スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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マヨ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
64 AUDIO
Volür【64A-7297】
¥379980 税込
落ち着いた音色の中に宿る躍動感
64 AUDIOのユニバーサル機共通の小ぶりな筐体サイズに10ドライバー、しかもそのうち2基がダイナミック型という高密度パッケージ。同社の設計技術には毎回驚かされます。螺鈿のようなフェイスプレートはパープルに色付けされ、落ち着いた深みのある輝きに高級感が漂います。 主張の激しい帯域はありませんが、中低域から低域にかけては量感豊かに鳴らすチューニングで、アタック感も十分ありました。決して量や圧に頼る低域表現ではなく、一音一音のディテールをしっかりと描くライブ感のある表現力が魅力です。 そういった低域の下支えもあり、中域から中高域は非常に色鮮やかでクリーンな印象。すうっと伸びる高域を含め、全体的にはしっとりと落ち着いた音色にもかかわらず薄味にならない絶妙なチューニングで、激しい曲調でも刺さることなく、それでいて満足感のある躍動的な音楽体験を得ることができました。 ジャンルを問わず充実のサウンドバランスを発揮してくれる64 AUDIO Volür(ヴォリュール)をぜひお試しくださいませ。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ULTRA 【試聴楽曲】 鷺巣詩郎:2EM01_B01"At The Very Beginning" 菊地成孔 & ペペ・トルメント・アスカラール:Le Rita
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たっつん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
水月雨 (MOONDROP)
Solis 2
¥423000 税込
曲によって表現の変わるイヤホン
筐体は見た目通り大きく重ためなので、耳の小さい方はイヤーピースで調整が必要ですが、形状そのものは耳に収まるよう設計されています。 感度・インピーダンスの数値上は鳴らしやすい部類ですが、音の表現的には、ある程度出力の強いアンプとの相性が良いと感じました。 また、ケーブルは平たく、硬めです。2Pinコネクタはよっぽど変わったスリーブでない限り、リケーブルの選択肢は多いです。 音に関しては高音の見通しが良く、凛としたキレがあります。ボーカルも透き通っており綺麗。低音は曲によってキャラクターがかなり変わります。オーケストラなどの低音は奥の方からしっかり鳴っており上品。クラブミュージックは圧力が非常にあります。 電子音・楽器音を問わず、音数が多い楽曲の一つひとつの音をつぶす事なく全て鳴らせていると感じました。また、リケーブルも数機種試しましたが、ケーブルによってだいぶ音が変わる印象です。 曲によってキャラクターや表現が非常に異なり、ユーザーの「こういう音で聴きたい」を何の操作もなく表わしてくれるイヤホンです。水月雨 (MOONDROP)が誇る多彩なイヤホンの中でも、さすが高級機といえるサウンドだと感じます。 【試聴環境】 M11Pro 【試聴音源】 フロントメモリー feat. ACAね(ずっと真夜中でいいのに。)/神聖かまってちゃん Oriental Wind /久石譲 Mr. Saxobeat /Alexandra Stan
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みやぞん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
qdc
Anole VX-S【QDC-ANOLE-VX-S】
¥321750 税込
qdcの優等生!!
qdcのハイエンドラインナップである「Anole VX-S」。シルバーを基調とした筐体デザインに大きく入ったVXのモデルロゴ。全体のデザインからそのオーラを感じさせます。 派手な見た目のAnole VX-S。音質面も片側10基のBAを搭載した3way構成となっているので、ギラギラした音をイメージしていたのですがそんなことはなく、いい意味で落ち着いた印象に感じました。 全体の音が過不足なく鳴っているので、どういった楽曲にもオールマイティに使用できます。また、qdc独自のチューニングスイッチ・テクノロジーが採用されているので、楽曲やジャンルに合わせてチューニングを変えるのも面白いかもしれません。3つのスイッチはそれぞれ低音、中音、高音を変化させられるので、ご試聴の際は試してほしいです。 また、付属のケーブルは3in1プラグを採用しているので、お使いのプレイヤーに合わせてアンバランスとバランスを交換できるのもポイントが高いですね!
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わか
@e☆イヤホン
iBasso Audio
DC-Elite
¥73260 税込
サブスク派の最適解。スマートフォンで極上の音楽体験ができるスティック型DAC
iBasso Audio「DC-Elite」は、手のひらサイズでミドルハイクラスのDAPのような音を楽しめるスティック型DACです。 【ポイント】 ・エントリークラスDACとは一線を画す圧巻のサウンド ・細かなボリューム調整が可能な「PCMボリューム調整ボタン」搭載 【見た目・操作感】 同社のスティック型DAC「DC04PRO」と比較して一回りほど大きく、小型DAPと比較すると「DC-Elite」の方が小さい印象です。金属特有の手触りで高級感があり、所有欲を満たしてくれそうです。 アナログボリュームはしっかりとクリック感があり、ポケットの中での誤動作の心配もありません。また、アナログボリュームに加え、本体側面の「PCMボリューム調整ボタン」によって細かな音量調節も可能です。 【音の印象】 力強さをはっきりと感じられるサウンドです。低音域から高音域まで全ての音をとらえることができ、分析的な聴き方ができつつも、1つの音楽としての自然さを持ち合わせています。 低音域はややウォームさがあり、中音域から高音域にかけてはクール寄りで全体的には美音系でバランスが取れたサウンドです。音場は広めで、ボーカルはやや引いた印象を受けました。 【使用感】 レビューではiPhone14 Proを使用して、バランス接続にて試聴を行いました。Apple Musicにてロスレス音源を再生し、1曲ごとにおよそiPhoneの電池が2%程減少しました。 また、30分程度再生したのちに発熱をチェックしてみると、DC-Elite本体はほとんど温度変化がありませんでしたが、Lightning端子部分はやや熱くなりました。 【まとめ】 スマートフォンやDAPでサブスク音楽配信サービスを使用している方に強くオススメできる商品です。外出時に小型DAPを使用している方も1ランク上の音楽体験ができること間違いなしです! スマートフォンとケーブルで接続するだけでこの音が楽しめることに驚きました。是非ご試聴ください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→iBasso Audio DC-Elite→MASSDROP x MEZE 99 Noir(99 Clasics用純正4.4mmアップグレードケーブル使用) 試聴楽曲 赤い公園 - pray STAYC - Teddy Bear
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えんじ
@e☆イヤホン 秋葉原店
MONDO BY DEFUNC
モンド フリースタイル
トランスペアレント
¥12800 税込
まさにフリースタイル!ファッションも音楽も思うままに!
ファッションと音楽で、生活に爽やかな風を吹きこむアイテム「モンド フリースタイル」のご紹介です! 音楽レーベル「Monza Music Entertainment」、大手ストリートカルチャープラットフォーム「Dopest」、オーディオブランド「defunc」、スウェーデンのストリートカルチャーの雄である3社が手を組み満を持してリリースしたということだけで、我々の興味を惹くには十分です。そのため、肩書きはヘッドホンですが、その魅力はサウンドのみに留まりません。 まずはその現代的且つキャッチー、キュートなビジュアルにご注目いただきたい! 出自からもおわかりの通り、ストリート系のファッションとの親和性は間違いありません。普段からキャップやパーカーなど、カジュアルなアイテムをご愛用の皆様には、是非ともプラスワンとして日常のコーディネートに溶け込ませていただきたい逸品です。 一方、シャツやジャケットがメインのフォーマル寄りのコーディネート中心の方、レザーなど重ための質感のアイテムをお好みの方にもハマれるポテンシャルがあるのがこのヘッドホンの凄いところ! 見た目に特徴がある分、外しのアイテムとしてしっかりと活躍してくれます。 そしてそれが違和感になりすぎないのが、キャッチーなビジュアルに対してサイズ感はコンパクトであることの恩恵です。意外とどんなスタイルでも自然に身につけていただけます。 また、添付画像のトランスペアレントのカラーも現代的で素敵ですが、それ以外のカラーも各々魅力的で捨てがたいです。幅広いファッションに合わせたくなる、そんな仕上がりです! サウンドは軽やかでありつつも確かなベースラインを聴かせてくれるので、音楽をラフにノリ良く楽しめます。ドラムのハイハットやスネアの鳴りが気持ちよく、刺さり感も少ないのが好印象です。金管全般の解像度感も担保されていて、ミドルテンポ辺りのジャズが得意だと感じました。 また、ボーカルの位置が近く、ピアノやギターがとても明瞭で聴きやすいのも重要なポイントです。オンイヤー型の特徴である抜け感は一定量あるものの抜けすぎている感じはなく、残響感、余韻感にも長けていて心地良いです。そういった雰囲気の部分が抜けてしまわないのがサウンド面での個人的最大の推しポイントかもしれません。 上記の特性の代償としては、オンイヤー型特有の空間の広さに期待しすぎると、「意外と抜けていかないな?」という感想を持たれる可能性もあるところでしょうか。とはいえ、低域の物足りなさを指摘されがちなオンイヤー型でありながら、抜け感に寄りすぎていない本機はそれらの帯域もおざなりになっていないのが嬉しいです。 また、余韻や残響をもたらしてくれる反面、そのサウンドの特性上、テンポが速すぎたり構成が複雑になりすぎるとそれぞれが鳴りきらず、平面的な音に聴こえてしまう時があります。そのため、かける音楽はある程度選ぶ必要がある印象でした。迫力のあるサウンドや、音数の多い楽曲が好みの方は、同メーカーから同時リリースの「モンド オーバーイヤー」をお試しいただくのも一案かもしれません! 以上、「モンド フリースタイル」のご紹介をさせていただきました! 軽やかにノれる音と、現代的なお洒落を同時に身に纏うことができる本機は、どなたにも自信を持ってオススメできます! 是非お試しを‼
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しょうちゃん
@e☆イヤホン
Meze Audio
109 Pro
¥120000 税込
見た目も音も美しい開放型ヘッドホン
一つ一つの音の表現が丁寧かつ、いつまでも聴いていたくなる抜けの良い爽やかなサウンドが楽しめる開放型のヘッドホン、それがMeze Audio(メゼオーディオ) 「109 Pro」です! 美しい木のハウジングとオープン型のデザインが独特の高級感を漂わせているこちらのヘッドホン。程よい側圧と優しく耳を包み込んでくれるベロア素材のイヤーパッドにより、長時間の装着でも負担を感じにくい、抜群の装着感となっています。 音に関しては外観から受ける印象と同じく、上品で柔らかく繊細なサウンドです。音の粒が細かく音場が広いため、まるで耳が音に覆われているかのような感覚が印象的でした。高域に関しては、まっすぐ芯の通った綺麗な表現で、アタック感やスピード感を感じやすく、抜けの良い爽やかな音のイメージです。 中域に関しては、ボーカルの息遣いの生々しさが特徴的で、リアリティのあるサウンドを演出していました。低域もしっかりと出ており、パンチ力のある聴きごたえ抜群のサウンドを感じられます。 以上のサウンド傾向から、ライブ音源、ジャズ、アコースティック系の音楽との相性がいいと感じました。ご自宅でゆったりと音楽を聴かれる方や、この美しいデザインにグッときた方には是非一度お試しいただきたい製品です! 【試聴環境】 SHANLING 「M6 Ultra」 → Meze Audio 「109 Pro」 【試聴楽曲】 Linkin Park / One More Light L'Arc~en~Ciel / Vivid Colors milet / Again and Again
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みくぺ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
水月雨 (MOONDROP)
啓明星-VENUS
¥80282 税込
繊細で雰囲気のある儚いサウンド
横の広さは控えめですが縦に真っすぐと伸びていく見晴らしの良いサウンドで、音の重なりが美しく全体的に立体感のある響きが特徴的です。 ホール感というよりも、雰囲気のあるバーやライブハウスでちょっと遠くでしっとり聴いているようなイメージが脳裏に浮かんでくる大人っぽい印象を受けました。 粒立ちが良く滑らかに潤っていく高域はとても美しく、生楽器と相性が良さそうだなと感じました! 明瞭度が高く艶っぽい水分多めの質感で、ピアノの楽曲やジャズとの相性がバッチリです! 低域は少しドライな質感で、量感は少し控えめですが粒が大きく丸めな落ち着いた余裕のある鳴らし方をしています。 空気をたっぷり含んだようなベースラインと余韻を引きずらないドラム部分は、曲全体がひきしまってクールで大人な印象を受けました。 ボーカルは肉厚さを感じながらも、伸びやかで音抜けが良くどの声質もナチュラルに再現してくれるピュアな優等生さんです! 楽曲と溶け込むようなまとまりのある歌声で、吐息や声の伸びやかさなど繊細な部分がとても丁寧に表現されています。ナチュラルで繊細なサウンドが好きな方や落ち着いて伸び伸びと聴きたい方にオススメです♪ 大人で抜け感のあるピュアサウンドをぜひ! 詳しくはブログにて! https://e-earphone.blog/?p=1449750
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あさやん
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
K9 【FIO-K9-B】
¥79750 税込
コスパ良し。机上から明朗快活なサウンドをお届け
オーディオ回路や基板レイアウト等に、同社のハイエンドラインである「K9 Pro ESS」と共通の設計を採用したハイパフォーマンスモデルが登場しました。 一見すると、外見は「K9 Pro ESS」とほとんど差がないように見えます。違いとしてまず挙げられるのがボリュームノブです。煌びやかなゴールドが印象的だった「K9 Pro ESS」に対し、「K9」ではブラック調に仕上げられ、全体にシックな統一感が出ています。 また、入力面にも変化があり、「K9 Pro ESS」では右側面にあったUSB Type-Cポートが「K9」では撤廃されています。フロント部分、アウトプットはPO/PRE/LOという表記に変更されています。 ここからはサウンドについて記述します。 輪郭が少し引きしまっている充分な量感で粒立ちの良い低域表現の上に、見通しの良い中高域の主張が感じられ、とてもクリーンなサウンドという印象です。個人的には耳への刺さりを全く感じませんでした。 中低域の空気感の表現に卓越したものがあり、周囲に音楽が展開されているような臨場感があります。まろやかに描き分けられた楽器隊のひとつひとつの音を追える解像度の高さがあり、音数が多い中でもボーカル帯は埋もれずに、しっかりと細やかに響いていると思います。 明るいサウンド傾向で、かつ立ち上がりも速い印象があります。BPMが速めのロックやEDMはもちろん、クラシックやジャズなどの楽曲を分析的に聴きたい方にもオススメです。 是非一度ご試聴ください。 【試聴環境】 iPhone 13 Pro Max K9 FOCAL CLEAR MG PRO 【試聴楽曲】 9mm Parabellum Bullet 「The Revenge of Surf Queen」 結束バンド 「ギターと孤独と蒼い惑星」 Reol 「煽げや尊し」
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マヨ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
iBasso Audio
DC04PRO
グレー
¥15840 税込
上質な無音が描き出す「そこにある音」
「DC04PRO」は数多くのスティック型DACを生み出してきたiBassoAudioの経験値が凝縮されたUSB-DAC/AMPです。高いデザイン性とビルドクオリティ、そしてこの価格帯でデュアルDAC/デュアルアンプのフルバランス回路構成という贅沢仕様に所有欲を掻き立てられます。 3.5mmと4.4mmバランスジャックの両方を搭載している機種のなかでは平均的な本体サイズで、角が面取りされている上にサラッときめの細かい表面仕上げも伴ってとても手になじみます。本体側面に搭載されたハードウェアボリュームコントロールキーの押し心地もよく、音楽を聴いていない時もずっと触れていたくなります。 音質はほんの少しウォームで余韻はスッキリと歯切れ良く、味付けは少なめ。同じDACチップを採用している同社「DC03PRO」は低域に少し厚みを持たせたチューニングに感じましたが、こちらは比較的フラットな印象。ノイズフロアの低さとデュアルアンプの制動力のおかげか、全体域にわたって輪郭がさらに明確になり、左右に加えて上下方向の定位感が増しているように感じました。この感覚は4.4mmバランス接続時の方が顕著で、同一線上だと他の音に紛れてしまいそうな遠くの小さな音にも僅かな高低差がつくことにより、ディテールの損失が抑えられています。 「うちゅうひこうしのうた / 坂本真綾」では縦横の安定した定位感により、宇宙船内という小さくパーソナルな空間と船外の広大な空間を見事に表現してくれました。また、バックグラウンドノイズをほぼ感じない静寂性により、真っ暗な宇宙空間と星々の輝きのコントラストをより印象深くイメージできました。 シンプルな曲調の楽曲で一音一音をじっくり楽しむもよし、音数の多いハイスピードな楽曲を一音漏らさず存分に味わうもよし。iBassoAudio「DC04PRO」をぜひ一度お試しください。 試聴環境 イヤホン:TANGZU(T Force Audio) ZeTian Wu 試聴楽曲:うちゅうひこうしのうた / 坂本真綾(Apple Music ロスレス) TK from 凛として時雨 / first death(Apple Music ロスレス)
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にぺ
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Code 24C Limited (ConX Basic to TermX Basic)
¥77000 税込
カジュアルに銅の真髄を
銅の単線を用いたCodeシリーズが、ビビッドな装いを纏い新たな構成で登場しました。Codeシリーズ1作目のCode 23では銅の単線を採用し、その見た目のインパクトと音で多くの銅線好きを魅了してきました。 今回のCode 24C Limitedでも例に漏れず銅の単線を採用していますが、構成と太さが変わりました。Code 23ではケーブルの中心に太い1本の単線を採用しているのが特徴でしたが、今回のCode 24C Limitedでは細めの単線を3本採用してるのが特徴になります。 また、ケーブルの太さがCode 23では16.5(AWG)、Code 24C Limitedでは18.5(AWG)となっており、2(AWG)細くなっています。細くなった事と被膜も柔らかくなった(私感になります)のも相まって、かなり取り回しが良くなった印象です。 今回のレビューには普段から使っているA&ultima SP3000 CopperとVISION EARS VE2(カスタムIEM)を使用しました。 肝心の音ですが、銅線らしい重厚な低域が印象に残ります。割と支配的なベースサウンドなのも相まって、合わせるイヤホンによっては低域過多に感じるかもしれません。ですが、弦楽器におけるベースには目を見張るものがあります。 一方でボーカルは若干距離を感じるのでここは好みが分かれそうです。他の帯域が被さって距離を感じるというのではなく、純粋にそういうチューニングなので決してボヤけて聴き取りづらいというのは無いかと思います。 高域は高域側にレンジがあまり広く無いのが影響してか少しでも高域の限界値を超えると刺さり気味に感じてしまうのが玉に瑕です。もちろん歯切れがよくモタつくことのないソリッドさはCode 23のエッセンスを継いで健在です。 試聴環境 DAP:Astell&Kern A&Ultima SP3000Copper イヤホン:VISION EARS VE2(カスタムIEM) 試聴曲 King Gnu 「):阿修羅:( 」 まらしぃFeat.鏡音リン 「アマツキツネ」 久石譲 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 「SILENT LOVE」
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すけさん
@e☆イヤホン 秋葉原店
LETSHUOER
Cadenza 4
¥42000 税込
繊細で優秀なモニターライク!
非常にクリアでさらっとした手触りのモニターライクなサウンドに、歯切れの良い低域をプラスしたような音作りです。 高域は細く柔らかく、刺さらない程度に伸びる絶妙なバランスで、ストリングスがキツめの音も気持ち良く聴けます。 やや中域から中高域にかけて横に分離されていますが、全体としてはかなりまとまりが良く、軽快なサウンドも相まって聴き疲れはしにくそうです。音場はタイトでありながら、窮屈さを感じさせない伸びやかな音を楽しめます。 また、「Cadenza 4」はマルチプラグを採用しており、3.5mm以外に2.5mm、4.4mmのバランス接続も可能です。バランス接続での鑑賞が可能な方はぜひこちらで聴いてみてください。あっさりした印象から一転、視界いっぱいに華やかな音が広がる聴きごたえ抜群のリスニングイヤホンに変わります。明るめで高解像度のクリアなサウンドがお好きな方には特におすすめです。 全体的には、繊細な音までしっかり拾って表現しつつ、押し付けがましくないバランスの調整が施されたモニターライクのリスニングイヤホンといった印象で、音楽を俯瞰的に鑑賞される方には特におすすめです。 ジャンルは基本選びませんが、スローテンポなものや低域少なめの曲だとあっさりし過ぎて寂しく感じてしまうかもしれません。音数の多いスピード感のあるジャンルで最もパフォーマンスを発揮してくれるので、新しめのポップスやアニソン、音ゲーの曲などを好む方にはぜひ聴いてみていただきたいです! 特に、普段の鑑賞用に4.4mmで聴いて、ゲームセンターで音ゲーをプレイする時にパッと3.5mmに換装する、という活用の仕方は最高におすすめです! 音ゲープレイヤーの皆さまにおかれましては、是非チェックしていただければ幸いです。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA iPhone 13 【試聴楽曲】 ずっと真夜中でいいのに「あいつら全員同窓会」 Monkey Majik + 吉田兄弟「Change」 宇多田ヒカル「二時間だけのバカンス(feat.椎名林檎)」 HOYO-MiX「野火」 SMiLE.DK「Butterfly」
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とむ
@e☆イヤホン 秋葉原店
iBasso Audio
DX260
シルバー
¥151206 税込
押し寄せる情報量と心地良い満足感
iBasso AudioよりDACチップをドドンと8基搭載したDX260のご紹介です! 以前までに発売されたDXシリーズの特徴的な丸みを帯びたデザインから、エッジの効いたスタイリッシュなデザインへ大きく見た目が変わりました。 ボリュームノブ付近の背面にあるバックパネルは着脱式で簡単にパーツを交換できるので、長く使って欲しいというiBasso Audioの気持ちが見えてきます! 音に関してはCSチップの得意とする中音域の表現はそのままに、より厚みを出し、まるで映画館の中心で音源を聴いているような、そして聴き終わった後に来る心地の良い満足感と、大作の映画を観終わった後のような、もう一度聴きたいという気持ちにさせてくれました! さらに、Bluetoothの送受信機能やUSB-DACモードも搭載しているので、様々な機器との組み合わせでDX260のサウンドをお楽しみいただけます。 そんな魅力満載のDX260を是非店頭でお試しください‼
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にぺ
@e☆イヤホン 秋葉原店
VISION EARS
MEISTER
¥286000 税込
ボーカルを余すことなく表現する巨匠
音楽好きであれば、ボーカルに浸りたい、酔いしれたいと感じる時が少なからずあるでしょう。 そんな欲望を叶えてくれるのがMeisterです。 「日本限定モデル」という点も魅力的です。 肝心なサウンドの特筆すべき点は、そのボーカルの表現力です。 男性ボーカルでも女性ボーカルでも、アーティストの息遣いまで繊細に捉えつつ、存在感を強く感じさせるサウンドです。 今回はDAPにA&Ultima SP3000 Copperを使用し、ケーブルにはEffectAudio CODE24Cを採用しました。 以下は、ボーカルが際立つ曲とインストゥルメンタルでの所感です。 millennium parade & 椎名林檎「W●RK」 椎名林檎さんの妖艶な歌声と常田大希さんのワイルドな歌声をバックに、楽器隊が複雑な動きをする楽曲です。 2人の掛け合いはもちろん、ベースやバスドラムによって演出される低域も非常に迫力があります。 しかし、決して音が混ざることなく、分離しすぎることもなく、ちょうど良い塩梅で楽しむことができます。 小鳥遊キアラ「DO U」 特徴的な歌声でやや高めのキーで歌う女性VTuberの楽曲です。 高域の刺激が気になるかと思いましたが、気になることなく、刺さる手前で綺麗に伸びる印象です。 低域は弾むように小気味良く鳴り、非常に楽しく聴ける一曲です。 久石 譲「Kids Return」 弦楽器とピアノによるインストゥルメンタルで、今回は二胡を加えたアンサンブルバージョンを聴きました。 ボーカルの表現に優れるMeisterですが、ボーカルのないインストゥルメンタルでも中域の卓越した表現、低域の迫力、高域の伸びやかさが、完成度の高いサウンドを届けてくれます。 ボーカルに重点を置きながらもオールラウンドに再生できる、まさにマイスターの名に相応しい製品です。
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かなぶん
@e☆イヤホン 秋葉原店
VISION EARS
VE10 (Universal Fit)
¥462000 税込
広さと濃さに酔いしれる
メーカー10周年を記念として誕生した特別なモデル「VE10」は、イヤホンとは思えないほどの広大な音場と重厚なサウンドを味わえる、10周年の門出にふさわしいと思えるような魅力の詰まったイヤホンです。そのすさまじい音質は、発売前の製品試聴会でも話題の的となりました。 記念モデルということで、外観から特別なオーラを感じさせます。シックで飽きさせないようなシンプルで奥深いカラーリングに「VE10」用の特別なロゴが映えます。 一見するとずっしりと重厚感がある印象ですが、特別なアルマイト処理を施されたという筐体は軽く、快適な装着感でした。金属筐体の重厚感もよいものですが、装着疲れなどが懸念点として上がることもあるため、個人的にこの軽さは長く愛用できる要素としてとても魅力的だと感じました。加えてAZLA社の「ORIGIN」というイヤピースが付属しており、肌になじみやすく違和感を覚えず装着できるため、快適な装着感をさらに向上しています。 音質については、正直どこから触れようか悩んでしまうほど魅力が詰まっております。その中でも私が聴いて一番に感じたことは、冒頭でも触れた「広大な音場表現」です。 ヘッドホンかと思うほどに音の伸びや抜けのレベルが高く、今まで聴こえてこなかったような細かい効果音やハモリの部分まで自然に耳に入ってきて、音の世界に入り込めるかのような高い表現力を持っています。バラード曲やクラシックを聴き終えた後の余韻は圧巻です。 もちろん魅力はそれだけにとどまらず、ガツンと密度がありながらも疲れを感じさせない雄大な低音域、つややかで透明感のある伸びのよい中音域、煌びやかで繊細な高音域。どれもが絶妙にまとまっており、聴けば聴くほど完成度の高いイヤホンだと強く感じます。 そして価格帯が近いため、同社製品の「PHÖNIX」との違いが気になる方が多いかと思います。私は、2つの商品では完成度のレベルはどちらも極めて高いと言え、役割がはっきりと分かれていると感じました。 「PHÖNIX」は音の粒立ちが非常に細かくクリアさの際立つサウンド。中高音域において鮮明さや忠実な再現がお好きな方におすすめです。対して「VE10」は先述した通り、音場が極めて広く重厚なサウンド。生々しい音や密度の濃い音を求めたい方にはこちらをおすすめしたいです。 この価格、10周年記念という特別感にふさわしい完成度の高いイヤホンです。是非ご体感ください。
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
SIVGA
SO2
ブラック
¥11980 税込
音のバランスのいいながら聴き
軽量でコスパの良いながら聴きイヤホン「SO2」がSIVGAから登場しました。SIVGAと言えば有線ヘッドホン・イヤホンなどを発売しているイメージが強いメーカーで、主に木を使用した商品が多いです。 そのSIVGAから新たにながら聴きの商品が発売されました。 前作であるSO1より少し軽量になった筐体は装着感が良く、耳にあたる部分もシリコンで覆われているので、肌馴染みも良く長時間の使用でも問題なさそうです。また、バッテリーは本体のみで約10時間とされているので安心です。 音に関しては中高域の通る綺麗なサウンドながらも、低音もしっかり聴こえるバランスの音だと感じました。ながら聴きはその特性上低域が抜けることが多いですが、このモデルはしっかり押し出しの強い低音を感じることができます。中高域のボーカルなどもつややかに聴こえるので、ノリよく様々な音楽を聴くのにぴったりです。 コスパが良く、いい音のながら聴きイヤホンが欲しいという方にオススメの「SO2」。是非ご試聴ください。 試聴環境:iPhone13pro→SO2 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 Heux「CupHead2018」 COMPLEX「1990」
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
audio-technica
ATH-M60xa
¥30250 税込
コンパクトなモニター機
オンイヤー型でコンパクトな低域寄りのモニターヘッドホンです。 丁寧でやや柔らかい低域表現が特徴的で、そこにキツすぎない中高域が調和して再生されています。モニターヘッドホンと聞いて想像するパキッとした音とは異なり、柔らかく聴き疲れしにくい音だと感じました。 オンイヤー型は耳が痛くなる印象がありましたが、イヤーパッドが厚くて柔らかいため、フィット感は良好です。ケーブルも複数付属しており、環境に合わせて使い分けができ、モニター用としての配慮も伺えます。 持ち運びが簡単で聴き疲れしにくいモニター機をお探しの方におすすめです。ぜひお試しください。
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すけさん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kinera Imperial
Verdandi
¥198000 税込
芳醇で自然な間違いなしの秀逸作!
とんでもないイヤホンが登場しました! 4種類6基のドライバーを絶妙にチューニングし、音域は広く、帯域バランスも音のつながりも共に自然です。濃厚でありながら聴き疲れしない、個人的にはパーフェクトなバランスのイヤホンです! 初めて聴いた時、音自体は全体的に近い印象ですが、余韻の広がりが豊かで窮屈さを感じさせない絶妙な空間表現と、違和感のない帯域特性に驚きました。 特に注目すべきは低域と中高域です。低域は骨伝導とダイナミックドライバーの組み合わせで、「キレと艶」「響き」が自然に融合し、不自然な分離がない生々しいベースラインを楽しめます。 一方、中高域はBAドライバーとESTドライバーの組み合わせで、「粒立ち」「抜けと華」が滑らかにつながり、ハイハットやシンバルのアタックからフェードアウトまでの変化を美しく表現します。ボーカルのエコーやコーラスの重なりも非常に魅力的です。 全体として、細かな空気感の表現が非常に優れており、ライブ音源などを中心に臨場感をたっぷりと味わえるイヤホンだと思います。 【試聴環境】 Astell&Kern KANN ALPHA iPhone 13 【試聴楽曲】 ずっと真夜中でいいのに「あいつら全員同窓会」 Monkey Majik + 吉田兄弟「Change」 宇多田ヒカル「二時間だけのバカンス(feat.椎名林檎)」 HOYO-MiX「野火」 結束バンド「転がる岩、君に朝が降る -恒星-LIVE ver」
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なおティー
@e☆イヤホン
iBasso Audio
IT05
¥49500 税込
ボーカルやシンセ音が生き生きしてるぜ!
シャリシャリ感のある音は苦手だけど、キレの良い高音を聴きたいと思う方におすすめのイヤホン。それがiBasso Audio(アイバッソ オーディオ)「IT05」です。 見た目に関しては、全体的に緩やかな曲線を描いたフォルムをした柔らかい印象のデザインで、男女問わずどんなファッションにも似合いそうな外観です。 プラグ部分にはステンレス製のパーツがついているため、スマホや音楽プレイヤーなどに分厚いケースを使っているとステンレス部分がつっかえてプラグが奥まで入らない恐れがあるので、少し注意が必要だと思います。 ですが、断線しやすい箇所であるプラグ周りのケーブル部分が保護されているという点は非常に嬉しいです。 音域のバランスとしては、全体的に中高域を強めに押し出している傾向です。元気よく主張してくる中域〜高域を、タイトな低域が後ろ側で全体の空間を薄くコーティングして、音のバランスを整えているような感覚です。 中域〜高域の音自体はキレが良く、圧が強いものの、ギザギザしていない滑らかな音だったので、長時間聴いていてもキンキンせず聴き疲れしにくいサウンドでした。 こういった中高域のキレの良い音が出るという特徴から、キーの高めなボーカルや、とがったシンセ音が入っている曲を聴くと「IT05」のポテンシャルが最大に発揮されると思います。奇抜なシンセ音をよく使うTechnoやピコピコ音が特徴のChiptuneを聴いている方は特におすすめです。
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ゆーきゃん
@e☆イヤホン 秋葉原店
Noble Audio
FALCON ANC【NOB-FALCONANC-B】
¥16500 税込
高級オーディオのノウハウが効いたノイキャンワイヤレス!
高級オーディオメーカーのイメージが強いNobel Audioですが、先に発売となった「FOKUS PRO」の”音質最優先設計”というコンセプトとは一転、ノイズキャンセリング、外音取り込みといった機能面重視型の完全ワイヤレスイヤホンが登場。我々専門店スタッフもワクワクしながらこの登場を待ちわびておりました。 ノイズキャンセリング搭載、完全ワイヤレスといえば帝王はAirPods Pro。今回はAirPods Proとの比較をメインにレビューいたします。 ◆音質面 ウォームで若干低音が出気味なAirPods Proに対し、FALCON ANCは比較的フラット気味かつ元気のいい感じ。雑味もなくすっきりとしておりさすがNOBLEサウンドといった評価です。ノイズキャンセリングON/OFF状態で過度に音質が変わってしまうなどもなく、あくまでも高音質で聴いてもらいたいというメーカー努力を感じました。とにかく聴きやすさ抜群のチューニングになっております。 ◆ノイズキャンセリング 効果が大きいAirPods Proに対し、FALCON ANCは若干効果は薄めといった具合。これは決して劣っているという評価ではなく程度の表現でしかありません。ノイズキャンセリングは効果が大きいとその分圧迫感で酔うといった方もいらっしゃいます。そういう意味ではまさに適度な効果と言いますか、十分な量感のノイズキャンセリングだと感じました。 ◆装着感 AirPods Proと比較し筐体自体は大き目。ただ見た目以上に軽いため、重くて落ちてしまうということはないと思います。 結局耳に合うかどうかはそれぞれではありますし、比較してどちらが優れているかという評価は難しいなと思いました。 ざっくりと3カテゴリで比較いたしましたが、世界で最も売れているAirPods Proと比較しても購入検討必須な素晴らしいイヤホンです。
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KJ
@e☆イヤホン
Acoustune
HS1750CU 【HS1750CU-BLK】
¥67320 税込
進化した「黒」の衝撃
メカニカルなデザインに黒が映える最高にイカしたイヤホンのご紹介。 黒一色の筐体に白でacoustuneの文字。こういうのを待ってました……シンプルながら存在感のあるカラーリングがたまらないです。 形もacoustune特有のメカメカしいデザインで、男の子なら反応しちゃいますよね、ずるい ハウジング形状は人間工学を考慮した設計になっており、耳に良くフィットするように作られています。 ただかっこいいだけの形状ではありません! ケーブルもブラックで統一感があり素敵です。タッチノイズを抑えるつくりになっているのもありがたい。 見た目は重厚感があり重そうに見えますが、実際は意外と軽く、長時間の装着でも負担は少なそうです。 ドライバーには、進化した独自技術「ミリンクスドライバー」。 「従来のダイナミック型ドライバーを凌駕する高解像度と豊かなサウンドステージを可能にする」とのことで、実際に聴いてみました。 まず個人的に印象的だったのが心地よい低域。濃厚で繊細な低音がゆったりと広がっていく感覚で、迫力の中に上品さを感じさせるそんな印象でした。そのおかげかロックやHIOHOPでもボーカルは際立ち、楽器の音も鮮明に再現されるため、あらゆるジャンルの音楽でも満足させてくれる音作りだと感じました。 イヤーピースは「AEX07」全サイズ(XS/S/M/L/XL)と「AET02」の2種類が付属しており、最高の状態で聴かせたいという熱意を感じさせるうれしいポイント。 オーディオに興味を持ち始めた方や、耳の肥えたオーディオ好きにもおススメできる最高にクールなイヤホンです!
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Astell&Kern
Odyssey【IRV-ODYSSEY】
¥569980 税込
圧倒的な実力が音楽を多層にし、最高の没入感を与えてくれるイヤホン
本製品は、複数のドライバー制御技術に定評のあるEMPIRE EARSと、ポータブルハイレゾオーディオ製品の始祖とも言えるAstell&Kernが共同で「聴覚の仕組み」に再注目し、新しいアプローチを加えた新時代のベーシックモデルとして開発されました。 そのため矛盾するようですが、あっさりさとしつこさがうまく同居しているような印象でした。 しかし、どの音も立ち位置がしっかりとしており高低差も感じられます。普段なら横一列に並ぶような聴こえ方をするような楽曲も、奥行きが出てくれるのでイヤホン特有の平面的な印象を受けなくて驚きました。 ひとつひとつの音が潰されずに役割をちゃんと果たしているようなイメージです。ラウドネスが上がるという印象とは違って弱い音は弱いまま存在感があるので、月並みな言葉で表現すると聴こえなかった音が聞こえますし、質感の違いも聴き比べられます。特に複数のリリースが見やすいなと思いました。 素材の持つ成分をそれ以上にも以下にもせずに自然と広がってくれる中高域は、音を追うのが楽しくなります。反対に低域はウーファーがあるせいか頭の中でずんっと鳴りました。どちらかといえば少しウォームな低域なのですが、あまりくどさを感じない良質な響き方です。『音を聴くだけでは無く感じる』というコンセプトの割には大味ではないことに、浅いイメージを持っていたことが恥ずかしくなりました。 全体的に骨伝導が聴こえをサポートしているおかげか、その他のドライバーが無理に主張してこない余裕のある鳴らし方をしています。そこが他に無い点と言えるでしょう。音色の表現が多彩で分解能も高いことから、音数の多い楽曲の聴きごたえが一回りも二回りも増すと思います。 多種のドライバーを駆動させることから再生環境である上流も選ぶ事になりそうです。SP3000には本製品向けのEQも用意されているのでユーザーはぜひ試してください。 最後に外観と装着感について、特定の波長領域の光を透過しつつ別波長の光を反射するENIGMAというデザインのフェイスプレートが、手に取るたびに違った顔を見せてくれるので所有欲をくすぐります。本体は厚みがありますが私は奥まで入りがっちりと固定されました。大きく外側に出っ張るということも無く遮音性も高かったです。 2ブランドの名に恥じない極限のイヤホンとするために利用された多くの技術(EIVEC MKII,synX,DCA, Anti-Resonance Compound.etc)の集大成をぜひご体感ください。 試聴楽曲 咲かせや咲かせ 白日 Prologue 星屑の街 Lucy Raise your glass brave shine beyod the veil Vivaldi allegro Ashes 歌よ
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つじ
@e☆イヤホン仙台駅前店
Audirect
Beam4【無くなり次第終了!Lightning to Type-Cケーブルプレゼント!】
¥36000 税込
イヤホン本来の味を際立たせるバッテリー内蔵型ドングルDAC
味付けの少ない素直なサウンドが特徴的で、イヤホン本来のサウンドを底上げしてくれるような印象です! 解像感や空間の広がり、音の密度などすべて過不足なくバランスの良いサウンドで、さまざまな楽曲と相性が良いと感じました! 本体重量はバッテリーを内蔵しているため、約62gとややしっかりとした重量感がありますが、スマートフォンと重ねて持ってもしっかりと手に収まるサイズ感です! 本体の右側面には電源ボタンとゲインボタンが配置されており、イヤホン、ヘッドホンによってLOW、MID、HIGHを選択できます。通常のイヤホンであればLOWで十分なボリュームを得られます。HIGHゲインではかなりのボリュームのため、鳴らしづらいヘッドホンなども余裕で再生できます! また表面のLEDの色でデコードタイプが一目で分かるようになっている点も◎ お持ちのイヤホン・ヘッドホン本来のサウンドを大切にしたい方、味付けの少ない素直なドングルDACをお探しの方にオススメです!
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もぐ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
intime
脂 (KOTTERI) MarkII -コッテリマシマシ-
¥18000 税込
濃度マシマシ、迫力マシマシ
このイヤホンの魅力は何と言っても、密度・濃度・迫力が抜群の低音‼ 前作同様に低音にフォーカスを当て、深みと厚みのある低音を提供します。全音域において、ライブ音響のような迫力が楽しめる商品です。 低音はとにかく濃厚で余韻も長く、しかし胃もたれすることなく絶妙なバランスで鳴っています。ベースラインやドラムが非常に心地よく、通常は支える役割の音が前面に出てくるため、新しい音楽的出会いがあるかもしれません! ただ、他の音域が低域に埋もれることはなく、主張が強すぎないボーカルや中高音の分離感の良さはintime独特の音作りを感じさせます。中高音は、主役の低音を彩るような強すぎない主張があり、丸っこい印象で、刺さることなく様々なジャンルを楽しめます。 そして「コッテリ」と言えば、ライブ音源との相性の良さが挙げられます。ライブ音源を聴いた時の、実際に会場にいるかのような臨場感は、ぜひ体験していただきたいです……! 低音好きな方はもちろん、ライブ後に「音源では物足りない!」「低音が恋しい!」となる方にもお手に取っていただきたいイヤホンです。 試聴楽曲 DON-DON-DON / SixTONES ビビデバ / 星街すいせい audioletter / THE RiCECOOKERS アイス / ナツノセ
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
須山補聴器
FitEar MH334 Studio Reference
¥239800 税込
FitEarの人気機種が更に最適化!
FitEarの代表的な機種のひとつであるMH334のネットワークを、周波数レンジ拡大ならびに中低域解像度の向上を目的に最適化された機種です。 私の試聴した印象だと通常のMH334はボーカルの距離感が近く、感覚的には頭の中で歌声が聴こえるような感覚で、好きな人にはたまらないボーカルなのですが、中には聴き疲れをしやすく感じる人もいたのではないかと思います。 しかし、Studio Referenceになることで少し距離がでて、周りの楽器など音の距離感もバランスが良くなり、聴きやすくなったように感じました。またMH334でボーカル域が厚く感じていた部分も距離ができ、他の帯域の音が聴き取りやすくなりました。 どちらかと言うとMH334の方が個性が強く、Studio Referenceの方がよりバランスの整った機種になります。 どちらも好きで決めかねてしまった場合、eイヤホンでは現在受付できませんが後からMH334をアップグレードでStudio Reference化する事も可能なのでMH334にしておくという選択肢も個人的にはありだと思います。
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サニー
@e☆イヤホン 秋葉原店
SENNHEISER
ACCENTUM Wireless
¥25595 税込
老舗オーディオメーカーの確かな低音
今回紹介するのは老舗オーディオメーカーのSENNHEISER(ゼンハイザー)のワイヤレスヘッドホンACCENTUM Wirelessです。 同社のMOMENTUM 4 Wirelessと似たようなデザインながらも、オールブラックでヘッドバンド部分も同素材ということもあり、無骨でクールな印象を受けました。オールブラックのデザインで、ヘッドバンドのアジャスター部分には同色で彫られたブランドロゴがあり、ファッション的にもいいアクセントとして映えます。 同社のワイヤレスヘッドホンMOMENTUM 4 Wirelessや他社の現行ワイヤレスヘッドホンと比較すると、側圧がやや強い印象を受けました。自分自身は肉厚なイヤーパッドのおかげで痛みは感じず、頭を多少振っても全くずれない装着感に好感を持ちましたが、側圧に敏感な方は一度店頭にて試して頂くことをお勧めします。 肝心のサウンドについては低音の押し出しが強く、一言で言えば「HD25の雰囲気を持ったワイヤレスヘッドホン」といったところでしょうか。 同社のロングセラー有線ヘッドホンで、もはやメーカーの代名詞ともいえるオンイヤーヘッドホンHD25はDJモニターヘッドホンです。ACCENTUM Wirelessはオーバーイヤーワイヤレスヘッドホンと言えどその音の系譜を確実に受け継いでいるヘッドホンだなと実感しました。 タイトにきめ細かく鳴る低域と、側圧がやや強いこともあってか迫力のある音が全面的に押し出されるのが特徴的なサウンドで、音場の広さは標準的な広さよりもやや近い印象で一音一音が硬く、解像度は高いと感じました。 音質にHD25の雰囲気を感じることもあってか、やはりHIP-HOPやテクノ、ユーロハウスなどのクラブミュージックとの相性がいいように感じました。 ドンシャリ好きでワイヤレスヘッドホンをお探しの方にとっては新たな選択肢となる本機。是非店頭にてお試しください。 再生環境: iPhone13→ACCENTUM Wireless 試聴楽曲: Body Movin' (Fatboy Slim Remix) / Beastie Boys Blue World / Mac Miller I Don’t Think That I Like Her / Charlie Puth
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こまめ
@e☆イヤホン 秋葉原店
final
ソフトシルバーコートケーブル 2Pin
3.5mm (1.2m)
¥19800 税込
取り回しが良くなって登場!
もともと販売されているシルバーコートケーブルと比較すると、とてもしなやかで取り回しが良くなりました。実際に装着した状態で軽く動いてみると、ケーブルが服などに触れてもガサガサといった音はほとんど発生せず、タッチノイズは大幅に軽減されていると感じました。また、耳掛け部の癖付けがされていないため、癖付けがされているケーブルが苦手な方や、耳掛けをしないストレートタイプのイヤホンを使用している方にもオススメです。 音質については高域は角が取れていて優しく柔らかい印象です。低域は逆に控えめだと感じましたが、量感はしっかりと残っているので主張しすぎないバランスが丁度良いです。シルバーコートケーブルと比較すると、やや空間表現が異なって聴こえるように感じました。 シルバーコートケーブルが横方向の平面的な広がり方に対して、ソフトシルバーコートケーブルは斜めに立体的に広がっているような印象を受けました。より自然な空間表現という点においてはソフトシルバーコートケーブルの方が長けていると感じました。 刺さり過ぎないような音作りで、やや中高音寄りのサウンドを求めている方にオススメなケーブルです。是非一度お試しください。 【試聴環境】 FIIO M15S,Unique Melody MAVERICK III 【試聴楽曲】 Orangestar:DAYBREAK FRONTLINE MIMI:What Call This Day?(feat.にんじん)
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SU
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SHANLING
UA4
シルバー
¥16830 税込
ディスプレイ搭載で多機能!iOSユーザーにおすすめなハイコスパDAC!
ハイエンドモデルに搭載されることの多いディスプレイを標準装備し、物理ボタンを使用することでアプリを使用せずに音質の調整や便利な機能を設定が可能! そんなSHANLING 「UA4」はDAC純正アプリが非対応な事が多いiOSユーザーの方にぜひおすすめしたいポータブルDACです。 設定を切り替えることでDACとスマホの音量を独立して操作可能でディスプレイの明るさ、フォントを変えたりなど出来ちゃいます。また、二段階のゲインや8種類のフィルターも搭載し、当然4.4mmバランス出力にも対応! 肝心の音質は「優しくも弾みのあるナチュラルフラットな音!」です。特定の音域を強化せず、全体の印象が底上げされた印象でした。 さらに、USB1.0に設定を切り替えてゲーム機で使用したりなど、とにかく1つでできることが多いハイコスパDACです! いじくり回しているだけで楽しい商品です。是非店頭でお試しください! 試聴環境:iPhone 13 iOS17.4.1 SeeAudio Bravery Anniversary SednaEarfit MAX ASMR 試聴楽曲:キスのひとつで:佐咲紗花 これくらいで:藍月なくる
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
ETYMOTIC
ER4SR
¥43780 税込
シャープなモニター
BAのシャープさとドライなモニターサウンドを提供する「ER4SR」です。 ETYMOTICの特徴は徹底された無駄のなさです。外観にも音にもそれは表れています。円筒状のハウジングからステムが生えている外観は、最近あまり見ない※実にシンプルな構造です。(※2023年5月のレビュー投稿時点) 装着感は良好で、軽い筐体のおかげもあり長時間のモニター作業などにも適しています。 音質としては同社の他機種とは異なり、非常にドライでレスポンスのいいモニターサウンドを届けてくれます。まさに音源を観測するために制作されているというコンセプトを体現するようなサウンドです。 前作のER-4Sより低音を強化したと言われており、低域のモニターもしやすいです。音場はあまり広くなく、定位はしっかりとしています。 モニターサウンドの極致といっても過言ではないほどのフラットな音響特性である「ER4SR」。低域をさらに強化した「ER4XR」という機種もあるので併せてご試聴ください。 再生環境:SE200(ESS側)→ER4SR 試聴楽曲:official髭男dism「pretender」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
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ナキ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Victor
HA-A30T
ピンク
¥7200 税込
声を逃さない、優秀な小型犬イヤホン
「HA-A30T」はコロンとしたバイカラーの筐体が可愛らしいいわば「イヌホン」! 小ぶりで、耳が小さい方でも装着しやすいと思います。 ノイズキャンセリングは、強い方ではありませんが、外音取り込み共に 比較的ナチュラルで聞き疲れしづらいです。自分の悩みである「ノイキャン酔い」もありませんでした。 音質面はキラキラとした中域が特徴的で、男女問わずボーカルが非常に聴きやすく「人の声」にフォーカスが当たっているので、リモートワークや通話用途がメインの方に 特にオススメしたいです。 全体的に音の輪郭がシャープで、明瞭な分離も感じられます。相対的に低域がやや控えめに思えますが、中高域に潰されることはなく しっかり鳴らしてくれているので、聴き応えも◎ 趣味も仕事も楽しませてくれる「イヌホン」と一緒に暮らしてみませんか?
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わか
@e☆イヤホン
AVIOT
TE-Z1PNK ピエール中野コラボモデル
¥39600 税込
静寂に広がる迫力のサウンド
「AVIOT TE-Z1PNK(以下ピヤホン6)」はe☆イヤホンアンバサダーでもあるピエール中野氏監修の「ピヤホン」シリーズ第6弾となる完全ワイヤレスイヤホンです。 いままでのピヤホンシリーズは元となるモデルが先に発売された後に”ピエール中野コラボモデル”としてチューニングが施されて発売されておりましたが、ピヤホン6は、AVIOTのフラグシップモデルとして完全新規で作られたモデルです。 ピヤホン6には今までのピヤホンには搭載されていなかったノイズキャンセリング機能が搭載されています。音楽を試聴する前にノイズキャンセリングの性能チェックを行ったところ、かなり優秀だと感じました。比較的静かな空間でのテストでしたが、エアコンの音や、窓越しで聴こえる車の走行音といった雑音はほぼ完璧に消し去ってくれました。ノイズキャンセリング特有の閉塞感も少なめで、ノイズキャンセリング性能だけで既に他の完全ワイヤレスイヤホンと比較しても優秀な製品だと感じます。 肝心の音に関しても、もちろん一切の妥協はありません。オーディオファン視点から見ると、ドライバー構成が「10mmダイナミックドライバー+平面磁気駆動型ドライバー」という完全ワイヤレスイヤホンにはなかなか存在しない構成にどんな音を奏でるのか興味が湧きます。 【低音域】 「ピヤホンの低音」と言えば私のイメージでは「量感が多めでアタック感がしっかりとあるガツンとくる低音」といったイメージですが、ピヤホン6もその傾向は変わりありません。ピヤホン6は既存のピヤホンと比較すると、ゆるい部分が少なくなり、よりタイトで重さを感じる低音だと感じました。地響きのような脳を揺さぶる音もしっかりと表現してくれます。 【ボーカル】 ボーカルはやや近めの位置に配置されています。立体的でボーカルが「そこ」に浮かんでいるように感じ、近いのに距離を感じるという不思議な感覚でした。生々しさはやや薄めではありますが、しつこくなく全体のバランスが良いためむしろ好印象でした。 【高音域】 高音域は刺激的になり過ぎないように丁寧に鳴らしている印象でした。高音域やボーカルのサ行の刺さりはありません。立ち上がりが早く、抜け感も良好です。 【全体の印象】 今までのピヤホンの超ブラッシュアップバージョンという印象です。ややクール寄りで、細かい音まで1音1音をしっかり聴き取る事ができます。迫力はあるけど濃すぎない音で、一聴してすぐに「良い音」と感じられました。ノイズキャンセリング性能も素晴らしく、音楽に集中できる点もとても好印象です。 ピヤホンファンの方だけでなく、多くのオーディオファンに試聴してほしいと思えるオススメの完全ワイヤレスイヤホンです! 試聴環境 iPhone 14 Pro→AVIOT TE-Z1PNK 試聴楽曲 HoneyWorks - 可愛くてごめん(feat. かぴ) マキシマム ザ ホルモン - 刃渡り2億センチ
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
Tipsy
Dunmer Pro 4
¥53800 税込
「ライブ派こそ聴いて欲しい」そんな1台。
Tipsy「Dunmerシリーズ」が久々に登場! さらに進化した本格モニターイヤホン「Dunmer Pro 4」のご紹介です! まず、筐体デザインは左右非対称のカラーになっているため、左右を色で判別できるので便利です。サイズは大きすぎず小さすぎずで、耳への収まりも非常に良かったです。 ドライバー構成は「2BA+1DD+1BC」のハイブリッド3way構造。骨伝導ドライバー特有の迫力感が最大の特徴です。モニターイヤホンらしい自然な空間表現も兼ね備えているので、ライブ音源での空間の鳴りとその場の迫力を全身で感じたいという方にはぴったりなイヤホンだと感じました。 また、付属の純正ケーブルには標準的な0.78mm2Pinコネクタの単結晶銅銀メッキ線を採用。様々な視点からのリケーブルも楽しめます。さらに、4.4mmのバランスケーブルも同梱するので気軽にバランス環境でお楽しみいただけます。イヤピースも素材違いなど豊富に付属しているので、その違いを聴き比べてみるのも楽しみの一つになると思います。 モニターサウンドに低音のアクセントを追加したようなイヤホン。音源でもライブのような生音を感じたいという方にもおすすめです。是非お試しください。 【試聴環境】 iPhone 13 Pro + iFi Audio GO blu 【試聴楽曲】曲名/アーティスト Out of Control / Hoobastank Be The One(Live ver.) / HEY-SMITH Droshky!(Live ver.) / [Alexandros]
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マルフォイ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
A2H+ (Universal Fit)
¥19800 税込
新たな王道になる??有線エントリーモデル?
カスタムIEMでお馴染みのAAWより2ドライバー構成のユニバーサルフィットモデルが登場。 オーロラのようなカラーリングでメーカーロゴと製品名をあしらい、シックでおしゃれなデザインです。 音質は、全体的に元気の良いサウンドに感じます。空気感の伝わるアタックが強めな低域と、残響感強めで刺さる一歩手前程度のシャキっとした高域です。 ギターやベースなどの弦楽器との相性がとてもよく、表現力が特に高いように感じました。伸びや余韻も良い感じに響いていました。 どんなジャンルの楽曲も卒なくこなせる傾向で、早い曲からゆったりな曲まで漫勉なく楽しむことができます。ただ、キラキラサウンドより、元気でノリの良い音を好む方にオススメしたいです。 有線イヤホンデビューの選択肢の1つとして、今後入ってくる機種だと思います! 試聴楽曲:ずっと真夜中でいいのに。/綺羅キラー Oasis/Wonderwall MUSE/Supermassive Black Hole 変態紳士クラブ/オレンジ
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Kiwi Ears
Quintet
¥32780 税込
ニュートラルな多ドラ
ハリのある低域と艶感と軽やかさを両立する高域で音楽を楽しめるミドル帯イヤホン「Quintet」です。 メタリックシルバーのフェイスプレートに、ブラックのシェルは落ち着いた配色で使いやすいデザインです。シェルの形状も適切に成形されており快適な装着感です。耳の小さな方でもイヤーピースを変えれば入れやすいかと思います。 音は解像度が高く、過度な味付けがないニュートラルに近いサウンドです。ベースやギターは適度な弾力があり聴きごたえがあり、中高域はスッと粒立ちもありつつ伸びる万能機です。ゆったりとした曲やテンポの速い曲でもしっかりと鳴らし、音楽のうま味を逃しません。 ニュートラルにクセのないサウンドでジャンルを選ばない「Quintet」は1本持っておいて損はなさそうです。様々なジャンルを聴く方や、すっきりノリよく音楽を聴きたい方にオススメのイヤホンです。 再生環境:iPhone13Pro→Ifi-audio Neo iDSD BL→Quintet 試聴楽曲:サカナクション「さよならはエモーション」 Mili「world.execute(me);」 Steve Aoki, Daddy Yankee, Play-N-Skillz & Elvis Crespo 「Azukita」
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かっしー
@e☆イヤホン仙台駅前店
Technics
EAH-AZ40M2
ブラック
¥14850 税込
コンパクトなサイズ、価格でハイエンドイヤホンの体験を
完全ワイヤレスイヤホンのハイエンド機種は軒並み3万を超える価格と、多機能・高音質を追求した代償にサイズが大きくなりがちです。その中でEAH-AZ40M2はハイエンド機種の半分程度の価格とコンパクトなサイズ感ながら、ハイエンド機種に迫る音質、機能を実現しました。 人間工学に基づいてデザインされたイヤホン本体は耳への収まりが良く、快適な装着を可能にしています。小さな耳の方にもフィットしやすい形状なので、長時間の装着でも疲れにくいでしょう。また、タッチセンサー部分は同心円状に細かい線状の加工(サーキュラー加工)が施されており高級感があります。 Technicsが培った音響技術がEAH-AZ40M2にも惜しみなく投入されており、高音質に寄与しています。イコライザーを経由しないダイレクトモードでは、全体域が高解像で原音に忠実な真面目なサウンドです。専用アプリ「Technics Audio Connect」を使うことで各種イコライザーの設定ができます。もう少し低音を強調させたい、ボーカルの帯域を強調させたい、逆に高域を抑えたいなど細かく自分好みに調整できます。 そして、特筆すべき機能の一つに「3台マルチポイント接続」が挙げられます。文字通りEAH-AZ40M2では3台まで同時接続が可能なので、例えばプライベート用のスマートフォン、社用スマートフォン、社用パソコンを同時に接続するなどの使い方ができます。 実際にスマートフォンとパソコンの同時接続を試してみましたが、スマートフォンで音楽を再生しているときにパソコンで動画を再生すると自動で接続が切り替わりストレスなく2つのデバイスを使うことができました。 総じて、非常に高い完成度を誇るEAH-AZ40M2は、今までハイエンドイヤホンに興味はあったものの、価格が高かったりサイズが大きかったりで手の出なかった方や、初めて完全ワイヤレスイヤホンを買うけど少し良いモノが欲しいという方に大変おすすめなモデルとなっています。
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ナキ
@e☆イヤホン 名古屋大須店
HIFIMAN
HE-R9
HE-R9 Bluetooth
¥74646 税込
どこまでいくんだ HIFIMAN…
かなり大振りなデザインではありますが、イヤーカップが軽量化されている為 驚くほど軽い! 側圧も非常にやわらかく、装着感がよいです これだけソフトな着け心地で 音漏れをしないだろうか、と不安に思い試聴中、店頭スタッフに隣に立ってみてもらって確認した所、なんと聴いている自分が堪えかねるほどの爆音で「やっと聴こえてくる」とのこと! 超肉厚なイヤーパッドは 快適な装着感だけでなく、音へも間違いなく影響を与えてくれていました。 有線使用時は、多少 出力は要る印象がありますが、どこかが出過ぎたり・引っ込んだりせず 比較的バランスの良い音です。 Bluetoothで使用した際は 非常に粒の細やかな音で、イメージが がらりと変わります。 しかし、ただ有線・Bluetoothの使い分けができるだけには留まらず 付属のBluemini R2RはUSB DACとしても使用可能! 左側片出し使用で 別途ケーブルを用意すればバランス再生も可能!? どこまでいくんだ HIFIMAN…
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ひろ
@e☆イヤホン 秋葉原店
Austrian Audio
Hi-X15【~9/20まで!期間限定セール!】
¥17800 税込
そつのない系ヘッドホンのコスパ一位を狙える
ちょっと聴いただけでやばいってなりました。モニターヘッドホンに『普通に良い』やつです。 現場でも日常でも手軽に高品位なモニターをというコンセプトのヘッドホンだそうです。独自のHi-Xドライバーを採用している唯一性の高いメーカーの製品ですね。 これまでのAustrian Audioの製品では比較的中高音がでやすく、その分低音は弱いというモデルが多かったですが、本製品は中低域がでるようになり高音域は半歩引いた印象を受けました。そのおかげかモニターヘッドホンとしても万人が使いやすいウェルバランスなヘッドホンだと思います。 分解能も高くボーカルとバックの距離感が絶妙で聴きやすいです。タイトかつ量感がほどよい中低域のお陰で、音数が多くなっても誤魔化されず一音一音聴けます。 モニターとしては音場が若干広めで重心は安定しているので、リスニング用として聴こうとすると爽快感とも言えなくもないぬけ感が足りないと感じるかもしれません。音色はドライめとなった印象を受けました。上も下も音がしっかりと引き締まっているので、見たいところが見える優秀なモニターヘッドホンです。 また、装着感もだいぶよいです。まず同社既存製品からだいぶ軽くなったことや、トップバンド部分が一本となったため頭頂部を大きく潰す事もなく頭の小さい方も装着しやすくなっていると思います。イヤパッドの深さは変わらずなので、耳に当たらないのはとても優秀だなと思いました。重量も軽く、折り畳みもできます。 ノリよく音楽の熱量を感じたいんだという方や、リバーブありありの美音を楽しみたいという方よりも、俯瞰的に聞いたり、分析的に聴くことが性に合っているという方にオススメです。同社の中ではいちばんモニターヘッドホンらしい感じはします。 試聴環境 m11 plus ltd ss SEVENTH HEAVEN Guns&Roses 残響散歌 shape of you
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KJ
@e☆イヤホン
HeartField
鹿
¥27500 税込
美しい音色を奏でる宝石
フラッグシップモデルで培った製造技術をこの価格に詰め込んだありがたいイヤホンのご紹介! 見た目からあふれだす芸術性と高級感。プラチナメッキを採用した、アクセサリーとも思えるこのシェルデザインはただならぬ気配を放っております……。 手作業で加工するほどのこだわりようで、ケース収まった様はインテリアとしてそのまま置いておきたいくらいのビジュアル。実際に手に取ると、写真で見るより明らかに輝きが違います。そして、何とも言えない重みが宝石を手に乗せたかのような緊張感を感じさせます!感動……。 筐体はそのこだわりから少し重めに感じます。ただ、人間工学に基づいた設計により、重量を感じさせない装着感で耳にしっかりフィット! フィット感が良いので不思議と耳への負担をほとんど感じませんでした。 肝心の音質は、表現力の高い高域が特徴的で、ボーカルの存在感がGood! 声の広がりも自然で、ボーカルの息遣いがまるで隣で歌っているかのような印象でした。低域はボーカルを際立てるかのような繊細さで、相性が抜群! 歌声というものの良さを再認識させてくれる、そんな音作りだと感じました。 ありがとう!グラッツェ! 本当にこの価格で大丈夫!? と、手に取った誰もが感じるのでは無いでしょうか。 それほどの衝撃が僕にはありました……本当に実物を手に取ってほしいです! 約束ですよ!!
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KJ
@e☆イヤホン
TFZ
COCO HIFI
¥27250 税込
唯一無二のデザインで聴く、洗練されたサウンド
思わず手に取りたくなるような近未来的デザインのイヤホンのご紹介! このようなデザインが大好物な私からしたら、決して見逃せないこちらのイヤホン。 シルバーの筐体にクリスタルが際立つ、レトロと近未来を合わせたかのような独特のデザイン。 昔の映画に出てくる宇宙船を思わせる筐体がたまらないです…… ケーブルは「銀コートOFCケーブル」で統一感のあるカラーリングも最高。 大きさは非常に小さく、そして軽量。長時間付けていても負担が少ないと感じました。 【試聴した印象】 伸びのある力強い低音と、繊細で滑らかなボーカルがお互いの良さを消さずにうまく共存していました。 非常にクリアなので、女性ボーカルでも非常にGood。基本どのジャンルでもそつなくといったところでしょうか! 特にロックはベストマッチでした☆ デザインだけじゃないところが制作者のこだわりを感じるハイセンスな一品。 普通のイヤホンに飽きたそこのあなた!この出会いは運命ですよ!!
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やまぐ
@e☆イヤホン 秋葉原店
ddHiFi
BC130Pro(NyxPro)
¥88800 税込
リケーブルによる変化をしっかり味わいたい方に
高音域を際立たせることで、高解像度で反応性の良い金属音がお持ちの機器のグレードを向上させてくれます。 高純度銀と単結晶銅を使用したことで、音の歯切れの良さと厚みが絶妙に両立しています。NyX Pro用に開発されたNyxPinは、コネクタが緩みにくく、扱いやすいという印象です。特徴的な点として、長さが異なる0.78 2Pinコネクタが2種類付属しており、イヤホンに合わせて交換が可能です。 音質については、定位がはっきりしており、全体の締りが良好です。音場は広がりが少ないため、音がダイレクトに聴こえます。低域は膨らみすぎず、タイトであり、その分中域の主張が目立っています。高域は非常に張りがあり、伸びやかに鳴っています。 いくつかのイヤホンで試聴したところ、ケーブルの特性がイヤホンに影響を及ぼすため、音質の変化が非常に明確でした。 音に締りを加えたい方、くっきりとしたサウンドを求める方、タイトで張りのあるサウンドを望む方におすすめです。
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せめちゃん
@e☆イヤホン
iFi-Audio
xDSD Gryphon
¥82500 税込
据え置きのクオリティをポータブルに!
アンプ類で特に評価の高いiFi Audio(アイファイオーディオ)から、多機能で万能なポータブルDACアンプ「xDSD Gryphon」を紹介します! グリフォンの特徴はなんといっても接続端子の多さです。バランス、アンバランス接続、LINEもアナログも完備と言う多機能性に、Bluetoothレシーバー機能も搭載しています。機能盛りだくさん詰め込みセットなポータブルDACアンプです。 xDSD Gryphonは、もとになったxDSDの見た目を引き継ぎつつ、より洗練された見た目に変化していると個人的に思います。筐体はxDSDに比べると大きくなりましたが、ボディの前面にディスプレイを搭載していて、コーデックや音量が一目見てわかるようになっていたり、機能面はさらに良くなっています。 そしてxDSD Gryphonは機能面だけでなく、音質面もやはり優れているように思います。 xDSD Gryphonの音色は全帯域のアップデートと言う感じで、”素直な音”に厚みが加わるそんなイメージです。イヤホンの特徴をガラッと変えるような味付けはあまりなく、じっくり聞くと良さが分かるような、そんなポータブルDACアンプだと感じました。 そしてxDSD Gryphonは、iFi ZENシリーズにあるxBassやxSpaceといった機能などもあり、味付け要素としてイヤホンに音質の変化をもたらします。 xBassはかなり自然に低音を強化します。アタック感などを損なうこともなく、迫力を底上げしているように感じます。低音が物足りない開放型ヘッドホンなどには特に相性がいいように思います。 xSpaceは正面のサウンドステージが広がり、中高音にかけて横に広がるようなイメージが持てました。イヤホンでも広く感じるので、ライブなどの音源では臨場感UP間違いなしです。 家でも外でも、音楽に深く浸かりたい方、音質も利便性も捨てきれない方、色々なイヤホン、ヘッドホンをお持ちの方には特におすすめです。是非お試しください! 【試聴環境】 Galaxy note10+ →「xDSD Gryphon」→ Roxanne Universal IEM(Black Pearl) 【試聴楽曲】 TOOBOE / 錠剤 Imagine Dragons / Believer