スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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えっさん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Campfire Audio
Moon Rover
¥189800 税込
どこから見ても、聴いても輝く
【ポイント】 - 世界888台限定で発売 - 各部品を個別に手作業で火炎処理したという美しいデザイン 【デザイン】 各部品を個別に手作業で火炎処理し、処理中に加えられた温度によって生み出されたグラデーションがなんといっても特徴的です。光を受けるとグラデーションの見え方が変化するので、眺めるだけでも楽しく、ウットリします。 チタンを採用しているため、軽量でスリムに感じました。 【音質】 ドライバー構成は「12mmのフルレンジプラナーマグネティックドライバー」1基を搭載しており、全体的にまとまりのある印象です。低域から高域にかけて、バランス良く描写してくれます。強いて言えば中域が少し後退している感じです。 モニター向けイヤホンのようなフラットさとは異なりますが、バランス良くリスニングを楽しめるようなサウンドです。また、駆動方式が「平面磁界駆動」という影響からか、高域を中心に煌びやかで高い解像度のように思いました。特にドラムのハイハットやシンセサイザーの打ち込みといった、細やかで艶やかな高域のサウンド描写がとても丁寧です。 普段のイヤホンなら後退して聴こえる細かい音が、一粒一粒しっかりと前に出て聴こえるので、音源の空気感がしっかりと伝わってくるのが特徴的に思います。 【総合すると・・・】 「プラナーマグネティックドライバー」と「平面磁界駆動」による組み合わせはある程度のフラットさを軸に、平面磁界駆動らしい細やかで煌びやかな、一粒一粒を丁寧に描写してくれます。 音の鳴り方はフラットで。だけどもモニター向けイヤホンのような忠実すぎるフラットさよりも、聴いて楽しめるフラットさが欲しい。そんなユーザーにぜひ一度お試しいただきたい製品です。 【試聴環境】 NW-WM1AM2→Moon Rover 【試聴楽曲】 - かまいたち「I LOVE YOU」 - BRAIN DRIVE「THE REBORN MAN」 - 聖飢魔Ⅱ「嵐の予感」
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サニー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Campfire Audio
Moon Rover
¥189800 税込
聴き込むほど旨味がするスルメイヤホン
今回紹介するのは、アメリカオレゴン州ポートランドを拠点にオーディオ機器の設計・製造を行うメーカー「Campfire Audio」が、世界888台限定でリリースした有線イヤホン「Moon Rover」です。 唯一無二の存在感があり、光を受けると複雑で美しい色合いを見せるグラデーションカラーが特徴の本製品は、筐体を一つ一つ手作業で火炎処理を行っており、限定モデルにおけるメーカーの気合いの入れようが外観から伝わってきます。 12mmのフルレンジプラナーマグネティックドライバー1発を搭載した本製品のインピーダンスは22.5Ωと特段高いわけではないものの、駆動方式が平面磁界駆動ということもあってか、スマートフォンのUSB-C変換直挿しだとやや鳴りづらいように感じました。そのため、DAPやスティックDACを用いての試聴をおすすめします。 肝心の音質ですが、一言でまとめると「歪みのない帯域バランスに優れたニュートラルサウンド」といったところでしょうか。 一聴して驚異的に感じたのは、低域から高域にかけて曇りのないレスポンスの良いクリアなサウンドでありながら、音のつながりがとてもスムースで音楽として破綻していないという点です。私自身、解像度に重きを置くニュートラルサウンドのイヤホンは、一音一音がどことなく分析的に聴こえてしまい、音楽を楽しんで聴くという本来の目的よりも、音を俯瞰で見ようとしてしまい純粋に音楽を楽しめないということが少なからずあります。しかし、この製品には全くと言っていいほどその要素がありません。 帯域バランスで見るとややミドル〜ミドルハイの帯域が近いように感じますが、低域と高域どちらもある程度の量感があり、解像度高く分離感に優れているため、低域や高域に物足りなさを感じることはありません。ガットギターやアコースティックギターなどの弦楽器やハイハットシンバルなどの金属音の質感や余韻の生々しさが素晴らしく、聴けば聴くほど病みつきになります。 間違いなく名機と言える一台です。ぜひ店頭にてお試しください。 再生環境: iPhone 15 → Questyle M12 → Moon Rover 試聴楽曲: - BIRD OF A FEATHER / Billie Eilish - Please Please Please / Sabrina Carpenter - AMARGURA / KAROL G - Landslide / The Smashing Pumpkins