スタッフレビュー詳細
有線イヤホンでノイズキャンセリング!
オーディオテクニカから、ノイズキャンセリング機能が使える有線イヤホンが登場しました!
最近ではあまり見かけなくなりましたが、このイヤホンはケーブルの分岐がY型ではなく「U型」になっているのが特徴です。首の後ろを通して使うことを意図した設計で、使わない時はそのまま首にかけておけます。そのため、何度もテーブルから拾い直す手間がなく、普段使いにとても便利な形状になっています。
次にイヤホンを耳へ装着します。通常の有線イヤホンと同じようにしっかりとした遮音性がありますが、ここで「NCボタン」をポチッ! すると、空調音や周囲の低いノイズがスッと消える感覚を味わえます。会話などはまだ聞こえるものの、環境音が軽減される分、音楽や映画の没入感が向上しました。自宅で本を読む時や静かな時間を過ごしたい時にも、部屋が一段と静かに感じられるので、リラックスしたい場面にも最適な機能です。
音質面では、全体的にバランスの取れたサウンドが特徴です。特に低音は太くキレがあり、迫力をしっかりと感じられます。アコースティックな楽曲では温かみのあるサウンドが楽しめ、ロックや映画では力強い音が際立ちました。BGMを聴く際には、角が取れた丸みのある音で、長時間聴いていても疲れにくい印象です。
外出先でも、自宅でも、音楽をしっかり楽しみたい方や静かな環境を作りたい方にぴったりのイヤホンです。ぜひお試しください!
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
-
せめちゃん
@e☆イヤホン
iFi-Audio
GO link Max
¥14300 税込
ホントに細すぎてびっくりなんですけど!
iFi-Audioから、4.4mmバランスを搭載したコンパクトなUSB DAC「GO link MAX」が登場! 外観は「GO link」からデザイン自体はそのままに、サイズが少し大きくなった印象。単体で見るとかなりコンパクトで、「GO link」と並べて初めてサイズの違いが分かるほどです。それでも、他の4.4mmバランスを搭載したUSB DACと比較すると、圧倒的に細く、小さく感じます。 手触りは、さらっとした金属感のある筐体。プラグ部分やケーブルの根元もしっかりとした作りになっていて、チープさを感じる部分はありません。さらに、本体が軽いため、プラプラと引っかかるような煩わしさもなく、通常の変換ケーブルのような感覚で4.4mmプラグのイヤホンが使えるのも良いポイントです! 気になる音質は、全体的に鮮明かつ力強く、音のイメージが濃く伝わるサウンド。 低音は厚みがありつつもタイトにまとまり、アタック感に力強さが加わります。ドラムのアタックやベースラインの存在感が増すので、激しめのバンドサウンドでもバッチリ楽しめます。 一方で、中高音は刺さることなく自然に伸び、サウンドステージの広がりと解像度の向上を感じられます。ボーカルは前に出すぎず、自然な定位感があり、シンバルなど金物の響きも繊細に表現されているように感じました。バランス接続ならではの出力の高さと立体感がしっかりと感じられるので、いつも聴いている楽曲をより楽しめること間違いなしです! さらに、Lightning変換プラグが付属しているので、iPhone(Lightning端子搭載モデル)でも高解像度のハイレゾ音質を楽しめます。幅広い機器への接続に対応しており、汎用性が高いため、初めてのDACとしても安心して使えると思います。 「細い」「軽い」「4.4mmバランス搭載」——この三つを兼ね備えた「GO link MAX」をぜひお試しください! 【試聴楽曲】 goethe「Sick!!!」 ミヤケ武器「胡座」 サンボマスター「さよならベイビー」
-
せめちゃん
@e☆イヤホン
水月雨 (MOONDROP)
星光 - Star Light(Type-C / 4.4mm)
¥27000 税込
変換アダプタなしで高音質!!
注目度の高い製品を多く発売している水月雨(MOONDROP)から、Type-Cプラグのイヤホン「星光 – Star Light Type-C」をご紹介します! 青に金色のラインが映える配色で一見して、水月雨らしい目を惹くデザインが特徴的です。形状は「Starfield 2」や「Aria 2」によく似ており、フィット感も抜群です。ケーブルは布巻きになっており、質感の良い少し太めのケーブルが高級感を引き立てています。 この布巻きケーブルには少しポイントがあります。これまで水月雨はイヤホン筐体のカラーに合わせたケーブルを多く採用していましたが、「星光 – Star Light Type-C」はその流れから外れ、黒色のケーブルが使われています。コネクタ周辺のパーツもシルバーで、渋さが際立っていますね。この選択は個人的にかなり好きです。 試聴にはType-Cプラグのケーブルを使用しましたが、他にも4.4mmプラグのケーブルが付属しており、選択肢が広いのも嬉しいポイントです。 音質については、自然なバランスで素直に鳴らす印象です。レンジが広く、出力にも余裕が感じられ、楽曲ごとにサウンドの質感が自在に変化します。全体的に解像度が高く、ボーカルが近くに感じられ、バランス接続のおかげで左右の分離感が際立ちます。音楽が近い位置で鳴るため、解像感を保ちつつ迫力があり、非常に気持ちよく聴けるイヤホンだと感じました。 特に低音の深さが楽曲によって変化する点が面白く、アーティストが伝えたいサウンドの表現が楽しめると思います。 変換アダプタなしで高音質を持ち運べる「星光 – Star Light Type-C」。ぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 SKOLOR「BOUNCE BVCK」 MONO NO AWARE「風の向きが変わって」
-
せめちゃん
@e☆イヤホン
ASHIDAVOX
HA-ST12
オフホワイト
¥6930 税込
耳を覆うタイプなのに、このサイズ感⁉
レトロな雰囲気漂う「HA-ST12」が登場! 実物は写真よりも丸みがあり、思った以上にコンパクト。ファッションに馴染みやすいサイズ感ながら、耳をしっかり覆ってくれるオーバーイヤー型ヘッドホンです! 側圧は強すぎず、長時間つけていても耳が痛くなりにくいのが嬉しいポイント。しかも、本体がとっても軽い! 首にかけても圧迫感がなく、外に持ち出しても疲れにくいので、家でも外でも気軽に使えます。こういう快適さって、使い続けるうえで意外と大事なんですよね。 気になる音質は、低音強めの迫力系! 弱ドンシャリ傾向で、屋外でも低音が埋もれにくく、しっかり響いてくれます。逆に、家で小さめの音量で聴いても、厚みのあるサウンドが楽しめるのが良いところ。ポップスやロックはもちろん、エレクトロやヒップホップもノリよく聴けそうなバランスです。 どこでも気軽に使える快適さと、迫力あるサウンドを両立した「HA-ST12」。デザインもレトロな雰囲気があって可愛いうえに、普段使いのヘッドホンとしてとっても良いのではないでしょうか⁉ 【試聴楽曲】 TOOBOE「錠剤」 ELLEGARDEN「金星」 椿屋四重奏「シンデレラ」
-
せめちゃん
@e☆イヤホン
ddHiFi
Surface【E14D】
¥55000 税込
太い音がクセになるかも……
立体的なデザインと太い中低音が魅力の「Surface」をご紹介します! 「Surface」は、フェイスプレートの下にケーブルが潜り込んでいるかのようなユニークなデザインが特徴です。シンプルながらもおしゃれな雰囲気があり、タイル柄のフェイスプレートが立体感を強調しているのもとても魅力的ですね。 シェル部分はクリアになっていて、樹脂の中にドライバーが確認できます。内部の構造が見えるのって、やっぱりワクワクしますよね。無機質なフェイスプレートのデザインと相まって、どことなくリミナルスペース的な雰囲気も感じられます。個人的にも好きなデザインです。 音質は全体的に「太い」サウンド! 中低音の量感がしっかりあり、厚みと力強さを感じます。チューニングを担当しているMOONDROPは、ボーカル主体のチューニングに定評がありますが、「Surface」は楽器主体のイメージ。ボーカルがやや引いて、楽器の迫力を前面に押し出すサウンドになっています。 音が太いため低音が強く聴こえますが、重低音は比較的抑えめ。そのため、空間ごと揺らすような超重低音を重視するジャンルでは、少し物足りなく感じるかもしれません。ただ、低音のふくよかさと表情豊かな高音の響きは、「Surface」ならではの魅力を感じます。 個人的に一番好きなポイントは、歪みの少ない楽器との相性の良さ! FUNKやアコースティックなどのジャンルとは特に相性がいいように感じます。低音の太さがアコースティックの温かみと絶妙にマッチし、弦楽器の響きやボーカルの厚みがしっかりと伝わるので、聴いていてものすごく心地が良いんです。低音好きには一度試してほしいですね。重低音だけじゃない、新たな低音の魅力を感じられるかもしれません! シンプルながら個性が光るデザインと、しっかりとしたサウンドの厚み。聴けば聴くほどクセになりそうな「Surface」をぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Marcin & Ichika Nito「Just The Two Of Us」 Vulfpeck「Can You Tell (feat. Joey Dosik)」 goethe「Warumono」