曲のジャンルにより使い分けができるケーブル

DX220にANDROMEDA2020とVEGA2020とを使って比較してみました。
ANDROMEDA2020は高中音がさらに磨きがかかり、それでいてバスドラムや
ベースラインもしっかり出ていて、女性ボーカル、ジャズ、フュージョン
を心地よく聴く事が出来ました。ただし、ロック系は若干苦手なようで、
全体的に音が安っぽく感じました。一方、VEGA2020では高中音が程よく伸
び、デフォルトでは出過ぎ感のある低音が程よくタイトに締まりロック系
特にハードロック系はずっと聞いていたくなりました。曲のジャンルによ
り使い分けができるケーブルです。

音の向上だけでなく

付属品だったlitzがしなやかで取り回しが良く気に入っていたためステップアップとして購入
きらびやかな中高音の向上は勿論だったが元々の取り回しの良さに加え嬉しかったのは耳かけ部分の針金がなくなったこと。
ストレート型でも使えるようになったのが利便性が上がり大変満足している。

空間表現、中低域のパワー感、高音の煌き

タイトルの通り、空間表現・中低域のパワー感・高音の煌めきの順に特徴があります。
空間について、これは低域全体に関することでもあるのですが、残響や余韻の表現がうまくて空間が広くなった感じがあります。あるいはイヤホンによってはそうでなくても、低域が充実して響きがよく冴え渡ります。流石の純銀線なだけあってパワーがあります。
同様のことが中低域にも言えて、相変わらず力強いです。またボーカルがきれいで、ここを境にパワー感と清涼感や透明感みたいなものの支配度がきれいに分かれていきます。
高域にかけては、いわゆる透き通るような、よく伸びる銀の音をいっそう強めた感じで、ドンシャリの性能を最大に引き出す爽やかさがあります。
という感じで、あのATLASに選ばれるに相応しいケーブルと思いました。

CampfireAudio製品の友

姉妹会社のCampfireAudioのIEMとの相性が抜群に良く音質全体をグレードアップしてくれるでしょう。個人的には高域が心地よいです。
また、非常に美しく取り回しよいです。もともとATLAS用のケーブルであったため耳掛けワイヤーが入っていないですが、線材の柔らかさによりシュア掛けも問題なく行えます。人によってはワイヤー入りより好みの方もいるかもしれません。