スタッフ詳細
かかりちょーカカリチョー
X(Twitter)@e☆イヤホン 秋葉原店
ゲームが大好きなe☆イヤホン秋葉原店スタッフかかりちょーです
愛機
VISIONEARS VE4.2
final E500
AUDEZE MOBIUS GAMING HP
好きな音楽ジャンル
メタル(メロスピ/シンフォニック)/ゲーム音楽
スタッフレビュー
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HiByMusic
Lasya
パープル
¥29700 税込
ボーカルも楽器の音も
ボーカル帯域を中心にバランスがとられています。低域の量感が少ない影響か少し腰高な印象を受けました。量感は少ないですが厚みは十分にあり土台としての役割はしっかりと機能していると感じました。 中心となっているボーカル表現にはハリがありクリアに聴こえます。また、他の帯域に比べ耳に近い距離で鳴っており、ボーカルを中心に聴かれる方にはドンピシャだと思います。 レスポンスの良さをとても感じますが金物の残響感もスパっと切れている印象を受けます。高域表現自体は非常に耳当たりが良く繊細で綺麗な音である為、余韻の表現は好みが分かれそうです。 総じてボーカル表現のクオリティが高く、レスポンスも速い為アニソンや邦ロックをよく聴かれる方にオススメです。
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Softears
Volume
¥36000 税込
心地よく耳に残るイヤホン
タイトルにもあるように非常に癖のないサウンドバランスで心地よく聴けます。 輪郭は全体的に丸く感じました。しかし音の緩さはあまり感じる事は無く、高域と低域がしっかりとキレる分、締まった音に聴こえます。その点から分解能も高いのではないかと思いました。また、ベースラインが埋もれることなくはっきり聴こえる為、耳コピなどの用途にも活用できそうです。 音場は少し近めではありますが分離感が程よくある為、空間の広がりも感じやすいです。これは、響きもしっかりとありながらも消え方が良い塩梅である為、このような空間表現になっているのかと思います。 モニター寄りの方が好みの音だがノリよく音楽を聴きたい方におすすめなイヤホンです。また、イヤモニを探している方には隠れた名機になりうるのではないかと思います。 ぜひお試しください。
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EARMEN
COLIBRI
¥55000 税込
音を堅実にワンランク上げるDACアンブ
こちらのドングル型のDACアンプは、バッテリー駆動方式を採用しています。バッテリーを都度、充電する必要がありますが、バスパワー駆動方式で発生してしまう電源周りのデメリットが解消されます。 駆動時間は最大5時間とやや短めではありますが、その分小型で持ち運びにも苦労せず使用することがきるのできます。また、出力もイヤホンを鳴らすのには苦労することは無く充分にあります。 肝心の音質について述べていきます。使用したイヤホン、試聴楽曲は下記の通りです。 イヤホン:FD5 試聴楽曲Unlucky Morpheus「Opfer」 堅実な音で再生しイヤホンの個性を残しつつ解像度がグッと上がりました。また音の厚みが増えワンランク上のサウンドになります。 スマホで聴いていた際に少し粗さを感じていた低域部分の輪郭や金属の響きが整い柔らかく感じるようになり、非常に聴きやすく心地の良い音になりました。 筐体の側面にあるB+ボタンを押すと低域の量感とアタック感がともに増えます。増幅された低域は別の帯域を邪魔すること無く上手に再生されていると感じました。 総じて、サウンドのクオリティが非常に高いDACアンプで、サイズや出力も満足できます。充電の手間がありますが、これほどの音楽体験を味わえるのであれば惜しみなく手間をかけられるドングル型のDACアンプです。
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AUDEZE
EUCLID IN-EAR
¥198000 税込
インスト曲と相性バツグン
解像度の高さと空間の広さに驚かされたイヤホンです。 個人的に気に気に入っているのは高域表現で、強弱や響きが繊細かつ正確に表現されている点です。また、フェイスプレートのロゴ下に大きいベントがある為、抜け感もよく空間の広さがより際立っている気がします。 ボーカル帯域はわずかではありますが近く感じます。その為か、全体的に音が近く感じられ空間の広さが損なわれる気がします。しかし、ツヤのあるボーカル帯のクオリティは高く、ボーカルをしっかり聴きたい方には嬉しいのでは無いでしょうか。 低域は鳴っていますが少しさっぱりした鳴りでもう少しあれば良いなと感じました。 装着感は筐体が大きい為、人をかなり選びます。普通サイズの方だと装着できるけれど収まりきらない具合です。 スマホなどの出力が弱い機器でもある程度は鳴らせますが、DAPやアンプを通した方が明らかに音は良いので素直に通した方が楽しめます。 トータルでの満足度は高く、ハイエンドを検討されている方には1度試聴して欲しいイヤホンです。 試聴環境 Xperia 5Ⅱ ADI-2 DAC FS
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FIIO
FD5 【FIO-IEM-FD5-T】
¥43479 税込
ダイナミック型の真骨頂
一度聴いただけで心を鷲掴みにされ、個人的にはダイナミック型イヤホンの傑作だと感じたイヤホンです。また、セミオープン型を採用してるイヤホンでもあります。 それでは音についてレビューしていきます。低域の量感は並みではありますが、厚みのある弾む低域が身体に沁みます。セミオープン型の恩恵か、低域に窮屈さは無く余裕が感じられます。 中高域の抜け感は抜群で、伸びやかに響く音が癖になります。厚みのある低域との対比が素晴らしく、相乗効果で一層クオリティをあげています。 筐体は、少し大きく自分は装着感に問題はありませんでしたが、耳の小さい方は安定した装着は難しそうです。普通のサイズの方は問題ないかとおもいます。 セミオープン型で音漏れが心配になりますが6割くらいの音量では露骨な音漏れは無く外でも問題なく使用できると思います。 総じてクオリティの高いダイナミックイヤホンがセミオープンの恩恵を最大限に受けた一本です。 ぜひ一度お試しください。
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FIIO
FH9 Titanium 【FIO-IEM-FH9-T】
¥86958 税込
聴き惚れる中高域
一聴してサラッとした繊細な中高域に耳がいくイヤホンです。シルキーで優しい鳴りの高域が綺麗に抜けていき、うっとりするほど美しく感じます。 低域はしっかりと存在感がありながらも、あっさりとした鳴り方で高域に干渉せず土台としての役目を果たす程度に留まっています。 ドライな空間表現で楽器の響きが良く伝わります。そしてツヤのあるボーカルがいることで上手く雰囲気のバランスを保っています。 チタン筐体ではありますが重量は気にならず装着感は良く感じられます。セミオープン型ではありますが音漏れも大きくは気にならず、ある程度雑音があるところでは密着しない限りは目立たない程度でした。 総じて丁寧な表現で美麗に音を鳴らすイヤホンです。落ち着いて綺麗に聴きたい人におすすめです。 ぜひお試しください。 試聴環境 Xperia 5Ⅱ 試聴楽曲 森羅万象「琥珀の海に地球浮かべたら」 Adust Rain「Nevxxxxerland」
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SENNHEISER
HD 400 PRO
¥30708 税込
定番機種になれるポテンシャル
癖の無いサウンドバランスに加え硬すぎず柔らかすぎない質感が特徴的なヘッドホン。解像度が高く音源の良い点と悪い点がしっかりと浮き彫りになります。 個人的に驚いたのは低域の表現力です。深いところまでしっかり鳴っていてアタック感もしっかりあります。開放型にありがちな低域が見え難いことも無く非常に見えやすく感じました。 他の帯域は少しドライな鳴りで繊細に表現されており低域に負けず劣らずのクオリティです。 装着感は概ね良好です。側圧は少し高いですが集中して作業に取り組めそうです。ヘッドホン自体の重量も軽めで負担も少なく感じます。 出力に関してですが、感度は高めではありますがインピーダンスがそこそこ高いためDAPやアンプを通した方が良さそうです。 総じてモニターヘッドホンとしてのサウンドスペックは高く、新たな定番機種になりうるヘッドホンです。ぜひお試しください。
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Kinera Imperial
URD
¥71991 税込
深く静かなイヤホン
一風変わったドライバー構成のハイブリッドイヤホンです。ドライバー構成から想像される音はドンシャリ系統だと思っていたのですが良い意味で裏切られました。実際は非常にバランスが良く丁寧なサウンドのイヤホンでした。 膨らみ過ぎないがしっかりとグルーブを感じることのできる低音域と厚みをしっかりと感じる中低域でどっしりとした土台が作りあげられています。 その上に誇張のない自然なボーカルや中高域が鳴っています。とても落ち着いた鳴り方で音楽にそっと色をつけるようなイメージでした。 高域はESTドライバーらしく繊細に表現されています。少しまろやかさを感じる高域で、刺さると感じることもありませんでした。 総じてクオリティは高く分離感の良さや音場の広さもあいまって、いやらしさのないシンプルな音色で落ち着いて聴けます。また、ハウジングやフェイスプレートは湖を模して作られており、音自体も静かな湖のような一本です。 ぜひお試しください。 試聴環境 Xperia 5Ⅱ 試聴楽曲 森羅万象「琥珀の海に地球浮かべたら」 Adust Rain「Nevxxxxerland」
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64 AUDIO
Duo【64A-8953】
¥198240 税込
音と音漏に妥協の無い一本
聴いてすぐに、ウォーム傾向の音の中では間違いなく傑作に入ると感じたイヤホンです。 暖かな低域に身体が沈み込んでいくような感覚が心地よく、深いところまでしっかりと鳴っています。 本来、ここまで濃く量感の多い低域は輪郭が掴めずぼやけてしまいます。 しかし、開放型のこのイヤホンはぼやけずる事無く、より自然に芳醇な低域を堪能することができます。 ボーカル表現も秀逸で低域に埋もれる事なくクリアで滑らかです。 また、吐息までも感じ取れそうな生々しい表現力が音楽の世界により没入させてくれます。 高域は遠い所で鳴っていますが低域との対比が際立ち実際の量感より存在感があります。 音自体も繊細で特にシンバルの残響表現が素晴らしいです。 開放型の空気感のおかげで圧が少なく、長く落ち着いて聞くことができます。 それに加え装着感も良好でしっかりとフィットしますので長時間の装着でもあまり苦になりません。 開放型と聴いて音漏れが不安になる方が多いと思います。 しかし、このイヤホンは「Apex Core」という新技術により空気の流れをコントロールし、 開放型特有の空気感を演出しつつ不要な音漏れを制御しています。 それにより音漏れや外部の音が入ってくることがほとんどありません。 総じて開放型のイヤホンとしてのクオリティは凄まじいもので、 ウォーム傾向が好みの方は必聴の一本です。 試聴環境 Xperia 5Ⅱ 試聴楽曲 森羅万象「琥珀の海に地球浮かべたら」 あんこう「永月夜」
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AAW
A3H+ Noir Edition (Universal Fit)
¥32890 税込
新たな「A3H+」は一味も二味も違う
「A3H+」との違いを大きく実感できるイヤホンです。特に、高域の伸び方と空間の広がり方に違いが表れています。 高域は金属筐体特有の歯切れの良い響きで見通しが良く伸びやかです。 そして、見通しが良くなったことで「A3H+」が元々持っている空間の広さをより感じやすくなりました。 これは金属筐体に変わったことの恩恵だと思います。 次に新たに搭載された目玉のスイッチング機構についてです。 筐体のフェイスプレート内部に搭載されたスイッチを切り替えることで4種類(Normal/Bass/Vocal/Vocal+)のサウンド傾向から好みの音を選択できます。 せっかくですのでそれぞれのサウンドについて触れていきます。 【Normal】 最もスタンダードな音作りで「A3H+」からの正当進化だと感じました。深みとアタック感を持った低域と、前述した伸びやかな高域が心地よいです。ボーカルは少し控えめに感じますが他の帯域に埋もれることは無くクリアに聴けます。 【Bass】 その名の通りベースラインがぐっと持ち上げられ、低域の量感と厚みが一気に増します。かなり濃厚なサウンドで聴きごたえ抜群です。生粋の低音好きにはたまらないチューニングです。 【Vocal】 名前ほどボーカルを意識したような音には聴こえませんでした。個人的には音の情報量と濃密さが足された【Normal】といった印象を受けました。しかし、密度が増した分空間の広さが感じにくいと感じました。「A3H+」をより濃厚にしたようなサウンドです。「A3H+」からの進化を求めるより、強化を求める方におすすめのチューニングです。 【Vocal+】 Vocal+という名前ですが,ボーカル一辺倒になるわけではなく【Normal】のボーカル帯域を強化したような構成で、とても聴きやすく多くの人がハマりそうなサウンドバランスです。個人的にも4種類の中で一二を争うくらい好みです。 装着感も特には問題なく、金属の重みもそこまで気になりません。 また、フェイスプレートはマグネット式で簡単につけ外しが可能で、スイッチを切り替えやすい設計になっています。 どのチューニングもクオリティが高く、それぞれ別の製品として販売されてもおかしくないなと思いました。 それが一度に味わえる希少な一本なので「A3H+」を既に持っている方にもミドル機を新たに購入する方にもおすすめです。 試聴環境 Xperia 5Ⅱ 試聴楽曲 森羅万象「琥珀の海に地球浮かべたら」 NAOKI、アークシステムワークス「Hellfire」