スタッフ詳細
わかワカ
@e☆イヤホン
e☆イヤホンWEB本店スタッフのわかです!
【愛機】
AAW ASH(カスタムIEM)
水月雨 (MOONDROP) Quarks
Massdrop x Meze 99 Noir
Skullcandy CRUSHER ANC
EarStudio ES100
スタッフレビュー
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Astell&Kern
A&ultima SP3000
Silver
¥575980 税込
王者再臨
「Astell&Kern A&ultima SP3000」は、まさに次世代フラッグシップモデルの名にふさわしいDAPです。 まずは見た目から。Astell&KernのDAPはどれも見た目の美しさが特徴的ですが、SP3000は金属部分の美しさが特に際立っていました。 筐体はやや横幅が広めで、ずっしりとした重みを感じました。持ちづらいとは感じませんでしたが、選曲等の操作をする際には両手で操作するサイズ感でした。 肝心の出音は、まさに「完璧」といった印象でした。 「力強さ」「繊細さ」「生々しさ」「音源の空気感」の全てを持ち合わせていて、あら捜しをすることが無粋だと感じてしまいました。 どの帯域においても素晴らしい音を奏でてくれますが、どちらかというとやや高音域のきらめきの美しさが特徴的だと感じました。 2022年10月時点でe☆イヤホンで取り扱っているDAPの中でもTOP5に入る高額製品ではありますが、SP3000の奏でる音はその値段に見合っていると断言できるものでした。 試聴環境 Astell&Kern A&ultima SP3000→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい Avicii - Without You
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水月雨 (MOONDROP)
Quarks
¥1980 税込
バランスの良さが光る低価格イヤホン
「Quarks」は水月雨(MOONDROP)のエントリークラスのカナル型イヤホンです。 出音は、中高音域にフォーカスが当たったバランス型でした。 ボーカルは近すぎず遠すぎず、ちょうどそのど真ん中といった印象です。 高音域の抜け感が良く、音場の広さを感じることが出来ました。 低音域に関しても必要な量はしっかりと出ています。 ただし、Quarksの本来の力を発揮できるスイートスポットが若干狭く感じました。 耳に正しく装着出来ていない状態だと、低音の抜け落ちが発生します。 イヤーピースのサイズ選びは慎重に行ったほうが良さそうです。 e☆イヤホン店頭での試聴の際には他のサイズのイヤーピースをお貸しすることも出来ますので、是非お声掛けください。 耳に正しく装着できた際のバランスの良さは同価格帯のイヤホンの中ではピカイチです! 特に不得意な音楽ジャンルは無い印象でした。 ステムは太めではありますが、「final Eタイプ」や「AZLA SednaEarfit」など、他社製のイヤーピースが装着できることも確認済です。 お気に入りのイヤーピースを探すのも良いのではないでしょうか? また、高音域が繊細でしっかりと出ているため、音楽ゲームのタップ音が聞き取りやすく感じました。 有線イヤホンなので、遅延を気にする必要もなく、ゲームのプレイにも積極的に使っていけそうです。 マイクのあり、なしが選べるのも嬉しいポイントですね! 2000円付近での製品の中では、間違いなくオススメの商品です! 試聴環境 iPhone 11→MOONDROP Quarks(Apple 純正変換アダプタ使用) 試聴楽曲 赤い公園 - オレンジ Cing - アイスクリーム/サイネージ
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水月雨 (MOONDROP)
暁 - DAWN (USB Type C to 3.5mm)
¥10530 税込
スマートフォンでの音楽体験を1歩ステップアップさせてくれる小型DACアンプ
「水月雨 暁 - DAWN」は小型DACアンプデビューにピッタリな商品です。 比較対象として、Apple純正のLightning to 3.5mm変換アダプターを使用しました。 試聴を始めてすぐに、「暁 - DAWN」の安定した出力から生み出されるパワーを感じました。「1つ1つの音がしっかりと鳴らされている」という体験ができました。 同価格帯の小型DACアンプと比較すると「暁 - DAWN」は高音域の音が美しいと感じました。伸びの良さを感じつつ、かといって刺さりは気にならない高音域のキラキラ感がとっても好印象です。 「暁 - DAWN」のようなケーブル着脱不可の小型DACアンプは断線の心配がどうしても付きものですが、ケーブル皮膜はコシの強めな素材を採用、形状もいわゆる「きしめんケーブル」と呼ばれる平べったいタイプのケーブルが採用されているため、他の製品と比べると自重で引っ張られることでの断線はしにくいのではないかと思われます。 「暁 - DAWN」はあなたの通勤通学時間をより良いものにしてくれること間違いなしな商品です。 試聴環境 iPhone 11→水月雨 暁 - DAWN→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい YOASOBI - RGB
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SHURE
SE846 (第2世代)
グラファイトシルバー
¥112926 税込
指標として持っておきたいイヤホン
「SHURE SE846」は2013年に発売されて以来プロアマ問わず多くのユーザーに愛され続けているイヤホンです。 そんな「SE 846」の第2世代モデルの大きな変更点はエクステンデット(赤色)ノズルの追加です。 今回のレビューでは、全てのノズルを聴き比べをおこないました。 【バランス(青)】 ボーカルの存在感をハッキリと感じられるサウンドです。 音場は狭めで全帯域過不足なく音が出ています。 【ウォーム(黒)】 ボーカルの存在感はそのままにやや高音域を抑え、中低音域を伸ばしたようなサウンドチューニングがされていました。4種のノズルの中で一番聞き疲れしないサウンドでした。お気に入りの楽曲のサ行の刺さりが気になる際にはウォームノズルの使用が良さそうです。 【ブライト(白)】 バランスと比べると全体的にメリハリをはっきりと感じられるサウンドでした。特に中高音域から高音域にかけての量感が増しています。中高音域の量感の増加と同時に、低音のアタック感もよりしっかりと感じられるようになっている印象でした。女性ボーカルとの相性がとても良く感じました。 【エクステンデット(赤)】 第2世代になり追加されたエクステンデットノズルは4種のノズルの中で一番透明感を感じるサウンドでした。 YOASOBIの「群青」の楽曲中に度々流れる水の様な音の生々しさには思わず鳥肌が立ちました。ボーカルを中心に全体的に音が近く感じられ、まとまり感が好印象でした。音の濃さを感じつつもスッと抜ける正確さも味わうことが出来ました。ブライトノズルと比較すると、ブライトノズルのやや刺激的な部分を抑え、聞きやすくなっている印象でした。既にSE846ユーザーの方にも是非新しいノズルの音を体験していただきたいです! 10万円前後の定番イヤホンのうちの1つと言っても過言ではない「SE846」 古さを感じさせない長年愛され続けている3種のチューニングと、新たに加わったバランスの良さが好印象の新しいチューニングを楽しめる第2世代SE846は、1つで4度おいしいお買い得なイヤホンだと思います。 e☆イヤホン店頭ではノズルやイヤーピースを変更して試聴することも可能です! 是非お近くのスタッフにお声がけいただいてお気に入りを探してみてください! 試聴環境 iPhone 11→Earstudio ES100→SHURE SE846(第2世代) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい YOASOBI- 群青
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SHANLING
M6 Ultra
Black
¥129800 税込
鮮明に。正確に。
「SHANLING M6 Ultra」は繊細さとダイナミックさを兼ね備えたDAPです。 以前レビューした「SHANLING M6 Ver.21」と比較すると、トゲの無い滑らかでややウォーム寄りな「M6 Ver.21」に対して、「M6 Ultra」は解像感や鮮明さをよりハッキリと感じられるサウンド作りがされていました。 音の印象は 【低音域】 重みをしっかり感じる低音域ですが、同時にスピード感もしっかりと感じられました。 「M6 Ver.21」と比較すると「M6 Ultra」の方が低音域の存在感が増しているように感じました。 【中音域】 ボーカルは一歩離れた位置で歌っている印象です。細かな息遣いまで聞き取れる解像感の高さが印象的でした。 【高音域】 「M6 Ver.21」からの変化で、特に大きな変化を感じたのは高音域です。 トゲを感じない「M6 Ver.21」に対して、「M6 Ultra」はやや刺激的な印象でした。 とても細かい音までしっかりと出ており、抜け感も良く感じました。 【全体の印象】 広めの音場と高い解像感で、スティック型アンプや低価格帯のDAPとは一線を画すサウンドです。 DAPならではの「良い音」をしっかりと感じられる製品でした。 ハード面に関してもとても好印象で、動作がとても軽く、ノンストレスでレビューを行えました。 2022年に試聴した10万円前後の価格帯のDAPの中でも特にオススメできるDAPです! 試聴環境 SHANLING M6 Ultra→AAW ASH(カスタムIEM) 試聴楽曲 いぎなり東北産 - 服を着て、恋したい YOASOBI- 三原色
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Acoustune
AEX70
Mサイズ / 2ペア
¥1580 税込
イヤホンと耳を1つに融合できるイヤーピース
「Acoustune AEX70」はダイレクトな音を楽しめるイヤーピースです。 特筆すべき点は装着感の良さです。粘り気がある素材でありながら傘が薄いことで「ズレにくさ」と「イヤホン装着時の不快感の軽減」を両立させています。 音質の変化に関しては、どこかの帯域を強調させるタイプではなく、イヤホンが鳴らした音をダイレクトに耳の鼓膜に届けてくれる印象でした。 全体的に音の輪郭をしっかりと感じ取れるようになり、解像度が上がったように感じられました。 粘り気のある素材のイヤーピースが苦手な方にも是非お試しいただきたいイヤーピースです! 試聴環境 iPhone 11→MOONDROP Quarks(Apple 純正変換アダプタ使用)→Acoustune AEX70 試聴楽曲 4s4ki - Freedom Kingdom feat. Swervy Cing - 動物たち
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AAW
A3H+ Lux Edition (Universal Fit)
¥32890 税込
見た目も音もその日の気分に合わせて”着せ替え”できるイヤホン
「AAW A3H+ Lux Edition」は柔らかな低音とクッキリとした高音のコントラストを楽しむことができるイヤホンです。 まずは、見た目から。 網目模様のフェイスプレートがとても美しいです。 フェイスプレートは交換可能で、別途購入が必要ですが金色のプレートも用意されております。こちらもとても美しいので、A3H+ Lux Editionを購入した方は是非店頭でサンプルをご覧になってください! 交換式のフェイスプレートは、フェイスプレート下部の小さな切り欠きにsimピン等細いものを差し込む事で取り外しができます。フェイスプレートは磁力で付いており、外れてしまう心配はありませんでした。 音の印象は 【低音域】 柔らかめで迫力のある低音を楽しめました。 1つ1つの音の輪郭は丸めで、暖かみを感じました。 手前側に低音域が配置されており、低音域の重みを味わうことが出来ました。 【中音域】 ボーカルはクッキリとした輪郭が特徴的でした。 低音域のやや奥に配置されている印象でした。 【高音域】 高音域は低音域と比較するとカラっとした印象で、音の粒も細かいものでした。 【全体の印象】 低音域の柔らかさと、高音域の精細さのバランスが好印象でした。 【各モード】 A3H+ Lux Editionは交換式フェイスプレートを外した内側に音のバランスを変化させるスイッチが付いています。 Nomalモードとの比較は、 Vocal/Vocal+:やや低音の量が減り、ボーカルの存在感が増します。距離感がグッと近づき、濃さを感じるサウンドに変化しました。 BASS:Nomalの印象のまま低音域を更にしっかりと感じることができます。ビートをしっかりと感じたい時にはBASSモードがオススメです! スイッチの切り替えで音の変化を楽しめるイヤホンは、他のメーカーからも出ておりますが、A3H+ Lux Editionはその中でもスイッチ切り替えによるキャラクターの変化が分かりやすいイヤホンだと感じました。 イヤーピースを変える事による音の変化も大きめな印象です。素材はもちろんのこと、普段使わないサイズのイヤーピースを装着することで新たな発見ができるかもしれません。 是非お好みの組み合わせを探してみてください! ※量感イメージの点数評価はNomalモード時のものです 試聴環境 iPhone 11→EarStudio ES100→AAW A3H+ Lux Edition 試聴楽曲 YOASOBI - もう少しだけ 三月のパンタシア - 恋はキライだ
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iBasso Audio
DX170
ブルー
¥59620 税込
ボーカルの存在感とクッキリサウンドが特徴のポータブルプレイヤー
「iBasso Audio DX170」は初めてのポータブルプレイヤー(以下DAP)としてはもちろんのこと、軽量なサブ機をお探しの方にもオススメなDAPです。 サイズ感は、近年のスマートフォンと比較すると縦の長さが短い印象です。指を伸ばせば画面の上部まで片手で操作することが出来ました。 音に関しては、全体的に明瞭感の高い音でした。 低音域や高音域はメリハリを感じるサウンドで、音の粒は細かめです。ボーカルに関しては耳の近くで歌っているような感覚で、存在感が際立っていていました。 音の配置に関しては、中音域が比較的近めで、他の帯域は少しだけ離れた位置で鳴っていると感じました。 EDMやHIP HOPといったビートをしっかりと感じたい楽曲との相性が特によいと思います! ハード面で個人的にグッと来たポイントは、各端子の配置です。プレイヤー上部に「USB Type C端子」、プレイヤー下部に「3.5mm&4.4mm端子」が配置されています。 なぜこの配置が良いかというと、自宅のデスクでUSB DACとして使用する際に、DAPのイヤホン側を手前において使用する方が多いかと思いますが、その際に画面が上下逆にならずに使用することができるからです。 外出時も、自宅での音楽再生にも扱いやすいDAPです! 是非お試しください! 試聴環境 iBasso Audio DX170→AAW ASH(カスタムIEM) iBasso Audio DX170→TAGO STUDIO TAKASAKI T3-02 試聴楽曲 avicii- Without You Official髭男dism - Pretender
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AZLA
POM1000 Earplug ライブ用イヤープラグ
Black
¥4950 税込
騒がしい日々に静寂を
「AZLA POM1000」はユーザーのニーズに合わせて遮音性を調整できる耳栓です。 同社の大人気イヤーピース「SednaEarfit シリーズ」の最新の製品「SednaEarfit max」が付属しています。このイヤーピースがとても優秀で、過去に使用してきたイヤーピースの中でもトップクラスに肌触りが良く、密着感も素晴らしいです。 イヤホン本体をひねるように回すことでクローズドモードとオープンモードの切り替えを行えます。 今回のレビューでは、事務所内で遮音性をチェックしました。 クローズドモード:遮音性の高いモードです。オープンモードと比べるとエアコンの駆動音がより軽減されているように感じました。 オープンモード:自然な印象を受けました。近くのスタッフと会話する際にも、耳栓をしている際の声がこもって聞こえるという印象を受けませんでした。 本体の形状が円柱型で左右を気にせずにパッと装着できるのも好印象でした。 さらに遮音性を高めたい方には、フォームタイプのイヤーピースを装着することをオススメします。 今回のレビューでは、Complyの完全ワイヤレスイヤホン向けイヤーピース「Comply TG-200 TrueGrip」を装着して試聴を行いました。 「Comply TG-200 TrueGrip」を使用することで、もう一段階上の遮音性を得ることが出来ました。 また、「Comply TG-200 TrueGrip」は小さめなイヤーピースのため、「POM 1000」に付属している金属のキャリングケースにも問題なく収納可能でした。 目の前のことに集中したい時や、少しずつ再開されつつある音楽フェスに参加する際など、それぞれのシーンに合わせて寄り添ってくれる耳栓です!
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SENNHEISER
MOMENTUM 4 Wireless
ホワイト
¥49401 税込
一聴して「良い音」と感じられるワイヤレスヘッドホン
「SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless」は極上の音楽体験ができるワイヤレスヘッドホンです。 前作までの歴代MOMENTUMシリーズとは見た目が異なり、ハウジング部分がフラットデザインになり、ヘッドバンド部にはファブリック素材が採用されています。 R側のハウジング部分にタッチセンサーが搭載されており、ヘッドホンでの操作は大半をここで行います。 タッチセンサーの感度は良好で、タップ、スワイプ、ピンチと一通りのジェスチャーを試しましたが、誤作動することはありませんでした。 装着感は良好で、重量もほとんど感じませんでした。イヤーパッドがとても柔らかく耳を優しく包み込んでくれます。ヘッドバンド部分も細すぎず、面で支えてくれる印象で、1点に力がかかって痛くなるということはありませんでした。 ノイズキャンセリングに関してもとても効きが良い印象であるにも関わらず、不自然さや窮屈感を感じさせないように作られておりました。 外音取り込みに関してもとても自然で、近くにいるスタッフとも違和感なく会話を行えました。 音の印象は 【低音域】 迫力がありつつも楽曲のバランスを崩さない絶妙な音作りでした。 【中音域】 音場の広さも相まって、ボーカルは少しだけ遠い位置に配置されている印象でした。 【高音域】 抜け感が印象的でした。高音域の抜けが良いことで全体のスピード感も感じることが出来ました。今回試聴した楽曲では刺さりは全く気になりませんでした。 【全体の印象】 とてもバランスの良いサウンドで、音場の広さが特徴的でした。 全体的に音が良く整頓されている印象で、一聴してすぐに「良い音」と感じられるヘッドホンでした。 ワイヤレスヘッドホンの製品の中では高価な商品ではありますが、期待に答えてくれること間違いなしなヘッドホンです! 試聴環境 iPhone 11→SENNHEISER MOMENTUM 4 Wireless 試聴楽曲 赤い公園 - yumeutsutsu 三月のパンタシア - 恋はキライだ