スタッフ詳細
AKIRAアキラ
X(Twitter)@e☆イヤホン 秋葉原店
e☆イヤホン秋葉原店のAKIRAです!
愛機:Questyle QPM
JVC HA-FX1100
Jomo audio Flamenco(カスタムIEM)
ASHIDAVOX EA-HF1
RME ADI-2 DAC
JR SOUND HPA-203
SENNHEISER HD 650
ENIGMA Acoustics Dharma D1000
audio-technica ATH-L5000 etc…
好きな音楽、アーティスト:ゲーム音楽(アトリエシリーズ、デレステ)/門脇更紗/月ノ美兎 etc…
スタッフレビュー
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SHANLING
UA5
ブラック
¥32780 税込
合わせる機器もユーザーも選ばない懐の深さ。
スマホからの電力+内臓バッテリーを利用した音質重視の設計やアナログボリュームの搭載など、小型アンプではこれまでなかった要素が組み込まれた製品です。 音質はニュートラルめで聴きやすく、不得意なジャンルは無いように感じました。 ニュートラルといってもモニターのような無機質感は少なく高域の伸びやかさや、ボーカルの芯のある押し出し感などもしっかりと表現してくれます。 バックグラウンドノイズが皆無なので、ダイナミックレンジの広さも相まって音楽の没入感が強いのもいいです。 またDACのシングル/デュアルを切り替えることでディテールや奥行き感を変化させたり、ハイブリッド電源システムで6時間ほどさらに高音質で楽しめる機能や、強弱のゲイン設定、左右バランスの調整など、かゆいところに手が届くような細やかな設定が行える点も魅力の一つです。 総じて、ニュートラルな音質と好みで変えられる豊富な設定で、合わせる機器もユーザーにも合わせやすい懐の深い商品です。 ぜひ、ご検討ください!
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PHONON
SMB-02G PHONON×atmos コラボモデル
¥44000 税込
現代的な曲に合う、美しく楽しい音作り。
密度が高い低域と抜けがよく細やかで美しい高域が印象的。全体的に少しタイトでメリハリのある傾向です。J-pop、ロック、EDMなどをノリ良く楽しく聴けます。小音量でも音像がつぶれにくいので、小さい音量で聴く方にもオススメです。 音量次第である程度は音漏れしますが、それよりも遮音性がそこまで高くないです。外音が気になる方には外での使用はオススメしません。 前モデル「SMB-02」との比較では、中高域の煌びやかさはそのままに低域は力強く、より音像がとらえやすくなっています。また、リケーブルやスイーベル機構、段階式のサイズ調整アジャスターに対応しているのでより使いやすくなっている部分もポイントです! 生音系の楽曲よりも、最近のDTM系の楽曲の方が向いている音作りなので刺さる人は多いと思います。 また、限定モデル「SMB-02G PHONON×atmos コラボモデル」は、PHONONとatmosのロゴがレーザー刻印されている赤のフェイスプレートと通常のイヤーパッドとは別に赤い肉厚のイヤーパッドが付属した特別なカラーリングのモデルです。 この赤いイヤーパッドは適度な硬さと高さがあるので、個人差はあると思いますが、耳に当たりづらく遮音性も多少上がります。またドライバーとの距離が広がる影響か、前方に半円状に音場が展開し適度な距離感で鳴ってくれるので、リスニングとしてはより聴きやすくなりました。 モニターとして使うなら通常モデルで十分ですが、普段使いなら限定モデルもオススメですよ! ぜひ、ご検討ください! 使用機器:iPhone 8plus 楽曲:Pat Benatar「Heartbreaker」、亜美「世界、星と空と道と」、Tempalay「あびばのんのん」etc...
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PHONON
SMB-02G
¥38000 税込
現代的な曲に合う、きれいで楽しい音作り。
密度が高い低域と抜けがよく細やかで美しい高域が印象的。全体的に少しタイトでメリハリのある傾向です。J-pop、ロック、EDMなどをノリ良く楽しく聴けます。小音量でも音像がつぶれにくいので、小さい音量で聴く方にもオススメです。 音量次第である程度は音漏れしますが、それよりも遮音性がそこまで高くないです。外音が気になる方には外での使用はオススメしません。 前モデル「SMB-02」との比較では、中高域の煌びやかさはそのままに低域は力強く、より音像がとらえやすくなっています。また、リケーブルやスイーベル機構、段階式のサイズ調整アジャスターに対応しているのでより使いやすくなっている部分もポイントです! 生音系の楽曲よりも、最近のDTM系の楽曲の方が向いている音作りなので刺さる人は多いと思います。 また、限定モデル「SMB-02G PHONON×atmos コラボモデル」は、PHONONとatmosのロゴがレーザー刻印されている赤のフェイスプレートと通常のイヤーパッドとは別に赤い肉厚のイヤーパッドが付属した特別なカラーリングのモデルです。 この赤いイヤーパッドは適度な硬さと高さがあるので、個人差はあると思いますが、耳に当たりづらく遮音性も多少上がります。またドライバーとの距離が広がる影響か、前方に半円状に音場が展開し適度な距離感で鳴ってくれるので、リスニングとしてはより聴きやすくなりました。 モニターとして使うなら通常モデルで十分ですが、普段使いなら限定モデルもオススメですよ! ぜひ、ご検討ください! 使用機器:iPhone 8plus 楽曲:Pat Benatar「Heartbreaker」、亜美「世界、星と空と道と」、Tempalay「あびばのんのん」etc...
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RE・LEAF
E5 studio
¥418000 税込
歪みを感じさせない忠実な再現性
「E5 studio」は正確なトーンバランス、忠実な描写力を持つヘッドホンアンプです。音源や合わせる機器の個性がそのまま感じられるほど混じりっ気のない素直な特性です。特に、音の定位や距離感が正確に表現され、機器や音源ごとの違いがはっきりと感じ取れます。音源そのものに集中したい方にとっては、癖を感じさせない黒子役に徹することができる理想のアンプだと思います。 また、このヘッドホンアンプの良さは音源の情報を克明に描き出すような透明感に優れる部分にあると思います。いわゆるライブ会場にいるかのような臨場感や迫力を表したり、特定の帯域に艶や響きを加えて脚色するような表現とは対照的です。ある種モニター的とも言えますが、質感が硬かったり余韻が削られている印象はありません。定位や質感描写を正確に描き、音のなめらかさや抑揚まで感じられるほどの繊細さを表しつつも強調せず、自然に浮かび上がらせるように感じられます。 次に、それぞれのヘッドホンでの印象です。 ・SONY「MDR-CD900ST」 これぞスタジオモニターという音のイメージです。定位は、縦方向の広がりは狭く横方向にキレイに整列されています。全帯域非常にクリアで曇りを感じさせません。音が近く高域も非常にハッキリ聴こえますが、特定のピークで刺さるような暴れ方はせず常に一定の距離感で鳴ります。歪みがなく、制動が正確に効いているからこそできる表現だと感じました。 ・TAGO STUDIO TAKASAKI「T3-01」 尖りのないふくよかな鳴りを活かしつつ、音源のイメージを崩さない自然な聴き心地です。音場はCD900STよりも広くなり、響きも少し乗るようになります。耳当たりが非常ソフトでありながら細かい描写にも神経が通っており、細部に曖昧な印象を与えません。 ・SENNHEISER「HD 800S」 低域から高域まで過不足なく鳴らします。特に低域の表現は、開放型にありがちな抜けの良さと低域のエネルギッシュさがトレードオフになる印象がなく、しっかりとした厚みが感じられました。音場は横方向に広いですが、比較して縦方向がやや狭めに感じました。拡張して広く見せるというよりは音源のイメージ通りの広さで再生します。澤野弘之「UNICORN」やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/カール・ベーム「交響曲 第22番 ハ長調 K.162:第一楽章;Allegro assai」などは音の余韻や空気感のイメージ通りの豊かな広がりを感じますし、LISA「紅蓮華」ではボーカルが近く一歩下がって楽器隊が聴こえます。適切な音の距離感に対する正確さが感じ取れました。 総じて、合わせる機器や音源を活かして正確に再生するヘッドホンアンプでした。色付けを好まないシステムを目指している方にぜひオススメしたい商品です。ぜひ、ご検討下さい! 使用機器 DAC:Cayin「iDAC-6 MK2」 ヘッドホン:SONY「MDR-CD900ST」、TAGO STUDIO TAKASAKI「T3-01」、SENNHEISER「HD 800S」 使用楽曲 LISA「紅蓮華」、澤野弘之「UNICORN」、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/カール・ベーム「交響曲 第22番 ハ長調 K.162:第一楽章;Allegro assai」
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Cayin
N8ii
¥499400 税込
煌びやかな高域と端正で流動的な中域、低域。
美しく生々しい中音域と煌びやかな高域、丁寧に響く低域が本当に心地良い。特に感動した部分は、素晴らしい臨場感を持ちながら威圧してくるような激しさはなく、あくまで音楽再生としての丁寧さを感じた点です。 前モデル「N8 DAP」と比べてみました。どちらもNutube真空管、アンバランス、ミディアムゲイン、N8iiはClassAでの試聴です。 N8 DAPでは中音域の生々しさや低域の厚みや濃厚さが際立ち、定位的に中央へのまとまりが良い堂々とした重さのある鳴りが印象的でした。リスニング系の音作りで深く濃厚な表現を持っていたのがかなり印象的なプレイヤーでした。 N8iiでは、比較して低域の厚みや濃厚さは大人しくなり、中域の生々しさや艶感はそのままに、かなりスッキリとした聴き心地になっています。キレイな描写がより得意になり、高域の煌びやかさや微細な描写に注意がいくようになりました。とはいえタイトな描写になったという印象はなく、むしろ音源に対してより流動的で正確になった印象です。定位も横、奥行きどちらにもまんべんなく広がりを持つようになりました。 またN8iiには音質に関わる様々な機能が備わっています。 前モデルでもあったNutube真空管とソリッドステートの切り替えでは、音の艶やなめらかさが変わります。中音域により生々しさが欲しいならぜひNutubeを! ポータブルヘッドホンアンプ「C9」にも搭載されていたClassA/ABの切り替え。Class ABでは、低域の厚みや押し出しが感じやすくなり迫力が出ます。 Class Aでは、細かな描写がより端正に整ってなめらかに描写されます。ボーカルやピアノ、ギターなどの表現が一層美しくなります。 回路の動作電圧を調整するデュアル出力モードも搭載されています。高出力のP+ではClass ABしか選択できなくなります。音はより高出力なパワフルな印象になるので、鳴らしにくいイヤホンやヘッドホン向けの機能だと思います。 これらの機能は全体の印象を変えてしまうほど大きなものではありませんが、最後の仕上げともいえる絶妙な変化を与えてくれます。 試聴の際にも、ぜひお試しください。
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FIIO
M11Plus ESS 【FIO-M11PLES-B】
¥96363 税込
よりニュートラルでスキのない音質
M11Plusと言えば、数量限定で販売された「M11Plus LTD」で好評いただいたモデルが記憶に新しいかと思います。 「M11Plus ESS」では、ES9068ASを2基搭載になっているほか、バッテリー持続時間が4時間伸びて14時間、SN比は6db高くなって126dbとスペックだけ見てもかなりの変化が見られます。以前のLTDが数量限定品のため、通常モデルという位置付けではありますが、ESSはまた一味違う新しいモデルと言っても良いのではないかと思います。 さて、肝心の音質ですが、全帯域に透明感があり非常に歪み感の少ないサウンドに感じました。土台となる低域はしっかりとした量感がありますが、適切な距離感で定位するのでくどさがなくさらっと聴けます。この点は、印象が濃くなりすぎず他の帯域をマスクせずにできる絶妙なバランスだと思います。中高域についても正確な定位と滑らかなでピークの少ないサウンドが非常に聴きやすいです。 「M11 Plus LTD Aluminum Alloy」と「M11 Plus ESS」を比較してみると、前者はボーカルがど真ん中に定位するようにやや中央にまとまった密度感を持っていて柔らかく艶やかな質感です。後者は横方向への広がりが増しより音をより客観的に全体を見渡せるように定位し、質感は少し乾いたモニター調でフラットな印象になっています。 総合して、音源に対してより忠実な印象になっており機器の癖を極力出さずに音楽を楽しめるように感じました。合わせる機器、音楽ジャンルをあまり選ばないと思いますので、幅広い方にオススメできる商品になっていると思います。 ぜひご検討ください!
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iFi-Audio
ZEN One Signature
¥59400 税込
透明感あふれるダイレクトなサウンド
iFi-Audioの「ZEN Signature」シリーズでは、これまでDACやイコライザーによって対応機器のチューニングを最適化したヘッドホンアンプが発売されてきましたが、「ZEN One Signature」はBluetooth/光/同軸/USBなどの幅広い入力に対応するBluetoothレシーバー兼USB DAC兼DDCになります。 「ZEN DAC Signature」と同じくヘッドホンアンプを搭載していないため、ヘッドホンと合わせる場合にはZEN CANなどのヘッドホンアンプを別に用意する必要があります。そのため、試聴は「ZEN DAC Signature」との比較でそれぞれ「ZEN CAN Signature」と組み合わせて試聴しました。 「ZEN DAC Signature」では、ややクールな質感と正確なレスポンスを持つ再現性の高い音が特徴です。あまり音に脚色せずそのまま変換し送るという仕事を真面目にこなす存在だと思います。 「ZEN ONE Signature」では、そこからベール剥がしたかのような、よりダイレクトなサウンドに感じました。もちろん「ZEN DAC Signature」とは全体の傾向は似通っているのですが、よりストレートなアタック感やにじみを感じさせない表現になっている印象です。 この部分の変化は、「16コアXMOSマイクロコントローラー」を採用したデータ処理能力の強化やボリューム回路を介さないことによる影響かもしれないですね。 より入出力系統が増え様々な用途に活用いただける商品になっていると思います! ぜひご検討ください!