スタッフレビュー詳細
EDM、バンドサウンド、ASMR(囁き)好き必見!
今回はデザインを推し二人にしたということもあり、それぞれのオリジナル曲と、電音部楽曲の中でも『囁き』と『低域』に定評のある「ウルトラリズム」で試聴しました。
(いつもはHyperBassを使用していましたが、「Z06」は何といってもボーカルの近さが魅力の一つなので・・・。)
まず、低域は量感たっぷりでありながら他の帯域をマスクすることなく、抜群の迫力を轟かせています。サブベースなどもバッチリ鳴らしてくれるので、まるで今は無き某ライブハウスのオクタゴンスピーカーで音を浴びているような気持ちになりました。
また、ボーカルがかなり近めに感じられるため、歌声がよりダイレクトに聴こえ、非常に気持ちが昂ります。
高域は派手さこそありませんが、キレがあり、ハイハットやハイトーンなどをしっかりと聴かせてくれます。
本機種はハイブリッド型ということもあり、本体にベント(空気穴)が設けられているため、装着時の密閉感は控えめな印象を受けました。
※別途所有している「CIEM VisionEars VE4.2」と比較しての感想です。
アニソンやEDM、ラウドロックが好きで、初めてのカスタムIEMを検討している方には非常におすすめの機種だと思います。
みんなも推しカラーのイヤホンで、推しの声を堪能しましょう!
試聴環境
再生機器:Astell&Kern KANN MAX
試聴楽曲:
「ウルトラリズム (feat. Hylen)」 / 電音部
「ネコカブリーナ」 / 猫又おかゆ
「Doggy god's street」 / 戌神ころね
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
Z06
¥77000 税込
カスタムIEMの超新星‼︎
まず一聴して分かるのは、低音域の表現力の豊かさです。そして、クリアで見通しのよい中音域と、スッキリと突き抜ける高音域が特徴として挙げられます。 6ドライバーを搭載したハイブリッド型構成を採用しており、2基のダイナミックドライバーと4基のBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーが絶妙なバランスで連携しています。この構成により、低音域から高音域まで幅広い音域で豊かな表現力を実現しています。特に、ダイナミックドライバーによる力強い低音域と、BAドライバーによる繊細で透明感のある中高音域が魅力です。 音質に関しては、「アタック感の強いハキハキとしたサウンド」が印象的で、各音の輪郭がはっきりと感じられるクリアな再現性が特徴です。 高音域については、歯擦音による刺さりがなく、突き抜けるような女性ボーカルの伸びが秀逸です。特に打ち込み系の楽曲との相性は抜群で、テンポの速い曲でも一音一音がしっかりと聴き取れます。 中音域については、控えめな量感でありながら、表現力が高く、アコースティック楽器の音色を豊かに聴かせてくれる印象です。注目すべきポイントとしては、中音域が他の音よりも少し近く聴こえるため、楽器の音に邪魔されないクリアな表現力が際立っています。 低音域に関しては、濃厚なサウンドで、特にベースラインの表現力に優れており、ロックとの相性が抜群に良いと感じました。ユニバーサルモデルと比べると重低音が少し落ち着き、中低音域の聞き取りやすさが向上し、ドラム音がより鮮明に聴き取れるようになったため、音数が増えた印象を受けます。 オススメとしては、K-POPや洋ロックなど、アタック感のある楽曲との相性が非常に良く、バランスの取れたチューニングが施されています。ユニバーサルモデルで試聴が可能となっておりますので、ぜひ店頭までお越しください! 試聴環境 iPhone 15 → BTR17 PC → K9Pro ESS 使用楽曲 Shawn Mendes 『If I Can't Have You』 LE SSERAFIM 『'CRAZY'』 Creepy Nuts 『のびしろ』
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おつまち
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
Z06
¥77000 税込
音の躍動感と繊細さの調和をカスタムIEMでも!
【音質について】 奥行きが広くアタック感の強い低音と、立体感・分離感に優れた中高音域が非常に特徴的に感じました。 一聴してまず印象的なのは力強い低音です。音場が非常に広く、ドラムやギターのサウンドの躍動感には圧倒されました。力強くも歪みが小さく、一音一音を聴き分けられるような分離感に優れている点も良いポイントです。 量感は低音が多めですが、中高音域も決して控えめではなく、しっかりとした主張があります。低音と同様に音場は広く、立体感に優れており、音楽に楽しく没入できるサウンドです。特にストリングスは深く沈み込むような、味わい深い音作りだと感じました。また、ボーカルはやや前面に鳴り、楽器との分離感が印象的です。 低音・中高音域・ボーカル、その全てがしっかりと主張しつつも、互いの良さを損なわない絶妙なバランスの音作りだと感じました。搭載されている二基のダイナミックドライバーの配置に秘密があり、低音の歪みを最小限に抑える工夫がされているようです。そのため、量感のある低音でも一音一音の繊細さを維持できており、ダイナミックな躍動感とクリアな分離感の調和を見事に表現していると感じました。 【再生環境】 Hiby Music R8Ⅱ → AAW Z06 【試聴楽曲】 Gravity / Against the current Take Five / The Dave Brubeck Quartet 花一匁 / ずっと真夜中でいいのに。
このスタッフの他のレビュー
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のってぃ
@e☆イヤホン
NUARL
NEXT1L
ブラックエボニー
¥13320 税込
個人的待望のANC搭載イヤホン!!
私は強いノイズキャンセリングを使用すると頭が痛くなったり、 気持ち悪くなったりすることが多いのですが、やはり雑音は消したい……そんな願いをかなえてくれる機種がついに登場しました その名も『NEXT1L』!! 各ポイントにてご紹介いたします。 【試聴環境】 端末:Google Pixel7 Pro 接続:LDAC 楽曲:JUNGLE WAHHOI (Prod. YUC'e) / 電音部,YUC'e,大賀ルキア (CV: 星川サラ) あの子のジンタ / チャランポランタン フニクリ・フリクラ / 東京フィルハーモニー交響楽団 ◎音質 粒の細かいサラサラとした質感のニュートラルなサウンドです。 NUARLがコンセプトとする『ナチュラル&ニュートラル』を体現するかのような素直なサウンドで聴き心地の良い音色が特徴的です。 本機はデフォルトでフラットモードとクラリティモードという2つのイコライザーが存在します。 フラットモードで聴いた時に、試聴に用いた楽曲の中では『あの子のジンタ』や『フニクリ・フリクラ』のような生音系の楽曲と相性が良く、曲の空気感がしっかりと再現されていました。また声の帯域がやや近めで歌ものも生っぽく聴けました。 クラリティモードではやや中低域が厚くなり、JUNGLE WAHHOIのような激しめのEDMと相性が良いように感じました。 低域の質感としては量感を増やすというよりも響きが強くなるといった印象でクリアさは維持したままノリの良いサウンドとなっています。 ◎装着感 装着感は軽く、カナル型であるものの密閉された圧迫感は少なく耳への負荷が少ない印象を受けました。イヤーフィンでしっかりと固定されるので安定感も抜群です。 ケース内部の収納部もゆとりがあるため、『スパイラルドット++Mサイズ』や『CP360V2』なども装着可能でした。 ◎ノイズキャンセリング 圧迫感のないかかり方をしており、ノイズのみを消してくれます。人の会話や電車のアナウンス、走行音などは消せずやや低減してくれる印象。程よい静けさが心地いいです。 ◎外音取り込み 音声帯が引き立つ印象で、装着しながらの会話も問題なく使用可能でした。 また、音楽を再生しながらも使用できるのでお散歩のときなど車などに注意したい場合はこちらを活用するとよいと思います。 ◎接続の安定性 私の通勤経路はかなりの人込みですがほとんど跡切れなどは起きませんでした。まれに通信が揺らぐ程度で復帰も早く個人的には気になりませんでした。 ◎気になった点 本製品のコンセプトの中には、過度な音量による聴覚障害の防止が盛り込まれています。この機能のおかげで私のようなテンションが上がると音量も上がりがちなタイプは大いに恩恵を受けられると思います。 BOSE QuietComfort Earbuds IIなどは、最大まで音量を上げると耳につけられないほど出るのに対して、本製品は最大まで上げてもその6割程度なので日頃音量が大きい方はご注意ください。 個人的には自分のライフスタイルにピッタリの製品で一押しの製品です。ぜひお試しくださいね◎
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のってぃ
@e☆イヤホン
AVIOT
WA-Z1PNK ピエール中野コラボモデル
¥88000 税込
まさかの平⾯磁気駆動型ワイヤレスヘッドホン!!
あのAVIOTから平⾯磁気駆動型ヘッドホンが発売されるとは誰が思ったでしょう。気にならないわけがなかったので早速試聴した印象をば。 【Bluetooth接続】 iPhoneでの試聴ですが、重心が低く温かみのある広がりの良い音のように感じました。音場は広めで見通しがよくバランスのいい印象で、基本的にはジャンル問わず楽しめますが、個人的にはAimerさんやUruさんのような楽曲と相性が良かったです。 気になったのはiPhoneとの接続だとボリュームがたりず、しっかりと鳴らすのであればほぼマックス近くまであげた方がいいなと思った点でしょうか。この点は個人差もありますので是非1度お試しいただけると幸いです。 【有線接続】 Astell&Kern SA700とアンバランス接続で試しました。出力自体は昨今の機器と比べると高くはありませんが、やはり聴き慣れた相棒で聴いてみるのが分かりやすかったです。 音量としては110~120程度上げれば十分ですが、第一印象は再生機器側の駆動力をかなり求めてくる機種だと思いました。 SA700とあわせた場合、低域の量感やボーカル帯の質感はとても良く、高域が刺激的なのでシンバル系の弾けるような音が好きな方、メロディアスなギターソロを楽しむ場合にはとても良いように感じます。 有線で使用される場合はポータブルアンプやプレイヤーなどを使用しバランス接続などで運用した方がさらに活躍してくれるかと思います。(内蔵のDACやAMPの優秀さが伺えますね) あと外せないのが装着感の良さですね。イヤーパッドの質感がよく肌への触れ心地が気持ちよくつい撫でたくなりますね(笑) ぜひ皆様もお試しください◎ 私も今度はガッツリ据え置き環境で試してみます。
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のってぃ
@e☆イヤホン
YAMAHA
TWーE7B
ホワイト
¥17600 税込
オシャレな見た目の可愛いイヤホンが登場!
第一印象としてフラットな傾向であると感じました。各帯域を誇張せず全体を満遍なく聴かせてくれるような鳴らし方をしており、個人的にはPOPSやピアノ楽曲との相性が良い製品だと感じました。 外音取り込みは自然に聞こえてきて特に話し声が聞きやすいように感じました。少し高域が協調されているような印象があり甲高い声や突発的な音には注意が必要かもしれません。 ノイズキャンセリングは自然なかかりをしており、キツ過ぎず雑音を遮音してくれるのでノイズキャンセリングに苦手意識のある方にもお勧めできるかと存じます。 クセのないスッキリとした音をお求めの方におすすめの製品です!是非お試しください◎ 【試聴楽曲】 JUNGLE WAHHOI (Prod. YUC'e) / 大賀ルキア (CV: 星川サラ) 天球、彗星は夜を跨いで / 星街すいせい
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のってぃ
@e☆イヤホン
JVC
HA-XC72T
レッド
¥12980 税込
ヘヴィなサウンドで楽しく聴きたいならこれ!
何と言ってもXXシリーズの最大の特長である迫力とキレのある重低音が魅力の製品です。 ボーカルはやや近めで鳴っており、高域のキレもよく、エレクトロとの相性が良い様に感じました。歴代より低域がクリアになっている点もイチオシです。 ノイズキャンセリングは少々弱めの印象で雑音は抑えられますが、空調音が若干残っているように感じました。 外音取り込みは走行音など運動時に気を付けるべきものが発する音は十分聞こえますが、人の話し声などはやや聞きづらいため、お会計時などでの使用を想定している場合は注意が必要だと感じました。 総合的にヘヴィなサウンドで楽しく聴きたいなら非常におすすめの製品ですので是非検討あれ! 【試聴楽曲】 JUNGLE WAHHOI (Prod. YUC'e) / 大賀ルキア (CV: 星川サラ)