわかるhip-dac2との違いとしてはまず一点、背面にIEMatchが実装されたところです。高感度のIEMを鳴らす際などに嬉しい機構だと思います。ゲインを切り替えられるPowermatchはhip-dac2より引き続き搭載されているので、出力の必要なヘッドホンなどを鳴らす際にはパワフルに用いることも可能です。 二点目の違いは、デジタル入力方法です。hip-dac2ではUSB-Aに入力する必要があったのですが、hip-dac3ではUSB-Cが採用されているため、数多くの製品があるUSB Type-C to USB Type-CないしUSB Type-C to LightningのOTGケーブルをこの製品にも使用できます。 サイズはhip-dac/hip-dac2と共通のため、前作をお持ちの方はケースを流用できるのも嬉しいところです。さらに、XBass機能も引き継いでいるため、開放型のヘッドホンを用いているときや、迫力のある楽曲を楽しみたい際にはXBassをオンにしてノリよくリスニングを楽しめます。 音質としては、基本的にイヤホンの特徴をそのまま活かしてくれる印象で、その中でも若干低域に主張を感じました。立体的な表現を綺麗に味わえるのではないでしょうか。沈み込むような低域表現の心地よさとボーカル帯の力強さ、美麗さが両立しています。 手持ちのイヤホンにその真価を発揮させてくれるやもしれません。是非一度お試しください。 【試聴環境】 iPhone13 Pro Max 本製品 final A8000 【試聴楽曲】 さユり 「花の塔」 kZm 「Forever Young (feat. BIM & WILYWNKA)」 他
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Jabra
Elite 10
Titanium Black
¥39600 税込
Dolby Head Trackingを体感せよ
Dolby Atmos®︎空間サウンドに最適化された完全ワイヤレスイヤホン、Jabra Elite 10のご紹介です。 小型かつ滑らかな筐体は、するっと私の耳にハマり、装着感は個人的には良好なものでした。イヤホン本体を眺めてみるとソラマメのような膨らみが確認できます。ユニバーサルモデルの有線イヤホンのような人の耳に合わせた形状を、最小化しているのでしょう。 先述の通り、個人的には装着感が良好で、口を開閉してみるとイヤホンが動く感覚はあれど、私が試した限り耳から外れることはありませんでした。イヤホンを装着したまま食事をすることもある私としては嬉しいポイントです。 音質については前後左右に幅を感じられるサウンドで、空間の表現が巧いという印象を持ちました。プリセットをいくつか変更して試聴した中で最も私の印象に残ったのは、低音ブーストでした。低域の量感は明らかに増されますが、ボーカルや楽器に被ることがないため、キックの重みをより楽しめるのではないでしょうか。 この製品において特筆すべきは、専用アプリを用いて設定できる「メディア向け空間オーディオ」機能だと思います。ヘッドトラッキングをオンにすると、頭の動きに反応して音の配置も動くのが感じられます。音源側でも音は一点ではなく散らして配置されているものですが、着目したい音を意識することでまた違った楽しみ方ができる興味深い機能です。 ぜひ一度お試し下さい。 試聴環境 iPhone 13 Pro Max 試聴楽曲 Caravan Palace 「Leena」 Captain Joz 「Going Home with Ya」 さユり 「花の塔」 他
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final
VR2000 for Gaming
¥6980 税込
大人気モデルの兄弟機が堂々参上!
ゲーム向けイヤホンとしてトップクラスの人気を誇るfinal 「VR3000 for Gaming」に、兄弟機として位置づけられたイヤホン「VR2000 for Gaming」が登場しました。「DARK OLIVE」と名付けられた暗めのミリタリー調なカラーが特徴的です。筐体デザインはVR3000と同様に見受けられます。 続いて、音質について記述します。目を瞠るほど巧みにチューニングされているというのが第一印象です。 繊細なサウンドの変化を瞬時に認識できるようにか、音の粒がはっきりと描写されながらも違和感を覚えない程度に輪郭を持っていると感じました。エッジと称するよりは、細かく毛羽立っているという表現が似合うでしょうか。一音一音に手を触れて確認しているかのように、しっかりと認識できると思います。 一定の音場の中で、楽器や声の配置がしっかりと聞き分けられるのではないでしょうか。FPSゲームのプレイに用いても勿論、その定位の良さを十分に体感できると思います。前後左右から聞こえる敵の足音もしっかりと判別でき、サウンド面からゲームプレイを助ける心強い相棒になりそうです。 是非一度お試しください。 【試聴環境】 KANN ALPHA PC 【試聴楽曲】 Captain Joz 「Going Home with Ya」 Candee 「Unlucky (Feat. 7)」 他
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DARUMA AUDIO
CELESTIAL
¥38000 税込
調和と分離。バランスの取れたサウンドを味わえる一本
自社開発のダイナミックドライバー1基で構成されたイヤホン、CELESTIALの試聴レビューです。 写真からは落ち着いたカラーに見えるフェイスプレートですが、光に当てると少し違った表情が見て取れます。遊び心を感じられるのではないでしょうか。 また、付属品として2Pinのケーブルが3.5mm / 4.4mmの2本同梱されており、交換式プラグでないのが印象的でした。 インスト曲で聴いてみたところ、重心は高めに感じました。ハイハットの歯切れの良さがとても心地良かったです。全体として低域にはっきりとしたメリハリがありつつ、それに埋もれることなく中域〜高域が共存できていると感じました。音楽の一体感と分離感のバランスがちょうど良く、リスニングクオリティを上げてくれるのではないでしょうか。 女性ボーカルがメインの楽曲では、背後の楽器隊に溶け込むように滑らかでありながらも、 力強く凜としたボーカル表現を楽しめました。男声と比べると女声の方がより相性が良さそうです。 楽曲全体を作品として綺麗にリスニングするのに向いているイヤホンだと思います。ぜひ一度お試しください。 【試聴環境】 KANN ALPHA 本製品付属4.4mmケーブル 本製品 【試聴楽曲】 PSYQUI 「Architect」 JUMADIBA 「Kick Up (feat. ralph)」 星街すいせい 「Stellar Stellar」 他
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AUDEZE
Maxwell for PlayStation
¥55000 税込
本格派ハイエンドゲーミングヘッドセット!
90mm平面磁界ドライバーを搭載したゲーミングヘッドセットで、分厚い低域サウンドと、解像度抜群の中域〜高域でバランスがとれているハイエンドモデルです。 平面磁界ドライバーによるものか、音の粒がスッとまっすぐ伝わってくる印象です。なにも設定を変えない状態でもサウンドの立ち上がりの良さと豊かさが感じられ、目まぐるしく状況が変化するシューティングゲームなどで、音の面からもその爽快感を味わえそうです。 また、「AUDEZE HQ」ソフトウェアでイコライザやサイドトーンの強さなどの設定が可能で、トレブル(高域)やベース(低域)といった汎用的なイコライザに加えてフットステップというプリセットもあります。 文字通り足音がより聴こえやすくなる印象で、シューティングゲームで用いたところカラッとしたサウンドになり、音の輪郭がくっきりと描写されたと感じました。良好な定位感と相まって敵の足音をよりしっかりとクリアに聴き取れるように感じました。 対戦型のゲームで相手の聞こえていないサウンドも拾い上げられそうで、サウンド面で優位に立てる要因になると思います。 ぜひ一度お試しください。 【試聴環境】 PC-VALORANT
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JBL
QUANTUM TWS
¥17820 税込
ノイキャン付き低遅延ワイヤレスゲーミングイヤホン、だと?
音楽もゲームも、スマホもパソコンも、室内も外出も……すべてを一台のイヤホンで済ませたいなら、これはあなたの答えになるかもしれません。 JBLから完全ワイヤレスのゲーミングイヤホンが登場しました。大きすぎないサイズのケースの中に、イヤホン本体とともにUSBドングルも収納可能なのは個人的に嬉しいポイントです。 ケースと本体が基本的にマットなブラックでまとめられている中で、ハウジングの一部がクローム調になっており、主張しすぎないもののオリジナリティが感じられます。 機能としては、付属のUSBワイヤレスドングルによって低遅延な2.4GHzワイヤレスでの接続が可能。さらに、Bluetooth5.2での接続できるうえ、IPX4の防水性能があるので外出時や家事のお供にもおすすめです。 スマートフォンでは「JBL Headphones」アプリを用いてバッテリー残量の確認をはじめ、 アンビエントアウェアの強度の設定やノイズキャンセリングのカスタマイズも可能。様々なプリセットイコライザーやカスタムによって、最適な音を追求できるのではないでしょうか。例えば「VOCAL」イコライザーでは中域を軸に輪郭が感じられ、WEB会議などでも活躍しそうです。 PCでは「JBL QuantumENGINE ™」ソフトウェアにより、聴覚に合わせた「3D オーディオ」の調節や、イコライザーのカスタマイズが可能。付属するドングルをPCに挿し、実際に2.4GHzワイヤレスで「VALORANT」をプレイしてみたところ、自分の立てる音や敵の足音も明瞭に聴き取れました。個人的にはゲームプレイに支障が出る遅延は感じなかったため、FPS用としてもおすすめです。 ワイヤレスイヤホンが持つ利便性とソフトウェアによるカスタマイズ性、そしてゲームプレイもかなうほどの低遅延接続。隙がない完全ワイヤレスイヤホンをぜひお試しあれ。 【試聴環境】 iPhone 13 Pro Max PC 【試聴楽曲】 NUNV LOYAL 「高所恐怖症 (feat. SEEDA & Watson)」 Neru 「脱法ロック」 Getter 「Hecka Tight」
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Razer
BlackShark V2 Pro (アップグレードモデル)
Black
¥29980 税込
一台で何役こなすんだ⁉
大人気Razer「BlackShark V2 Pro」の、アップグレードモデルが登場しました! 見た目は脱着可能なマイクのデザインが多少変わっているくらいで、おおよその見た目は前モデルを継承した形です。実際にサイズを見比べると、イヤーカップの内径は縦が少し縮み、横が少し広がっています。R側イヤーカップに、後述する「オーディオプロファイル」の切り替えスイッチが追加されました。 大きな変更点として、まず一つに「有線3.5mm接続を廃してBluetoothへの変更」が挙げられます。これにより接続方法は ・Bluetooth5.2 ・2.4 GhzのType-A ワイヤレス の2Wayとなりました。 バッテリー持続時間が最大約70時間と大幅に伸びたため、有線接続がなくてもコンスタントにバッテリーを気にする必要はなさそうです。 そしてこの製品最大の強みは、プロゲーマーが協力しチューニングされた特定タイトル向けのオーディオプロファイルが用いられる点です。 国内外で人気を博すシューティングタイトルそれぞれに向けたサウンドチューニングにより、 ゲームが発する音情報を最大限に受け取れるようになるのではないでしょうか。 以下、一部プロファイルについて所感を記述します。 【APEX LEGENDS用サウンドプロファイル】 射撃のヒット音やアーマーの割れた音などがわかりやすい音色に変化しました。明るく優しいサウンドで、長時間聴いていても疲れにくいと感じました。 【VALORANT用サウンドプロファイル】 スパイク設置/解除音やスキルのサウンドなど、ラウンド取得に繋がる重要なサウンドが強調された印象です。定位は良好で、足音だけでもおおよその位置把握ができると思います。 【標準オーディオプロファイル】 「ゲーム」では、空間の広がりを感じやすく、まろやかな表現をしている印象です。低域がタイトに絞られ、中低域〜中域が強調されたサウンドだと思います。 「音楽」に切り替えると、低域〜中低域の厚みがグッと増してノリ良く音楽を聴けるサウンドになった印象です。 「映画」では、濃密で迫力のある低域の下地に適度な距離感で存在する声やBGMにより、作品に没入できるサウンドだと感じました。 おしなべてみると各々が全く異なるサウンドで、まさに多目的に用いられるヘッドセットになっていると感じました。320gという重量も装着してみると個人的にはそこまでの重みを感じず、長時間の使用も楽に行えそうに思えます。 複数のeスポーツアスリートが求めるサウンドを体現した一台。ぜひ一度お試しください。 試聴環境: PC iPhone 13 Pro MAX 試聴楽曲: ralph 「Get Back (03- Version) feat. JUMADIBA & Watson」 HIYADAM 「I RAVE U」 他
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beyerdynamic
DT 990 PRO
¥30800 税込
個性的な見た目、万能なサウンド。
レトロモダンなデザインが特徴的なモニターヘッドホンです。 250Ωに対して出力感度が96dBと少々駆動力を要求するため、音楽プレイヤーや据え置き機のアンプなどとの組み合わせでその真価を発揮してくれそうです。 サウンドとしては、ビシッと中央に定位するボーカル表現から、シンバルの消えゆく非常に細やかな表現まで微細に捉えてくれる印象です。破裂音などのエッジの効いたサウンドも、個人的には耳への刺さりを感じませんでした。 深く沈む低域と、クリアでグッと伸びる高域が心地よく感じられるのではないでしょうか。近くで響く音、遠くで響く音の描き分けが丁寧に為されているため、目的の音をモニターするのはもちろん、音場が広いため楽曲のすべての音を確かにリスニングしたい方や、ゲーム・映画鑑賞などマルチな用途におすすめできるヘッドホンだと思います。 ぜひ一度お試しください。 【試聴環境】 KANN ALPHA ADI-2/4 Pro SE FiiO K9 【試聴楽曲】 Getter 「Fricken Dope」 lapix & PSYQUI 「Title」 Yunomi 「恋のうた」 他
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Noble Audio
Ronin 【NOB-RONIN】
¥595899 税込
最高峰の万能機
ブラック系のベースカラーの中にシルバーがかったホワイトやブルーが覗く、落ち着いたデザインのイヤホンです。 ケーブルはネイビーとシルバーの二色で仕上げられており、抜き身の刀のような静かで鋭い存在感を放っています。 サウンドについて記述します。 レスポンスのいい低域サウンドの下地の上にある、彩り豊かに耳元に届く中高域の表現力が一番の魅力ではないかと思います。リズム隊のサウンドはすっと抜け、後残りしないため、 音の密度は非常に濃いものの聴き疲れはしにくそうです。 高域の繊細な表現も細やかに描写してくれる印象で、試聴している限り耳への刺さりを感じることはありませんでした。 音数の多い楽曲でも、あまねく音が同レベルの量感で存在しており、向けたい所にフォーカスを向けられると感じました。 微細なニュアンスも描き分けられるボーカル帯の表現力もさることながら、低域が力強く横に広がってくれるため、幅広い楽曲をノリ良くリスニングできそうです。 濃密ながらも後味よくスッと消えていく一音一音に耳を傾けていると、気付けば時間を忘れてリスニングしている。そんなイヤホンではないでしょうか。 是非一度お試しください。