NW-ZX707とT3-02で利用。
NW-ZX707がバランスにコストが偏ってる機体なので当たり前ですがiphone13proとAL-LCH81Kで付属アンバランスケーブル聞いた場合と比較すると大きな差があります。
一度この音場の広さと艶での生っぽさを体感してしまうとケーブルは交換できなくなる。
手持ちのキンブルMUC-B20SB2リケーブルMDR-Z7M2、ペンタコンバランス改造済みFOSTEX TH900といったものと比べると流石に見劣りしますがこれら大型ヘッドホンを外で使うのは厳しく外で不満だった音の質が大きく上がり満足。
難点はこのバランス試聴環境が全国的にほとんどないこと。イヤホン店舗でも仙台ではバランス環境を体験できずT3-02を買うのを保留、アキバイヤホンに行った際に体験して即買い。ただ店頭に新品の本品はなく後日体験代としてイヤホン通販で本品を買ったので仮に運よく体験できてもtago直営に在庫はあっても店頭には在庫がない場合が多く一括での入手が難しい。
もう一点は値段。揃えると五万を超えるのでもう少したし中古であれば上記したような準フラグシップ機か新品フラグシップフルワイヤレスイヤホンが見えてくる。音をとるか環境での使い勝手をとるか。T3-01が破格の音とコスパを誇るため本品は中途半端な位置になってしまっている。
環境によってEAH-AZ60M2とも使い分けていますがLDACでは一対のみ設定でも混線ノイズと安定性に難点があり仮に安定しても音の差はいかんともしがたい。大型ヘッドホンはつけられないけどワイヤレスで音の妥協をしたくない方にはベストになりえる組み合わせ。
大型バランスヘッドホン鳴らすのに音量マックス120で40必要なところ20でいけました。
本品使ってもアンバランスと音変わらねえぞという方は使っているDAC等が本当にフルバランスなのかメーカーではなく外部サイトでお確かめください。名ばかりバランス詐欺商法に注意。ただスペック的に使い切っているやごく少数ですが使っているアンバランス環境が完成されていて下位互換になる場合もあり。ノイズと音に不満がある方であれば改善する可能性が高い。
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