商品レビュー
4件の商品が見つかりました。 1-4件を表示
Artio
CU1e【e☆イヤホン限定カラー】
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
個性あるイヤホンを求めていたら
なんとなく日本製に引っかかって聴きたくなり購入しました。日本人は欧米ほど左右のセパレーションに疎いのかと思っていましたが、このモデルでより広い音場を求める試みが連綿と続けられていることがわかりました。ドライバの前後にチャンバーを設けて穴の大きさで目標の帯域を抑制する手法はよく見かけますが、残響でモヤモヤすることもなく、定位は安定してすっきりと聞けるようになっていると思います。エージングは38時間で終了し、ピンクノイズの他にトーンチャイムやバイブ、オルガンなど倍音を含むものをたっぷり鳴らしました。音質は特に注文を付けるほどのものではなく、硬質というよりウォームなドンシャリ(?)と言ったらよいでしょうか。チクチクとした粒立ちはなくアタリは柔らかく、一方サラサラキラキラもこなすようです。評価としてあげられることの多いステージの広さですが、まさにオープンタイプのヘッドホンで聴いている感覚は当たっていると思いました。音場の特徴で言うと、JVCのWoodシリーズの小ホール的空気感やmaxellのRF550Bの野外アリーナのような感じとは異なり、ステージのあるジャズ喫茶や広めのライブハウスといった感じでしょうか。音量で随分音場感が変わります。少し鳴らしにくいですかね。アンプの値段がわかってしまう気がします。ゴスペルやジャズではメインのボーカルを中央に背後のコーラスが楽しく聴こえます。ブラコン向きとするならQ.ジョーンズのベストアルバムやルーサーバンドロスはいい感じで聴けました。少し低音に締まりが欲しい気がしますが、これはこれで「味」として飽きませんし、たまに食べる甘いお菓子的なものかなと。リケーブルについてはバランスの場合2.5mmTRRS延長ケーブルということになりますから、純正以外の選択肢がありません。試しにアンプに分岐プラグで直に繋げてみると、やはりというかバランスの良さがわかると思います。良いケーブルがあるといいんですけどね。ハウジングの座りが悪いのは皆同じでしょう、イヤピのサイズは試してみてSサイズを選び、耳孔に差し込むようにすると音質的には一番よかったです。今年発売されたばかりの新製品も気になります、いずれ比較したくなりました。
追記
シュア掛けしました。結果良かったので感想を。ケーブルを下に向けて装着したとき横に広がったまま鳴っていた音は、コードを耳に回してかけてみたところ、全て縦に並んで前方に行きました。音場は平面ではなく丸く頭の前に広がる感じです。高音も低音も締まって聴けました。例えて言うと、セダンサイズのカーステレオにサラウンドをかけたような感じです。Masters of funk、そしてシャカタクなど聞いてみました。いい感じの定位でパートの分離もいいようです。骨伝導効果ですね。
修行僧 さん
(2019/12/09)
満足度
4.5
高音の質
5.0
中音の質
4.5
低音の質
4.5
細やかさ
4.0
迫力
4.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
4.0
color:規格なし
限定版につられて
限定品ということで予約して購入しました。
あまりつけ心地が良くないと感じました。付属のイヤーピースも悪くありませんが、つけているというよりも耳に置いているという感じです。
しっかりとサイズが合わないと低音が抜けてしまって、いい音はなりません。
昔に買った、オーディオテクニカのファインフィットLサイズでしっかりとフィットしました。
音については、構造の通り広い音場があって不思議な感じがします。
低音は強めでいいと思います。ドンシャリかなと感じます。
リケーブルの構造は分岐で2.5㎜になっていて、リーケブルがなくてもバランスを試すことができます。まだしっかりとバランスは試せていないので今後試してみたいと思います。
このケーブルはかまりにくいのがとてもいいです。ケースもオシャレでいいですが、普段使いにはちょっと使いにくいです。
装着性が良ければ文句なし。イヤーピースも他社のものを試すのもいいと思います。
タコの極み さん
(2019/01/13)
満足度
4.0
高音の質
4.0
中音の質
4.0
低音の質
4.5
細やかさ
3.5
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
3.5
音漏耐性
3.5
color:規格なし
まだまだ可能性感じる良いイヤホン
pioneerXDP-30r直挿しです。
今まではAudio-Technica E40+同社2.5balancecableを使っていましたが新たな音探しにeイヤホン限定色を購入しました。
ミドルクラス使いの意見として参考になれば幸いです。
エージングを一応済ませて1週間使った感想です。
目をつけていた高音の刺さりは、確かに少なくこの構造からか音域全体が柔らかい印象の音です。特に低音は今までは迫力ばかり求めていましたが、物足りないように感じたのは一瞬でその包み込むようなベースが心地よいです。高音ももちろん刺さらずボーカルやシンバル、ハイハットの音が強調されても広がっていきます。直接的に飛んでくる音を音場全体に広げるというか、音全域で広く、小さい音ほど残るような感じでした。
1番気に入っているのは、その音場の端の小さな音が聞こえることです。これは盲点。「こんなに広がってもまだ音が残っていたんだ」と思うことがよくあります。バンドならドラムセットやリード、オペラならボーカルのリバーブ、EDMなら電子音(?)でしょうか。
限定色も高級感ある色でいいですね。ただ、ハウジングの樹脂部分を見直せば反響の仕方と遮音性、音漏れが大きく改善されそうだなと思いました。
その反面、大きな音で聞くのではなく音漏れしない程度の音量で聞くとイヤホンの特性なのか、上記のような優しい音に聞こえ、その上繊細です。そもそも大音量で使うことを想定していないのかも知れません。
装着感は、無理やり耳掛けにすることで外れないようにはなりました。そのまま使うとケーブルの重さで1時間後には外れそうですね。頭を思いっきり振ると飛んでいきます。
長くなってしまいましたが、まとめると
音域全体で優しく広い響きを作り出すイヤホンだと思います。
ミドルクラスで低音や高音に寄ったイヤホンが飽きた、もっと違う音を聞いてみたいという人におすすめです。
かんきつ さん
(2018/12/20)
3
満足度
4.5
高音の質
4.5
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.0
迫力
3.5
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
音場表現に特徴アリ。ちょっとジャンルを選ぶ?
新生イヤホンとして話題の(?)CU1。
eイヤホン限定版のモデルを購入しました。
普段はBA型イヤモニであるSE425を愛用してます。ダイナミック型で音場の広いものがほしいと思いこちらのイヤホンを選んでみましたが、期待してた音とはちょっと違いました。
過去にFX1100を使っていて、それに近い音場表現を期待していましたが、FX1100の「コンサートホールで聴いているような残響と広がり」ではなく、他レビューにもある通り「中心から広がっていくような音」でした。
静かな曲を聴くとびっくりするくらい美しく聴こえます。中心にビシッと決まるボーカル、その周りで同心円上に広がっていくようなメロディー。他のイヤホンでは中々味わえないような、どこか温もりのある柔らかい音が楽しめます。SE425は繊細な美音系イヤホンだと感じていますが、CU1も美音系です。しかし「繊細さ」よりも「まろやかさ」を強く感じます。
特に高域が美しいです。女性ボーカルの曲に似合います。(原田知世の「ハーモニー」、柿原朱美の「Kiss in the morning」をこのイヤホンで聴いて感動しました。アコースティック系の楽曲で真価を発揮するイヤホンです。)
中域も素晴らしいです。ボーカルが比較的近く聴こえ、バックの演奏との分離感も感じられます。
低域はダイナミック型にしては控えめな印象ですが、良質な聴き疲れしないものです。
総じて。この価格帯のイヤホンの中では突出した「いい音」だと思いますが、ロックやメタルとの相性は悪い...気がします。その変わり、上記したとおりアコースティック系の曲では素晴らしい音を楽しめるので、ノリよく音楽を楽しむというより、ゆったりリラックスして聴くのに適したイヤホンなのでは?と思います。
軽めのポップス、フォーク、ジャズをメインに聴いてる方であれば、気にいる可能性大です。
付属品に栃木レザー使用のケースが付いてきます。付属ケースとは思えない程の良い質感でびっくり。ケーブルをケース本体に巻きつけてコンパクトに収納できる仕様ですが、強く巻きすぎて断線しないように気をつけたい所。使っていくうちに味が出る良いケースだと思います。
masato さん
(2018/12/16)
6
満足度
4.5
高音の質
4.0
中音の質
3.5
低音の質
3.5
細やかさ
4.0
迫力
3.0
音場
4.0
遮音性
3.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし