スタッフレビュー詳細
イヤホン業界という大海を統べるイヤホン
重厚な低域のうまみと、高解像度で煌びやかに響く中高域が「EMPIRE EARS」らしさを際立たせる「TRITON Launch Edition」のご紹介です。
複雑な文様を描いたフェイスプレートは、海を連想させる深い蒼色とエメラルドグリーンで構成されています。左側にはポセイドンと同じ三叉のトライデントのマークが、右側には「EMPIRE EARS」のエンブレムがあしらわれ、耳に付けるだけで存在感を放つ美しいデザインとビルドクオリティを誇ります。シェルは少し大きめですが、装着感は良好です。
肝心の音質は、骨伝導ドライバを採用したことで生まれる深く滑らかな低音と、煌びやかで繊細な中高音域が上手くマッチし、完成度の高いサウンドを実現しています。
骨伝導によるサブベースの唸るような低音は、全体を下支えしつつ適度な主張をして迫力を感じさせます。中高域はDDとBAのドライバーが滑らかに繋がり、楽しく聴かせるブライトなサウンドを演出します。初めは中低域が強調される印象を受けますが、少し聴き込むことで中高域の美しさも際立ち、改めて完成度の高さを思い知らされます。
低域の厚みと中高域のブライトさ、そしてフェイスプレートの美しさに目と耳を奪われる、限定生産350台の「TRITON Launch Edition」。ぜひご検討ください!
試聴環境:Galaxy S24 Ultra → TRITON
試聴楽曲:yama「Slash」、BOØWY「B-BLUE」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Marshall
Monitor III ANC Black
¥54980 税込
バンドサウンドへの最適解
楽器の良さを最大限に引き出し、楽しく音楽を聴ける「Monitor III ANC」のご紹介です。 まず、装着感は非常に良好です。ふかふかで柔らかいイヤーパッドと金属製のスイベル回転ヒンジのおかげで、大きめの頭の私でもしっかりフィットしてくれました。そのため、様々な方にフィットするのではないでしょうか。また、重量も軽めなので、長時間使用しても疲れにくいと思います。 肝心のサウンドについては、「Marshall」を体現したかのように、楽器が主体となって響く印象を受けました。ギターやシンバルが艶やかで煌びやかに聴こえてくるので、特にバンドサウンドとの相性が抜群でしょう。低域のベースも力強く、滑らかに響くため、全体的なバランスも良好です。1歩引いたところでボーカルが鳴っているので、どちらかというと楽器主体で聴きたい方におすすめです。 ノイズキャンセリングも程よく強力で、店内BGMなどをしっかり抑えてくれるので、快適に音楽を楽しめました。 特にバンドサウンドに適した、カラッと聴きやすいサウンドが魅力の「Monitor III ANC」。装着感がよくおしゃれなヘッドホンを探している方、楽器主体で聴きたい方にオススメです。 試聴環境:Galaxy S24 Ultra → Monitor III ANC 試聴楽曲: yama「Slash」 BOØWY「B-BLUE」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
Hi-Unit
Hi-Unit 003-pnk (ピエール中野モデル/有線ピヤホン5)
¥57200 税込
さらに上質になったピヤホン
全体的な音質の向上とその低域の深さ・アタック感をさらにブラッシュアップしてきた「Hi-Unit 003-pnk(有線ピヤホン5)」です。 音に関してはまず、全体的な優秀さがさらに向上している印象を受けました。解像度や音の細やかさが上がっているので、曲のディテールをしっかり浮かび上がらせます。中高域は伸びやかで適度な量感があり、聴いていて気持ちのいい伸び方をします。滑らかさも上がっているので、ギターのリズミカルなパートでも違和感を感じさせません。また、特徴的な低音はアタック感と適度なハリ感のある、さらに質のいい低域に進化しています。 今回はBOØWYの「B-BLUE」で試聴してみたところ、常にドラムの迫力を感じられて非常に聴き応えがあります。ボーカルは少し近めで、ブレスの音もしっかりと拾えるほどに生々しいサウンドです。 装着感は耳のスペースにすっぽりと納まる程度の大きさなので良好です。耳の大きさを選ばないのは嬉しいですね。軽量で長時間装着しても問題なさそうです。 大人気“ピヤホン”シリーズに加わった「Hi-Unit 003-pnk(有線ピヤホン5)」は、低域だけでなく全帯域がブラッシュアップされているので、ロックだけでなく様々な音楽ジャンルで活躍しそうです。是非ご試聴ください。 試聴環境:Galaxy S24 Ultra → ONIX XI1 → Hi-Unit 003-pnk(有線ピヤホン5) 試聴楽曲:yama「Slash」、BOØWY「B-BLUE」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
LETSHUOER
S12 2024 Edition
¥33000 税込
剛柔併せ持った万能系
チタンハウジングを採用し、音にまろやかさと低域の量感を加えたモデル「S12 2024 Edition」です。 一聴して感じるのは、低域の量感とサブベースの質感が秀逸だという点です。元モデルの「S12」はドライで、すっきりとした解像度重視のサウンドでした。対して2024 Editionでは、チタンハウジングを採用した影響か、サブベースの唸るような鳴り方や、角の取れた聴きやすい中高域が特徴的です。中高域はある程度の空間を保持し、伸びがよく聞き取りやすいです。4.4mmにすると、もう少しソリッドでクールなサウンドに変化します。 全体的に小型で丸いハウジングは少し重量感はありますが、装着感は良好で、長時間の使用でも問題ないのではないでしょうか。 適度に角が取れた、聴き応えのあるサウンドに仕上がった「S12 2024 Edition」。スッキリとした「S12」を持っている方でも楽しめるのではないでしょうか。 試聴環境:Galaxy S24 Ultra → S12 2024 Edition 試聴楽曲:yama「Slash」、BOØWY「B-BLUE」、スティーヴ・アオキ「Azukita」
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
Robin's Earphones (崩壊:スターレイル) コラボモデル
¥15210 税込
銀河に名を馳せる歌手と綺麗系サウンドの大本命のコラボイヤホン
フラットで透明感・定位感の高いサウンドと、プロ仕様のイヤーモニター型デザイン「Universal IEM」による快適な装着感で「セカイ」に没入できること間違いなしの「Robin's Earphones」。 実際に装着して感じたのは、耳への収まりの良さです。シェルがカスタムIEMのような人間工学に基づいた形状で設計されているため、多くの方の耳にしっかりフィットするのではないでしょうか。特に「ヘリックス」と呼ばれる部分まで成形されているため、ホールド感が高く、装着中にズレる心配もほとんどありません。このホールド感によって遮音性も優れており、ノイズキャンセリング機能と組み合わせることで、音楽を最大限に楽しめます。また、医療グレードの樹脂を使用しているため、品質と耐久性にも優れています。 外観は「銀河」を連想させる角度によって変わる星光塗装に、純白と高貴なゴールドをあしらった美しいデザイン。付属のケースにはミラー加工で大きく描かれたロビンのイラストがあり、コレクターズアイテムとしても魅力的です。 実際に試聴してみると、音の色付けは控えめで透明感があり、空間の広さが際立っています。搭載されている10mmダイナミックドライバーと6mm平面駆動ツイーターは、立ち上がりが早くレスポンスに優れ、ゆったりした楽曲からテンポの速い楽曲まで幅広く表現できるポテンシャルを秘めています。 今回試聴した音源は「銀河を独り揺蕩う」。パッケージを飾るロビンの楽曲で、コーデックはAACです。音場には程よい距離感があり、まるで俯瞰して音楽を聴いているかのような印象を受けました。縦にも横にも広がりを感じる空間の中で、ボーカルや高域が伸びやかに再現されています。また、モニターライクな味気なさはなく、艶やかさと煌びやかさが絶妙に調和しており、美しいサウンドが楽しめます。 さらに、普段聴いているSOUL'd OUTの「TOKYO通信〜Urbs Communication〜」でも試聴しました。特徴的なテンポの速いリリックも、このイヤホンの分離感とレスポンスの良さでしっかり描き切られていました。男性ボーカル・女性ボーカルのどちらにも対応できる万能なサウンドは、まさにオールラウンドと言えるでしょう。 また、バッテリーの駆動時間は最大9時間と十分で、急速充電にも対応しています。急に持ち出す場面でも安心です。 高い表現力で細部まで描き出し、楽曲を選ばない万能さ。さらに、キャラクターボイスのガイダンスや、ロビンの衣装をモチーフにした高級感あるデザインを備えた「Robin's Earphones」。コレクターズアイテムとしても、完全ワイヤレスイヤホンとしても非常に完成度が高い一品です。ぜひ一度ご試聴ください。 試聴環境 デバイス:Galaxy S24 Ultra → Robin's Earphones 試聴楽曲:ロビン · HOYO-MiX · Chevy「銀河を独り揺蕩う」 / SOUL'd OUT「TOKYO通信〜Urbs Communication〜」