商品レビュー
2件の商品が見つかりました。 1-2件を表示
SHANLING
M8
最高の音
購入直後は高域の一部の帯域がきつくて正直きいてられる代物ではなかったです
きながにエージングすると高域のきつさは解像度の高さと伸びやかさに変わりました
低域の駆動感もぼやつかずしまりがよく迫力があり全体的なスケール感を雄大なものとしています。
ジャックの取り外しは少々面倒ですが当方2.5mmバランスでだいたい統一しているのでこれはあまり困りませんでした
サブスクきくにはスナドラ430では少し力不足な面を感じました。
ちょっと他のアプリを立ち上げると重くなったり再生が止まったりすることも。
M15は何処までも優しく、M8何処までも正確に雄大に
どちらもAK4499を使用したすばらしい機種だとおもいます。
旭化成の工場が燃えてチップの生産が止まってしまってもうAK4499を積んだ機種が手に入らなくなってきているのが本当に悔やまれます。
ちゃんとした評価がされる前に生産終了してしまった機種だとおもいます。
unyora さん
(2021/09/18)
3
満足度
4.5
color:規格なし
ネットワークプレーヤーとして優秀だが使用感はやや癖あり
ONZO(プレミアムシングル 税込み7128円/月)で1週間ほどレンタルしてみました。
AK4499EQ搭載DAPとしては最後発のためか短命に終わってしまい、試聴機もレビューもさっぱり見かけないので参考までに。
Campfire Audio Andromeda Gold(7Ω)、AK T8ie Mk2(16Ω)、FOSTEX T60RP(50Ω)などを繋いでみました。
ファームウェアは現時点で最新の1.41です。
○音質
流石にAK4499EQだけあって、期待通りの重厚なサウンドを響かせてくれます。
Andromedaには不足していた重みをうまく上乗せしてくれましたが、T8ieはもともと低音重めなのでやや胃もたれする感じになりました。
ゲインはLow/High/Turboと3段階あり、Turboモードにすれば鳴らしにくいT60RPもしっかり鳴らしてくれます。
難点としてはAndromedaなどの高感度なIEMを繋ぐと、アンバランス接続でも曲の切替時にプツプツノイズが入ります。
省電力のためにアンプのOn/Offがちょくちょく入るためでしょうか。T8ieでもそこそこ気になりました。T60RPは流石に聞こえませんでしたが。
○アプリ
純正アプリは特に文字化けやアートワーク不良もなく、問題なく使えました。
APKPureが初期インストールされており、そこから導入したNeutronやOnkyo HFも普通に動作。
最重要視していたRoon Remoteは192kHz固定ですが、安定して動作してくれました。44.1kHz固定にならなかっただけ良かったです。
Amazon Music HDもダウンロード、ストリーミングともに安定動作しました。
ネットワークハイレゾプレーヤーとしては非常に優秀だと思います。
○使い勝手
良くも悪くも最大のポイントである交換式のイヤホンジャックですが、自分の環境では正直使いにくかったです。
ヘッドホン(4.4mm)と一部の高感度IEM(3.5mm)でいちいち付け替えが必要になってしまうので、やはり普通に両方付いている方がありがたい。
交換用のジャックは付け替え金具と一緒に専用の小型レザーケースに入っており、交換作業は抜き差しのみなのでさほど手間取りません。
また発熱はやはり大きく、アンバランスでローカルの楽曲を再生している分には暖かいくらいで済むのですが、PCにDAC接続してDSD再生したりすると触れないほど熱くなります。DACチップの性質上仕方のないことですが。
バッテリーもちは良い方だと思います。
PCとのDAC接続では、公式サイト(https://en.shanling.com/)からドライバーをダウンロードして問題なくPCM768、DSD512まで再生できました。
ファームウェアはネットワークアップデートするといつまでも終わらないので公式サイトでのダウンロードが必要ですが、Downloadから飛ぼうとするとリンクが更新されておらず、Newsから飛ばなければなりませんでした。
○総評
AK4499EQ搭載のDAPとしては、15万程度でまだまだ新品入手可能、アプリの動作も安定しており選択肢としてありだと思います。
自分としては手持ちの高感度IEMでのノイズの多さや、交換式ジャックの面倒もあり、あまり合いませんでした。
万能機ですが少々癖があるのも確かなので、購入前にはONZOなどで試用してみるとよいと思います。
タルカジャ さん
(2021/08/07)
3
満足度
4.0
color:規格なし