スタッフレビュー詳細
空気伝導で低音感大幅アップ!
骨伝導イヤホンにおいて圧倒的人気を誇るShokzから、「OpenRun Pro 2 Mini」をご紹介します! 一見すると前モデルの「OpenRun Pro Mini」から大きく変わったようには見えませんが、実は内部に大きな進化が施されています。
注目の進化点は空気伝導ドライバーです! 低音用の大型ドライバーを搭載したことにより、低音の質が大幅にアップし、前モデルと比較して音質がかなり向上しています。
音場が広く、圧迫感の少ない音で、ボーカルと伴奏の聞き分けもバッチリです。特に空気伝導ドライバーによる低音が圧倒的に違い、骨伝導イヤホンというよりもスピーカーで聴いているような印象さえあります。今までの「OpenRunシリーズ」で一番低音が効いているのではないでしょうか。スピーカー的な広がりと迫力のある鳴り方から、お家でゆっくり映画鑑賞するのも楽しめそうです!
また、出力も向上しているように感じられます。前モデルではランニングやサイクリング中にかき消されていた音も、「OpenRun Pro 2 Mini」ならしっかり耳に届くでしょう。以前の骨伝導主体のサウンドよりも、空気伝導に比重を置いている印象で、耳に直接入ってくる音が大きいため、「聞こえにくいので音量を上げた結果、音漏れしてしまう」といった事態も防げていると感じました。
今まで運動専用の位置づけだった骨伝導イヤホンが、大幅な音質向上により、家でも外でも楽しめそうな「OpenRun Pro 2 Mini」。ぜひお試しください!
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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せめちゃん
@e☆イヤホン
iFi-Audio
xDSD Gryphon
¥82500 税込
据え置きのクオリティをポータブルに!
アンプ類で特に評価の高いiFi Audio(アイファイオーディオ)から、多機能で万能なポータブルDACアンプ「xDSD Gryphon」を紹介します! グリフォンの特徴はなんといっても接続端子の多さです。バランス、アンバランス接続、LINEもアナログも完備と言う多機能性に、Bluetoothレシーバー機能も搭載しています。機能盛りだくさん詰め込みセットなポータブルDACアンプです。 xDSD Gryphonは、もとになったxDSDの見た目を引き継ぎつつ、より洗練された見た目に変化していると個人的に思います。筐体はxDSDに比べると大きくなりましたが、ボディの前面にディスプレイを搭載していて、コーデックや音量が一目見てわかるようになっていたり、機能面はさらに良くなっています。 そしてxDSD Gryphonは機能面だけでなく、音質面もやはり優れているように思います。 xDSD Gryphonの音色は全帯域のアップデートと言う感じで、”素直な音”に厚みが加わるそんなイメージです。イヤホンの特徴をガラッと変えるような味付けはあまりなく、じっくり聞くと良さが分かるような、そんなポータブルDACアンプだと感じました。 そしてxDSD Gryphonは、iFi ZENシリーズにあるxBassやxSpaceといった機能などもあり、味付け要素としてイヤホンに音質の変化をもたらします。 xBassはかなり自然に低音を強化します。アタック感などを損なうこともなく、迫力を底上げしているように感じます。低音が物足りない開放型ヘッドホンなどには特に相性がいいように思います。 xSpaceは正面のサウンドステージが広がり、中高音にかけて横に広がるようなイメージが持てました。イヤホンでも広く感じるので、ライブなどの音源では臨場感UP間違いなしです。 家でも外でも、音楽に深く浸かりたい方、音質も利便性も捨てきれない方、色々なイヤホン、ヘッドホンをお持ちの方には特におすすめです。是非お試しください! 【試聴環境】 Galaxy note10+ →「xDSD Gryphon」→ Roxanne Universal IEM(Black Pearl) 【試聴楽曲】 TOOBOE / 錠剤 Imagine Dragons / Believer
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せめちゃん
@e☆イヤホン
JBL
TOUR PRO 3
ラテ
¥38610 税込
ディスプレイサイズが約29%アップ⁉
JBLから、ディスプレイ搭載で人気のワイヤレスイヤホン「TOUR PRO 3」をご紹介いたします! やはり注目のポイントは充電ケースのディスプレイ! 前モデルである「TOUR PRO 2」と比較して、ディスプレイがなんと約29%もサイズアップしています! このディスプレイはタッチパネルになっているので、画面が広くなったことの恩恵をすごく感じやすくてイイですね。視認性がアップしただけでなく、細かいタップ操作もしやすくなり、操作性が向上しています。この進化は個人的に嬉しいポイントです! 気になる音質に関しては、かなりクリアになった印象を受けました。 まず、BAドライバーが追加され、ハイブリッド構成になったことにより、中高域がスッキリしたサウンドに。低音はしっかりと響き、質量を感じる存在感はそのままに、ギターやボーカルが埋もれず、輪郭がはっきりと見えるような音質です。総じて「TOUR PRO 3」はボーカルも含め中高音が非常に聴きやすい音質に仕上がっています。 さらに、このサウンドはケースのディスプレイからイコライザー設定を変えることができるので、お好みのサウンドバランスに調整可能です。中高音をさらにスッキリさせたり、低音を強めに設定したりと、気分によって簡単に変更できるのは非常に便利ですよね。 他にもノイズキャンセリングが強化され、トランスミッター機能が追加されるなど、前モデルから機能がさらに充実した「TOUR PRO 3」。楽しい機能が盛りだくさんで、そちらに目が行きがちですが、音質も大きく進化しています! ぜひ一度お試しください! 【試聴楽曲】 No Buses「Distane」 DJ KRUSH「云/鬼 呼 生 -たま よび いく- feat. 志人」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
BTR13
Black
¥11990 税込
このコンパクトさで4.4mmジャック搭載⁉
FIIOから、かなーーり小さいBluetoothレシーバー「BTR13」を紹介します! 一目見てわかるコンパクトなサイズ感! 手のひらにすっぽりと収まるほど小さいですが、0.96インチのディスプレイを搭載。サイズからは想像できないクオリティの高さを感じられます。 また、小さくて軽い「BTR13」ですが、全体的にマットな質感かつディスプレイの存在もあり、おもちゃのようにチープだと感じることはありません。背面にはクリップもついていて、持ち運びにもかなり便利。カバンにスッと付けられますし、カバン内でも場所を取らないのがグッド! この角がちょっとカクカクとしたデザイン、良いですよね……。正直、この見た目だけでも非常に欲しくなってきます。 そして「BTR13」の注目ポイントといえば、『4.4mmバランスジャック搭載』ということ。これまでの4.4mm搭載Bluetoothレシーバーといえば、サイズが大きくなり、値段も高くなるイメージがありましたが、「BTR13」はこのサイズ感と価格に抑えた、凄い製品です! 他にも多様なBluetoothコーデックに対応していたり、自分好みに音質を調整できる『PEQ』を搭載するなど、様々な機能がコンパクトな筐体に詰め込まれていますが、やはり一番気になるのはサウンド。 Q.「このコンパクトさで4.4mmジャック搭載。機能だけモリモリで音質をおろそかにしてるんじゃないの?」 A.「全然そんなことありません。マジで音も良いです」 サウンドに関してはハッキリとしていて、低音から高音までバランスが取れた音質だと感じました。同シリーズの上位モデル「BTR15」に近いサウンドキャラクターで、そのクオリティをこのサイズ感で実現しているところが「BTR13」の凄いところではないでしょうか。ポケットに入れても、クリップで留めても気にならないサイズ感で、電車に乗っている時やジムでも高音質を持ち運べるのはかなりイイですね。 さらに、高音質コーデックのLDACで聴いてみると、より一層有線接続で聴いているかのようなサウンドに近づきます。音に厚みが出て、繊細な音も聴き取れるように変化しました。高音質コーデックで試聴している間も途切れることはなかったので、有線イヤホンで音質にこだわりつつ、気軽に高音質を持ち運びたい方にピッタリな製品だと思います! コンパクトさと利便性、そしてもちろん高音質も兼ね備えたハイコスパなBluetoothレシーバー「BTR13」。ぜひお試しください! 【試聴環境】 Galaxy Note10+ → 『BTR13』 → iBasso Audio 3T-154 【試聴楽曲】 クジラ夜の街 & 崎山蒼志 「劇情」 Cory Wong 「Gumshü」
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
K11 R2R
Black
¥29700 税込
FIIOからR2R搭載のDACアンプが‼
解像度の高さとフラットなイメージで知られているKシリーズに、R2R DAC回路を搭載した「K11 R2R」が登場しました! 外観はほとんど「K11」そのままで、天板に「R2R」というロゴが見えるのが「K11 R2R」です。「K11」のスタイリッシュなデザインからサイズ感の変更なくR2R回路を搭載しているのは、かなりうれしいですね! さっそくサウンドについてですが、「K11 R2R」は、若干クール寄りの印象があったKシリーズの中でも、比較的ウォームな出音の機種になっていると感じました。 ウォーム傾向になったことで楽曲の一体感が増し、より生感のある雰囲気を再現するのに大きく貢献しています。全体的にぼやけた印象にはならず、解像度を保ちつつもリアルな音を目指しているように思います。一方で低音に関しては輪郭がはっきりしており、質感を細かく感じられました。空間ごとズシンと重く響く低音は、上位機種と比較してもそこまで劣らないコスパの良さを感じますね。 定位感も従来のKシリーズから方向性が変わっており、楽器もボーカルも一歩引いたようになっていて、楽曲全体を見渡せるようなイメージです。もう一つの変化として、余韻が長く、音場が広く感じられました。これは、同価格帯の兄弟機「K11」や「K7」にはあまりなかった音の変化だと思います。 全体的な評価として、クリア系のサウンドのイヤホンにはドンピシャでハマりそうなDACアンプだと感じました。耳に刺さらず、適度な距離感で圧迫感もないので、ライブ音源などには非常にマッチするのではないでしょうか! ウォーム傾向のサウンドが好きな方、音場広めが好きな方、同価格帯でのDACアンプ探しに迷っている方、R2R DAC回路を試してみたい方まで、一度聴いていただきたいDACアンプです! ぜひお試しください! 【試聴イヤホン】 iBasso Audio「3T-154」←めちゃ合いました…… JH Audio「Roxanne Universal IEM」 【試聴楽曲】 LAGHEDS「だきしめたいよ (feat.HIMI)」 ATOLS「リアリティーのダンス (feat.初音ミク)」 AC/DC「T.N.T. (Live At River Plate, December 2009)」