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商品レビュー

2の商品が見つかりました。  1-2件を表示

BANG & OLUFSEN

Beoplay EQ

総合満足度

5.0

ANCが搭載されてもやはりエレガントでリッチです

○気に入ったところ
・完成度の高い外観、造り
現時点でまだブラックしかありませんので選択の余地がありませんでしたが、ブラックとは言えこれは"黒"ではありません。一言で言うとClassy Black(上品な黒)であり、iPhoneのスペースグレイを濃くしたような味わいある美しい黒で満足度高いです(E8 Sportはまっ黒ですが)。前作ではゴールとトーンにしましたが、これから発売される"サンド"よりこちらのブラックの方が質感表現に長けて上品で好きです。しかも筐体(ハウジング)もまたかなり緻密なスピン加工を施しており、なぜGeminiは…と一瞬感じたのも本心です(笑)。ケースはひんやり、サラサラした手触りなので手の乾く冬場は落とさないか、その点だけが心配です。それにケースの蓋がパカンと開いてバタンと閉まる安っぽいヒンジでないのも好印象です。ハウジングは一旦小型化した前作よりひとまわり大きくなりましたが、タッチ面部分がやや平べったいおかげもあってあまり耳から出っ張って見えません。あと前作のレビューでも言いましたが質感が高く、落ち着いた外観のためにアクセサリーを付けているかのような佇まいで、大人の男性には一番嬉しいデザインですね。

・前作以上に明瞭度と量感の増したサウンド
キラキラして繊細な上にパワーも増した中高音、ズンと重く量感がアップした低音に満足です。ドラムのキックが脳天に刺さります。全体的には大袈裟に言えば透明度の高いモルディブの海に漂うようなクリアな空間が心地良いです。しかもそれでいてGeminiほどの生々しさは無いものの質感表現が前作より飛躍的に豊かになりました。ソロパートやヴォーカルにスッとピンスポが当たって浮き上がるような表現は前作同様、そして音質に関してはギターで言えばフェンダー系のシングルコイルの音、ギブソン系の粘っこいハムバッカーの音も鳴りわけ、ヴォーカルに至っては声帯の震えや擦れ、発声時の舌を濡らすニュアンスも表現しています。エリッククラプトン、ボビーコールドウェル、エドシーラン、カレンカーペンターの発声には鳥肌が立ちました(NUARL N6Pro(2)で物足りないのはここなんです)。

・質の高いアダプティブANC
強弱だけで言えばBose、SONYが上でしょう。単に"◯○デシベルカットした"に価値を見出す方は本機でなくてSONYへどうぞ。音質を変えず、周りの音をスッと下げて("消して"とは言いません)没入感を高めると言うなら必要充分の質の良いノイズキャンセルです。私の耳には不必要なホワイトノイズも感じません。別に11 段階も要らない、と率直に思いました。

○微妙に感じたところ
・機能性
発表当初から曲送り、曲戻しができない未完であることは織り込み済みなので別にそれ自体は不満に感じませんでしたが、ボリュームのアップダウンよりは優先だろうとは思います。しかもトン・ツー(2タップ長押し)と長押しするボリューム調整は上手く調整できず返ってストレスです。これは前作でも感じていた(1タップ長押しでしたが)不満点です。できるならボリューム調整は独立した物理ボタンにしてほしい、次作はぜひ。

・長めのステムに一瞬ん?でした。
前作の耳介に収まって優しく栓をする感じからイヤピを外耳で支えるような感覚に戸惑いましたがすぐ慣れて現在は不快ではありません(N6Pro2はもっと長いので長時間使用は疲れます)。

・音楽を再生するとどのモード(ANCなのか外音取り込みなのか)に入ってるのかわかりません。モードチェンジの際、アナウンスして欲しいです。

・外音取り込みの質が僅かに落ちたかな…
本当に前作の外音取り込みは自然で、装着していることを忘れさせてくれました。そこに音楽を流すと環境音と一体になって自分の周りを音が囲んでいる、という錯覚に陥った程です。今作のも決して悪いわけではありません。しかし、周囲の音を聞くだけなら気になりませんが会話の際にやや音量不足が気になります。マイクの数が増えたのに少し肩透かしでした。

・音圧がGeminiより弱いと感じます。
セーフリスニングの観点から言えば本機の方が長時間の使用には良いのでしょうが、もっとガツンと来てほしい!と思う場面もあります(特にFusionなどインスト系のパーカッション群)。

○総評
Geminiに満足している現状、あまり驚愕、感動しなかったのは事実です。ですが個人的にはBang&Olfsenのモノづくり、音、好きですね。とにかくエレガントでリッチ、美しいところに惹かれて手元に置きたいと思いました。音にもう少し粘りがあれば完璧です。
持っているだけで嬉しい、なかなか無いと思います。そして外出時にさりげなく付けて何気に自慢したくなる、誰かに気づいて欲しい。4万近い価格にも関わらず高いと感じません(33000円のSONY、約1万前後のAviotの方がよほど高い!)。そしてこれだけ高価な買い物をするのに近くに専門ショップが無い環境下、オーディオ系YouTuberを参考しようにもメーカーの提供品か1万前後のハイコスパモデルと言われるもの、強いて言うとハイエンド機だとゼンハイザーかSONY機など偏ったレビューしかない現状には閉口します。せめてイヤホン専門ショップくらいは販促を兼ねて紹介すべきでは?と憤慨してみたところで後はせいぜいAirPodsPro(これもいい加減比較対象に上げられるのもうんざりです)を語るのが関の山の方々ですからね…、自分のインスピレーションや本サイトのレビューしか頼るものが無いのが現実です。
晴れて前作E8 3rd Genは以前より欲しがっていた娘の手に渡ることとなりました。後はサブとして残したN6Pro2とどっちがメインか決めかねているDEVIALET Gemini。別にメインが二つあっても良いのですが強いて言えばながら聴きには本機、じっくり聴き込むにはGeminiでしょうか、気分で使い分けます。WF-1000 M4を手放し、小遣いを足して購入したイヤホン沼はここで一旦終わりとします(たぶん)。

issy さん

(2021/08/18)

3

満足度

5.0

color:BLACK

E8シリーズから正統進化

前モデルのE8 3rd/Sportから見た目は大きく変わりましたが、中身の音の傾向は大きく変わらず明瞭で綺麗な高域が特徴のサウンドです。
低域の厚みも増し迫力のある音が出るようになっています。
E8 3rd/Sportでは高音の強さのせいか低音の存在感が弱く全体的に線の細い音に感じられましたがEQではそんなことはありません。
E8 3rd/Sportで気になっていたホワイトノイズが全く感じなくなったのはいいのですが、その影響からか音量が小さくなっています。
他のモデルよりも少し大きめの設定にしてようやく普段聴いている音量となります。

ケースは素材がアルマイト加工されたアルミ製で形状は薄く横に長いデザインです。
今の時期は良いですが、冬場は冷たくなり触感もサラサラなので落としやすくなりそうな気がします。
中心にあるブロックが邪魔で左右のイヤホンが取り出しにくく、ケースに戻す際も上手く一発で収まらないことがあります。
ケースに関してはMW08やPI7が採用しているような形状が個人的には一番使いやすいです。
EQのケースは収納したときの見た目は良いのですが実用性を考えると少し残念です。

イヤホンには新たに近接センサーが搭載され、耳に付けていないときはタッチ操作を受け付けない誤動作防止機能が備わっています。
耳に装着していなければイヤホンからは音も出ないため、ノイズ音だけを流して使い始める前に慣らし運転をさせるといったことはできません。
一般的な近接センサー搭載モデルは再生プレイヤー側が一時停止をしますが、EQの場合は音楽再生はされたままイヤホンから音だけが出なくなります。
ですので再度耳に装着すると次の曲に進んでいたりします。

ノイズキャンセルはアダプティブアクティブノイズキャンセリングという周囲の環境音に合わせてANCの強さを自動調整するという設定になっています。
低い音は結構遮断してくれますが、人の声や高い音には効果は弱めです。
後日アプリのアップデートでANCレベルを11段階で調整できるようになるとのことなので一番高いレベルで固定できるようになればまた感想も変わってくるかもしれません。
外音取り込み機能もありますが、E8 3rd/Sportでは可能だった取り込みレベルの調整ができなくなっています。
こちらも後日対応なのかと思います。

現在E8シリーズを使っている人ならばEQは正統な進化と感じられるサウンド傾向ではありますが、ケースの素材と操作方法が変更され従来とは異なる路線のモデルになっています。
音量の上下がイヤホン単体でできないモデルは数多くありますが、曲送り/戻りができないのは珍しいと思います。
誤動作防止ということからか基本操作が全てダブルタップで構成されているのも特徴的です。

にゃあ さん

(2021/08/06)

1

満足度

4.5

color:BLACK