費用対効果でいうと

費用対効果でいうと、かなりコスパが高い。値段の割に、パワーに不足なし。ハイゲインにすると少しホワイトノイズが発生していたが、概ね高音質で聞きやすい使いやすい、良いdacです。

１万円台で手に入るESS製DACチップ搭載のスティックDAC

再生機器：iPhone15pro
試聴曲：結束バンド「月並みに輝け」、Ado「0」、カンザキイオリ「少年少女」

最近この価格帯のスティックDACにはCirrus Logic社のDACが使われているものが多いですが、このDACはESS社製ということで、それだけでも音の差別化ができています
解像感のある音で好印象です

また、インタフェースが非常にわかりやすく、ランプが大きくハッキリ付くため、この手の製品にありがちな、正しく認識がされているかどうかがわからずに電車の中で大音量で音楽を鳴らしてしまうなどもありません

ボリュームが独立ではなく本体と同じで、細かい設定ができないのが気になりますが、価格から考えて仕方がないかもしれません

全体的に価格帯からみて必要十分かつ、チップで独自性も出せるということで「選ぶ理由の多い」商品のように思います

15,000円代の新定番になるかも！初めてのdacに是非

使用イヤホン:final A4000
使用機種:iPhone14Pro
再生元:AppleMusic

finalA4000でもしっかり鳴らしきれるぐらいパワフルで、ヘッドホン「T3-03」もしっかり鳴らせましたので、80Ω以下のインピーダンスのイヤホン、ヘッドホンであれば十分ならせます。

音は味付けはそこまでなく、少し低音が強くなるぐらいで、純粋にイヤホンの能力を底上げしてくれるdacです。

15000円台のdacですと、Androidアプリで細かく設定できるものもありますが、このdacはシンプルで、本体にあるロー・ハイゲインボタン、ボリュームボタンで設定が完結します。シンプルに使いたい、iPhone使用でアプリ設定ができないユーザーにとってはこの価格帯の新しい選択肢になると思います。