スタッフレビュー詳細
beyerdynamicの技術を集約したハイエンドヘッドセット
【特徴】
・PROXシリーズでも採用されている「STELLAR.45 ドライバー」搭載
・「META-VOICE」カーディオイドコンデンサーマイク
・ドイツ・ハイルブロンの本社施設で製造
・ヘッドバンド、イヤーパッド、ケーブルが付け外し可能
【音について】
・全体的に音が聴きやすく、聴き疲れしにくい
・やや音量が取りにくい
・マイクはクリアで落ち着いた音質
【持った/装着してみての印象】
・本体・付属品ともにがっちりとした作りで安心感がある
・ブームマイクが長く、口元・口の前方までしっかりと届く
・やや重めな重量でも、個人的には長時間付けていても疲れなさそう
【実際に試聴してみて】
beyerdynamicのハイエンドゲーミングヘッドセットで、見た目は「MMX 300 2nd」にそっくりですが、ハウジングの印字が変わっていたことと、ヘッドバンドがマジックテープからボタンに変更されていました。元々のマジックテープでも勝手に外れてしまうことはありませんでしたがボタンになったことで、よりしっかりと装着されているように感じました。また、外そうとした際もボタンの方が外しやすいと感じました。
ゲーミング環境では長時間の使用が多く、各デバイスにとって過酷な状況になりがちですが、全体的にがっしりとした作りで丈夫そうだと感じました。また、高級感もあるため、ゲームユーザーの所有感も満たしてくれると思います。
装着感については、重量は最近の平均的なヘッドセットよりやや重めで、側圧も装着する直前に手でヘッドセットを広げる際にやや強めだと感じましたが、頭に装着するとそれほど気になりませんでした。個人的には、ヘッドバンドの頂点(頭頂部)にある「フォントナーレリセス」という機能が作用しているためだと思います。パッドのクッション性と頭頂部の凹んだ形状が、ヘッドバンドに柔軟性を持たせているのでしょう。
音については厚みのあるサウンドで、高域も刺さらないため、低域に寄ったバランスに感じる方もいるかもしれません。ですが、バランスは整ったヘッドセットだと思います。また、3.5mmのアナログ接続なので、さまざまな機器に接続できます。個人的には音量不足になることはありませんでしたが、もっと音量が欲しい方には、出力の強いアンプが必要になるかもしれません。
さらに、PCゲーマーに大人気のFIIO「K11」に、ヘッドセットのヘッドホン端子を6.3mmに変換して接続してみたところ、音量に余裕が生まれ、ゲーム内の射撃訓練場で聞こえる足音の距離も伸びたように感じました。音の鳴っている方向などは、直接接続した状態でも把握しやすいと感じました。直接接続でも十分に良いヘッドセットですが、好みに合わせてアンプなどに接続することで、さらに力を発揮してくれるでしょう。
気になる方は、店頭でぜひお試しください。
量感イメージ
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
SONY
INZONE Buds
ホワイト
¥29700 税込
装着感、機能、共に優秀なゲーミングイヤホン
INZONEから完全ワイヤレスタイプのゲーミングイヤホンが登場しましたのでPCとiPhone15Proで試聴してみました。 まずiPhoneで試聴してみてわかったことをお伝えしようと思います。INZONE Budsの対応コーデックはLC3のみなのでLC3に対応したスマートフォンで使用するのが望ましい製品だと思います。 iPhone15Proは充電端子がUSB Type-Cに変更されたので付属のUSBドングルが装着できます。手持ちのiPhoneで音を聴くことはできたのですが、イヤホンでの操作が反応するものとしないものがありましたので全ての機能が使用できないかもしれません。 LC3対応スマートフォンではちゃんと操作もできたようなのでお手持ちのスマートフォンがLC3に対応しているか確認してからの方が安心してお使いいただけると思います。 PCでの試聴ではINZONE Hubあり設定をカスタマイズすることで音や操作など使いやすくできると感じました。操作の設定としては片側で1~3回のタップ操作と長押し操作で4つの操作設定が左右で出来ます。イコライザー設定もできるので、普段からイコライザーを使用してゲームをプレイされている方にも嬉しい機能だと思います。 マイクもクリアな通話が可能だと感じました。店内のBGMなどはスピーカーとの距離も関係すると思いますがマイクに入りませんでした。PCに接続したスピーカーの目の前に座り、動画を流した時は動画内の人の声などは入りやすかったように感じました。 肝心な自分でしゃべった声はクリアに録音できており、通話がしやすいと思いますのでゲーム内での通話もやりやすいと思います。 音質については、低い音は音に厚みがあり迫力を感じます。人の声などはすごく近いということではないのですが、聴き取りやすくキャラクターのセリフなどもしっかりと聴けると思います。高い音は聴いていて耳に痛く感じることはなかったのですがはっきりとした音で聴こえていました。 音の方向などもどう聴こえるか確認してみたのですが、ゲーム内にある炎を目の前に立ちキャラクターをその場で360度回すと音も自分の周りをまわるように聴こえました。 グレネードも遠くに投げた時と近くで爆発した時の距離の違いも感じやすかったのとグレネードが地面や壁で跳ねる音も聴き取りやすく感じました。 総じてワイヤレスイヤホンの中ではかなりゲームがしやすく感じました。PCゲームでワイヤレスイヤホンを使用したい人に特におすすめな製品です!
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
楽彼(LUXURY&PRECISION)
W2Ultra
¥57200 税込
『静寂の中にある確かな実力』
おすすめポイント 優秀なS/N比 バランス接続時の高出力 設定の変更がボタン一つで可能 試聴環境 iPhone 15 Pro - W2 Ultra 製品の特長 試聴時に、手持ちのイヤホンで音圧感度が高くインピーダンスも高くないカスタムIEMをいくつか使用しましたが、S/N比が高く、ノイズを感じることはありませんでした。この「ノイズが気にならない」という点は、使用者にとってストレスフリーであり、音楽を楽しむうえで非常に重要な要素だと思います。また、バランス接続時の出力もこの製品の魅力の一つで、ポータブルオーディオプレイヤーと比較しても、非常に強力な部類に入ると言えるでしょう。さらに、W2 Ultraには液晶が搭載されており、ボリュームダイヤルと一体になったボタンでさまざまな設定が可能です。EQ(イコライザー)、SDFチューニング、ゲイン、デジタルフィルターなど、多くの機能を備えており、お使いのイヤホンやヘッドホンに合わせた設定ができます。 実際に試聴してみて S/N比が優れているため、聴いている音楽に集中しやすく感じました。EQを変更すると音の印象が大きく変わるため、今回はEQをNormalの状態で試聴することをメインにしましたが、POPなどのジャンルでは、他のEQに比べて明るくハッキリとした音で音楽を楽しめました。ゆったりとした曲調の曲では、静けさの中にも低域の力強さを感じられました。多くのシーンで活躍してくれる万能機だと感じましたので、ぜひお試しください。
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
KB3 HiFi USB
¥26950 税込
FIIOのAIO(all-in-one)キーボード
e☆イヤホンでは珍しいキーボードの紹介です。「メカ二カルキーボード+ヘッドホンアンプ」という音楽好きで、かつPCなどで作業やゲームをする人にはかなり注目度の高い製品です。 長くはなってしまいますが、前半はオーディオ製品として、後半をキーボードとしてご紹介します。 さて、オーディオブランドから発売されるキーボードということで、CS43131 DACを2基、そして2つの低ノイズSGM8262オペアンプを搭載しています。そのため、デスクトップアンプに匹敵する出力の高さと高音質を両立しています。 さらに、ゲーミングでは数少ないハイレゾ対応の製品でもあります。最大32bit/384kHzおよびDSD256のオーディオデコードに対応ということで、オーディオブランドらしさもしっかりと詰め込まれていますね。接続は4.4mmバランス接続と3.5mmアンバランス接続両方に対応しており、バランス接続が可能なキーボードは珍しい製品だと思います。 また、3.5mmの端子はマイクにも対応しているので、マイク付きのイヤホンやヘッドセットを接続することも可能。通話のことまでしっかりと考えられた作りになっています。さらに、出力端子はキーボードの左側に配置されています。マウスの操作が基本的にキーボードの右側で操作されることが多く、出力端子が左側に配置されていることで、イヤホンやヘッドホンのケーブルがマウスの操作の邪魔になることがないよう配慮されているのも嬉しいポイントです。 そして、キーボードとして見ると、Gateron G Pro3.0のYellowスイッチを採用。こちらはお好きな方も多いのではないでしょうか。このスイッチはタイプで言うとリニアタイプのメカニカルスイッチで、キー荷重が50±15gfと最近の流行と比べると少し重めかもしれません。ただ、押し心地も良く打鍵音も静かな部類なので、聴いている音やゲームなどのプレイに集中しやすいです。もし、それでもキースイッチが好みに合わなかった場合、この製品はホットスワップというスイッチ自体を交換できる仕様なので、お好みのスイッチに交換も可能です。 また、打鍵音が低減されている要因として、主にガスケットマウントデザインが挙げられます。よくあるキーが沈み込むタイプではないので、ガスケットマウントデザイン特有の沈み込みが気になる方にもおすすめです。 もうひとつ便利でおすすめなポイントとしては、KB3 HiFi USBにはUSBポートが全部で3つあり、PCなどのデバイスと付属のケーブルで接続するのにUSB Type-Cポートをひとつ使用してもType-Aポートが2つ空いているので他にUSB接続の製品を接続できます。 KB3 HiFi USBはテンキーレスのキーボードですが、必要に応じて空いているUSBポートにテンキーを接続して使用できます。USBメモリなどのストレージも接続できるので、ちょっとしたデータの移動等にも使いやすくて非常に便利で嬉しい仕様です。 最後に、製品画像ではライティングがついていますが、キーボード上でライティングの強さやパターンを変更可能なうえ、消灯も可能なので仕事で使いたいけどライティングで目立ちたくないという方にも安心してお使いいただけると思います。 FIIOらしい、様々なニーズに応えるおすすめのキーボード+ヘッドホンアンプです。
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ムービー
@e☆イヤホン 秋葉原店
Oriolus
Monachaa
¥352000 税込
DD4基の優等生サウンド!
低域の力強さは流石! 音の厚みと力強さにダイナミックドライバーらしさを感じます。また、一つひとつの音の解像度も申し分なく、音が潰れてしまう事なく各帯域の音を楽しめます! 音はくっきりとしていますが、キツく感じるような違和感はなく聴けたので、そういった傾向の機種が苦手な方も安心してお使いいただけると思います。 音のバランスは個人的にはやはり低域に意識が向きやすく、バランスがやや寄っている様に感じましたが、破綻してしまっているわけではなく様々なジャンルの音楽を楽しめる機種だと感じました! 音の距離感は近いのですが、平面的な鳴り方ではなく奥行きを感じる鳴らし方で、聴いていて嫌な感じやキツさは感じませんでした。 ダイナミックドライバー4基と構成はかなり偏った機種ですが、音は多くの方に気に入ってもらえる機種だと感じました。ダイナミックドライバー好きはもちろんのこと、様々な方にお試しいただきたい機種です!