スタッフレビュー詳細
バランスの良さが光る低価格イヤホン
「Quarks」は水月雨(MOONDROP)のエントリークラスのカナル型イヤホンです。
出音は、中高音域にフォーカスが当たったバランス型でした。
ボーカルは近すぎず遠すぎず、ちょうどそのど真ん中といった印象です。
高音域の抜け感が良く、音場の広さを感じることが出来ました。
低音域に関しても必要な量はしっかりと出ています。
ただし、Quarksの本来の力を発揮できるスイートスポットが若干狭く感じました。
耳に正しく装着出来ていない状態だと、低音の抜け落ちが発生します。
イヤーピースのサイズ選びは慎重に行ったほうが良さそうです。
e☆イヤホン店頭での試聴の際には他のサイズのイヤーピースをお貸しすることも出来ますので、是非お声掛けください。
耳に正しく装着できた際のバランスの良さは同価格帯のイヤホンの中ではピカイチです!
特に不得意な音楽ジャンルは無い印象でした。
ステムは太めではありますが、「final Eタイプ」や「AZLA SednaEarfit」など、他社製のイヤーピースが装着できることも確認済です。
お気に入りのイヤーピースを探すのも良いのではないでしょうか?
また、高音域が繊細でしっかりと出ているため、音楽ゲームのタップ音が聞き取りやすく感じました。
有線イヤホンなので、遅延を気にする必要もなく、ゲームのプレイにも積極的に使っていけそうです。
マイクのあり、なしが選べるのも嬉しいポイントですね!
2000円付近での製品の中では、間違いなくオススメの商品です!
試聴環境
iPhone 11→MOONDROP Quarks(Apple 純正変換アダプタ使用)
試聴楽曲
赤い公園 - オレンジ
Cing - アイスクリーム/サイネージ
量感イメージ
この商品に対する
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わか
@e☆イヤホン
iBasso Audio
DC-Elite
¥73260 税込
サブスク派の最適解。スマートフォンで極上の音楽体験ができるスティック型DAC
iBasso Audio「DC-Elite」は、手のひらサイズでミドルハイクラスのDAPのような音を楽しめるスティック型DACです。 【ポイント】 ・エントリークラスDACとは一線を画す圧巻のサウンド ・細かなボリューム調整が可能な「PCMボリューム調整ボタン」搭載 【見た目・操作感】 同社のスティック型DAC「DC04PRO」と比較して一回りほど大きく、小型DAPと比較すると「DC-Elite」の方が小さい印象です。金属特有の手触りで高級感があり、所有欲を満たしてくれそうです。 アナログボリュームはしっかりとクリック感があり、ポケットの中での誤動作の心配もありません。また、アナログボリュームに加え、本体側面の「PCMボリューム調整ボタン」によって細かな音量調節も可能です。 【音の印象】 力強さをはっきりと感じられるサウンドです。低音域から高音域まで全ての音をとらえることができ、分析的な聴き方ができつつも、1つの音楽としての自然さを持ち合わせています。 低音域はややウォームさがあり、中音域から高音域にかけてはクール寄りで全体的には美音系でバランスが取れたサウンドです。音場は広めで、ボーカルはやや引いた印象を受けました。 【使用感】 レビューではiPhone14 Proを使用して、バランス接続にて試聴を行いました。Apple Musicにてロスレス音源を再生し、1曲ごとにおよそiPhoneの電池が2%程減少しました。 また、30分程度再生したのちに発熱をチェックしてみると、DC-Elite本体はほとんど温度変化がありませんでしたが、Lightning端子部分はやや熱くなりました。 【まとめ】 スマートフォンやDAPでサブスク音楽配信サービスを使用している方に強くオススメできる商品です。外出時に小型DAPを使用している方も1ランク上の音楽体験ができること間違いなしです! スマートフォンとケーブルで接続するだけでこの音が楽しめることに驚きました。是非ご試聴ください! 試聴環境 iPhone 14 Pro→iBasso Audio DC-Elite→MASSDROP x MEZE 99 Noir(99 Clasics用純正4.4mmアップグレードケーブル使用) 試聴楽曲 赤い公園 - pray STAYC - Teddy Bear
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わか
@e☆イヤホン
AVIOT
TE-Z1PNK ピエール中野コラボモデル
¥39600 税込
静寂に広がる迫力のサウンド
「AVIOT TE-Z1PNK(以下ピヤホン6)」はe☆イヤホンアンバサダーでもあるピエール中野氏監修の「ピヤホン」シリーズ第6弾となる完全ワイヤレスイヤホンです。 いままでのピヤホンシリーズは元となるモデルが先に発売された後に”ピエール中野コラボモデル”としてチューニングが施されて発売されておりましたが、ピヤホン6は、AVIOTのフラグシップモデルとして完全新規で作られたモデルです。 ピヤホン6には今までのピヤホンには搭載されていなかったノイズキャンセリング機能が搭載されています。音楽を試聴する前にノイズキャンセリングの性能チェックを行ったところ、かなり優秀だと感じました。比較的静かな空間でのテストでしたが、エアコンの音や、窓越しで聴こえる車の走行音といった雑音はほぼ完璧に消し去ってくれました。ノイズキャンセリング特有の閉塞感も少なめで、ノイズキャンセリング性能だけで既に他の完全ワイヤレスイヤホンと比較しても優秀な製品だと感じます。 肝心の音に関しても、もちろん一切の妥協はありません。オーディオファン視点から見ると、ドライバー構成が「10mmダイナミックドライバー+平面磁気駆動型ドライバー」という完全ワイヤレスイヤホンにはなかなか存在しない構成にどんな音を奏でるのか興味が湧きます。 【低音域】 「ピヤホンの低音」と言えば私のイメージでは「量感が多めでアタック感がしっかりとあるガツンとくる低音」といったイメージですが、ピヤホン6もその傾向は変わりありません。ピヤホン6は既存のピヤホンと比較すると、ゆるい部分が少なくなり、よりタイトで重さを感じる低音だと感じました。地響きのような脳を揺さぶる音もしっかりと表現してくれます。 【ボーカル】 ボーカルはやや近めの位置に配置されています。立体的でボーカルが「そこ」に浮かんでいるように感じ、近いのに距離を感じるという不思議な感覚でした。生々しさはやや薄めではありますが、しつこくなく全体のバランスが良いためむしろ好印象でした。 【高音域】 高音域は刺激的になり過ぎないように丁寧に鳴らしている印象でした。高音域やボーカルのサ行の刺さりはありません。立ち上がりが早く、抜け感も良好です。 【全体の印象】 今までのピヤホンの超ブラッシュアップバージョンという印象です。ややクール寄りで、細かい音まで1音1音をしっかり聴き取る事ができます。迫力はあるけど濃すぎない音で、一聴してすぐに「良い音」と感じられました。ノイズキャンセリング性能も素晴らしく、音楽に集中できる点もとても好印象です。 ピヤホンファンの方だけでなく、多くのオーディオファンに試聴してほしいと思えるオススメの完全ワイヤレスイヤホンです! 試聴環境 iPhone 14 Pro→AVIOT TE-Z1PNK 試聴楽曲 HoneyWorks - 可愛くてごめん(feat. かぴ) マキシマム ザ ホルモン - 刃渡り2億センチ
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わか
@e☆イヤホン
MONDO BY DEFUNC
モンド オーバーイヤー
トランスペアレント
¥34800 税込
「見た目だけ」とは言わせない
【ポイント】 ・量感たっぷりの低域を堪能できるヘッドホン ・有線接続にも対応 【装着感】 耳の周りをすっぽりと覆ってくれる、もちもちとした感触のやや大きめなイヤーパッドと、幅と厚みがありクッション性が高く、しっかりとした作りの頭頂部に触れる部分のパーツが、頭を包み込むようにホールドしてくれます。側圧も強すぎず、重さを感じにくい設計だと感じました。 【音の印象】 低音の量感が多めなメリハリの利いたサウンドが楽しめます。特に、重低音と呼ばれる帯域よりもやや上の帯域の量感がハッキリと感じられます。また、全体的に音が近めに配置されており、迫力満点なサウンドを楽しめました。 また、ボーカルも近めに配置されており、存在感はばっちりです。高音域は量感は多くないものの、キラキラ感が強く、埋もれているようには感じませんでした。 【まとめ】 モダンな印象を受ける「ブラック」「グレージュ」と、ガジェット好きにはたまらない「トランスペアレント」の3色が用意されています。個人的には中身が透けて見える「トランスペアレント」が一番好みでした。 見た目にも音にもこだわりたい方におすすめです。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→MONDO BY DEFUNC モンド オーバーイヤー 【試聴楽曲】 IVE - All Night (feat. Saweetie) RINNE HIP - Ride On Turtle
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わか
@e☆イヤホン
iBasso Audio
3T-154
シルバー
¥24750 税込
懐の広さを感じられる有線イヤホン
【ポイント】 ・大口径ドライバーが奏でる雄大なサウンド ・滑らかな音の繋がり 【装着感】 本体が大振りで厚みがあるため、イヤーピース選びは慎重に行うことを推奨します。フォームタイプのイヤーピースや、耳の中で温まることで形状が変化するシリコン素材を採用したイヤーピースといった、イヤホン装着時の安定感が上がるイヤーピースの使用が個人的にはおすすめです。 【音の印象】 全ての音の繋がりが自然で、滑らかな印象を受けました。音場が広く、余裕を感じさせるサウンドを奏でます。 低音域に関しては量感がしっかりとありつつも膨らみすぎておらず、アタック感をしっかりと味わえます。ボーカルはやや近めに配置されており、ボーカリストの細かな息遣いまでよく聴こえました。 高音域に関しては、やや鋭利な印象を受けました。その一方で量感は多過ぎるといったことはなく、他の帯域の音とのバランスが崩れないような音作りがなされています。 【まとめ】 総じて大きな振動板が奏でるスムーズな音を楽しめる有線イヤホンです。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→RADSONE ES100→iBasso Audio 3T-154 【試聴楽曲】 IVE - All Night (feat. Saweetie) YOASOBI - 夜に駆ける