真っ直ぐな音質向上

aonic4用で購入しましたが、今はaonic5で使用。
音質に関しては、ほかのレビュアーの方々が仰る通りかと。
好みの音になるというより、好みのイヤホンをアップグレードするという感じでしょうか、音が補正されているではなく、底支えされている印象です。ジャズやカントリーが良き。このケーブルに合わせるイヤホンとイヤピの組み合わせには悩みましたが、すでにお気に入りの組み合わせがあるという方は、いちど試してみてはいかがでしょうか。
ケーブルの見栄えも良いですね。緑化もウマく進めば趣深くも見えますが、まぁそうそう都合よくは変色しませんからね。黒の外被覆は正解だと思います。

まさに"アップグレード"なケーブル そんな印象

視聴環境→
DAP:Astell&Kern SE100
Astell&Kern AK70
New Hiby R6(2.5to4.4アダプター経由)
DAC:CHORD Mojo(2.5to3.5アダプター経由)
Earphone:Final E4000

E4000は全体的に"バランスのいい音"ですが,
Final純正のブラックケーブルから換装した印象としては
E4000のバランスの良さをそのままに"解像度やパワーを底上げしてくれる"そんな印象でした。
手持ち機材の中にある"Null Audio Lune Mk.VI(CIEM2pin-4.4mm)"のような味付けはあまり無い為,ある意味では"薄味"な印象もありますが,その分イヤホンの個性を引き出してくれるような印象でした。
参考になれば幸いです。

初リケーブル&初バランス接続

最近PioneerのXDP-20を格安でゲットしたので初リケーブル&初バランス接続をしたくてこちらの商品を購入しました。

全体的にクリアですっきりとした印象で中高音の伸びが凄く良くなりました。低音は気持ち少なくなったように感じましたが、モコモコしたような曇り感が無くなってキレの良い輪郭がはっきりとした低音になりました。また、解像度が上がって今まで聴こえなかったような音に気付けるようになりました。

あと、付属ケーブルのプラグがL型で使いにくかったのですが、ストレートタイプになったのですごいで扱いやすいのが地味にうれしいです。

今まではSHURE SE215SPEをiPhoneに接続して使用していたのですがプレイヤーとリケーブルを変えるとこんなにも音質が良くなるのかと驚きです。こうなると次はイヤホンが欲しくなってしまいました。(final Bシリーズ狙っています)　
これは完全に沼ってやつにハマってますね。笑

ケーブルにイヤホン生やしてしまった

はじめに…
アイマス曲やアニソンメインの人のレビューなので、偏ったレビューの可能性もあることをご了承下さい。

当初、DUNUのFALCON-C隼のリケーブルに購入したのですが、繋げて聴いてみると、隼の低音強めで解像度の高い音には違和感の有る組み合わせで、しばらく使わずお蔵入りになってました。
隼には銀メッキケーブルだなとonsoの05がパートナーになりましたが、千歳自身の持つ力は感じられたのでパートナーを探していた所、
解像度が高くて中高域に強く、定位がしっかりしているとここのレビューで推されていた
intime耀
が目に止まりました。
同じ方向の特性を持つもの同士なら少なくとも違和感は無いだろうと早速購入。

想像以上でした。
低音は圧は抑えつつしっかり聞かせ、高音は耀の特性で粒立ちに優れ、そして何より

圧倒的な迄のボーカルの近さ！

ボーカル近いのに定位と解像度はしっかりしているので、情報量が多めなアニソンやポップスに向いてます。
相性の良いイヤホン探すために回り道したけど、ケーブルの実力は文句なしです。

やや中高音よりに振りつつ芯の有る音で解像度も高める感じなので明瞭な音を出すケーブルと言う印象を持ちました。
何よりアニソン、音ゲークラスタ、特にボーカルを中心に聞きたい方には錫メッキケーブルと耀の組み合わせはコスパに優れていると思います。

お値段以上の製品

shure aonic4で使用
DAPはAstell&Kern SA700

付属のアンバランスケーブル接続時と比べて
音場が少し広がり楽器の定位が若干増します。

各楽器の解像度をあげつつも聴きづかれしないようになっていると思います。
それなりの値段が張るイヤホンとDAPで実力を発揮するのではと思いました。

色付けの少ないドライな音

イヤホンはXB1-N1、DAPはXDP-300Rという環境で使用してのレビューです。
音質はややシャープで硬質な張りのある感じで全体的にクリアかつ明るい印象になります。
颯爽と駆け抜けるようなレスポンスの良い低域と明確な定位で解像度が高く、色付けの
少ないドライな音で、細かな音までしっかりと聴き取りやすいです。
全体的にさっぱりとしていますが、音の芯がしっかりとしているので艶のある音色も聞かせてくれます。
黒で統一感のあるシルエットはシンプルでリケーブルしている感があまり感じませんが、
プラグ部分がマットな質感で高級感があり、N1との相性がいいです。
ケーブルはしなやかで柔らく扱いやすいですが、付属ケーブルに比べて太いため
引っ張られる感はないので耳から落ちることはありませんが、耳掛けしないで使用すると少し重みを感じます。
この価格帯ではトータルバランスが良く癖がないので一番おすすめできるリケーブルです。

唯一無二の濃密な響き

イヤホン：fender fxa9、Campfire Audio POLARIS II、SE535LTD
プレイヤー：FiiO M11 Pro Blackほか
ケーブル：澪標　薦枕　姫鶴　いぶきほか
イヤーピース：SednaEarfit XELASTEC　JVC スパイラルドット++ほか
楽曲ジャンル：洋、邦、新、旧、ロック、ポップス、R&B、ジャズ、クラシック、アニソン等何でも良いものは垣根なしに良い派


同メーカーの錫メッキ3.5ｍｍアンバランスの「いぶき」を購入。非常に印象が良かったのですが、線の細さからか響きは良いのに音の厚みが感じにくくメーカーへは線の本数を増やした上位モデルの発売を希望していたところ発売された為、即購入しました。
今まで4.4ｍｍプラグを中心としていましたが、今回はいろいろな手持ち機器が試せる2.5ｍｍのバランスタイプを選択。

同社の澪標、薦枕、姫鶴、いぶきと比較してレビューします。
プレイヤーはＭ１１ＰＲＯ、イヤホンはＦＸＡ９にイヤピはXELASTECを使用。

まず、音を聞いて感じたのが「いぶき」の時に感じた中音域の滑らかな強みを感じつつ期待通り音がしっかり分厚くなったことです。音域のバランスはフラット傾向若干中低域のカマボコです。線材の特徴か澪標は中音域、姫鶴は高域が強く、薦枕は両社の良さをもちつつ基本フラットでした。低域の沈み込みや高域の抜けは充分ですが、やや音域幅は狭めに感じます。最新の打ち込み系のドンドン、パキパキした音楽より落ちついたオールド系の方が向いてそうです。イヤホンならポラリス２よりFXA9。ドンシャリよりモニタ系の相性が良いです。

ただ、このケーブルの特徴は「音域ではない部分」に強く感じます。
一つ目が「音の響きの濃さ」です。澪標は「音（特に中低域）」そのものが非常に濃く聴こえるので全く違う印象。ボーカルの呼吸や楽器の残響感が空間を埋め尽くす感じでありしっとり目の美しいい響きになります。
二つ目が「アタック音の強さ」で、これは姫鶴で感じたようにドラムのスネアや弦楽器のピッキングが弾ける様に強く感じます。これにより響きの強さ来る「ボヤケ」はなくなり芯は強く響きは美しいい感じになっています。
三つ目が「定位感の強さ」です。今回いぶきの3.5ｍｍアンバランスが感じが良かったのでプラグをアンバランスにするか悩みましたが、バランスを選択して正解。バランスでありながら非常に定位感は強くアンバランスに見える不安定さは皆無です。
四つ目が「音の近さ」です。この辺りは薦枕と違う感じで薦枕は横に広く感じ「ぬけ」が良い印象ですが、千歳は響きの良さの為か、空間の「高さ」がありながら横方向は狭く感じます。音は両耳左右付近から強く感じ、定位位置は目の前ではなく頭の中心に感じます。

いろいろな楽曲を試しましたが、響きと定位感の両面が強い不思議な感じでした。
Queenのボヘミアンラプソディなども良いのですが、個人的には少し古いバンド音楽が良い感じ。TheWhoやThinLizzyのギター音が美しく鳴ります。又、MejaやSade、ナタリーインブルーリア等の女性ボーカルも良かったです。

音の響きの良さを活かした別の使い方で、iFi-AudioのiEMatch 2.5といったアネッターを使いノイズを低減させた時にも他のケーブルより不自然感は低いようです。（もちろん良さである響きは半減しますが・・SNが良く音の明暗感が強くなります）

ケーブル色は黒ですが、これは「いぶき」で感じたのですがケーブル緑化の進行が速いためでしょうか？「いぶき」の緑化による音の崩れは今のところ軽微ですが、やはり見た目が悪いと聞く前に心が萎えちゃうので、上位モデルも「クリアでは無い様に・・」と祈っていたので、黒でよかったです。

澪標が大人気で、更なる上位品？が後発控えていますが、別路線で「錫メッキケーブル」これも良いです。唯一無二！