スタッフレビュー詳細
パンチが効きつつも丁寧な音づくり
全体的に明瞭で透き通るような音質が特徴で、管楽器やシンバルなどの金属的な残響感はもちろん、ギターやボーカルの粒立ちまでしっかり感じ取れます。楽曲の細部まで丁寧に表現されており、ボーカルに関しては男性ボーカル・女性ボーカル問わず、近く広がりを感じさせます。伴奏も埋もれることなく左右に広がるため、音場や奥行きの表現が非常に豊かです。
また、電子楽器を用いた楽曲も美しく表現しますが、生楽器を用いた楽曲の方が、元々の楽曲が持つ空気感を最大限に引き出せます。そのため、ジャズやロックといったジャンルとの相性が特に良いです。
さらに、低音域の量感は控えめながらもメリハリがしっかり効いており、各種音色の音像はくっきりとした輪郭を持っています。結果として、パンチのある音質を楽しめます。
量感イメージ
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
1MORE
1MORE Open Earbuds S31
ブラック
¥8980 税込
大口径ドライバーがもたらす大迫力サウンド
【装着感】 「S31」は耳を塞がないタイプのイヤホンで、カナル型とは異なり、眼鏡のように耳に掛ける装着方法です。片耳あたり8.2グラムと、一般的なカナル型フルワイヤレスイヤホンよりもやや重めですが、装着している違和感はほとんどなく、イヤホンをつけていることを忘れるほど自然なフィット感です。 画像のように、眼鏡+マスク+S31と3重になった状態でも、S31の耳掛け部分が細く柔軟性があるため、長時間着けていても耳が痛くなりにくいです。 【操作感】 ハウジング部分をダブルタップすることで、音楽の再生・停止や受話・終話が可能です。また、アプリで操作設定を変更することもできますが、本製品の発売時点ではシングルタップ操作はなく、ダブルタップまたはトリプルタップ操作が主なため、操作には少し慣れが必要です。 【音質】 S31は14.2mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載しており、低音が効いた臨場感溢れる音質を楽しめます。耳を塞がない装着方法と相まって、自然な音の広がりと抜けを感じられるのが特徴です。また、ワイヤレスイヤホンながらデジタルっぽさがなく、温かみのある音質が魅力です。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
ORIVETI
bleqk Lowmaster
¥26400 税込
装着しやすく、音質は様々な音楽ジャンルに対応可能。
以前に発売された同ブランドのダイナミック型イヤホン「bleqk Dynabird」と比べると、全体的に明るめな音質の傾向は変わりませんが、「bleqk Lowmaster」の方がドライバー数が多いため、低音域から高音域までの幅がさらに広く表現できていると思います。 低音域に関しては、「bleqk Dynabird」よりも深く沈み込み、高音域はシンプルによく出るようになった、まさにパワーアップ版「bleqk Dynabird」と言えるでしょう。 さらに細かく音の説明をすると、冒頭にも述べたように全体的に明るめな表現なので、アップテンポな楽曲や女性声優さんの歌唱とは特に、イヤホンと楽曲の表現がマッチして相性が良いと思います。それだけでなく、音色も生楽器系と電子楽器系どちらもメリハリが効いた音質で、ポップスからクラシック音楽まで幅広い音楽ジャンルに対応できます。ベースのスラップも、玉ねぎのみじん切りのように細かく刻んだ音がしっかりと感じられます。 総じてオールマイティにどんな楽曲も楽しめるので、新たに有線イヤホンをお求めの方にとって、良い選択肢になると思います。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
SUPERTFZ
KING KONG
ブラック
¥4580 税込
有線イヤホンも今こんなに頑張っています。
片耳に2基のダイナミック型スピーカーを搭載し、リケーブル対応、さらに見た目も華やかなラインストーン入り。これでこの価格帯とは信じがたいほど、驚異的なコストパフォーマンスです。 そんな人間の耳に入るほどの「小さなKING KONG」が合計4基のスピーカーから放つ咆哮(音質)は、「迫力のある低音域」というよりも、メリハリがしっかり効いた音。まるでジャングルの中で、風に揺れる草木や鳥のさえずりを聴いているかのように、音全体がスーッと抜けていく自然な音質です。 女性ボーカルも美しく再現され、様々な音楽ジャンルを心地よく楽しめます。ジャングルの中でキングコングの子守唄を堪能してみてはいかがでしょうか。
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ムーさん
@e☆イヤホン 名古屋大須店
Anker
Soundcore P30i
ブラック
¥5030 税込
ワンランク上のプレイバリューを味わえる
音質や性能面はもちろんのこと、様々な魅力が詰まっている「Soundcore P30i」。上位機種にあたる「Soundcore P40i」と比較して、価格差もあるため純粋な音質やノイズキャンセリングの機能だけで言えば「Soundcore P40i」の方に軍配が上がると感じたものの、試聴して感じた「Soundcore P30i」に詰め込まれた多くの魅力をご紹介します。 【魅力その1:装着感】 「Soundcore P30i」と「Soundcore P40i」それぞれの装着部分の画像を掲載しました。2つのイヤホンのノズル部分を見ると、P30iが真円、P40iが楕円の形状です。装着感は個人差がある部分にはなりますが、個人的にはP30iの真円の形状の方がクセがなくかっちりと装着でき合わせやすいと思います。ハウジング部分の長さもP30iの方が短い分、安定した装着感です。 【魅力その2:音質】 最初に純粋な音質はP40iの方に軍配が上がると言いました。それはP40iが明らかにクリアな聴こえ方をするのに比べて、P30iが低音の量感が特に多い音質タイプだからというのが理由ではあります。ですが専用のアプリケーションと連携して、アプリ内のイコライザー機能と音場に奥行きをもたせる「3Dオーディオ」を使用することによって、低音の量感が多いP30iでも自分好みの音に近づけられます。 補足情報としては上位機種のP40iに3Dオーディオは非搭載ですが、音場・定位感を自分好みに「パーソナライズ」する機能が替わりに搭載されています。P30iの「3Dオーディオ」はオン/オフの切り替えのみでP40iの「パーソナライズ」の機能よりも圧倒的に手軽に音質変化が楽しめます。