beyerdynamic
MMX 300 PRO【730670】
¥63800 税込
beyerdynamicの技術を集約したハイエンドヘッドセット
【特徴】
・PROXシリーズでも採用されている「STELLAR.45 ドライバー」搭載
・「META-VOICE」カーディオイドコンデンサーマイク
・ドイツ・ハイルブロンの本社施設で製造
・ヘッドバンド、イヤーパッド、ケーブルが付け外し可能
【音について】
・全体的に音が聴きやすく、聴き疲れしにくい
・やや音量が取りにくい
・マイクはクリアで落ち着いた音質
【持った/装着してみての印象】
・本体・付属品ともにがっちりとした作りで安心感がある
・ブームマイクが長く、口元・口の前方までしっかりと届く
・やや重めな重量でも、個人的には長時間付けていても疲れなさそう
【実際に試聴してみて】
beyerdynamicのハイエンドゲーミングヘッドセットで、見た目は「MMX 300 2nd」にそっくりですが、ハウジングの印字が変わっていたことと、ヘッドバンドがマジックテープからボタンに変更されていました。元々のマジックテープでも勝手に外れてしまうことはありませんでしたがボタンになったことで、よりしっかりと装着されているように感じました。また、外そうとした際もボタンの方が外しやすいと感じました。
ゲーミング環境では長時間の使用が多く、各デバイスにとって過酷な状況になりがちですが、全体的にがっしりとした作りで丈夫そうだと感じました。また、高級感もあるため、ゲームユーザーの所有感も満たしてくれると思います。
装着感については、重量は最近の平均的なヘッドセットよりやや重めで、側圧も装着する直前に手でヘッドセットを広げる際にやや強めだと感じましたが、頭に装着するとそれほど気になりませんでした。個人的には、ヘッドバンドの頂点(頭頂部)にある「フォントナーレリセス」という機能が作用しているためだと思います。パッドのクッション性と頭頂部の凹んだ形状が、ヘッドバンドに柔軟性を持たせているのでしょう。
音については厚みのあるサウンドで、高域も刺さらないため、低域に寄ったバランスに感じる方もいるかもしれません。ですが、バランスは整ったヘッドセットだと思います。また、3.5mmのアナログ接続なので、さまざまな機器に接続できます。個人的には音量不足になることはありませんでしたが、もっと音量が欲しい方には、出力の強いアンプが必要になるかもしれません。
さらに、PCゲーマーに大人気のFIIO「K11」に、ヘッドセットのヘッドホン端子を6.3mmに変換して接続してみたところ、音量に余裕が生まれ、ゲーム内の射撃訓練場で聞こえる足音の距離も伸びたように感じました。音の鳴っている方向などは、直接接続した状態でも把握しやすいと感じました。直接接続でも十分に良いヘッドセットですが、好みに合わせてアンプなどに接続することで、さらに力を発揮してくれるでしょう。
気になる方は、店頭でぜひお試しください。