ずっと聴いていたくなる王道サウンド

全体的にクッキリとしたサウンドで聴きやすい！　お手軽価格でイイ音を楽しみたいという方にピッタリの有線イヤホン、intime 「碧 NEO」のご紹介です‼   今回ご紹介するのは「3.5ｍｍモデル」ですが「TYPE-C モデル」もあり、サウンドチューニングがそれぞれ異なるのも悩めるポイントです。そこで、それぞれのサウンドの違いについてもお伝えできたらと思います！   ではさっそく「3.5ｍｍモデル」の音質レビューから！　第一印象は「超主人公！」となるくらい1音1音がハッキリクッキリと分かりやすいくらい明瞭で、すっきりとした爽やかさも感じれるような王道的なキャラクターのイメージです。   全体的に距離感は近めでダイレクトに感じますが、 高域の細かい描写も聴き取りやすくさっぱりとした印象です。軽やかに粒立ち良く鳴らしてくれます。   また、ボーカルは他の音域と比べ1歩前に来ているなという距離感で透明度が高く瑞々しい歌声が特徴です。色んなジャンルで楽しめるのはもちろん、個人的にはアニソンや女性ボーカル、JPOPとの相性が抜群でした！   そして最大のオススメポイントは、躍動感がありながらも耳当たりの良い低域です！　ふくよかで滑らかなベースラインが聴きやすさをアップしていて、かつ弾むような楽しそうなメロディーを奏でてくれるので心地よく音楽を楽しめます。   対して、別チューニングの「TYPE-C モデル」を聴いてみた印象は「3.5ｍｍモデル」と比べ、空間にゆとりがでて全体的に奥行きを感じれるサウンドだと感じました‼　粒立ちもシャープになりチャキチャキとした明るいキャラクターです。余韻や残響感の分離感のよさ、立体感を重視される方には「TYPE-C モデル」がオススメです！   どちらのモデルも聴きやすくてジャンルを問わず楽しめるイヤホンなので、ぜひお近くのe☆イヤホンでご試聴ください。お待ちしております！   試聴環境：FiiO　BTR5、iphone15 試聴楽曲：結束バンド「Re:Re:」 　　　　  ヨルシカ「月に吠える」

スピード感溢れるリスニングイヤホン

BAドライバーが10基も入っているとは思えないほど小ぶりな筐体の「FA19」！ 装着してみると耳にすっぽりと収まりました。 音質は、中高域にフォーカスした作りで、全体的に明るめな雰囲気が特徴的です。特に高域の一番高い部分の音のレスポンスの良さと伸びやかさは、聴いていて心地いいです。全体が元気なサウンドというより、低域に関しては重さと柔軟性がしっかりとあるので、リスニング用途として非常に楽しめるイヤホンです。イヤホン上部にあるスイッチをオンにすると、低域の厚みが増して迫力が出ます。逆にオフにすると、低域が締まり、タイトで中高域寄りの音に変化します。 特に感じたのは、女性ボーカルや電子音楽との相性が非常に良く、解像度が非常に高いため、ボーカルをしっかり聴きたい方も、楽曲全体を楽しみたい方も、様々な方向から楽しめるという点です。 スマートフォンにそのまま接続しても楽しめるとは思いますが、個人的にはプレイヤーやAMPなどを通して出力を上げると「FA19」の特徴である高域の細やかさやスピード感や空間表現をより楽しめると感じました。 元気な音で楽しみつつ、解像度は落としたくない！と感じている方にぜひ試していただきたいイヤホンです。スイッチで音の表情がかなり変わるので、そちらもぜひ一度お試しください！ 試聴環境：NW-ZX707

「帝王」の名に相応しい“高貴”なイヤホン

力力強さと繊細さを兼ね備えた、まさに『皇帝』と呼ぶに相応しい音作りが特徴の「EMPEROR」。最初に再生した瞬間、中高域の得意さを感じますが、聴き進めるとその高貴な音作りに苦手なところは感じられません。EMPEROR本体の個性を活かしつつ、再生デバイスの特徴も生かす……この再現力が、聴いていて非常に心地良いです。 装着感については、少し大きめの筐体ですが、実際に装着すると負担に感じるほどの重さや大きさを感じることはありません。人によっては異なるかもしれませんが、着け心地が良く、落ちそうな感じもありませんでした。 奥行きのある音場でも、すべての音がはっきりと浮かび上がり、細かな音も見逃さず再現します。ボーカルは近く感じる一方で、奥行きのある音が遮られることなく、全てが絶妙なバランスで耳に届きます。 高域は繊細で情報量が豊富、中域は芯があり抜け感が感じられ、低域はメリハリがありつつもわざとらしさはありません。これらが組み合わさっても全体のバランスは破綻していません。中域のユニークな表現も聴きどころの一つです。DAP直挿しでも素晴らしい体験ができますが、AMPを使用するとさらに力強さと魅力が引き出されます。 ジャンルを問わず楽しめる、自分にとって最高の1本を求める方におすすめのイヤホンです。 DAP：SONY「NW-ZX707 C」

厳つい見た目で繊細サウンド！

メカメカしいボディが心をくすぐるこの「TE-ZX1」！　大きめのボディなので「少し圧迫感があるかな……？」と思っていましたが、実際に装着してみると圧迫感はなく、個人的には着け心地・フィット感共に良好でした。 ボーカルは少し近めで、ドンシャリ寄りな音質です。少し刺さるように感じるところもありますが、掠れた音の再現力がとてもリアリティがあって「その音が欲しかった……‼」と思わず声を出してしまいそうになります。 また、管楽器の音の響きや抑揚の再現力が高く、いつまでも聴いていたくなるような音作りです。それでいて、迫力がある曲の時はしっかりと再現してくれるので、曲によっていい意味で表情を変えてくれるのも特徴の一つです。 基本的にどのような楽曲を聴いても楽しめる印象ですが、JAZZサウンドとは特に相性が良いと思います‼ 少しノズルが短く太めであるので、対応しているものは少し限られてしまいますが、イヤーピースを変えて音の質感の変化を楽しむのも良いかと思います！　メタリックレッドでかっこいいデザインの完全ワイヤレスイヤホンは珍しいので、ぜひおすすめです‼ 再生環境：iPhone 12

ロックにオシャレと音を楽しもう‼

プライベートでも仕事中でも。耳元からチラリと見えるMarshalのロゴがロックで“かっこかわいい”‼ デザイン重視ということはなく、音へのこだわりも強い。アタック感があり締まりの良い低域と、抜け感の良い中高域が特徴的なのが「Motif II ANC」です！ ギターアンプで有名なメーカーが手がけたということもあり、ロックをはじめとするバンドサウンドとの相性は抜群です。ボーカルが少し前に出てくるものの違和感はなく、ナチュラルにステージを想像させるサウンドの作り方で、左右の分離感もはっきりしています。 特に注目してほしいのが低域のベースとハイハットの音！　埋もれやすい帯域を、抜け感を良くすることによって美しく再現してくれるので、それだけで耳に幸せを運んできてくれます……。 そして「Motif II ANC」最大のポイントと言っても過言ではないのが、「空気の使い方」です！　ボーカルの息遣いや楽曲の表情を忠実に再現してくれるので、思わず楽曲の中に引き込まれていきます。 また、ノイズキャンセルはしっかりと効きながらも、圧迫感や違和感はなくしっかりと周囲の雑音を低減してくれます。外出先でゆっくりしたい時や電車や新幹線等の移動時などに、自分だけの時間を有効活用できます。 この冬は音だけでなく、デザインにもこだわったワイヤレスイヤホンを使ってみませんか？ 再生環境：iPhone 12 試聴楽曲：自主 / ロス ぬらりくらり / 羽生まゐご