Rhapsodio
Carbon Force
¥93500 税込
Rhapsodioが誇るハイエンドイヤホン用ポタアン
Rhapsodioのハイエンドモデル「Supreme V3」用のアナログポータブルアンプです。
大きさはほぼ手のひらサイズで、金属筐体で重厚な見た目ですが、とても軽く持ち運びしやすい印象です。
音質に関して、まずアンプを介さず「Supreme V3」をそのままDAPに直挿しで試聴してみると、音の広がり、余韻や高域が素晴らしいながらも、全体的には意外と落ち着いた音の印象でした。この「Carbon Force」を接続して聴いてみると、元々ウォーム傾向であるサウンドはそのままに、少し隠れ気味だった低域が押し出され、その低域に支えられ土台がよりしっかりしたサウンドに感じました。音の粒立ちも良くなり、特に弦楽器が生々しさを増します。ちなみにDUNU-TOPSOUND「Davinci」でも試聴したところ、より低域の量感が増し、迫ってくるような印象になりました。
機能面に関しては、アンプ側は入出力共に4.4mmバランスのみで、側面のUSB-Cは充電用端子です。
通常の4.4mmショートケーブルを使用してDAP等へライン接続する際、接続する機器によっては出力が大きくなり、ボリュームのつまみ4段目でもかなり大音量で鳴ってしまう場合があるのでご注意ください。※HIBY RS8ではこのパターンでした。その場合はType C to 4.4mmのショートケーブルを使用すると解消しました。
手軽ながら、様々なイヤホンの隠れたポテンシャルをより引き出せるのも魅力なポータブルアンプだと感じました。
試聴環境
HIBY RS8→Carbon Force→Supreme V3
試聴楽曲
CHAGE & ASKA 「TAH YAH YAH」
山口由子「恋する女たち」
T-SQUARE「明日への扉」