スタッフレビュー詳細
中高音に酔いしれたい日のお供に
【ポイント】
明るくて癖の少ないサウンド
別売りの音響チャンバーを変更することで、性格の異なるイヤホンとしても楽しめる
【装着感】
付属ケーブルが太めで、チューブの弾性も高めのため一見すると扱いにくそうに見えますが、取り回しはあまり苦になりませんでした。適切なサイズのイヤーピースを使用することでしっかりとフィットします。個人的にはやや小さめのイヤーピースがおすすめです。
【音の印象】
中高音のノビの良さが印象的なイヤホンです。音場が広く、外側への音の広がり方がとても好印象でした。全体域を通して明るくて、悪いクセがほぼなく、高解像度でありながら聴き疲れしにくいチューニングがなされています。
低音域
他の帯域と比較するとやや量感は少なめです。ひとつひとつの音の横への広がりは抑えられていますが、重さはしっかりと感じられるため、物足りなさは全く感じませんでした。
ボーカル
やや近めで、ボーカリストの息遣いまでしっかりと届けてくれます。
高音域
量感は多いですが、刺さりは気にならず、情報量の多い高音が楽しめます。
【まとめ】
飽きのこない「良い音」を奏でてくれるイヤホンです。是非お試しください!
【試聴環境】
iPhone 14 Pro→EarFun UA100→Acoustune HS2000MX SHO-笙-MKIII
【試聴楽曲】
三月のパンタシア - 恋はキライだ
IVE - Accendio
量感イメージ
関連商品
このスタッフの他のレビュー
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン
FIIO
K9 Pro ESS 【FIO-K9PROESS-B】
¥142566 税込
1台で何でもできる。美音系全部載せ据置DACアンプ
「FiiO K9 Pro ESS」は繊細かつパワフルな音が特徴のFiiOのフラグシップモデルです。 低音域から高音域まで、全ての帯域で1つ1つの音を明確に聴き分けられるほどの音の正確さに驚きました。低音域に関しては、しっかりと出ているもののタイトに引き締まった音で、まるで1つ1つのピースがハマっていくかのような正確さを感じました。 中音域に関しては、まさに原音を忠実に再現しているという印象でした。ボーカルが近めに配置されている音源の、ボーカリストの細かな息遣いや空気の震えまで再現されており、とても生々しさを感じました。 高音域に関しても正確無比な印象は変わらず、とても小さい音まで再現しており、「聞こえなかった音が聞こえる」という体験を久しぶりに味わいました。 全体を通しては、少し広めの音場で、低音域のパワフルさをしっかりと感じつつも、スッキリとした高音域とのマッチが絶妙なバランスのアンプでした。 機能面に関しては、豊富な入出力が魅力的です。デジタル、アナログの入出力に加えてBluetoothの受信が可能です。 個人的な機能面の「推しポイント」は横置きにした際に本体右側手前に1つだけあるUSB-C端子です。 据置として、パソコンなどと接続している状態のまま、スマートフォンを簡単に接続できるのは、現代の生活に非常にマッチしていると思います。 注意点があるとすれば、ヘッドホン出力に、3.5mmアンバランス接続が存在していないという点ですが、付属品に変換アダプターが同梱されているため、別途の購入は不要です。 今回のレビューではBluetooth機能は使用しませんでしたが、現在の主要コーデックを網羅しており、「無線で高音質」体験ももちろん可能です。 高機能高音質なアンプにも関わらず、かなりコンパクトに収まっているため、机の隅に置いて使用するスタイルにピッタリだと思います! 是非ご試聴ください! 試聴環境 iPhone 11(Lightning - USBカメラアダプタ使用)→ FiiO K9 Pro ESS→AAW ASH(カスタムIEM)
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン
SHANLING
M1 Plus
Silver
¥33660 税込
小型プレイヤー選びの最適解
【ポイント】 ・エントリークラスながら4.4mmバランス接続に対応 ・見通しの良いスッキリサウンド 【見た目・操作感】 手のひらに収まるサイズ感で、3.5mmアンバランス接続と4.4mmバランス接続に対応しています。このサイズ感で4.4mmジャックを搭載しているプレイヤーはほとんど存在していないため、個人的に待ち望んでいました。 正面は全面液晶で、本体左側に「再生・一時停止」「曲送り」「曲戻し」の3ボタン、本体右側には電源ボタンと共用のボリュームノブが搭載されています。左右に配置されたボタンやボリュームは、適度な硬さがあり、誤動作しにくそうです。なお、画面スリープ時の操作無効機能も搭載しています。 【音の印象】 全帯域を通じて音像が捉えやすく、スッキリとした印象を受けます。特に、ボーカルの細かなブレスや熱量はハッキリと感じられました。音は近めに配置されており 、外方向への抜けや音場の広さを味わえる音作りがなされています 低音域はしっかりと重さが感じられる一方で、膨らみすぎず引き締まった音を奏でます。高音域は細めで抜けも良く、繊細でありながら一つひとつの音を堪能できました。 【機能面】 本商品はエントリークラスに位置づけされますが、USB DACモードやBluetoothレシーバー機能など、プレイヤーに欲しい機能はしっかりと搭載されており、ミドルクラス以上の商品と比較しても遜色がありません。 独自OSを搭載しているため、Apple MusicやSpotifyといったサブスクアプリは使用できませんが、Bluetoothレシーバー機能があり、コーデックもLDACに対応しているため、高音質でサブスク音源を楽しむことが可能です。 他のプレイヤーのレビューでも触れていますが、本商品も画面表示を180度回転させることが可能です。自宅でUSB DACとして使用する際に、イヤホン接続側を手前にして使いやすい工夫がされている点は、とても好印象です。 【まとめ】 機能面・音質ともに「エントリークラス」以上の満足感を得られるプレイヤーです。ぜひお試しください! 【試聴環境】 SHANLING M1 Plus → AAW ASH(カスタムIEM) 【試聴楽曲】 NewJeans - ASAP 三月のパンタシア - 恋はキライだ
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン
AZLA
SednaEarfit ORIGIN Standard イヤーピース
Sサイズ2ペア
¥1485 税込
密着感が高く、ダイレクトなサウンドが楽しめるイヤーピース
【ポイント】 ・高密着感でありながらベタつきが抑えられた素材を採用 ・ダイレクトで音の輪郭を捉えやすいサウンド 【細軸対応アダプター付属】 AZLA「SednaEarfit ORIGIN Standard」には、SHUREやWestoneなどの細軸採用のイヤホンでも使用できるように専用のアダプターが付属しています。今回のレビューでは、イヤホン本体はSHURE「SE315」を使用しました。実際にアダプターをイヤホン本体に装着してみると、小さいパーツでありながらしなやかで伸びるため、装着しにくさを感じることはありませんでした。 【装着感】 耳の奥に押し込むことでピタッと密着し、高いホールド感を得られます。シリコン製のイヤーピースの中でもトップクラスに遮音性が高いように感じました。遮音性が高く、密着感もありつつも、イヤーピースがベタついているという印象を受けませんでした。 また、本商品を使用する際には、イヤーピースを耳の奥までしっかりと入れて固定する装着方法がオススメです。試着や購入の際には、普段お使いのイヤーピースと同じサイズ、もしくはやや小さめのイヤーピースをまずはお試しください! 【音の印象】 耳の奥までしっかりと挿入することでダイレクトなサウンドを楽しめます。音の輪郭がハッキリし、メリハリが聴いた音に変化しました。音のバランスを崩さず、イヤホンのありのままの音を聴かせてくれる印象です。 【まとめ】 高い遮音性とダイレクトなサウンドが楽しめるイヤーピースです。フォーム素材が苦手だけど遮音性の高いイヤーピースを探している方にもオススメできます。音の変化が大きすぎず、一つひとつの音を整えてくれるため、どんなイヤホンにも使いやすいイヤーピースだと感じました。是非お試しください! 【試聴環境】 iPhone 14 Pro(Apple純正変換アダプタ使用)→SHURE SE315→AZLA SednaEarfit ORIGIN 【試聴楽曲】 赤い公園 - 夜の公園 YOASOBI - 三原色
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e☆イヤホンスタッフ
@e☆イヤホン
Hi-Unit
Hi-Unit 003-pnk (ピエール中野モデル/有線ピヤホン5)
¥57200 税込
音楽を聴くことがさらに楽しくなる中低音寄りバランスの有線イヤホン
【ポイント】 ・バンドサウンドにピッタリなアタック感の強い低音 ・中低音域寄りのバランスでありながら見通しの良いサウンド 【見た目・装着感】 「Hi-Unit 003-pnk(有線ピヤホン5)」は、有線ピヤホン3と同じ「黒×金」のシックなカラーを採用しています。フェイスプレートの縁が金色になることで、見た目の高級感が増しました。 アルミ合金の本体は少しだけ重みを感じますが、耳に装着するとその重みは感じず、耳にピタッとフィットしました。ややノズルが長めで、普段使用しているイヤーピースよりも大きめのサイズがしっくりきました。 【音の印象】 一つひとつの音の輪郭がハッキリとしています。分離感に優れており、音の位置を立体的に捉えることができました。 ・低音域 「ピヤホン」といえば質の良い低音域が特徴ですが、有線ピヤホン5でもその特徴は健在です。特にアタック感と深さにおいては、低音に特徴を持った有線イヤホンの中でもトップレベルだと感じました。 ・ボーカル ボーカルは近めに配置されています。複数人が同時に歌っているパートでも、一人ひとりの声の聞き分けがしやすく、とても好印象でした。 ・高音域 中低音域と比較するとほんの少しだけ量感が少なめではあるものの、埋もれることなく存在感を感じられます。キラキラ感の強い音でありながら刺さりは気にならず、細かな音まで鮮明に聴こえました。 【まとめ】 バンドサウンドが好きな方、中低音域寄りのバランスの良質なイヤホンをお探しの方にオススメしたい有線イヤホンです。歴代ピヤホンファンの方にももちろんオススメです! ぜひお試しください。 【試聴環境】 iPhone 14 Pro→EarFun UA100→Hi-Unit 003-pnk 【試聴楽曲】 League of Legends & NewJeans - GODS Aooo - アパシー