スタッフレビュー詳細
駆動力や見栄えも兼ね備えた傑作をその手に...
歴代のKシリーズよりさらに使いやすくなり、モニター搭載で、イコライザーの操作やゲイン調整が見やすく簡単です。ジャンル毎に調整したい方にオススメです!
付属品にはUSB Type-C to CのケーブルやType-A to Cのケーブルも含まれており、機種問わず接続がしやすいため、サブスクなどをメインで使われる方にもオススメです。スタンドが付属しており、縦置きに対応しています。縦置きの場合、付属のヘッドフォンハンガーを使えばヘッドホンも掛けることができます。
肝心の使用感については、ゲイン調整が5段階あり、ultra highモードでは鳴らしにくいヘッドホンでもしっかりと鳴らせる駆動力があり、今まで少し足りなかった所に手が届くように感じました。
音質について、イコライザー無しでの使用感は「音の輪郭や距離感が分かりやすいスッキリした音」で、低音から高音までバランスよく聴けるイメージです。高音は金楽器の音がとてもキレイに聴こえ、ホールで聴いているような感覚です。中音はテンポが良く、ボーカルラインが気持ちよく聴けるため、聴き疲れしにくく、弦楽器の繊細な音も埋もれずに聴き取れるので、モニター寄りに聴きたい方にもオススメです。低音は深みがあり、ベースラインからバスドラムの振動まで感じる重厚感があります。総じて聴き取りやすく、今までのシリーズの中で一番素直な機種だと感じました。
今回は洋楽とJPOPで試聴しましたが、テクノやテンポの速い曲にも合わせやすいので、FIIOのフラグシップで自分でEQなどを調整したい!鳴らしにくい機種を鳴らしてみたい!そんな方にオススメです。是非店舗に足を運んでいただき、ご試聴くださいませ。
### 試聴環境
- iPhone15
- FIIO K19
### 使用機種(ヘッドホン)
- audio-technica「ATH-R70X」
- SENNHEISER「HD800S」
- HIFIMAN「Arya」
### 使用楽曲
- パッヘルベル「カノン」
- チャーリー・プース「Left and Right」
- Nico Touches The Walls「ホログラム」
量感イメージ
この商品に対する
他のスタッフのレビュー
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せめちゃん
@e☆イヤホン
FIIO
K19
Black
¥223470 税込
FIIOの"Kシリーズ"が、更に進化!
据え置き型DACアンプの中でもかなりの人気を誇るFIIO「Kシリーズ」より、堂々たるフラッグシップモデルが登場しました。 一目見てわかる変化といえば、やはり筐体の薄さです。36.7mmと文庫本2冊ほどの薄さになり、かなりスリムになりました! この薄さのおかげでスペースを取らずに設置できるため、横置きでテレビボードやディスプレイ台の下にはもちろんのこと、縦置きでも利用可能で、デスク上のスピーカーやPCの隣にもスッキリと収まります。 音質に関しては、かなりフラットでバランスの取れた印象を受けました。音色の表現力や解像度が高く、ボーカルも鮮明に聴こえ、サウンドステージの広がりや定位の正確さが特に際立っていました。 デフォルト設定では味付けが少なめのあっさりとした音質でありながら、イコライザーを活用することで、低音の豊かさや広がりを実感できる点も魅力的です! 好きなイヤホンやヘッドホン、音楽ジャンルに合わせてカスタマイズできるのもいいですね。 そして、「K19」はこれまでの「Kシリーズ」のなかでも特に定位がハッキリとしています。音楽の中心を正確に捉えることができるので、リスニングだけでなく楽曲制作などのモニター用途としても活躍できそうだと感じました。 ディスプレイが搭載されていることや、これまで以上に豊富な入出力、幅広いゲイン設定など、特に機能面で充実している「Kシリーズ」の新たなフラッグシップ機「K19」。この魅力をぜひ一度、体感してみてください!
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アラチャン
@e☆イヤホン 秋葉原店
FIIO
K19
Black
¥223470 税込
デジタルサウンドの最先端
デジタルで立ち上がりが早く、レスポンスの良さやモニターでもリスニングでも使えるハイエンドアンプ「K19」です。 一聴した際にまず思ったのは「音の粒立ちがあまりにも細かい」ということです。 かなりデジタルライクに聴こえるので、好みが分かれるかもしれません。 各音域は誇張しないフラットに近いバランスで、聴く音源やヘッドホンを選びません。 空間は上下左右にある程度広く、定位もしっかりしているのでモニターにも使えるでしょう。 前のフラッグシップとされている「K9」と比べるとかなり軽快でよりモニターに振った印象です。 見た目は縦置きのことを考えてかなりスリムになりました。 排熱口が増えてエアフローもよくなっているので、発熱等も問題なさそうです。 小さいながらディスプレイもついているので、どのような状態で運用しているかの把握もしやすいと思います。 デジタル・アナログの出入力系統もかなり多様なので、他の機器との接続性や拡張性も問題ありません。 モニターにもリスニングにも使えて音源を選ばないFIIOの新フラッグシップ「K19」 様々な用途で使用する方におススメです。 ぜひご試聴ください。 試聴環境:Galaxy S24Ultra→K19→HD800s 試聴楽曲:日向電工「ブリキノダンス」 ネイサン・エヴァンズ「WellerMan」 スティーヴ・アオキ「Azukita」
このスタッフの他のレビュー
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
Kiwi Ears
Division
Silver
¥8250 税込
初めてのDJヘッドホンにはこれ!使いやすさ抜群kiwiが作るモニターヘッドホン
「Division」の特徴として挙げられるのは、モニタリングとDJプレイに特化したチューニングが施された音質です。特に、高音と低音のキレが良く、スクラッチ音やビートの輪郭をしっかり捉えられます。 また、全体的には弱ドンシャリ傾向のサウンドですが、解像度が高く、楽器ごとの音がしっかりと分離して聞こえます。そのため、これからミキシングにチャレンジしてみたい方に適した音作りになっています。 音質は、高音域はスッキリとクッキリした音質で、一つ一つの音をつかみやすく、特にスクラッチ音のテンポ感やキレが気持ちよく感じられます。 中音域はやや控えめに聞こえるものの、埋もれることなく、ボーカル主体の楽曲でもスッキリと聴くことができます。 低音域は、ずっしりとした重みがありながらも、アタック感がしっかりしているので正確にドラムや特にベースの音が聞き取りやすい印象です。 総じて、「Kiwi Ears」が手掛けるヘッドホンの完成度の高さを実感するとともに、解像度の高さによる楽器ごとの音色の聴きやすさが際立っていました。 試聴環境 iPhone 15 → BTR17 使用楽曲 ・Ralph「Get Back」 ・PSY「That That」 ・サカナクション「Aoi」
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
beyerdynamic
AMIRON 300
Black
¥41800 税込
beyerdynamicの特徴をしっかり感じれるワイヤレス誕生
「beyerdynamic AMIRON 300」の特徴として、6つの高品質マイクを搭載したことによるノイズキャンセリング機能と外音取り込み機能が挙げられます。通話音質も優れており、自然なノイズキャンセリングにより耳が詰まるような感覚が少なく、そういった機能が苦手な方でも安心して使用できます! 装着感については、本体が小さく薄型なため、誰でも自然で快適に装着できます。 肝心の音質については、スッキリ爽やかで自然な空間を感じられるサウンドで、beyerdynamicらしいモニターサウンドで、バランスの良い仕上がりです。低域の量感はしっかりしていながら、全体としてフラットに近い音質で、長時間聴いても疲れにくい印象です。 高音域は広がりのある空間を感じさせるスッキリとした音質で、余裕を持った響きが特徴的です。オーケストラの金管楽器や弦楽器の優しい音色が心地よく、特にフルートなどの木管楽器の明瞭さは一聴の価値があります。 中音域は、人の声や楽器の音に自然で、他の楽器と調和できる音質です。特にアコースティックギターやウクレレといった楽器の音が気持ちよく響き、リスニング体験をより豊かにしてくれます。 低音域は、打楽器の弾けるような音がしっかりと特徴を持ち、大きなホールで音楽を聴いているような臨場感を楽しめます。チューバやコントラバスなどの低音楽器やベースラインがしっかりと存在感を示し、しんみりと心に響く音を届けてくれます。 総じて、バランスの良いサウンドながらも、温かみや空間の広がりを感じられる、長時間聴いても疲れない音だと感じました。特にアコースティック楽器との相性が非常に良いく、より豊かな音楽体験が楽しめます。ぜひ店頭でご試聴ください! 試聴環境 ・iPhone 15 使用楽曲 ・平井大 『Stand by me, Stand by you』 ・エド・シーラン 『Shape of You』 ・ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 『G線上のアリア』
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
AAW
Z06
¥77000 税込
カスタムIEMの超新星‼︎
まず一聴して分かるのは、低音域の表現力の豊かさです。そして、クリアで見通しのよい中音域と、スッキリと突き抜ける高音域が特徴として挙げられます。 6ドライバーを搭載したハイブリッド型構成を採用しており、2基のダイナミックドライバーと4基のBA(バランスド・アーマチュア)ドライバーが絶妙なバランスで連携しています。この構成により、低音域から高音域まで幅広い音域で豊かな表現力を実現しています。特に、ダイナミックドライバーによる力強い低音域と、BAドライバーによる繊細で透明感のある中高音域が魅力です。 音質に関しては、「アタック感の強いハキハキとしたサウンド」が印象的で、各音の輪郭がはっきりと感じられるクリアな再現性が特徴です。 高音域については、歯擦音による刺さりがなく、突き抜けるような女性ボーカルの伸びが秀逸です。特に打ち込み系の楽曲との相性は抜群で、テンポの速い曲でも一音一音がしっかりと聴き取れます。 中音域については、控えめな量感でありながら、表現力が高く、アコースティック楽器の音色を豊かに聴かせてくれる印象です。注目すべきポイントとしては、中音域が他の音よりも少し近く聴こえるため、楽器の音に邪魔されないクリアな表現力が際立っています。 低音域に関しては、濃厚なサウンドで、特にベースラインの表現力に優れており、ロックとの相性が抜群に良いと感じました。ユニバーサルモデルと比べると重低音が少し落ち着き、中低音域の聞き取りやすさが向上し、ドラム音がより鮮明に聴き取れるようになったため、音数が増えた印象を受けます。 オススメとしては、K-POPや洋ロックなど、アタック感のある楽曲との相性が非常に良く、バランスの取れたチューニングが施されています。ユニバーサルモデルで試聴が可能となっておりますので、ぜひ店頭までお越しください! 試聴環境 iPhone 15 → BTR17 PC → K9Pro ESS 使用楽曲 Shawn Mendes 『If I Can't Have You』 LE SSERAFIM 『'CRAZY'』 Creepy Nuts 『のびしろ』
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ニコ
@e☆イヤホン大阪日本橋本店
FIIO
FH19
¥105273 税込
セミオープン型だからこその表現力たまらない…
スッキリ・クッキリとした空間表現に長けたイヤホンで、LIVE音源をよく聴く方におすすめの一品です。 このイヤホンの特徴として、中域にセミオープン構造を採用していること、そしてノズルを交換することで音質をカスタマイズできる点が挙げられます。ドライバーの背圧を適切に外部へ逃がすセミオープンバック構造により、自然な広がりのある音と突き抜けるような特徴が実現されています。 肝心の音質に関しては、「中音域を中心に自然に広がりのある音」が魅力です。このイヤホンの最大の特徴として、ボーカルが程よい距離感で配置され、最も聴き取りやすい帯域にあるため、ライブ音源との相性が抜群です。「FIIO」の音作りとして、これまでのクールなサウンドは健在で、「ここでこの音を聴きたい」というポイントでバチッとクッキリとした輪郭を描きます。空間表現においては、縦方向に広がりを感じさせ、音の重なりも見事に表現されています。 さらに、今回は3種類のフィルターが付属しており、それぞれの特性により音質を調整できます。 赤(Bass): 低音が強調され、ベースラインの芯が太くなる印象です。 緑(Treble): 鮮明な高音が楽しめ、サラッとしたハイハットが心地よく響き、耳に刺さることのないクリアな音色です。 黒(Balanced): 空間に厚みが増し、楽器の一音一音が聞き取りやすくなるモニターライクな音質です。 今回、洋楽を中心に試聴を行いましたが、総じて空間の広さや抜け感の良さが際立っており、密閉型イヤホンが苦手な方や、広がりのある音を求める方に特におすすめです。 試聴環境 デバイス:iPhone 15 アンプ:BTR17 使用楽曲 Måneskin「Beggin'」 LMFAO「Sorry For Party Rocking」 チャーリー・プース「Light Switch」