極小ボディーにバランスドアーマチュアのドライバーを搭載。コンプライ社のイヤチップを標準装備し、解像度の高いサウンドを再生します。連続再生時間が約2.5時間〜3.0時間。携帯用カプセルに入れ充電すれば、更に2.5時間〜3.0時間の再生が可能です。落下防止用のシリコン製アタッチメントも付属しておりますので、ジョギングなどでも安心してご使用になれます。無料アプリをダウンロードすれば(iOS/Android/Windows対応)、バッテリー残量、ベースブースト、ステレオ・モノラルの切り替えも可能。
ペアリング方法:
充電が完了したら、イヤピースをカプセルから取り出して下さい。お手持ちのデバイスの設定画面から Bluetooth を選び、設定をONにして下さい。新たな接続先として “Earin L” と表示されたら、接続して下さい。一度、接続を完了致しますと、次回以降はイヤピースをカプセルから出した時点で自動的に Bluetooth に接続されます。(デバイスの Bluetooth 設定がON時の場合で且つ周囲に同様の機器が無い場合)イヤピースをカプセルに収納し、カプセルのケースを閉めた時点で、Bluetooth の接続が自動的に解除され、イヤピースへの充電も開始されます。
※製品画像に関しましては製品版と異なる場合がございます。
皆さんおはこんばんちは。
e☆イヤホンのりょう太です!
屋外でパーソナルに音楽を聴くための手段として最小のシステム、それはおそらくイヤホンを使うこと。更に言うと、ワイヤレスのイヤホンならよりスマート。
今、市場に出回っているものでも十分便利と言えますが、「ワイヤレス」と言いながら完全にケーブルを無くしたデザインのイヤホンってほとんど見たことないですよね?
そんなワイヤレスイヤホン界に、革命児が誕生しました。
▼えっ、これイヤホンなの?
この、手のひらにちょこんと乗った小さな二つの物体。実は左右が完全にセパレートされたBluetoothワイヤレスイヤホンです。なんと重量は3.5g。
▼着けてると気付かれそうにない。

ケーブルがないだけでこの存在感の無さ
街中ですれ違った人のうち、いったい何人が「この人イヤホンしてる」と気づくでしょうか。ケーブルがないだけで、これだけイヤホンの存在感が消えてしまうのです。
もちろん、使用している本人もケーブルが揺れる、擦れるといった雑音を発生させるようなストレスから解放されるメリットも大きいです。
▼マニアにはちょっぴり懐かしさも。
そう言えば、かつて左右分離されたワイヤレスイヤホンがありましたね!
SENNHEISERのMX W1、今から約7年も前に販売されていました。
Kleer Audioという無線伝送方式を採用し、高音質ながら専用のレシーバーが必要である点、カナル型ではなかった(遮音性の獲得と音漏れ防止が難しかった)点、そして実売5万円を超える価格であるにも関わらず非常に人気がありました。
正に「イヤホンの未来」を感じされるプロダクトでしたが、残念ながら後継モデルが登場することはなく、一世代でMX W1は消えて行きました。
▼クラウドファンディングで誕生。
今回登場したEARIN、大変コンセプティブなプロダクトですが、もともとはクラウドファンディングサービスKickstarterにて資金調達を開始したプロジェクトでした。179,000ポンドを目標額に設定したところ、5倍以上の資金調達に成功したそうです。いかにこの製品に世界中から注目が集まったかがおわかりいただけるでしょうか。
▼音質も侮るなかれ。

ただ小さいだけじゃありません
EARINには著名なオーディオブランドやイヤーモニターブランドが高性能機で採用することの多いバランスド・アーマチュア型(以下BA型)ドライバーが搭載されています。
BA型ドライバーは多くのイヤホンで使われているダイナミック型方式よりも小型化が可能とされており、小さなイヤホンを作るにはうってつけのパーツです。
また、繊細で艶っぽい音を鳴らすことを得意としているドライバー方式でもあるため、ワイヤレスであることもあいまって、従来のイヤホンを使用した際とはまったく異なる音楽体験ができると言っても過言ではないでしょう。
▼複数のオーディオコーデックに対応。
よく、「
ワイヤレス(Bluetooth)は音が悪くなる」と仰る方がいます。おそらくその根拠たるところは、伝送時に発生する音源データの圧縮ではないでしょうか。
Bluetoothで音楽ファイルを伝送する際の圧縮形式として「コーデック」という要素があります。これには全ての機種で使われているSBC、iTunesなどでも採用されている高音質圧縮方式AAC、そして非可逆圧縮伝送可能でも高音質、低遅延なapt-Xというものがあります。
EARINは、その全てに対応しており、ワイヤレス接続するプレイヤーデバイス側がapt-Xに対応していれば、CDクオリティの無線伝送が可能となります。
とは言え、EARINはイヤホンの構造上音がいいので、それに比べれば伝送方式についてはあまり気にしなくてもよいと個人的には思います。
▼収納カプセルの役割。
ずっしり重量感のある収納カプセル
イヤホン本体の小ささから、やけに大きく見えてしまう収納カプセル。
ご覧の通り実際にはコンパクトなサイズです。
このカプセル、実は特別な役割を持っています。

シャキンと引き出し式になっている格納部分
このカプセルの引き出し部分がマグネットを使った固定式になっているので出し入れする際の動作が気持ち良く、片手でシャカシャカ遊んでしまいます(笑)
それは置いといて、カプセル内部に端子のようなものがあるの、わかるでしょうか?

イヤホン部分の「e」のロゴ、実は電極になってます…

カプセル内部の二箇所に端子が…

収納するとこんな感じ
EARINの収納カプセルには約600mAhのリチャージブルバッテリーが搭載されていて、収納中はイヤホンへの充電を自動で行う仕組み。
イヤホンは60mAhのバッテリーで最大3時間の連続再生、イヤホンのL側のみを使用するモノラルモードなら最大11時間の連続再生が可能。
ほとんどの方が左右同時に使用すると思うのですが、3時間って少し短いですよね?
本体が小型ゆえ、バッテリーが小さくなる、駆動時間が短くなるのは致し方ないことではありますが、使いまくりたい方にとっては不安要素ではないでしょうか。
それを補うのがカプセルでの充電機能。カプセル内には約2.5時間〜3時間駆動させるだけの電力をチャージできるので、出先でタイミングを見て充電を挟みながら使用すれば最大で6時間程度の使用が可能となります。
もちろん、日々の通勤時間が片道1時間以内の方ならば往復の時間をフルに音楽鑑賞できますし、会社で充電すれば保険にもなります。
▼USB電源があればどこでもチャージ。

microUSBで充電可能
収納カプセルは、そのままイヤホンの充電用クレードルも兼ねています。
出先でも、オフィスやカフェなど最近は充電できる場所ってたくさんありますよね?
不意にバッテリー不足に陥ったり、昨日寝る前の充電忘れた…そんな場合でも今はあまり困ることはないかもしれませんね。
▼専用のアプリも。
EARIN専用アプリ、その名も「EARIN」
イヤホンの左右単独のバッテリー残量、再生音の左右バランスの調整、ベースブースト機能のON/OFFを設定できる専用のアプリもあります。必須ではありませんが、EARINにはイヤホンのバッテリー残量を表すインジケーターランプなどがありませんのでバッテリー管理には便利なアプリです!