スタッフレビュー詳細
ポッドキャストにもライブ鑑賞にも
【音質】
シャキッとした高音域と丸みのある中低音域が特徴的で、周囲の騒音によって聴こえ方が左右されるオープンイヤー型の中でも、特に音楽のノリや勢いを損なうことなく楽しめるイヤホンです。
ギターのカッティングやハイハットのキレの良い中高音域、スネアドラムやタムの反応が良い中低音域が、シティポップやファンクミュージックと非常に相性が良いと感じました。また、周りの音と混ざるオープンイヤー特有の空気感により臨場感も得られるため、ライブ音源を聴く際にも活躍します!
【外装・機能】
他のイヤホンにはない特徴として、タッチセンサーと物理ボタンのどちらでも操作が可能な点が挙げられます。タッチセンサーは装着時の耳後ろ側にある「NOBLE」のロゴ部分に、物理ボタンは耳たぶの後ろ側に来るところに配置されているため、最初は操作に慣れが必要ですが、どちらでも同じ操作ができるので、慣れると便利に使用できます。
また、イヤホン自体の形状は固定されており、スピーカー部分を水平方向に回したり、フック部分を調整することはできないため、装着感が人によって異なる場合もありそうです。専用アプリから操作方法の変更やイコライザーの設定も可能なので、好みに合わせたカスタマイズも楽しめます!
【まとめ】
ながら聴きでも臨場感を楽しみたい方や、タッチ操作とボタン操作の両方を求める方におすすめのイヤホンです。ぜひ一度お試しください!
【試聴楽曲】
Penthouse「Stargazer(Re-recorded)」
Earth, Wind & Fire「In the Stone」
結束バンド「光の中へ」
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
ONIX
Overture XM5
¥130680 税込
余裕の感じられるサウンドとつややかな空間表現
【音質】 一聴してまず感じたのは、音像全体の質感がとてもつややかな点です。まるでシルクの織物を纏ったようにサラリとした感触で、包み込むような優しさを感じる音色でした。 低音域~中低音域にかけてはパンチは少ないながらも土台としての役割をしっかりと果たしており、中音域~中高音域にかけて少し煌びやかな演出を感じつつ、高音域は主張を抑えながらもキメ細かく鳴らしきっています。全体的なバランスとしては弱ドンシャリ傾向で、低音域が少し重めな点と中高音域(特にSの子音)が少し刺さり気味になる点が、人を選ぶかもしれません。 D/AはESSの超低ノイズフラッグシップDAC「ES9039SPRO」となっており、特に滑らかな空気感の演出に一役買っているのではないでしょうか。ESSらしいメリハリのあるサウンドではなく、丸みを帯びたアナログライクなサウンドなので、主張の強すぎるイヤホン・ヘッドホンを落ち着かせる場合はとても良いと感じました。 【機能】 取れる最大音量がかなり大きく、鳴らしにくいヘッドホンの代表格ともいえるSENNHEISER HD800Sでも軽々と鳴らしきってくれます。使用するイヤホンにもよりますが、一般的な物であればGain設定を「Low」のメモリ20くらいで充分な音量を出すことができました。 独自OSなのでサブスクなどのサードパーティ製アプリを使うことはできませんが、micro SDからの再生や画面の操作性はかなり軽快で、ストレスなく使用することができると思います。 また、面白い機能としては、画面を上下左右どの方向にも回転させることが出来る点です。イヤホンジャックと音量操作ホイールが同じ底面に付いている(通常時)ので、僕のおすすめは180°回転させて上下逆向きで使用するスタイルです。 さらに、前面には物理ボタンが4つ(ファンクション、曲戻し、再生/一時停止、曲送り)付いていますが、上下反転した場合でも、向かって左側が曲戻し、右側が曲送りに自動で切り替わるようです。 ひとつ注意したい点として、画面のサイズが3.0インチとかなり小さめな点です。キーボード入力の際、キーの大きさがかなり小さく入力に少し手間取る場面がありました。 【まとめ】 ヴィンテージな見た目と余裕の感じられるアンプ、他に類を見ない耳触りの良いサウンドが特徴的! クラシカル、アナログライクな音作りが好きな方や艶やかな空気感が好きな方、落ち着いたサウンドで音楽を楽しみたい方にオススメです! 【試聴環境・楽曲】 SENNHEISER HD800S(3.5mm接続) TRN Kirin(4.4mm接続) SHURE SE215(3.5mm接続) 「kaleido proud fiesta」UNISON SQUARE GARDEN 「Shout Baby」緑黄色社会 「Stellar Stellar」星街すいせい
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
SENDY AUDIO
Peacock
Gold
¥198000 税込
天然無垢材×平面磁界駆動のラグジュアリーな逸品
【音質】 88mmの大口径プラナーマグネティック(平面磁界駆動)ドライバーから発せられるサウンドは、まろやかで広がりのある低音域と、鋭くキレのある中高音域が特徴的です。 低音域は濃すぎず薄すぎず、絶妙なバランスで優しく広い土台を作り出します。中音域は特にボーカルの母音帯域でクセがなく素直な音色を感じられますが、中高音域以上になるとシャープさが際立つ音作りになっています。歯擦音については、耳に刺さるように感じる方もいるかもしれません。 全体的な音色はウェット傾向で、中高音域以上では特に瑞々しい果物のフレッシュさを感じさせます。空間表現にはやや特徴があり、空間自体はやや狭めですが、前方はやや遠く、左右はかなり間近に感じられるため、定位による距離感の変化が楽しめる印象を受けました。 オーケストラ系のサウンドトラックやEDMなどの楽曲では、その表現力を引き立てるので、特に相性が良いと感じました。 【外装・デザイン】 ハウジングには天然無垢材のゼブラウッドを使用しており、音響特性に優れているだけでなく、同じデザインが一つとして存在しない特性が所有欲を満たしてくれる製品に仕上がっています。 ヘッドバンドやイヤーパッドには柔らかいゴートレザーを採用しており、無垢材のハウジングとの組み合わせで、大きさの割に非常に軽い装着感を実現しています。 ケーブルには8芯の6N OCCリッツ線を使用し、プラグは標準で4.4mmバランスケーブルが付属。さらに、4.4mm to 6.35mmと4.4mm to XLR 4pinの2種類の変換ケーブルが付属しているため、多くの機器でそのまま使用可能です。 【まとめ】 大口径の平面磁界駆動ドライバーが生み出す味わい深い低音と、メリハリのある高音域のハーモニーは、他に類を見ない独特なサウンドです。ぜひお試しください! 【試聴楽曲】 Earth, Wind & Fire「In the Stone」 Evan Call「Knife to the Throat」(TVアニメ『葬送のフリーレン』Original Soundtrack) Penthouse「Stargazer (Re-recorded)」
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
日本ディックス
COREIR -コレイル- BRASS
M 2ペア Yellow
¥3850 税込
金属コアってすげぇ!!
金属コアによって全体のスピード感が上がって迫力が増し、中高音域から高音域にかけてのクリアさが格段にアップ! 低音域のアタック感も程よくプラスしてくれるので全体的にキリッと締まった印象を与えてくれます。 傘の素材はホールド感の強いシリコンなので、ポロッと落ちたりしてしまう心配も少ないです。 何よりも音質の変化がすごいです。私は初めて聴いてみた際、本当にイヤーピースを変えただけなのか疑ってしまった程でした。 特に高音域の変化が大きく、シンバルの余韻がとても華やかに、エレキギターのカッティングのキレが増し、ボーカルはより明瞭に前に出てきます。 また、低音は少しタイトに締めてくれるので、高音域の変化と合わせて楽曲全体をクールにまとめ上げてくれます。 ジャンルを問わず、アップテンポな曲にはとても相性が良いです! 金属コアによって軸の部分が短くなってしまっているので、ノズルの太いイヤホンやノズルの長いイヤホンをお使いの方はご注意ください。 音質の変化がとてもわかりやすいので、イヤーピースをまだ変えたことがない方も変化を実感しやすいと思います。皆様是非お試しあれ! 【試聴環境】 イヤホン:WF-1000XM4 プレイヤー:Galaxy S21 / Amazon Music Unlimited 【試聴楽曲】 星街すいせい「GHOST(Still Still Stellar ver.)」 P丸様。「シル・ヴ・プレジデント」 Earth, Wind & Fire「In the Stone」
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しゅーてぃ
@e☆イヤホン 秋葉原店
水月雨 (MOONDROP)
夢回 – Golden Ages 【安野希世乃コラボモデル】【なくなり次第終了!オリジナル缶バッジ・ポストカードプレゼントキャンペーン!】
¥15750 税込
優しく語りかける「声」のためのイヤホン
【音質】 完全に「声」にフォーカスした音作りになっており、全体を通して角が取れた滑らかなサウンドです。安野希世乃さんのどこか儚さを感じる声音にピッタリな、トゲのない優しい音作りがされています。 特にバラードやアコースティック曲との相性は良く、ボーカルが前面に出つつ、楽器が周りの空間を優しく演出する構図です。音数の少ない楽曲では、さらにボーカルの良さが際立つように感じました。 通常モデルの「夢回 – Golden Ages」と比べると、低音と高音が控えめで、まさにボーカルを引き立てるためのチューニングという印象です。アニソンなど、音数の多い楽曲では楽曲のパワーが少し抑えられているように感じました。 【外装・機能】 まず何よりも目を引くのは、安野希世乃さん監修のブルーを基調としたデザインです。元のガジェットチックなデザインとは異なり、手書き調の可愛らしいデザインが施されており、耳だけでなく目でも楽しむことができます。 さらに、ノイズキャンセリングの切り替えなどの操作時には安野希世乃さんの音声ガイダンスが流れ、「いっしょにゲームする?」「音楽聴こうか」など、まるで近くで話しかけられているような体験ができます。 機能面では、低音域の音質低下を防ぐために『フィードバック方式』を採用せず、『フィードフォワード方式』のみでのノイズキャンセリングを採用している点が特筆すべきポイントです。 アクティブノイズキャンセリング(ANC)には、周囲の環境に向けたマイクで集音したノイズを元にキャンセリングを行う『フィードフォワード方式』と耳の内部に向けたマイクで集音したノイズを元にキャンセリングを行う『フィードバック方式』2つの方式があります。 通常、より強力なノイズキャンセリングを実現するためには、2つの方式を組み合わせた『ハイブリッド方式』が採用されることが多いですが、この製品では音質を重視し、『フィードフォワード方式』のみを採用する音質優先の設計となっています。 【まとめ】 ・音質優先の設計 ・安野希世乃さんの声に合わせた専用チューニング ・可愛らしいデザイン どれをとっても他には存在しない特別なイヤホンです! 安野希世乃さんのファンはもちろん、落ち着いた雰囲気の音声作品を聴く方にも特におすすめです! 【試聴楽曲・作品】 ワルキューレ「AXIA~ダイスキでダイキライ~(Live Ver.)」 (「マクロスΔ」ボーカルアルバム「Absolute LIVE!!!!!」Vol.1 LIVE from Walkure Attack!) Earth, Wind & Fire「In the Stone」 初星学園「Campus mode!!」 kotoneiro「おしごとねいろ ~小料理屋編~【CV.安野希世乃】」