スタッフレビュー詳細
このサイズでこの芳醇なサウンドは驚異的!
M15は据え置きアンプやオーディオプレイヤーなどの製品を手掛けているQuestyleから発売された4.4mmバランスと3.5mmアンバランス出力を兼ね備えた小型のDACアンプです。
外観から見ていくと、片側がクリアで内部の基盤・配線が見えるのがオタク心をくすぐってきます。男の子ってこういうのが好きなんでしょ?と言わんばかりのぶっ刺しっぷりです、好き。
サウンドはQuestyleらしい、全体的に柔らかめで優しく包み込まれるような包容力が特徴的です。
厚みがある低音が楽曲全体をしっかりと支えつつも、飽和せずにそれぞれの音の輪郭を認識できる解像度があります。
空間が広く、柔らかく、豊潤なサウンドは主に生音で構成された楽曲との相性がピカイチだと思います。
イヤホンで言うと、finalや、Victorなどとあわせるとよりその傾向が強く出そうです。
試聴環境
イヤホン:AAW AXH
試聴楽曲:billie eilish / bad guy
:Maroon5 /Sugar
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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しばちゃん
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Questyle
M15
¥31743 税込
イヤホンの傾向がわかりやすい。
ひと目で『ホレテマウヤロー!』と、思わずにはいられない筐体の一部がクリア仕様。これによりゲインやビットレートを表示しているLEDが見やすく点灯しており、デザイン面でも美しく仕上がっています。 今回はqdc 10SEを4.4mmバランス接続で聴いてみました。サウンドはクリアでメリハリの効いたフレッシュなサウンドに、程よく厚みもあるので聴き応えがあります。 おそらく10SEの得意とするメリハリの効いた高解像度サウンドをベースアップして上手く持ち上げられているのだと思います。 ボーカルは他の楽器隊と一緒でもはっきりと聴き取りやすく、近すぎず、遠すぎず、バランスが取られています。 M15自身はニュートラルで、特に左右の分離感が高く音場も広く奥行きもしっかりと感じられました。 また、中低域〜低域の見通しがとても優秀で、量感ありつつ芯のあるサウンドは聴き応え抜群。ハイハットやキックにとてもハリがあり、バジけるようなサウンドです。 今お持ちのイヤホンもM15と合わせるとさらに特徴が楽しめると思いますので、ぜひ試していただきたいモデルですね!
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かかりちょー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Questyle
M15
¥31743 税込
ナチュラル系ドングルDAC
Questyleのフラグシップドングル型アンプです。4.4mmバランスに新たに対応しました。 それでは音についてレビューしていきます。 まずはじめに、一音一音の密度が上がりとても芯のある音になったと感じました。 同社の「M12」よりも自然に厚みを出しておりしっかり進化を感じられます。 それに加え解像度の向上と空間が広がってより奥行きがある音になりました。 サウンドバランスには大きな変化は無く接続機器のポテンシャルが大きく引き出されていると感じました。 サイズ感は少し大きめですが、その分駆動力があり特別鳴らしにくいヘッドホンでもない限り問題なく鳴らせると思います。 洗練されたサウンドや自然な底上げが好みの方、音に深みを出したい方にオススメできるドングル型DACです。 ぜひお試しください。 使用機器 Xperia5II Hi-X15
このスタッフの他のレビュー
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ケイティ
@e☆イヤホン
FIIO
UTWS5【FIO-UTWS5】
2PIN
¥22000 税込
え、完全ワイヤレスアダプターってここまで来たの?
リケーブル可能な有線イヤホンを完全ワイヤレスイヤホンにできるアダプターも段々と数が増えてきました。 前作の「UTWS3」を試聴した時点でもかなり驚きましたが、この「UTWS5」はさらなる進化を遂げています。 あえてスペック部分にはあまり触れずに、実際の音、使用感についてお話していきます。 まず、サウンドの傾向としてはかなりニュートラルに感じました。「UTWS3」のときは若干明るめで、元気目な印象がありましたが、かなり落ち着いたサウンドになりました。 同社のプレイヤー「M11」と「M11 PRO」を聴き比べたときに感じた違いに近い気がします。 また、今回は私が愛用しているFiiOのBluetoothレシーバー「BTR5」とスマホをBluetoothで、イヤホンを有線で接続した状態とも聴き比べてみました。 正直、かなり近い音質に感じました。流石にパワー感や、ノイズレスさはBTR5に軍配が上がるところですが、それでもBluetoothレシーバーにここまでひっ迫できるのは流石というところです。 個人的にはBTR5との使い分けも検討中です。通勤時や、散歩時は完全ワイヤレスイヤホンとしてUTWS5」を、おうちオーディオやオフィスでは「BTR5」をと、使い分けるのも一興です。 試聴環境:Galaxy Note 20 Ultra :Westone UM PRO30 【Redesing model】 試聴楽曲:billie eilish / bad guy :Maroon5 /Sugar :女王蜂 / 火炎 :女王蜂 / 髪の毛
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ケイティ
@e☆イヤホン
beyerdynamic
Free BYRD【なくなり次第終了!キーホルダープレゼント!】
Gray
¥38280 税込
機能もサウンドも高水準な老舗ブランドの自信作
Free Byrdは老舗オーディオブランドbeyerdynamicの待望の初完全ワイヤレスイヤホンで、そのサウンドメイクの技術力をしっかりと感じられる製品です。 まず接続から。専用アプリをインストールした状態で、Google Fast Pairでペアリングしたところ、スムーズにアプリが開きました。接続はとってもシームレスでストレスが全くありません。 ノイズキャンセリングはかなりがっつりかかるタイプで、空調やPCの差動音などのノイズキャンセリングが得意とするノイズはほぼシャットアウトし、声やキーボードのタイピング音などはワントーン下がるイメージです。 音楽再生中は周りの音がほとんど何も聞こえませんでした。オフィスやカフェくらいの騒音ならがっつり音楽に集中できます。 外音取り込みは音量が控えめで、大きい音がしても不快にならないような仕様になっていると感じました。 音楽再生中はしっかり音楽を聴こうとする音量だと、周りの声はほとんど聞こえず、自分のタイピング音はしっかり聞こえるという塩梅になります。ながらで聴きたい時は音楽の音量を小さめで使うとよいでしょう さて、音質についてはいい意味で癖のない聴き取りやすい音色に感じました。beyerdynamicらしい、硬質でシャキッとしたサウンドを期待すると拍子抜けしてしまいますが、この優しく情報量の多いサウンドはFree BYRDの特徴としておもしろいと思います。 【低域】 全体的に優しい柔らかさがありつつも、低域の輪郭が分かりやすく聴き取りやすいです。 【中域】 半歩引いているくらいの距離感のイメージで、その影響もあってか音場が広めに感じます。 【高域】 出る所はでて、雑味になりやすい帯域がしっかりと引いていることで全体的な優しさを演出しつつ低域の輪郭も確保しているのかなと感じました。 総じて、令和4、5年の完全ワイヤレスイヤホンに求められるものは網羅しつつ、老舗オーディオブランドの腕をしっかりと感じられるサウンドに仕上がった逸品だと思います。 ベイヤーファン、ガジェット好きどちらにも勧められるイヤホンです。
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ケイティ
@e☆イヤホン
FIIO
R7 【FIO-R7-B】
¥124542 税込
全部盛りってテンション上がりません?
R7は豊富な入出力端子や再生方法を備えた、マルチに使えるオールインワンな据え置きプレイヤーです。 机に置いている感じは想像よりも邪魔にならずに馴染んでくれています。たくさんの入出力や機能を備えていることを考えるとむしろ小さいとまで感じます。実際にこの機能を持つ機器を全て単体で揃えようと思うと、少なくともこの2倍程度は場所を食ってしまうのではないでしょうか。 画面は垂直より若干奥に倒れているため、使いやすさについては驚くほど良かったです。また、ボリュームや出力方法の選択をアナログな見た目のノブで操作する為、直感的に操作できるうえ、パッと見て状態が分かりやすいことも好印象です。 今回はR7をプレイヤーとして、SENNHEISERのフラッグシップヘッドホン、 「HD 820」を使用して試聴しました。ULTRA HIGH GAINの70/120のボリュームで、ちょうど良い音量でしたが、まだ音に余裕があるのは本当に素晴らしいと感じました。HD 820でもこの余裕っぷりですから、ほとんどのヘッドホンは問題なく使用できる事でしょう。 音質はかなり鮮明ではっきりとした音で、アンバランス接続でもステレオ感が強く出ていました。分析的に聴かせるというよりは、情緒が強く出ている印象で、聴いていてワクワクしました。 オーディオ機材を繋げまくって拡張するのが大好きな方、モニターサウンドよりも情緒のあるサウンドがお好きな方におすすめしたい1台です。
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ケイティ
@e☆イヤホン
SHANLING
H7
チタニウム
¥108900 税込
超多機能で、イヤホンから据え置き環境まで汎用性の高いポタアン
Shanling H7は古き良き純粋なポタアンのような外観に、超多機能を詰め込んだ製品です。 まず、ポタアンとして見ても入出力の豊富さに驚かされます。出力はポータブル環境で標準的な3.5mmシングルに加え、据え置きヘッドホンでも使えるよう6.3mmシングル、さらには4.4mmバランス接続。また、H7から他のアナログアンプに接続するRCA LINE OUT、まで搭載しています。これ以上何を求めますか。 また、入力は主要なデジタル入力である、同軸、光、USBに対応。また、給電用とデータ転送用のUSB端子が別で1つずつ搭載されているため、給電しながらでもUSB入力を使うことが出来ます。 さらにはBluetoothレシーバー機能にも対応していて、スマホや他の端末からワイヤレスでデータ転送が可能な上、LDACコーデックに対応しているので、対応端末であればハイレゾワイヤレスで聴くこともできます。 そして極め付きはプレイヤー機能です。H7本体にMicro SDを挿入することで、スタンドアロンで音楽再生ができるようになります。また、スタンドアロンでは操作性が不安という方のために専用の操作アプリも用意されており、スマートフォンから遠隔で操作することが出来ます。 まさに至れり尽くせり、「超」多機能と称した意味を感じ取っていただけると思います。 また、操作性に関してもよく考えられていると感じました。本体の基本操作は、2つのダイヤル兼ボタンで行います。片側のダイヤルはボリューム関連、もう片方にそれ以外の細かな操作が割り振られていることで、何か他の操作をしようとして誤ってボリュームを操作してしまうことを防止しています。 さて、本題の音質について。全体的に少し固めでハリのあるサウンドだと感じました。音一つひとつの輪郭がしっかりと表現されていて、整然としたサウンドに包まれます。 また、今回イヤホンでハイゲインで再生したにも関わらず、ノイズをほとんど感じないほどで、スペックのS/N比の高さは伊達では無いなと感じました。逆に、HD 820のような高抵抗のヘッドホンでも悠々と鳴らしてくれるので、様々な利用シーンで使える汎用性の高いアンプだと思います。 家でも、外でも、イヤホンもヘッドホンも全部一つで済ませつつ、ハリのある聴きごたえたっぷりなサウンドを楽しみたい方におすすめの超多機能ポタアンです。