音は完璧

店頭での試聴になります

音はよく言われるように中高音域がどっしりとしていて、かつモニター的な平面な平面な音が聞こえてくる感じです
AKやSONYなどのDAPとはまた違った特徴があり、聞いていてとても楽しい音です

が、UIの操作性が悪すぎます
物理ボタンのためある程度の操作は出来ますが、それ以上のことをやろうと思うとストレスになります
なので店頭などでそのようなところを確認してから買ったほうがいいかもしれません。

デザインは好き

デザイン性はすごく好みなのですが、あまり操作感がよいとはいえませんでした。
音は最高です。どんなイヤホン、ヘッドホンでもきれいに鳴らせると思います。

操作性が難あり

音質はとても良いです。文句のつけようがない。
正直操作性には難があると思います。どうしてもこの音がいいというのではないかぎり、曲を聞くという意味では他のプレイヤーを検討した方が良いと思います。

見た目も音も業務用機器

店頭試聴でのレビューとなります。

元々のLotooのフラグシップ機であっただけにメーカーの特色が色濃く表れています。
全体的な印象として『業務用機器感』がかなり強く、オーディオインターフェイスなどをイメージさせる無機質なUI、専用コネクターによる充電器、本体に直接貼られたバーコードなどから只者ではない雰囲気が伝わってきます。

またその特色は音にも強く出ており、低音寄りフラットなバランスで力強く(ただしオーディオ的に強調された音域はない)、モニター的な印象です。
特に中低音の量感に優れており、原音忠実に再生されることもあってリスニング寄りのAK系とはまた異なる、非常に実体感のあるボーカル表現が特徴的です。
ジャンルは選びませんがその性質から音源に厳しく、下手なマスタリングで音圧を高めた物では聴くに堪えません。

UIについては慣れが必要ですが、ひとまず最低限の操作は出来ると思います。
電源のオンオフが爆速なのは個人的に高評価です。
無印Paw Goldも含め、中古が小慣れた価格に落ち着いているので、Lotooというメーカーが気になる方は是非試して欲しいです。

かなりクセがあるDAP

使ってる人は愛用してる人が多い印象のこのDAPですが、使ってみるとなかなか操作感にクセがあります。

慣れたら変わるのかもしれませんが使いやすいとは思いませんでした。

音の方は今風の解像度重視ではなく音の量感がかなり感じられるDAPで個性的な音です。

低音重視のイヤホンとは合わないかもしれません。

所持者を見つけて色々聴いてみるのが良さそうです。

古いけどまだまだ現役

操作性:慣れれば他のOSよりも使いやすいですが、慣れないと使いづらく感じると思います
タッチパネルと違い、全てボタン操作なので手袋をしてても操作出来るのは便利です

UI:ディレクトリで管理する必要があるのでタグがついてなくても気にならない反面、きちんと整理しないと大変です
ただ自分がわかればいいので不便はないです

音場:広くはないですが、狭いと感じたことは少ないです
その分音は濃いと思います

解像度:気になるほど低いとは感じないですが、最近のプレイヤーに多い高解像度と比較すると低いです
逆に下手に高すぎないので聴き疲れる感じはないです

総評:もう発売から大分経ちますが、最新の機種とはまだまだ張り合えると感じます
また、バーブラウン特有の音の癖のようなものを感じるので万人受けするような音ではないと思います
ラインアウト端子が別になっているのでアンプなどを重ねる場合にも便利かと
最近は中古で手の出しやすい値段になってきましたし、小さくコンパクトなのでメインとしての運用は勿論、サブとしても活躍できると思いますので是非

満足

買って良かったです！

ラインアウトの名機

このDAPの一番気に入っている所は、なんといっても上質なラインアウトです。
数々のDAPのラインアウトを試聴してきましたが、この機種は頭一つ抜けている印象です。
操作性にやや難ありですが、アナログアンプを使われる方には是非一度試聴してみてほしいです。

最上級の質感・音と、試作品レベルのソフトウェア

良い点
・音の入りの低音とその倍音、付帯音が明瞭に聞こえるので、一音一音が明朗に鳴る
・とても引き締まっていて、かつ量感たっぷりの圧しの強い低音
・BA多ドライヤホンで聞いていて、音が重なっても低音が歪まないのが凄い
・ホワイトノイズは感じられない(ゲインLo, Mason II および Layla IIにて)
・電源ボタン長押し(２～３秒)で起動するのは、普段使いでとても気持ち良い
・出力はφ3.5mmだが、LRグラウンド分離4極に対応しているため、φ3.5mmバランス端子のイヤホンを使えば左右を完全分離できる
・バッテリーの持ちは11時間前後。外出先で充電が必要になることはまず無い
・各種ボタン、スイッチの触感は良い。チャタリングは感じられない
・ボタン操作から実行されるまでの応答性は非常に良い
・筐体の両サイドに窪みに指がかかるため、非常に持ちやすい

悪い点
・低音の音圧が強いので、低音偏重のイヤホンだとロックやポップスで疲れる
・e-onkyo から買った ID3タグ入りDSDを再生すると、曲終了後にブチっと大きなノイズが入る。鼓膜を危ぶむレベル。対処は ID3タグを消すしかない。Lotoo はファームウェア修正検討中、と2015年2月にFacebookで呟いたっきり放置している
・聞き飽きた曲を消す操作が厄介。削除のたびにデータベースの更新を求められるため、大容量SDに大量の曲ファイルを置いてると、削除だけで１分以上を要する。
・SDカード中のフォルダを指定し、その下を再生、とすると自動的にリストが生成され、以降はそのリストに従って再生/停止・曲送りが行われるのだが、既存リストに対する曲の追加は不可。曲削除は可だが前述のように手間が掛かる
・全ての圧縮形式で、ID3タグには対応していない。アーティスト管理、アルバム管理などはユーザーがフォルダ構成を考えて行う必要がある
・無風下にあるとかなり熱い。風が通る部屋に置いてると冷たくなる
・USB充電できない。充電はあまり見かけないφ3.5-φ1.35mmセンタープラスのDCプラグで、12V1Aが必要
・充電中、本体が滅茶苦茶熱い。バッテリーの劣化が心配になるレベル

Mason II + Leonidas + PAW Gold 2 での所感
・低音、ボーカル、高音のバランスは丁度良い。音域毎の音圧に関しては、Mason II の良いところと PAW Gold 2 の良いところが見事にかみ合っている
・音場の狭さは全く感じない。むしろ音楽に集中しているとイヤホンの存在を忘れるくらい、自然な音場で聞こえる
・Maison II で特徴的な「ただただ耳が幸せになる感じ」は、リズムが PAW Gold 2 の圧しの強い低音で楔を打ち込まれるように響くため、かなり薄れる

総評
中高音寄りのイヤホン、ヘッドホンとは非常に相性が良いと思う。
タイトで量感のある低音は必聴。
ハードウェアの出来は非常に良いが、「とりあえず曲が聴けるようにした」程度のソフトウェア仕様がそれを台無しにしている。正直、低評のある QP2R より酷い操作性の DAP があるとは思ってもみなかった。