2週間ほど使ってみてのレビューです。
Shure se535ltd に接続しています。
箱を開けてすぐ感じたのは、圧倒的な太さです。
芯材を包み込むケプラー素材は分厚く、今まで何本か断線させてしまった私を安心させてくれました。
太いからと言って、硬い、使いづらい、ということは感じませんでした。
しなやかで、タッチノイズもほぼありません。
MMCX端子の作りもしっかりしていて、接続するとガチっとはまってくれます。
いろんなケーブルをよく付け替える人にはあまりオススメできませんが、1本を使い潰す人には嬉しいんじゃないでしょうか。
「耳かけ部にワイヤーが入っているのか」ということが気になる人も多いと思いますが、このケーブルは少し特殊です。
結論でいえば、ワイヤー「は」入っていません。
しかし画像を見ると分かるように耳にかける部分が二重になっていて、そこに強い巻きグセがついています。
耳にかける、と言うより巻きついてがっちりホールドされる感じです。
なので、イヤーモニター型のShureがけが前提のイヤホンは合いますが、そうでないイヤホンには合わないと思います。また、強いホールドが苦手な人にもオススメできません。
総評すると、5000円代で頑丈なケーブルを探しているなら最適解だと思います。
音質ついては、やや音の分離が良くなり、なんとなく中音域が押し出されたかな?というレベルで、ほぼ変わらないため、音を劇的に変えたい方は他の商品の方がいいと思います。
純正ケーブルの耐久性に不安があって、音質をあまり変えずに頑丈なケーブルに替えたい方にはぜひ試して欲しい商品です。
追記:画像で見るとだいぶクリアーですが、実際のケーブルは少しスモークがかったようなイメージです。
また、画像にはありませんが、マジックテープのケーブルタイが付属していたのは嬉しい誤算でした。
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