スタッフレビュー詳細
『歌う』その名に恥じぬ、鮮明な声を。
Kiwi Earsから、特殊な構成のボーカル特化イヤホン「Canta」のご紹介です!
「歌う」を意味するイタリア語からインスピレーションを受け、ボーカルをより聴きやすくするチューニングが施されています。
構成は「ダイナミック1基 + 平面駆動2基」という珍しい仕様です。Kiwi Earsのドンシャリサウンドを保ちながら、名前に恥じないボーカル域の鮮明さが楽しめます。特に低めの女性ボーカルの楽曲と相性が良く感じました。
平面駆動が複数基搭載されているため、パワーは多少必要ですが、強力なアンプなどと組み合わせることで本領を発揮できると思います。歌モノ全般におススメですが、特に低めの女性ボーカルとの相性が抜群です。
また、イヤピースも3種類付属しており、それぞれ音の違いを感じられるので、付け替えてお好みのサウンドに調整する楽しみもあります。個人的には、全体がクリアになるイヤピースが全体的に明瞭で、聴いていてとても気持ち良かったです。
ぜひ、「Canta」のボーカル域をご堪能ください!
【試聴環境】
Google Pixel Fold + ikko ITB03
【試聴楽曲】
Incarnation / NELKE
花図鑑 / NELKE
カレンデュラ / NELKE
量感イメージ
このスタッフの他のレビュー
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
TANGZU
XUAN NV
¥15980 税込
低域の楽曲によって魅せる『二面性』
忖度がなく、歯に衣をきせないオーディオ製品のレビューで有名なYouTuber「HBB(Hawaii Bad Boy)」とのコラボモデル、「XUAN NV」のご紹介です。 ドライバー構成は「2DD」で、ダイナミックらしく迫力はもちろんありながら、全体を通してクリアさも持ち合わせています。 全体的な音のバランスは良好で、低域重視でありながらどこかおとなしい印象を受けます。低域には二面性があり、ハイテンポな楽曲には鋭いアタック感を、ローテンポな楽曲には丸みを帯びた全体の支えとなってくれています。個人的には洋楽のようなグルーブ感をしっかりと感じられる楽曲との相性が良いと感じました。 主役にも脇役にもなれる低域を体感できる「XUAN NV」。低域好きのエントリーイヤホンの新たな選択肢になると思います。是非、お試しください。 試聴環境:Hiby Digital M300 → XUAN NV 試聴楽曲:Green Day - Basket Case Hoobastank - Out of Control Slipknot - Psychosocial
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
audio-technica
ATH-S300BT
ベージュ
¥16500 税込
普段使いにちょうどいい全部入りワイヤレスヘッドホン
audio-technica「Sシリーズ」から、ストリートモデルヘッドホン「ATH-S300BT」のご紹介! まずはスペックから! 最大の特徴は連続再生時間最大90時間を誇るロングバッテリーでしょう。一度フル充電してしまえば、がっつり使っても1週間程度は充電せずとも使用できると思います。 機能面はマルチポイント、低遅延モード、ノイズキャンセリング、外音取込機能と盛りだくさんです。ノイズキャンセリングはそこまで強力ではありませんが、後述するサウンドとも相まって、音楽を聴いていれば周りの音はしっかりカットしてくれます。 操作感はかなりシンプルで、物理ボタンが左右に搭載されているので誤動作の心配もなく簡単に扱えます。 肝心な音質ですが、全体的には楽器が聴きやすい音に感じました。特にベースラインの聴こえ方は魅了されるものがあります。決してボーカル域が埋もれているわけではなく、声が楽器をより引き立ててくれているように感じました。 そして、こちらのヘッドホンの力の見せどころでもある低遅延モードを体験してみるべく、実際にスマホで動画を視聴してみましたが、音声に遅れがあるようには感じませんでした。 「生活の中に馴染むヘッドホンを探している」 「操作ができるだけ簡単なものが良い」 そんな方にはピッタリな1本だと思います。ぜひお試しください! 再生環境 iPhone 13 Pro → ATH-S300BT 試聴楽曲 「13歳の夜」 / プッシュプルポット 「八月の夜」 / Silent Siren 「ヒトリノ夜」 / ポルノグラフィティ
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
(nb)Audio
Open+ 【OPN1-BK】
¥11000 税込
コンパクトで聴き疲れしづらい!耳を塞がないイヤホン入門機に
「(nb) Audio」から、「Open+」のご紹介です! まずはスペックから。バッテリーは本体のみの再生時間が約6時間、ケース込みだと約18時間となっています。後述する本体のコンパクトさを考えると十分なバッテリー容量だと思います。ゲーミングモードが標準搭載されているので、ゲームや動画での使用にもぴったりです。 見た目はかなりコンパクトな印象です。非常に持ち運びやすいサイズ感だと思います。ケース、本体ともにシンプルでおしゃれな印象を受けます。耳掛け部分には柔らかい素材が採用されているので、メガネとの干渉も特になく、装着感もかなり良く感じました。 音質の最大の特徴はボーカルのクリアさです。男性ボーカルも女性ボーカルも綺麗に聴くことができます。低域は量感が少なく感じますが、縁の下の力持ちのような支柱になりうる低域を感じ取れます。特にPOPSのようなジャンルには相性抜群の機種に感じました。 音漏れに関しては、iPhoneの音量を100%にすると音漏れがありましたが、60~70%程度の音量であれば屋外でも心配なく使えます。 歌モノを手軽に楽しく、そして外音も聴こえて普段のBGM代わりとして最適な「Open+」。ぜひ、お試しください! 試聴環境 iPhone 13 Pro ▶︎ Open+ 試聴楽曲 脱法ロック - Neru ゆとりロック - ヤバイTシャツ屋さん 哀しみロック - マカロニえんぴつ
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ざっく
@e☆イヤホン仙台駅前店
Shokz
OpenFit Air
Black
¥19880 税込
使用シーンと安定性が増した兄弟分!
「耳を塞がないイヤホン」の先駆けとなったメーカー『Shokz』から、OpenFit Airのご紹介です! 今回は派生元モデル『OpenFit』と比較しながらご紹介します。 まずはスペックから。バッテリーは合計28時間で、本体が約6時間、ケースのバッテリーが22時間となっています。OpenFitと比較するとやや劣りますが、必要十分だと感じます。10分の充電で約2時間使用できる急速充電に対応しているため、充電を忘れてしまった場合でも、出かける前の準備時間に充電しておけばすぐに持ち出し可能です。さらに、OpenFitには非搭載だったマルチポイント機能がOpenFit Airでは搭載されました。ビジネスシーンなどで複数端末を同時に使いたい方には良いアップグレードだと思います。 また、重さが約8.7gと軽量で、耳掛け部分がシリコンなので装着感も非常に良いです。OpenFitと比較すると耳にかかる部分に重心があるように感じました。その影響か、OpenFitよりも装着時の安定性が向上しています。メガネをかけていても外れやすい・干渉するといったこともなく快適に使えます。 見た目は全体的にOpenFitよりほんの少し大きめな印象です。ただ、使用感にはほとんど影響なく、持ち運びやすいサイズ感だと思います。ケースにはロゴが刻印で印字されており、よりシンプルかつシックな印象を受けます。 音質はとてもナチュラルで、ギターラインなどの程よい歪み感とボーカルの伸びやかさが最大の特徴です。耳を塞がないタイプのイヤホンだと低域が物足りなくなりがちですが、そんなことは全く感じさせない深い低音で、ハードロックなどの音が重めの楽曲でも楽しめます。歌モノに関してはどんなジャンルでもお任せあれな機種に感じました。 音漏れに関しては、Shokz独自の〝DirectPitch™〟技術により音漏れを抑え、クリアな音が実現されています。ある程度の音量では音漏れが気になることはありませんでした。屋外での使用でも心配なく使えます。 ジャンルを問わず楽しく、そして外音も聞こえるので思わず出かけたくなる。さらにマルチポイントの機能が追加されて使いやすくなった「OpenFit Air」。是非、お試しあれ! 試聴環境 HiBy Digital M300 試聴楽曲 テレキャスター / kobore テレキャスタービーボーイ / すりぃ テレキャスター・ストライプ / ポルカドットスティングレイ