商品レビュー
4件の商品が見つかりました。 1-4件を表示
HIFIMAN
RE2000 silver
- 高音の質
- 中音の質
- 低音の質
- 細やかさ
- 迫力
- 音場
- 遮音性
- 音漏耐性
歯切れのいい音。さわやかな音楽に。
昔は「goldの廉価版でしょ」っていうイメージで興味なかったのですが、年を経て改めて聞くと、goldとは全くの別物でした。
(goldとは逆で)非常に歯切れがいいです。変な余韻がなく、さっぱりしてます。
濃厚な音を求める向きには合わないと思いますが、このさわやかさは使い分けとして一本持っておくのをお勧めしたい。僕の知っている中でもっともオールジャンルいけるイヤホンだと思います。
そして特筆すべきは音場の広さ。
奥行き感はそこまでではないと思いますが、上下左右の広がりは圧倒的。
これを聴いたあとだと他のイヤホンは大抵狭く感じます。10万超えのと比較してもそう。
ケーブルは純正のままで使っています。
一度手元にあった純銀16芯を繋げてみましたが、濃さは出るものの元々の持ち味だった軽やかさ、さっぱり感が失われてどうにも中途半端に感じてすぐに戻しました。音場も若干狭くなったような記憶。
筐体も軽く純正ケーブルも軽いので、元のままだと装着感も最高部類です。
s さん
(2023/02/03)
1
満足度
5.0
高音の質
3.0
中音の質
3.0
低音の質
3.0
細やかさ
3.0
迫力
2.0
音場
5.0
遮音性
4.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
DD好き
DD好きで他にAK 8TEiⅡやSony MDR-EX1000、Hifiman RE-800silverも持っています。
Hifiman RE-800silverのパフォーマンスに驚き、RE-2000silverも購入しました。
silverなしのRE-2000も聞きましたが、余計な響きがなく音の立ち上がりは素早くこちらが好みでした。
他の方もレビューしていますが、音場が広い、密閉感が少ないですね。解像度もよく、すべてがうまくバランス取れており、私にとってはポップス・クラシック・ジャズといろんなジャンルで不満なく聞けています。
AK 8TEiⅡは低音が強く、音場も狭いです。
イヤーピースはAZLA SednaEarfit XELASTEC を使用しています。
装着感も普通でした。ケーブルは NOBUNAGA Labs NOBUNAGA Labs Ishtarを使用。純正ケーブルと比べ音場が広がります。Beat audio Emeraldでは低音が少し強すぎでした。
値段を考えるとよい買い物でした。RE-800silverといいHifimanは良いですね。
maoh さん
(2020/12/29)
1
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
4.5
迫力
4.5
音場
5.0
遮音性
4.5
音漏耐性
4.5
color:規格なし
DDハイエンドの一つ
以前からDD型イヤホンが好きで色々と使ってます。
今までのメインはCA LYRAII+BeatAudio Signal(2.5BAL) これですこぶる満足して聞いてました。
あとはIE800とかEX800STなどを使い分ける感じです。(先日IE40proも加わりました)
DAPはAK240 家ではESSのES9018K2Mを搭載しているDACで聞くという環境です。
で、LYRAIIで満足してたとはいえ新製品は気になるものでよく試聴に行くのですが
その中でも別格だと思っていたのがRE2000(以下GOLDと表記、当初はSilverは未発売)
これは使用機種のどれと比較しても圧倒的に頭抜けた音質で いつかはほしいと思ってました(価格が・・・)
そんな中発売になったSilver版。
私自身は廉価版という認識だったのでGOLDにどこまで迫れるのか、肩透かしなのか
期待と不安を抱きながら視聴してみました。
結果は、
おぉ! これいいじゃん!!
です。個人的にはGOLDよりも気に入りました。
比較すると、GOLDの方が真鍮の響きも加わることでより重厚な音調で生楽器系の楽曲にはGOLDの方が合うと思います。
Silverの方が良くも悪くも素軽く、若干エッジも強いです。
私自身は打ち込み系の音楽をよく聞くので 両方を視聴したうえでSilverを選択しました。
この2種はDD自体は同じものということもあり、上下関係というよりチューニングの好みになるかと。
購入時はキャンペーン中+eイヤヤフー店で買ったのでポイント換算すると75000円という破格で購入!
安すぎますやろ これ。。。 とはいえ今の価格でも十分価値のあるイヤホンですよ。
また後悔したくなかったこともあり、他の高級DD機も再度チェックしました。
CA ATLAS/Bayer XELENTOはどちらも低域のエネルギーバランスが多く、密閉感も強い音場で私の嗜好とは異なり
FAudio MajorはDDらしからぬ分解能と抜けの良さを持ってますが、同じくDDらしからぬ音色(高域と低域)の不統一感が気になり
結局自分としてはRE2000Silverが一番好みだという結論に。
さて、音質についてですがほとんど前のHYSさんが書かれてる事と同じ印象です。
まず、音場がとてつもなく広い。 音場の広さはIE800でもよく言われるのですが段違いです。
またIE800と比較して高さもよく出ます。ちなみにLYRAIIは高さが出て左右が狭い。
密閉感は薄いです
CRYSTALTIPS使用でも外音は耳に入ります。 なので密閉された音場表現込みで楽しみたいという方にはちょっと違うでしょう。
私の場合は、今その場でなってるような表現(見てる空間に音が溶け込む感じ)を求めてるのでこの点も非常に気に入った点です。
帯域バランスはDDの他機種と比較するとフラットで中域が一番エネルギーバランスが高いと思います。
VOCALも非常に明瞭で聞きやすいです。 が楽器が埋もれてしまうという感じでもないです。
高低域も薄いわけではなく全体的に濃密な音を奏でるタイプですが エッジがそこまで強くないので長時間聞いても聞き疲れはしにくいかと。
装着感に関してはGOLDも含めてよく言及されてますが 私も意外なほどフィットしてとてもいい具合です。
ただ、相当斜め(ロゴの見た目で45度ほど傾けている)に傾けて差し込んでますが これがちょうどいい塩梅です。
現在の環境は AK240+BeatAudio Signal-8wired(2.5BAL)+CRYSTALTIPS です。
少々イヤホンの話から脱線しますが このケーブルは恐ろしいですね。。。
SIGNALは好きでずっと使ってるのですが、名前だけSIGNALで音が別物です。
まあ SIGNALたる所以の色付けの少なさは同じですが もっとアナログ(私としてはよい意味)的な音になります。
非常に滑らかで、音のディテールの違和感がなくなる、その場でなってる感じです。
位相もすばらしく、歪は皆無。 聞いててエネルギーはとてもあるのですが すぅーっと耳に入ってくる馴染みのよさがあります。
音場もさらに広がり、標準ケーブルでは聞こえにくい重低音が浮き上がり響き渡ってきます。
といっても量が多すぎて疲れるということなく、ステージ全体に薄く、しかしながら実体感を持って広がる低音です。
これは今まで聞いたイヤホンで最高の低音ですね! Silverとの相性は非常にすばらしく
音数・情報量もかなり上がり、AK240でもここまで出せるのかと思わされたケーブルです。
閑話休題
結果的には本機の購入は大正解でした。 これで(しばらく?)イヤホンの選定は上がりにしていいかなと思うくらい。
音的にも音楽的にも優れた、楽しいイヤホンです。
最近はDDも各社特徴的なモデルがたくさん出てきており、BAに近い繊細さや分解能を持ったものもたくさんあります。
そんな中 あまり目立ってない(と思ってる)本機ですが GOLDも含めて一度視聴してほしいと思います。
Next-K さん
(2019/01/31)
16
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
2.0
音漏耐性
3.0
color:規格なし
イヤホンと言うよりも解放型ヘッドホン
総論
音の表現力と音楽の表現力の双方に優れる
イヤホンと言うよりは解放型ヘッドホンを聴いているがごとくの音の広さ
超絶解像度というわけでは無いが、1音1音の『質』がとんでもなく高い
深く沈み込んだ低音で脳を揺らすと思えば、艶やかでノビのいい高音。それでいて一切刺さらない
音楽の得意不得意は無い
音傾向はフラット
装着感は人を選ぶし、遮音性は低い。音漏れはあまり感じられない
付属品のケーブルの質は良い。
以下詳細
トポロジーダイヤフラムとかダイナミック一発なのにとかそういったことは省く。
まず一聴して思うのは音の広さ。
全方位に感じるが、広がり方としては上下>左右>前後に感じる。
おおよそこめかみ上部から顎骨の下部ぐらいまでの広さか?握りこぶしよりは大きい。
このレベルの広さはイヤホンでは体験したことが無く、10万↑クラスの解放型ヘッドホンのそれに匹敵する。
広い空間に対して、音が独立しているのはで無く、濃密に、一音一音が響き合い主張するが、
それらが絡み合わずに、調和しながらもそれぞれが独立して聞こえる。
モニター的に音の再現度が高いと言うより、楽器それぞれの「らしさ」をうまく表現し、
結果として解像して聞こえる、と感じられる。
特に低音の表現力は素晴らしく、演奏者のドラムの叩く力加減まで伝わってくるようで、
力強いベース音は脳に染み渡るように音を響かせる。
高音は煌びやかで艶やかで濁りは一切感じられないし、刺さるような音が出てるのに全く刺さってこない。
ヴォーカルも音のレイヤー層の前面に表現され、聞きやすい。
音はフラットバランスだが、低音の表現力が他のイヤホンより一歩出ているので、そちらが目立つ所はある。
大体何でも上手に鳴らすが、低音が特徴的な曲を聴くと新しい発見が出来ると思う。
装着感は個人的にはこれはカスタムIEMかと思うほどジャストフィットしたが、逆に言えば
合わないとはとことん合わないだろうなと言うことは想像に難くない。
実際友人に聴いてもらった時は装着感が悪いと述べていた。
ただ、合う人間にはぴったりなので、機会があれば試聴してフィッティングを確かめた方がいい。
イヤーピースはクリスタルチップスを使用している。他のイヤホンではほぼ周りの音が聞こえなくなるような
クリスタルチップスだが、RE2000では、音楽を流していなければ普通に周りの音が聞こえてしまう。
この辺も解放型ヘッドホンの様な物で、音を解放することでその音質を作り出しているだろう。
静かな環境で使用するのがベストだろう。
音漏れに関しては、あまり感じられない。静かな環境でも1m程度の距離では解らない。
ケーブルは自作のオヤイデ純銀の8芯/2.5mmバランスケーブルを使用しているが、
そこまで純正ケーブルとの大きな差は無い。
違いは当然あるのだが、絶対にこっちがいい!という訳では無く、使いやすさ等を考えれば
純正ケーブルも充分有りと思った。
価格は通常時で14万、年末セールで8.4万。年末セールで購入したが、異様な安値である。
音質的に言うならば14万でもやや安いと感じるクラスである。オリジナルの20万という音が
質から言えば妥当な値段だろう。
多少なりとも興味があるならば、試聴する時間をとる価値は充分にある。
是非一度手に取ってみることをおすすめする。
HYS さん
(2018/12/10)
15
満足度
5.0
高音の質
5.0
中音の質
5.0
低音の質
5.0
細やかさ
5.0
迫力
5.0
音場
5.0
遮音性
2.0
音漏耐性
3.5
color:規格なし