スタッフレビュー一覧
店頭スタッフが様々な商品をご紹介
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zoo
@e☆イヤホン 秋葉原店
EFFECT AUDIO
Cadmus
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥28490 税込
開放感のある鮮やかサウンド
全体的にアタックの強さを感じるサウンドです。余計な膨らみや余韻は抑えられているため、キレ良く楽しめます。 どの帯域も押し出しがしっかりしているので明るく鮮やかな出音に感じられます。帯域バランスを大きく変化させるタイプのケーブルではないですが、合わせるイヤホンによって音の印象に違いが出やすいと思います。 空間は横に広く描写されますが、奥行き感や空気感の演出はほどほどで、音色がストレートに出てくる印象です。 中域について、ボーカルはエネルギッシュで迫力を感じます。アコースティックギターは爪弾いた瞬間に音が勢いよく飛び出し、特に高い音は強めに感じます。柔らかさや繊細さよりも力強い音の表現が得意です。 高域は輪郭がシャープで、細かい音まではっきり聴こえます。クールな質感でスピード感があり、シンバルやハイハットなどは金属質な響きの良さを感じさせますが、刺さらないように上手に調整されています。 アタック感や空間表現の影響か、組み合わせを考慮する必要のあるケーブルです。特定の帯域に特化していたり余韻や空間表現に特徴があったりといった味の濃いイヤホンをあわせる場合、相性の良し悪しがはっきり出ます。 汎用性が高いケーブルとは言い難いですが、うまくかみ合えばとても開放的で鮮やかな音色を味わうことができます。 お持ちのイヤホンやお好みの楽曲の相性が合うか、ぜひお試しください。
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Cadmus
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥28490 税込
中高音域寄りのフラットサウンドを奏でるケーブル
「EFFECT AUDIO Cadmus」はイヤホンの特長を崩さずに音場の広さを感じることができるケーブルです。 Signature Seriesとして3種類のケーブルが同時発売となりました。 3種類共通の特徴として、イヤホンコネクタ側にConXが採用されております。また、製品購入時には2pinコネクタが装着されております。 MMCXやpentaconn earなど他のコネクタのイヤホンで使用する際には別途コネクタ部分を購入する必要はありますが、コネクタの追加購入のみで複数のイヤホンとケーブル共有ができるのはメリットではないでしょうか! それぞれのケーブルの特徴は… 【Cadmus】 少しだけ中高音域に寄ってはいますがフラットな傾向だと感じました。高音域の量感が少しだけ増えますが、刺さりは気になりませんでした。ボーカルは、ニュートラルな状態から少しだけ離れる印象です。また、音場の広さも感じることが出来ました。比較的音の癖は少な目で、リケーブルの最初の一本としてもオススメな商品です! 【Ares S】 全体的にメリハリが効いています。重めの低音域と少し刺激的な高音域が音楽を聞いていて楽しい気分にさせてくれます。ボーカルに関しては、少し近めな印象で、クッキリハッキリしたサウンドを奏でるケーブルをお探しの方にオススメなケーブルです! 【Eros S】 3種類のケーブルの中で一番音の濃密さを感じました。特にボーカルの表現は素晴らしく、近めの距離感で生々しさを感じるサウンドでした。ボーカルにフォーカスを当てて音楽を楽しみたい方にはピッタリなケーブルだと思います! 高音域に関してはしっかりと量は出ているものの鋭くなりすぎず、刺さりが気にならず繊細さや透明感を感じることが出来ました。 是非聴き比べしてみてください! 試聴環境 iPhone 11→Earstudio ES100→EFFECT AUDIO Cadmus→AAW ASH(カスタム) 試聴楽曲 赤い公園 - pray 吉田凜音 - ASUNAROU
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すずき
@e☆イヤホン
EFFECT AUDIO
Cadmus
2pin 3.5mm 3極 ストレート
¥28490 税込
あっさり爽やか、透明なフラットバランス
Cadmus はEffect Audio Signature seriesの中間にあたるモデルで、サウンドもそれに倣った傾向に感じます。 音像の真ん中を中心として、爽やかで自然な音の広がりがあります。上下の伸びは必要十分ですが、派手な印象を与えないくらいの、中高音域のキラキラとした煌びやかさが特徴的です。 また、定位感に優れているため、フラットモニターバランスなイヤホンに合わせるのもオススメです。爽やかさや余韻、ほどよい音の厚みなど、モニターの傾向を崩さずにリスニング的要素を付加できます。 ピンポイントですが、中域に厚みを持つイヤホンとの組み合わせも、ぜひお試しいただきたいです。かまぼこ特有の窮屈になりやすい音を、空気感を残したまま絶妙にほぐし、高解像度で爽やかな聴きやすい音に昇華してくれます。(試した中で抜群に相性がよかったのはVision EarsのELYSIUMでした) 楽器や電子音などの再生より、ボーカルの表現力に長けており、全体のバランスの良さとは裏腹に、分析的なモニターサウンドというよりも、落ち着いたリスニングサウンドという印象を持ちました。 ただ、色々試す中で、少しイヤホンとの相性を選ぶケーブルという感想を抱きました。相性が合わない場合は、抜けの弱い閉塞的な音になり、印象がガラリと変わってしまいます。また、相性の良いイヤホンの場合、目を見張るような開放的で気持ちのいい音になるため、この辺りはトレードオフの側面もあると感じました。 ぜひ試聴などで、色々な組み合わせを試してみてくださいね。 再生環境:Shanling UP5,Vision Ears VE6x2 試聴楽曲:東京日和(古川本舗),アカシア(BUMP OF CHICKEN),最愛(福山雅治)