スタッフレビュー詳細
「スパークリング」なサウンド
qdc「Hifi 8SH」は、切れ味鋭いシャープな高域と、空間の広さが際立ったキレの良いサウンドが特徴のイヤホンです。
外観は、qdcのハイエンドイヤホンの代名詞ともいえる水滴形のようなシェルに、基板やドライバーが見える透明な筐体です。
シェルデザインは深紅色を基調とした大理石のような模様であり、エレガントな印象があります。存在感が程よくあり、ファッションのワンポイントとして取り入れられるデザインだと感じました。
音質はエレガントな外観とは裏腹に、シャープで迫力のあるサウンドでした。特に高域の広がりが際立ち、細かな音のディテールがよく聞き取れます。
ボーカルは近く感じられ、歌手の息づかいや感情がダイレクトに伝わってきます。また、低域に関してはタイトな音ながらもしっかりと音圧があり、高域・中域に劣らず存在感がありました。
切れ味鋭いシャープなサウンドで、高域の広がり、ボーカルの近さなどの特徴を持つ優れたイヤホンです。音楽の細部まで楽しめる高品質な音と鮮明な表現力で、さまざまなジャンルの音楽に合うと思います。
ジャンル問わず、日々新しい音楽を求めているような音楽愛好家の方にぜひ、試していただきたい一品です。
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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れ〜やん
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Hifi 8SH
¥198000 税込
暖かくゆったりと
暖かくゆったりと。そんな気分の時にピッタリなイヤホン。 ・つかず離れず、程よい広さの音場 ・厚みのある中低域と、それに塗りつぶされないボーカルライン ・全体を引き締め、明るさをもたらす高域 リラックスタイムにはもってこいのサウンドです。qdcの強みである装着感の良さもまた、ストレスを無くし、音への没入感を高めてくれます。 接続は3.5mmアンバランスと、4.4mmバランスを使用しました。3.5mmでは上記通りのサウンドとなります。4.4mmでは、もう少し音場が広がり、中低域の厚みが若干マイルドなサウンドになったと感じました。 ただ、美味しい部分はそのまま残してくれるため、「少しだけ変えたかったのに、全くの別物になってしまった!」といった事は起こりにくいと思います。解像度がヤケに上がることもなく、疲れ知らずな部分は健在です。自分の聴くジャンルやその日の気分で付け替えてみると、自然と何方が良いかが選択できるなと思いました。 さて、色々とジャンルを変えて鳴らしてみましたが、一番良かったのは、フォークソングでした。使用曲は"ふきのとう"の「白い冬」。暖かくも哀愁を誘うメロディと、スポットライトが当たったかのように浮かび上がる歌声に、思わず聴き入ってしまいました。アコースティックギターの響きも美しく、耳元から少しだけ離れた位置で鳴るためか、厚みがありつつも圧迫感がありません。 少しお疲れ気味な方に是非聴いてもらいたい逸品です。音に包まれて、リラックスしましょう! 使用DAP M11 Plus ESS 試聴楽曲 ふきのとう 「白い冬」 giga 「CH4NGE」 Myrath 「Under Siege」 Fleshgod Apocalypse 「The Fool」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
qdc
Hifi 8SH
¥198000 税込
qdcの技術の結晶
どこまでも見通せる空間表現と、つややかで滑らかなボーカルが特徴的な「Hifi 8SH」。深紅のクリスタルのような美麗なフェイスプレートが目を引くイヤホンです。 ファッション性が高く、音のクオリティやシェルのクオリティもそれに引けを取らないほど高いです。また、非常にフィッティングしやすく軽量なシェルは長時間つけていても痛くなりにくいです。 音は前述の通り、どこまでも見通せるほどクリアな空間表現と、つややかなボーカルが特徴的です。連続するバスドラムの音も正確に、1音1音表現できるほどにレスポンスは良いと感じました。 伸びやかな高音が広がる空間表現と、近めで艶のあるボーカルが癖になる「Hifi 8SH」。是非ご試聴ください。 再生環境:SP1000M→Hifi 8SH 試聴楽曲:KOTOKO Aiobahn「INTERNET YAMERO」 花譜「トウキョウ・シャンディ・ランデヴ」 ずっと真夜中でいいのに。「綺羅キラー(feat. Mori Caliope)」
このスタッフの他のレビュー
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なおティー
@e☆イヤホン
iBasso Audio
IT05
¥49500 税込
ボーカルやシンセ音が生き生きしてるぜ!
シャリシャリ感のある音は苦手だけど、キレの良い高音を聴きたいと思う方におすすめのイヤホン。それがiBasso Audio(アイバッソ オーディオ)「IT05」です。 見た目に関しては、全体的に緩やかな曲線を描いたフォルムをした柔らかい印象のデザインで、男女問わずどんなファッションにも似合いそうな外観です。 プラグ部分にはステンレス製のパーツがついているため、スマホや音楽プレイヤーなどに分厚いケースを使っているとステンレス部分がつっかえてプラグが奥まで入らない恐れがあるので、少し注意が必要だと思います。 ですが、断線しやすい箇所であるプラグ周りのケーブル部分が保護されているという点は非常に嬉しいです。 音域のバランスとしては、全体的に中高域を強めに押し出している傾向です。元気よく主張してくる中域〜高域を、タイトな低域が後ろ側で全体の空間を薄くコーティングして、音のバランスを整えているような感覚です。 中域〜高域の音自体はキレが良く、圧が強いものの、ギザギザしていない滑らかな音だったので、長時間聴いていてもキンキンせず聴き疲れしにくいサウンドでした。 こういった中高域のキレの良い音が出るという特徴から、キーの高めなボーカルや、とがったシンセ音が入っている曲を聴くと「IT05」のポテンシャルが最大に発揮されると思います。奇抜なシンセ音をよく使うTechnoやピコピコ音が特徴のChiptuneを聴いている方は特におすすめです。
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なおティー
@e☆イヤホン
Noble Audio
FALCON MAX
¥37566 税込
明瞭感MAXサウンド
高域の圧倒的なシャープさは、鳴らした瞬間すぐ違いに気づくでしょう。 D型・BA型に次ぐ可能性を秘めた「MEMSドライバー」と、Noble Audioによる巧みなチューニング技術が合わさった完全ワイヤレスイヤホン「FALCON MAX」をご紹介します。2023年に試聴した商品の中で一番衝撃を受けました! 【外観】 充電ケース・イヤホン本体共に、グリッターのようなキラキラとした細かい光沢を放っており、高級感があります。大きさはソニー「WF-1000XM4」と比較したところ、縦・横・奥行き全て同じくらいのサイズで、持ち運びは非常に快適です。 【装着感】 筐体が小さめである点とノズル部分が長い点から、耳の周りに当たることなく、深くはめ込みやすい形だと思います。また、付属のイヤーピースがフォームタイプであり、しっかり耳の穴に密着するため、首を振っても外れにくい安定した着け心地でした。 【ノイズキャンセリング】 強めの遮音性をしていて、電車内でも音楽の邪魔にならない位には音を軽減してくれる効き具合でした。 【外音取り込み】 中域を多めに取り込んでいる印象です。人の声に焦点を当てられているため、装着しながらの会話がしやすいと思います。 【音質】 最大の特徴は研ぎ澄まされた高域! 圧倒的な解像度で、高音の細かな粒立ちがクッキリと聴こえる印象です。アコースティックギターやシンバル、ハイハットなどの微細な振動音が鮮明に聴こえてくるため、目の前で生演奏を聴いているようなリアルさがあります。 低域はアタック感が強く、バスドラムやベース音をノリよく鳴らしてくれます。中域は芯のある滑らかな質感で、ボーカルが力強くなっている印象です。特に女性ボーカルや、キーが高い男性ボーカルは高域の特徴も相まって、息遣いや微細なニュアンスなどの表現力がずば抜けていて鳥肌ものです。 また、音の分離感も高く、音同士がぶつかったことで発生するぼやけたような音をほとんど感じませんでした。一般的に高域を強く出すと、低域〜中域は埋もれてしまうことが多い中、当商品は埋もれることなく各帯域がいきいきと主張してくれます。このような音一つひとつがクリアに聴こえる巧みなチューニングは「流石Noble Audio」といった感じでしょうか。 【まとめ】 高域のシャープさがピカイチ! そして、圧倒的な高域に負けず劣らず、低域〜中域も綺麗に鳴ってくれる‼ そんなノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンです。 ノイズキャンセリング搭載の完全ワイヤレスイヤホンの中で音質を最重要視している方や、音楽を聴く上でボーカルの歌唱力を最大限に感じ取りたい方におすすめです!
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なおティー
@e☆イヤホン
水月雨 (MOONDROP)
破暁 - DAWN PRO
¥9450 税込
水月雨 (MOONDROP) の象徴的な音質・デザインがこの小さな筐体に詰まってます!
音を素直に伸ばしてくれます。癖のない音で本当に良い子です。そんな優等生なスティック型DACアンプ「破暁 - DAWN PRO」をご紹介します。 コンパクトかつ軽量な筐体はアルミニウム合金でできており、表面にパンチングメタルのような加工が施されています。スマートフォンやサウンドデバイスに接続すると、穴の部分からランプの光が漏れて見える粋な演出も魅力的です。金属質の無機質なクールさを保ちつつ、どこか可愛らしさを感じさせるデザインが素敵です。 ボタンは音量を上げ下げする2つのみで、簡素な操作感です。横長の方が音量を上げるボタンで、短い方が下げるボタンとなっており、触感だけでどちらのボタンか分かりやすい親切な設計になっています。 音質については、原音の質感をそのままにしながら一段と力強く鳴らしてくれる印象です。各帯域のバランスは、ボーカルなどの中高域が少し強調されています。癖のない音なので、DACアンプが初めての方にも安心して使用できる製品だと思います。 外観のデザイン、音質、携帯性を兼ね備えた優等生なスティック型DACアンプです。DACアンプデビューに最適な商品です!
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なおティー
@e☆イヤホン
FIIO
KA11
Type-C Black
¥5390 税込
スマホに有線イヤホンをつなぐ初めの1歩として!
エントリーモデルだからと侮ることなかれ。「KA11」は、お手頃価格、かつ超コンパクトなサイズながらも、FIIOらしいキリっとしてメリハリのあるサウンドに仕上げてくれるUSB DACアンプです! 変換ケーブルと見間違えるほど小さく細い筐体で、使用感はスマートフォンに直刺しするときの感覚とほとんど変わらない快適な装着性です。 スマートフォンに直刺して聴く際と「KA11」を通して聴く際の大きな変化としては、高域の細かい音が濁らずにハッキリ聴こえるという点。ハイハットの細かい刻みなどがクリアに聴こえて全体的にスッキリとした印象に変化します。 サウンドの印象は、全体的に音の芯が太くなってメリハリのある雰囲気。音の密度が濃いので、アップテンポな曲を聴くと、迫力が増しておすすめです! 「USB DACアンプってどういう効果でるの?」とか「FIIOの音色ってどんなのだろう?」とお考えの方に! ポータブルUSB DACの中でお手頃価格な「KA11」を是非試してみてはいかがでしょうか?